○(6927)ヘリオス テクノHD : 2026年小1の壁月1万円、AI時代の装置メーカー5.6%配当が人生設計を支える

銘柄紹介

はじめに

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

こんにちは、みずきです。2026年も早いもので2月半ばですね。我が家では、2020年生まれの娘がいよいよこの春、小学校に入学します。いわゆる「小1の壁」が目前に迫っていて、期待と不安が入り混じった落ち着かない毎日を過ごしています。学童の申し込みや、新生活に向けた習い事の調整など、子育てママにとってはタスクが山積みですよね。

そんな中、私が投資家として向き合っているのが「家計の現金流(キャッシュフロー)」の強化です。今日は、圧倒的な高配当が目を引くヘリオス テクノ ホールディング(6913)を軸に、我が家の人生設計にどう組み込めるかを考えてみました。

1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」

今の我が家が直面している課題は、ズバリ「小1の壁に伴う教育・生活費の増加」です。娘が小学校に上がると、保育園時代にはなかった「学童保育料」が発生しますし、本人がやりたがっている英語教室やピアノなどの月謝も膨らんでいきます。一方で、私の働き方も少しセーブする必要が出てくるかもしれません。

そこで、我が家の人生設計シナリオを以下のように設定しました。

【我が家の現在地】
・娘:2020年1月生まれ(2026年4月に小学校入学)
・家計:共働きだが、小1の壁を見据えて予備費を厚くしたい
・貯蓄:つみたてNISA、iDeCoで老後と教育資金のベースは構築中

【3年後の家計課題】
・学童+習い事の費用として、月額10,000円の追加支出を見込む
・「この1万円を、労働収入ではなく配当金で賄いたい」というのが今回の目標です。

【解決するために必要な配当額】
・目標:年間120,000円(月10,000円 × 12ヶ月)
・税引き後でこの金額を確保し、家計の「精神的支柱」にする計画です。

2. 目標配当額の逆算計算

「月1万円の配当」を実現するために、どのくらいの投資資金が必要かを計算してみます。ヘリオス テクノ ホールディングの現在の指標を参考に見てみましょう。

項目 内容(2026/02/16時点)
株価 1,280円
1株配当(予想) 72.00円
配当利回り(予想) 5.62%

この5.62%という驚異的な利回りを使って逆算します。特定口座(税率約20%)で保有する場合、手取りの利回りは約4.5%になります。

必要投資額 = 120,000円 ÷ 4.5% ≒ 266万円

もし、新NISAの「成長投資枠」を使って非課税で受け取れるなら、もっと効率が良くなりますね。

非課税時の必要投資額 = 120,000円 ÷ 5.62% ≒ 213万円

約213万円の投資で、毎月1万円の「お月謝代」が自動的に生み出される計算です。もちろん、1銘柄に200万円以上を集中させるのはリスクが高いので、他の銘柄と比較しながらポートフォリオを組むのが「みずき流」です。

3. 複数銘柄の比較紹介

同じ「製造・精密機器セクター」周辺で、家計を支えてくれそうな候補をいくつか並べてみました。それぞれの性格が違うので、どれが我が家の人生設計に合うか比較してみます。

銘柄名(証券コード) 配当利回り 自己資本比率 特徴・判断材料
ヘリオス テクノ(6913) 5.62% 76.1% 超高利回り&鉄壁の財務。ただし利益の波が激しい。
千代田インテグレ(6915) 4.79% 84.1% 極めて健全な財務。安定感はピカイチ。
図研(6947) 4.32% 79.5% 成長性と安定性のバランスが良い。増配トレンド。
アイティフォー(4743) 4.69% 80%超 ストック型ビジネスで収益が安定。

ヘリオス テクノ ホールディング(6913)の分析:
特殊ランプや、液晶・半導体製造用の露光装置を手がける企業です。特筆すべきは自己資本比率76.1%という財務の良さですね。借金が少なく、倒産リスクが極めて低いのは子育て世帯にとって安心材料です。
ただし、EPS(1株利益)の振れが大きく、収益性が「やや悪化」というデータもあります。2026年3月期の予想配当72円は非常に魅力的ですが、これが10年続くかどうかは、慎重に見守る必要があります。

以前の記事で紹介した千代田インテグレ図研なども、非常に財務が強固で、我が家のポートフォリオでは「守り」の役割を担っています。詳細は以下の記事も参考にしてみてくださいね。

◎(6915)千代田インテグレ : 2026年小1の壁月1万円を4.79%配当と鉄壁財務で家計防衛

4. みずきの「人生設計マッチ度」評価

ヘリオス テクノを我が家の人生設計に照らして評価してみました。

A. 配当の持続性・成長性:△(やや懸念あり)
配当性向が100%近い水準(EPS 71.62円に対し配当72円)なのが気になります。現在の利益をほぼすべて配当に回している状態で、もし業績が落ち込めば「減配」の可能性が高いです。10年、20年と持ち続けるメイン銘柄というよりは、今の高収益な時期にしっかり配当をもらう「短期〜中期」のブースター的な役割かもしれません。

B. 人生設計との適合性:○(悪くない)
娘が小学校低学年の間、一時的に教育費が跳ね上がる時期をサポートするには、この「5.6%」という利回りは非常にパワフルです。少額の投資(100株で約13万円)から始められるので、家計の余剰資金を少しずつ振り向けるのに適しています。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:○(安心して持てる財務)
収益に波はありますが、実質無借金経営でBPS(1株純資産)も956円と高い。最悪の事態でも資産価値が残りやすい点は、リスクを避けたいママ投資家として評価ポイントです。ただし、株価の年初来安値が743円、高値が1,320円とボラティリティが高いので、高値掴みには注意したいですね。

5. AI時代の装置メーカーという視点

ここで、最近のニュースから興味深い視点を一つ。CNBCのジム・クレイマー氏が、AIブームの中での「真の勝者」について語っています。

参考記事:The AI trade has entered a puzzling phase. Do we know who the winners are anymore? – CNBC

この記事の中でクレイマー氏は、華やかなAIソフトウェア企業よりも、実際にチップやハードウェアを製造するための「装置」や「冷却システム」を作っている企業に注目すべきだと述べています。アプライド・マテリアルズやラム・リサーチのような、真似できない複雑な装置を作るメーカーは注文で溢れているというのです。

ヘリオス テクノが手がける「液晶・半導体製造用露光装置」も、この「製造の根幹」を支えるニッチな技術です。AI半導体そのものを作るわけではありませんが、高度な製造プロセスに不可欠な精密ランプや装置を提供している点は、長期的な技術優位性を持っています。日本のものづくり企業の底力が、巡り巡って娘の学童代を支えてくれる……そう考えると、投資が少し誇らしく感じられますね。

6. 制度活用との組み合わせ

私のみずきブログで一番お伝えしたいのが、この「制度活用」です。ヘリオス テクノのような高配当株をどこで買うかによって、手残りの金額が劇的に変わります。

・新NISA(成長投資枠)の活用
配当利回り5.62%をまるまる非課税で受け取れるのは最強の戦略です。年間12万円の配当を得るために、特定口座なら2.4万円も税金で引かれてしまいますが、NISAならその2.4万円で家族で美味しいディナーに行けちゃいます。

・配当控除の検討
もし特定口座で保有する場合、確定申告で「総合課税」を選択すれば、所得税の一部が還付される配当控除が使えます。私の所得水準だと、源泉徴収された税金が戻ってくる可能性が高いので、毎年コツコツ申告しています。面倒そうに見えますが、スマホでサクッと終わるので、子育てママこそ活用してほしい「節税術」です。

・ジュニアNISA(旧制度)との比較
かつてのジュニアNISAのような非課税枠を使い切っている方は、現在は特定口座での保有になるかと思います。その場合も、配当金を再投資するのか、それとも今の生活費(学童代)として引き出すのか、目的を明確にすることが大切ですね。我が家は「今を楽しく、将来を豊かに」がモットーなので、この配当は「今の教育費」に充てる予定です。

7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べます

正直に言うと、ヘリオス テクノへの投資には迷いもあります。一番の懸念は「配当性向の高さ」です。利益のほとんどを配当に回している状況は、言い換えれば「将来の成長への投資が少ない」とも取れます。また、株価が年初来高値圏(1,320円付近)にあるため、今から大きく買い向かうのは少し勇気がいりますね。

「高利回りにつられて買ったけど、翌年に大減配して株価も暴落した……」という失敗は、投資家なら誰しも一度は通る道です。私も過去に利回りだけで選んで失敗したことがあります。だからこそ、ヘリオス テクノについては「これ1本!」ではなく、あくまでポートフォリオの平均利回りを上げるための「アクセント」として考えるのが正解かなと思っています。

まとめ:我が家の判断

ヘリオス テクノ ホールディング(6913)は、我が家の「小1の壁」対策において、「家計に即効性のある現金流をもたらす、頼もしいけど少し気難しいサポーター」という評価になりました。財務の健全性は100点満点ですが、配当の持続性には少しだけ疑問符がつきます。

ですので、我が家では以下の戦略をとります。

  1. まずは100株、成長投資枠で購入し、実際の配当金の振り込みを体感する。
  2. メインの「守り」は千代田インテグレや図研、リートなどの安定銘柄で固める。
  3. ヘリオスの配当が減配されるリスクを想定し、配当総額に20%程度の「バッファ」を持たせて人生設計を組む。

投資は100点を目指す必要はありません。自分たちの家族が、笑顔で小学校の入学式を迎えられ、その後の生活に少しのゆとりが持てる。そんな「心地よい家計」を作ることが一番の目的です。皆さんも、ご自身の人生設計に合った、納得感のある銘柄選びを楽しんでくださいね。

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

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