△(3463)いちごホテルリート : 2年後育休・小1の壁月1万円を5.36%高利回りでジュニアNISAが支える

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに:高利回りホテルリートを、「育休&小1の壁」の防波堤にできるか?

こんにちは、みずきです。2026年1月ですね。あっという間に年末年始が過ぎ去り、私は娘(5歳、年長さん)の小学校入学準備と、第二子の妊活計画で頭がいっぱいです。

今、我が家が一番考えなければいけないのは、まさに「お金の時間軸」なんです。

個別株やリートを検討するとき、単に「利回りが高い」とか「成長しそう」ではなく、「その配当(分配金)が、我が家の人生設計のどこをサポートしてくれるのか」という逆算思考が本当に大切だと思っています。

今回注目するのは、J-REITの中でも高い利回りが魅力的なホテル特化型の銘柄、いちごホテルリート投資法人です。

分配金利回り5.36%(2026/01/09時点)は魅力的ですが、ホテル系リートは景気やパンデミックリスクに弱いという特性があります。果たして、この高利回りリートを、我が家の人生の節目である「育休中の家計サポート」や「小学校入学の費用」に組み込んでも大丈夫なのか、冷静に分析していきたいと思います。

1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」と必要な配当額

私が今、このいちごホテルリートを検討する具体的な理由と目標額を、先に共有しますね。

我が家の現在地と2年後の課題

娘は現在5歳で、来年2027年の春には小学校に入学します。そして、夫と話し合って決めたのが、来年(2027年)の夏ごろに第二子を出産するスケジュールです。

そうなると、我が家には二つの大きな家計のプレッシャーが重なります。

  1. 2027年夏〜:私の育休による収入減少
    育児休業給付金は出ますが、やはり給与全額ではないため、家計は一時的に引き締める必要があります。
  2. 2028年春〜:上の子の「小1の壁」費用増加
    学童費用、習い事の増加、小学校入学時の準備費(ランドセルや学用品)など、まとまった支出が発生します。

この期間、精神的な安心を確保するため、2年後(2028年)から年間12万円、つまり月1万円分の現金を配当(分配金)で確保したい、というのが今回の目標です。

目標分配額の逆算計算

いちごホテルリートの予想分配金利回りは現在5.36%です。この利回りで、年間12万円(月1万円)の分配金を得るために、いくら投資が必要か逆算してみましょう。

目標年間分配金:120,000円

予想分配金利回り:5.36%

必要投資額 = 120,000円 ÷ 5.36% = 約2,238,800円

(現在の投資口価格が127,200円なので、約18口の購入が必要です。)

約224万円の投資で、2年後の家計に月1万円の余裕が生まれる計算です。この金額は、我が家の現在の貯蓄ペースから考えると、十分に現実的な目標だと思います。

2. 複数銘柄の比較紹介:ホテルリートでどこまで攻めるか

高利回りかつ景気回復の恩恵を受けやすいホテルリートは魅力的ですが、その分配金を「育休中の生活費」という重要な役割に充てるには、安定性が不可欠です。

いちごホテルリート投資法人(IHRL)の特性を深掘りするために、他の高利回りリートと比較し、我が家に合ったリスクの取り方を考えます。

比較対象銘柄リスト(2026年1月時点のデータに基づく)

銘柄 セクター 分配金利回り(予想) 株価(目安) 主なビジネス/リスク特性
いちごホテルリート投資法人(IHRL) ホテル特化型 5.36% 12.8万円 ビジネスホテル、リゾートホテルが中心。インバウンド回復の恩恵大。景気・感染症リスク高め。
ジャパン・ホテル・リート投資法人(8985) ホテル特化型 5.90%(過去記事より) 12.0万円 都心ハイグレードホテル中心。高利回りだが、コロナ禍での変動も大きかった。
積水ハウス・リート投資法人(3309) 総合型(住宅・オフィス主体) 5.91%(過去記事より) 12.0万円 住宅やオフィスなど複数の物件に分散。利回りが高い割にホテル特化型より安定感あり。◎(3309)積水ハウス・リート投資法人 : 2年後育休家計月1万円を5.91%高利回りで支える

いちごホテルリート投資法人(IHRL)の個別分析

いちごホテルリートは、いちごトラストが運用するホテル特化型J-REITです。コロナ禍で観光需要が蒸発した際は非常に厳しい局面を迎えましたが、現在は力強く回復フェーズにあります。

① 事業の強みと配当方針

  • コア資産:全国の主要都市にあるホテルを保有しており、特に地方のビジネス需要や観光需要の取り込みに積極的です。
  • 分配金実績:2026年1月期の予想分配金は6,865円で、利回り5.36%と高水準です。これはコロナ禍前の水準に近づいており、旅行需要の力強い回復を示唆しています。
  • 安定性の工夫:J-REITは利益の大部分を分配に回すため、分配性向が高いのは当然ですが、IHRLはコロナ禍で一時的に分配金を大幅に下げた過去があります。つまり、業績連動性が非常に高い、ということです。

② リスクと注意点

IHRLを「2年後の家計の柱」とするには、次の二つのリスクを念頭に置く必要があります。

  1. 景気敏感性:ホテル需要は景気に直結します。もし2027年〜2028年の育休・小1期間中に、世界経済が停滞したり、日本国内で何らかの景気後退が起きたりすると、分配金はすぐに影響を受けます。
  2. パンデミックリスク:これはホテルリート共通の最大のリスクですね。過去の経験から、大規模な感染症が発生した場合、分配金は瞬時にゼロ近くまで落ち込む可能性があります。

安定型のリート(積水ハウス・リートなど)と比較すると、IHRLは「ハイリスク・ハイリターン」であり、景気回復局面での攻撃的なポジションだと認識すべきでしょう。

3. グローバルなホテル市場の動向とIHRLの将来性

ここで、外部ニュースからホテル市場全体がどう動いているかをチェックしましょう。

今回注目したいのは、「アルマーニホテルズ&リゾーツが20年間の新しいジョイントベンチャーを通じて世界的に拡大する」というニュースです。
(出典:Armani Hotels & Resorts to Expand Globally Through New 20-year Joint Venture – WWD

これは高級ホテルブランドの話題ですが、世界的なホテル市場の活性化と、富裕層をターゲットにしたブランドホテルへの投資が盛んになっていることを示しています。パンデミックからの回復だけでなく、旅行への支出意欲自体が世界的に高まっている流れがあるわけです。

IHRLが保有するのはアルマーニのような超高級路線ばかりではありませんが、このグローバルな旅行需要の拡大は、日本のインバウンド回復と連動し、IHRLの収益押し上げに貢献するはずです。特に日本の地方都市への観光需要の広がりは、IHRLが多くの物件を地方に持つ強みとして作用する可能性があります。

みずき視点:このニュースは、ホテルセクターの回復が一時的なものではなく、長期的なトレンドとして捉えられていることを示唆しています。ただし、IHRLのようなJ-REITは、その回復の波を分配金として迅速に還元しますが、同時に不況の波も迅速に反映してしまうのが特徴です。

4. みずきの「人生設計マッチ度」評価

いちごホテルリート投資法人(IHRL)について、我が家の人生設計の3つの軸で評価します。

A. 分配の持続性・成長性:△(やや懸念あり)

現状の利回りは高いものの、持続性という点では「◎」はつけられません。なぜなら、過去の減配実績から、分配金が景気や突発的な事態に大きく左右されることが明白だからです。

2026年時点では回復トレンドに乗っているので、短期的には分配金は安定・成長する可能性が高いです。しかし、2年後の育休中に確実に「月1万円」が欲しいという目標には、変動リスクが高すぎます。もし配当が減っても家計が持ちこたえられるか?という視点で見ると、安定株や総合型リートの方が信頼できるでしょう。

B. 人生設計との適合性:○(悪くない)

目標額(月1万円)を実現するために必要な投資額(約224万円)は、利回り5.36%のおかげで比較的手頃です。

もし私がIHRLに投資するなら、「小1の壁」の費用増加(月1万円)を分配金で賄いつつ、その後の数年間で株価が回復したところで一部売却し、次の教育費に充てる、という柔軟な出口戦略が視野に入ります。つまり、目標実現のスピードと効率は高いです。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:△(やや緊張感ある)

2027年〜2028年は我が家にとって収入減少期です。ここでポートフォリオ全体の「コア(安定)」部分をIHRLで構成するのは危険です。私なら、IHRLを「回復期待の攻撃枠」として、全体の投資資産の10〜15%程度に抑えると思います。

もし、ポートフォリオ全体の中心(コア)にしたいなら、分配金利回りがほぼ同じでも、住宅・オフィス・物流など分散された総合型リート(例:積水ハウス・リート)を選ぶべきですね。

5. みずきの総合評価+判断:「ジュニアNISA」で高利回りを守る

3つの評価を踏まえると、いちごホテルリートは「回復トレンドに乗って高利回りを得たいが、安定性には目をつぶる」という、リスクを限定した投資に適していると思います。

我が家が「2年後、月1万円の分配金」をこの銘柄で狙うならば、戦略は一つしかありません。

それは、「上の娘(5歳)のジュニアNISA口座で保有すること」です。

制度活用:非課税の威力を最大限に活用する

J-REITは、一般の日本株と異なり「配当控除」の対象外となることが多いです。そのため、通常の特定口座や一般口座で受け取る分配金には、約20%の税金が源泉徴収されてしまいます。

年間12万円の分配金目標を達成しても、手取りは約96,000円に減ってしまうんですね。月1万円の目標が、実際は月8,000円になってしまいます。

しかし、ジュニアNISA(2023年で終了しましたが、2024年以降も非課税運用は継続)で保有すれば、分配金は非課税です。12万円がそのまま手元に入ってきます。

これは、育休中の家計サポートという短期目標を達成する上で、決定的な差になります。

我が家の場合、ジュニアNISAは「子どもの教育費の種銭」という位置づけですが、いちごホテルリートのような変動しやすい銘柄をあえてジュニアNISAに入れ、非課税の恩恵を最大限に受けて分配金を再投資するという戦略は非常に有効です。

万が一、数年後に大きな減配があったとしても、それは非課税口座内での出来事。子どもが18歳になるまで売却できないという制約も、むしろ長期保有を促してくれる、と前向きに捉えられます。

具体的なポートフォリオへの組み込み方

224万円をIHRLだけで持つのはリスキーなので、私なら以下のように組み合わせて、目標の「月1万円の分配金」を確保する計画を立てます。

  • 安定コア枠(50%):積水ハウス・リート(3309)など総合型リート(約112万円)
    • 利回りはIHRLに近いが、住宅やオフィスなど分散され、分配金の安定性が高い。
  • 回復期待枠(50%):いちごホテルリート(IHRL)(約112万円)
    • 景気回復の恩恵を最大限に受け、高い分配金で家計をサポート。

この組み合わせであれば、万が一ホテル需要が急落しても、総合型リートの分配金で家計の大きな落ち込みは防げる、と考えることができます。

6. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる

いちごホテルリートは本当に魅力的な利回りですが、正直に言って、私は育休に入る時期に「景気敏感株」をコア資産に組み込むのは、結構緊張するポイントだと思っています。

もし2027年後半に景気が後退し始めた場合、夫と私は育休の喜びよりも、ポートフォリオの分配金減少による不安を感じてしまうかもしれません。

「お金は人生の自由度を高めるツール」ですが、不安を高めてしまうなら本末転倒です。

だからこそ、「育休中の家計サポート」という非常に重要な目標には、「安定性◎」の銘柄(例:生活必需品セクターの超安定株や、分散された総合型リート)を主軸に置き、IHRLはあくまでプラスアルファの「攻撃枠」として利用するのが、子育て中の私たちには最適なバランスだと感じています。

まずは娘のジュニアNISA枠でIHRLを少量保有し、ホテルの稼働率や分配金推移を見ながら、2027年に向けて少しずつ積み立てていくのが、堅実な一歩かな、と思っています。

投資判断はあくまで自己責任ですが、私もまた、我が家の人生設計に合った最適なポートフォリオを模索し続けていきますね!

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