◎(4410)ハリマ化成グループ : 4.58%配当とPBR0.58倍の割安性で2026年小1の壁月5千円を支える設計

銘柄紹介

はじめに

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。データは執筆時点(2026年4月3日)の情報を基にしていますが、市場環境により変動する可能性があることをご了承くださいね。

1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」と小1の壁

こんにちは、みずきです。2026年4月、ついに娘が小学校に入学しました!「小1の壁」なんて言葉を耳にして戦々恐々としていましたが、実際に始まってみると学童の費用や新しい習い事、さらには登校後の時間の使い方など、家計も生活リズムもガラッと変わるのを実感しています。

我が家の現在地を整理すると、娘が6歳、私は41歳になりました。今の貯蓄は着実に増えてはいますが、これから教育費が本格的にかかってくる時期に突入します。特に、学童保育の延長料金や長期休暇のお弁当作り代行など、共働きを維持するために「お金で時間を買う」場面が増えそうだと感じているんです。

そこで今回、「3年後までに、月5,000円の配当収入を上乗せする」という目標を立てました。これは、学童の月額利用料の一部を配当で賄いたいという切実な思いからです。年間で6万円。この「6万円の不労所得」を、どの銘柄で、どう作るか。今回は「ハリマ化成グループ」という、私たちの生活を影で支える渋い化学メーカーを軸に考えてみました。

2. 目標配当額の逆算計算

月5,000円、年間60,000円の配当金(税引後)を得るためには、どれくらいの投資が必要か計算してみましょう。税制優遇(新NISAの成長投資枠)を活用することを前提に、非課税で受け取れるケースでシミュレーションします。

目標年間配当(税引前) 想定配当利回り 必要な投資総額
60,000円 4.5% 約1,333,333円
60,000円 5.0% 1,200,000円

今回注目するハリマ化成グループの予想利回りは4.58%(2026年4月時点)です。この銘柄だけで目標を達成しようとすると、約130万円強の資金が必要になる計算ですね。一度に買うのは勇気がいりますが、数年かけてコツコツ積み上げるなら現実的な数字ではないでしょうか。

3. 複数銘柄の比較紹介

「月5,000円」という目標を達成するために、ハリマ化成グループだけでなく、似たような利回りや安定性を持つ銘柄と比較してみます。それぞれの個性が、我が家のポートフォリオのどこにフィットするかを見ていきましょう。

銘柄名(証券コード) 株価(目安) 予想利回り PBR(実績) 特徴
ハリマ化成グループ(4410) 917円 4.58% 0.58倍 松由来の化学製品で世界シェア大。割安感が強い。
ダイセル(4202) 1,500円前後 4.67% 0.87倍 化学大手の安心感。配当の安定性に定評あり。
イオンリート投資法人(3292) 130,000円前後 5.10% 商業施設特化。家計に身近なイオンが基盤。

以前ブログで紹介したダイセル(4202)は、PBR(株価純資産倍率)が1倍に近づいてきており、市場からの評価が高まっています。一方で、ハリマ化成グループはPBR0.58倍と、依然として解散価値を大きく下回る「超割安」水準に放置されている印象です。
詳細は過去記事:◎(4202)ダイセル : PBR0.87倍の割安性で2026年小1の壁月5千円を4.67%配当で「即戦力」に設計も参考にしてみてくださいね。

ハリマ化成グループ(4410)の詳細分析

この会社、実はすごくユニークなんです。主なビジネスは「パインケミカル」。つまり、松(パイン)から抽出した成分を使って、印刷インキや接着剤、塗料などの原料を作っています。私たちの身の回りにある段ボールの接着剤や、電子部品のハンダ付け用フラックスなど、なくてはならないものを作っている縁の下の力持ちなんですよ。

最新のニュースでは、環境省が「環境表示ガイドライン」の改定案を公表しました(参照:【環境省】環境表示ガイドライン改定案を公表)。こうした動きは、再生可能資源である「松」を原料とするハリマ化成にとっては追い風になると私は見ています。企業の環境意識が高まる中で、石油由来からバイオマス由来への転換が進めば、彼らの製品の価値はさらに高まるはずです。

  • 最低購入代金: 91,700円(100株単位)
  • 1株配当(予想): 42.00円
  • 自己資本比率: 37.3%
  • PER(予想): 12.04倍

収益性は現在「改善傾向」にあります。営業利益率がプラスに回復してきたのは安心材料ですね。ただ、ROE(自己資本利益率)が2.05%と低めなのが気になるところ。効率よく稼ぐ力については、今後の改善に期待したい「伸びしろ」と言えるかもしれません。

4. みずきの「人生設計マッチ度」評価

この銘柄が、私の人生設計にどれくらいフィットするかを3つの軸で評価してみました。

A. 配当の持続性・成長性
評価:○(まあ大丈夫)
配当利回り4.58%は非常に魅力的です。配当性向(利益のうちどれくらい配当に出すか)は、EPS 76.16円に対して配当42円なので、約55%程度。化学業界としてはやや高めですが、無理をしている水準ではありません。パインケミカルというニッチな分野で世界的に展開しているため、急に需要がゼロになるリスクは低いと考えています。

B. 人生設計との適合性
評価:◎(ぴったり)
10万円以下で買えるという「少額投資」が可能な点が、子育て世代には嬉しいですよね。今月は娘の習い事の入会金で出費が多い……という時でも、100株ずつなら家計の予備費から捻出できます。2026年の「小1の壁」に立ち向かう今、この利回りは即戦力になります。

C. 我が家のリスク許容度との整合性
評価:○(まあ大丈夫)
自己資本比率が37.3%と、極めて高いわけではありませんが、事業の安定性を考えれば許容範囲内です。ただし、原料の松脂(ロジン)などの市況価格や為替の影響を受けやすいという側面はあります。教育費のすべてをここに預けるのではなく、あくまで「家計のサポート役」として組み込むのが正解かなと思っています。

5. みずきの総合評価+判断

私の判断としては、「新NISAの成長投資枠で、100株ずつ買い増していくサブ銘柄」として評価しました。メインをJ-REITや大手化学メーカーで固めつつ、ハリマ化成のようなニッチな高配当株をスパイス的に加えることで、ポートフォリオ全体の利回りを底上げできます。

将来、娘が中学生になる頃(10年後)まで持っていれば、累計で42万円(増配なしと仮定して1,000株保有時)の配当が積み上がります。これは制服代や入学金の一部に十分なり得ますよね。
もし、より安定性を重視したいなら、同じ化学セクターでも財務の強い銘柄と組み合わせるのがおすすめです。例えば、◎(6929)日本セラミック : 財務84%超の強さで2026年小1の壁月5千円を「即戦力」設計のような銘柄と分散させることで、精神的な安定感が増すと思います。

6. 制度活用との組み合わせ

ここが「みずきブログ」のこだわりポイントです。ハリマ化成グループのような高配当株を保有するなら、以下の制度をフル活用しましょう。

・新NISA(成長投資枠):
何といっても配当金が「非課税」になるのが最大。通常なら20.315%引かれる税金がそのまま家計に残るのは、子育て世帯には大きすぎます。月5,000円の配当が、税引き後でしっかり5,000円届くようにしましょう。

・配当控除(特定口座の場合):
もしNISA枠を使い切って特定口座で買う場合は、確定申告で「配当控除」を活用することを検討してください。所得によっては、源泉徴収された税金が戻ってくる可能性があります。手間はかかりますが、その「ひと手間」が教育費1回分のランチ代になると思えば頑張れますよね。

・iDeCoとの棲み分け:
iDeCoでは全世界株式や先進国株式のインデックスファンドを積み立て、老後資金を確保。それとは別に、日々の生活を豊かにするための「現金流」として、個別株の配当を狙う。この「守り」と「攻め」の役割分担が、心の余裕を生んでくれます。

7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる

もちろん、いいことばかりではありません。ハリマ化成グループは時価総額が約239億円と、決して大きな会社ではありません。そのため、景気の波や突発的な要因で株価が大きく動くことがあります。出来高も16,700株と少なめなので、売りたい時に希望の価格で売れない可能性(流動性リスク)もあります。

実は私、過去に似たような中小型株を「利回りだけで」選んで、株価の下落に耐えられず損切りしてしまった経験があるんです……。その時の教訓は、「ビジネスモデルを理解し、納得して持てるか」ということ。ハリマ化成の「松から環境にいいものを作る」というストーリーに共感できるかどうかが、長く持ち続ける鍵になりそうです。

また、ROEが低い点については、「経営陣が株主の資本を有効活用できていない」という見方もできます。今後、PBR1倍割れ対策として増配や自社株買いなどの株主還元をさらに強化してくれるか、しっかりウォッチしていく必要がありますね。

「小1の壁」は大変ですが、こうして家計を自分たちの手でデザインしていくのは、ちょっとしたRPGの攻略みたいで楽しい一面もあります。皆さんも、ご自身の人生設計に合った「ワクワクする銘柄」を見つけてみてくださいね!

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