本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
はじめに:2026年の「小1の壁」を見据えて
こんにちは、みずきです。2020年1月生まれの娘も、気づけばもうすぐ5歳。最近は「小学校に行ったら何をしたい?」なんて会話も増えてきました。親としては成長が嬉しい反面、どうしても頭をよぎるのが「2026年4月の小1の壁」です。
保育園の頃よりも預かり時間が短くなったり、長期休暇の学童費用がかさんだり。さらには習い事の月謝も上がっていく時期ですよね。我が家では、この「生活の変化による家計の負担増」を、今のうちに「配当金の仕組み」でカバーしておきたいと考えています。
今回は、そんな人生の節目に向けて検討している銘柄のひとつ、繊維業界の老舗である「株式会社ソトー(3571)」について、我が家の人生設計という視点から深掘りしてみたいと思います。
1. シナリオ設定:我が家の人生設計と「月5,000円」の目標
まずは、なぜ今この銘柄を検討しているのか、その背景となる「我が家のシナリオ」をお話ししますね。
我が家の現在地と課題
娘は2020年生まれ。2026年の4月には小学校に入学します。このタイミングで、以下のような家計の変化を想定しています。
- 延長保育がなくなる分、民間の学童を利用する場合の費用が発生する
- プログラミングや英語など、娘が興味を持ち始めた習い事を本格化させたい
- 私自身の働き方を見直し、残業を減らすことで収入が少し下がる可能性がある
解決したい課題:月5,000円の「心の余裕」
こうした変化に対応するために、「家計の給料以外の入り口から、月5,000円(年間60,000円)の配当収入を得る」ことを目標にしています。月5,000円あれば、ちょっとした習い事の足しになりますし、何より「収入が減っても大丈夫」という精神的なお守りになりますよね。
2. 目標配当額からの逆算計算
では、月5,000円(年間6万円)の配当を、株式会社ソトーで実現しようとすると、どれくらいの投資が必要になるでしょうか。最新のデータから逆算してみます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 目標年間配当額 | 60,000円 |
| ソトーの1株配当(予想) | 40.00円 |
| 必要な株式数 | 1,500株 |
| 現在の株価(目安) | 791円 |
| 必要な投資総額 | 1,186,500円 |
約120万円の投資で、毎月5,000円相当の現金が家計に流れ込んでくる計算です。利回りが5%を超えているため、必要資金が比較的抑えられるのが魅力ですね。ただ、120万円を1銘柄に集中させるのは、子育て世代のリスク管理としては少し慎重になりたいところです。
3. 銘柄紹介:株式会社ソトー(3571)
ソトーは、愛知県一宮市に本社を置く、ウール(羊毛)などの染色整理加工の国内最大手です。私たちが着ているスーツやコートの生地を、きれいに染めたり風合いを整えたりする、日本のモノづくりを支える企業ですね。
ここで、最近の気になるニュースをピックアップしてみます。
注目ニュース:積極的な株主還元姿勢
トレーダーズ・ウェブのニュース(2025年2月12日発表)によると、ソトーは自社株買い(発行済株式総数の2.9%にあたる40万株、上限4.8億円)を設定しました。
自社株取得枠設定銘柄(12日)-ユニチャーム、山善、カヤバ、しずおか、コーセーなど(トレーダーズ・ウェブ) – Yahoo!ファイナンス
これは、PBR(株価純資産倍率)が1倍を大きく下回っている現状を打破し、株主に利益を還元しようとする経営陣の強い意志の表れだと私は受け止めています。子育てママ投資家としては、「株主を大事にしてくれる姿勢」があるかどうかは、長期保有する上での安心材料になります。
ソトーの主要指標(2025年2月時点)
| 指標名 | 数値 |
|---|---|
| 株価 | 791円 |
| 配当利回り(予想) | 5.10% |
| PBR(実績) | 0.63倍 |
| 自己資本比率 | 74.4% |
| 最低購入代金 | 79,100円(100株) |
業績と配当の推移
収益性については、原材料価格の高騰などで少し苦戦している印象(ROE 2.79%)ですが、特筆すべきはその「財務の健全性」です。自己資本比率が74%を超えており、有利子負債も少なく、いわゆる「キャッシュリッチ」な企業です。本業が厳しい時期でも、この厚い蓄えがあるからこそ、高い配当を維持できているというわけですね。
同じように財務が鉄壁で配当利回りが高い銘柄としては、以前紹介したこちらの記事も参考にしてみてください。
◎(6915)千代田インテグレ : 2026年小1の壁月1万円を4.79%配当と鉄壁財務で家計防衛
4. みずきの「人生設計マッチ度」評価
さて、このソトーという銘柄が、我が家の人生設計にどれくらいフィットするか、3つの軸で採点してみました。
A. 配当の持続性・成長性:○(まあ大丈夫)
今の配当利回り5%超えは非常に魅力的です。一方で、配当性向が100%を超えてくる場面もあり、利益から配当を出しているというよりは、溜め込んだ資産を取り崩している側面もあります。「いつまでも続く魔法」ではないかもしれませんが、自社株買いを発表するなど、株主還元への意識は高く、数年単位の「小1の壁」対策としては頼りになると判断しています。
B. 人生設計との適合性:◎(ぴったり)
2026年4月の入学時に向けて、今からコツコツ買い増していくには、1単元(約8万円)という金額感は非常に扱いやすいです。ジュニアNISA(旧制度)などで既に保有している資産とは別に、特定口座で配当控除を活用しながら積み上げるのにも向いていますね。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:○(まあ大丈夫)
繊維業界は景気の影響を受けやすいですが、ソトーの場合は圧倒的な財務基盤があります。万が一、不況で一時的に株価が下がっても、「会社がつぶれる心配」が極めて低いことは、精神的な安定につながります。成長株のような「2倍、3倍」は期待しませんが、家計を守る「守備職人」としての役割を期待しています。
5. みずきの総合評価+判断
ソトーは、我が家にとって「2026年からの教育費増を支える、高利回りの補完資産」としての位置づけです。
メインの資産形成はつみたてNISAやiDeCoで全世界株(オルカン)などのインデックス投資を行っていますが、それらは「20年後の老後や大学資金」のためのもの。対して、ソトーのような個別株配当金は、「3年後、5年後の今の生活」を楽にするためのツールです。
私は、この120万円分をすべてソトーにするのではなく、他の安定配当株と組み合わせて、2026年までに「月5,000円」のシステムを完成させたいと考えています。例えば、ソトーを500株(約40万円分)保有し、残りを他のセクターの優良株に分散させることで、より安定した家計の柱が作れるはずです。
6. 制度活用との組み合わせ:配当控除という武器
ここで、私たちが使える「最強の武器」についても触れておきますね。ソトーのような日本株を特定口座で保有し、配当金を受け取った場合、「配当控除」という制度が使えます。
我が家のように共働きで、所得税率がそれほど高くない世帯(課税所得が一定以下)の場合、確定申告をすることで、配当金にかかった税金の一部が戻ってくる可能性があります。NISA枠を使い切ってしまった後の投資先としても、日本株の高配当銘柄は税効率の面でとても優秀なんです。
また、もしお子さん名義の旧ジュニアNISA枠などで枠が残っているなら、非課税でこの5%の利回りを丸々享受できるので、さらに教育費形成のスピードが上がりますね。
7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べます
もちろん、いいことばかりではありません。私がソトーについて少し心配しているのは、「ウール需要そのものの減少」です。
クールビズの定着やカジュアル化で、本格的なスーツを着る機会が減っていますよね。染色整理の加工量が減り続ければ、いくら現金を持っていても、いつかは配当を維持できなくなるかもしれません。だからこそ、「これ一本に頼りすぎない」ことが大事だと、自分に言い聞かせています。
また、PERが24倍と、利益面から見ると決して割安とは言えません。「資産はたっぷりあるけれど、稼ぐ力は少し弱まっている」という現状を、どう捉えるかが判断の分かれ目になりそうです。
投資に「絶対」はありませんが、自分の人生設計のタイムライン(我が家の場合は2026年の小学校入学)に、その銘柄の配当がどう役立つかを具体的にイメージすると、不思議と迷いが消えていくものです。
皆さんのご家庭でも、「〇年後に月○円あったら何に使えるかな?」というワクワクする想像から、銘柄選びを始めてみてはいかがでしょうか。


コメント