はじめに
本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
こんにちは、みずきです。2026年も3月に入り、少しずつ春の足音が聞こえてきましたね。我が家の娘は2020年1月生まれ。いよいよ来月、2026年4月からは小学校への入学を控えています。いわゆる「小1の壁」が目の前に迫ってきて、仕事と育児の両立にソワソワしている毎日です。
小学校に上がると、保育園時代とは違った出費が増えますよね。学童の費用や、新しい習い事、そして将来の教育費への備え。そんな時、家計を支えてくれる「第2の給料」としての配当金があれば、心にゆとりが生まれます。今日は、我が家の人生設計に照らし合わせながら、製粉業界の隠れた高配当株「鳥越製粉(2009)」についてじっくり考えてみたいと思います。
1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」
投資を検討する前に、まずは「なぜこの銘柄が必要なのか」という我が家の人生設計を整理します。
我が家の現在地と課題
娘が小学校に入学すると、これまでの「保育料」はなくなりますが、代わりに「学童費」や「放課後の習い事代」が発生します。特に小学校低学年のうちは、放課後の過ごし方を充実させてあげたいと考えています。また、将来の大学進学を見据えて、教育資金の積立もペースアップしたい時期です。
○年後の家計課題
「小学校入学後の6年間(2026年〜2032年)」において、毎月の家計に5,000円の余剰金を作ることが今回の目標です。この5,000円を「習い事の月謝の足し」にする、あるいは「家族での週末のお出かけ代」に充てることで、家計に負担をかけずに豊かな生活を送りたいと考えています。
解決するために必要な配当額
| 項目 | 目標額 |
|---|---|
| 月間の希望配当額 | 5,000円 |
| 年間の希望配当額(税引前) | 約60,000円 |
2. 目標配当額の逆算計算
今回注目する鳥越製粉(2009)の配当利回りは、執筆時点(2026年3月13日)で4.53%という非常に魅力的な水準です。この利回りを前提に、月5,000円の配当を得るために必要な投資額を計算してみます。
必要投資額のシミュレーション
年間目標配当額 60,000円 ÷ 配当利回り 4.53% = 約1,324,500円
現在の株価が1,089円ですので、約1,300株(13単元)を保有すれば、理論上は「月5,000円の配当」という第2の給料が手に入ることになります。130万円という金額は、我が家の貯蓄から一気に出すには少し勇気がいりますが、「新NISA」の成長投資枠を活用しながら、数年かけて買い増していく戦略なら現実的だなと感じています。
3. 複数銘柄の比較紹介
「月5,000円の配当」を実現するために、鳥越製粉だけでなく、似たような利回りや安定性を持つ銘柄と比較してみましょう。
| 銘柄名(証券コード) | 株価(3/13) | 予想配当利回り | PBR | 自己資本比率 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| 鳥越製粉(2009) | 1,089円 | 4.53% | 0.69倍 | 79.1% | 超安定財務。低PBRで割安感。 |
| ニップン(2001) | 2,450円 | 約3.8% | 約1.1倍 | 約55% | 業界大手。食品全般に強く多角化。 |
| 4℃HD(8008) | 1,950円 | 約4.5% | 約0.9倍 | 約75% | 高利回り、優待あり。小売業。 |
以前の記事でも紹介した「4℃HD」も魅力的ですが、業界の安定性という点では「食」の根幹を支える製粉業の方が、子どもの成長を見守る10年、20年というスパンでは安心感があるかもしれませんね。
内部リンク:○(8008)4℃HD : 2026年小1の壁、月5,000円の家計を4.53%配当+優待で人生設計をサポート
4. 鳥越製粉(2009)の深掘り分析
鳥越製粉は福岡に本社を置く、製粉業界の中堅企業です。パンや麺の原料となる小麦粉を中心に展開していますが、特筆すべきはその「鉄壁の財務」です。
企業の基本情報
- 配当性向:約100%(EPS 48.08円に対し配当49.00円)。これは利益のほぼすべてを株主に還元する姿勢を示しています。
- 自己資本比率:79.1%。これは驚異的な数字です。不況が来ても倒産のリスクが極めて低く、配当を維持する余力が十分にあることを意味します。
- PBR(株価純資産倍率):0.69倍。会社が解散した時の価値よりも株価が安い状態です。東証の「PBR1倍割れ改善」の要請もあり、今後の株価上昇や増配、自社株買いへの期待が持てます。
外部ニュースからの視点:ペットフード市場の可能性
ここで興味深いニュースをご紹介します。2026年3月13日付のニュースによると、アメリカのカンザスシティで「Pet Food Processing Exchange 2026」というペットフード製造のカンファレンスが開催されています。
参照元:Pet Food Processing Exchange 2026: Pet food manufacturing conference returns to Kansas City
この記事では、ペットフード製造における最新技術や原料供給の重要性が語られています。実は、製粉プロセスで発生する「ふすま」などはペットフードの重要な原料になります。鳥越製粉のような製粉企業にとって、人間向けの食品だけでなく、成長市場であるペットフード向け原材料の供給は、安定した収益基盤をさらに強化するプラス材料になると私は考えています。我が家も将来ペットを飼いたいという話が出ているので、こうした多角的な需要は頼もしく感じますね。
5. みずきの「人生設計マッチ度」評価
鳥越製粉が「我が家の人生」にどれだけフィットするか、3つの軸で判定しました。
A. 配当の持続性・成長性:○
自己資本比率が約80%という圧倒的な安定感があり、配当を出す余力は十分です。直近の収益性も改善傾向にあります。ただ、配当性向が高いため、今後の大幅な増配には本業の利益成長が欠かせません。10年、20年と「今の水準を維持してくれる」という信頼感は非常に高いです。
B. 人生設計との適合性:◎
娘の小学校入学から卒業までの12年間、安定して「月5,000円」を届けてくれる存在として、これほど心強い銘柄はありません。株価も比較的安定しているため、大きな損を出しにくいという点も、教育資金を運用する立場としては高く評価できます。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:◎
最低購入代金が約11万円と、子育て世帯でも「まずは100株」と始めやすい金額です。一度に130万円投資するのは難しくても、ボーナスや毎月の節約分で少しずつ買い増していくのに適しています。ディフェンシブな銘柄なので、夜も安心して眠れますね。
6. 制度活用との組み合わせ
みずき流の差別化ポイント、それは「制度のフル活用」です。
新NISA(成長投資枠)の活用
鳥越製粉を保有する場合、まずは新NISAの成長投資枠を使います。通常、配当金には約20%の税金がかかりますが、NISAならこれが非課税になります。月5,000円を「手取り」で確保するためには、特定口座だと約6,250円の配当(税前)が必要ですが、NISAなら5,000円そのものが受け取れるため、必要な投資額を約20%も抑えることができます。
特定口座と配当控除
もしNISA枠を使い切ってしまった場合でも、特定口座で保有して「配当控除」を利用する手があります。我が家のように共働きで、所得税率が比較的低い世帯であれば、確定申告をすることで税金の還付を受けられる可能性があります。こうした「出口の税金」まで計算に入れるのが、賢いママ投資家への第一歩ですね。
7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べます
完璧に見える鳥越製粉ですが、もちろん懸念もあります。
一つは「流動性の低さ」です。1日の出来高が17,400株程度と少ないため、大きな売りが出た時に株価が急落したり、逆に買いたい時に思い通りの価格で買えなかったりする可能性があります。一気に売買するのではなく、コツコツと時間をかけて向き合う必要があります。
また、配当性向が100%に近い点は、「これ以上の増配が難しいのでは?」という不安も生みます。本業の売上が伸び悩めば、減配のリスクもゼロではありません。小麦価格の変動という外部要因にも左右されやすい業界です。
まとめ:みずきの総合判断
以上の分析を踏まえ、我が家の人生設計における鳥越製粉の評価は「ポートフォリオの守りの要」です。
派手な成長は期待できないかもしれませんが、「娘の小学校6年間を支える、揺るがない基盤」としては非常に優秀だと感じています。1,300株の保有を目指して、まずは100株から、新NISAの枠を使ってお迎えしてみようかなと考えています。美味しいそうめんの株主優待(500株以上、継続保有条件あり)も、夏休みのランチに活躍してくれそうですしね!
投資は「いくら儲かるか」も大事ですが、それ以上に「そのお金でどんな未来を作りたいか」が大切。皆さんも、ご自身の人生設計にぴったりの銘柄、見つけてみてくださいね。


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