本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
はじめに:子どもの教育費と自動車部品メーカー
こんにちは、みずきです。2026年1月もあっという間に半ばですね。娘(5歳・年長)の小学校入学準備と、第二子の準備でバタバタしています。
最近、高配当株を探す中で、製造業、特に自動車部品関連の銘柄に目が行くことが増えました。私たちの生活に身近な分野って、やっぱり安心感があるんですよね。今日取り上げるのは、本田技研工業(ホンダ)系の車体骨格部品メーカー、(株)ジーテクト (6297)です。
利回りも高いですが、自動車産業が転換期を迎えている今、果たして私たちの長期的な人生設計に組み込めるのか、しっかり分析していきますね。
我が家の人生設計:2年後の「育休・小1の壁」対策
我が家の課題は、ズバリ「2年後の育休中の家計サポート」と「教育費の増加」のダブルパンチに備えることです。娘は現在5歳(年長)で、来春小学校に入学します。そして、私は間もなく第二子の育休に入る可能性が高く、2027年春からは収入減が確実です。
育休中は収入が減るけど、娘の習い事(スイミングと英語)は継続させてあげたい。そのため、2年後の家計サポートとして、毎月8,000円(年間96,000円相当)の配当収入を確保したいな、と考えています。この金額が確保できれば、教育費の心配をせず、育児に専念できると思っています。
目標配当額の逆算計算:必要な投資元本はいくら?
目標の年間配当96,000円をジーテクト(6297)で実現するために、どれくらいの投資が必要か逆算してみましょう。
現在(2026年1月16日時点)のジーテクトの会社予想配当利回りは4.30%です。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 目標年間配当額(税引前) | 96,000円 |
| ジーテクトの会社予想配当利回り | 4.30% |
| 必要な投資元本 | 96,000円 ÷ 0.043 ≒ 2,232,558円 |
| 必要単元数(概算、株価2,092円/株で計算) | 約11単元(1,100株) |
つまり、約223万円を投資することで、2年後の家計目標が達成できる計算になります。220万円台なら、我が家の「高配当株ポートフォリオのコア部分」として検討できる金額ですね。
複数銘柄の比較紹介:高配当だけど安定性を重視したい
ジーテクト(6297)は魅力的ですが、自動車部品産業は景気変動やEV化の波にさらされるリスクがあります。同じ目標(年間96,000円)を実現するために、他の高配当・高財務銘柄と比較検討してみましょう。(※データは2026年1月16日時点)
| 銘柄 | (6297) ジーテクト | (5742) エヌアイシ・オートテック | (7305) 新家工業 |
|---|---|---|---|
| 企業の簡単な紹介 | ホンダ系の車体骨格部品メーカー。軽量化技術に強み。 | FA(工場自動化)向けアルミ構造材でトップクラス。 | 鋼管、自転車部品、建設資材など扱う鉄鋼メーカー。 |
| 株価 / 最低購入代金 | 2,092円 / 209,200円 | 2,000円(仮) / 200,000円(仮) | 4,000円(仮) / 400,000円(仮) |
| 配当利回り(予想) | 4.30% | 5.20%(参考実績) | 5.73%(参考実績) |
| 配当性向(予想) | 38.5% | 40%台前半 | 60%前後 |
| 自己資本比率(実績) | 61.6% | 80%超 | 50%台後半 |
| 目標達成に必要な投資額 | 約223万円 | 約185万円(低リスクで済む) | 約168万円(低リスクで済む) |
ジーテクトは利回りこそ比較銘柄より若干劣りますが、注目すべきは配当性向38.5%と自己資本比率61.6%のバランスの良さです。配当性向が低いということは、利益の半分以上を内部留保できているため、不況時でも配当を維持しやすい余力がある、ということ。これが子育て家計にとっては最大の防御壁になります。
ちなみに、ジーテクトは現在、年初来高値(2,096円)を更新したばかりのようですね。株探ニュースの【高配当利回り株】特集にも選ばれています。
【高配当利回り株】ベスト50 <割安株特集> (1月16日現在)(株探ニュース) – Yahoo!ファイナンス
人気が高まると割安度が薄れる心配はありますが、PER(8.95倍)やPBR(0.44倍)を見ると、依然として割安水準で放置されていると感じます。つまり、「高配当利回りが期待でき、かつ、株価の下落リスクも比較的低い」という、私たちが好む条件を満たしているように見えます。
みずきの「人生設計マッチ度」評価
A. 配当の持続性・成長性:安定感はあるが業界リスクは警戒
評価:○(まあ大丈夫)
財務状況は文句なしの健全さです。自己資本比率61.6%は素晴らしいですね。会社の方針が「連結配当性向30%以上」と明確であり、現在の38.5%は方針を上回る水準です。利益が出なくなると減配リスクは高まりますが、直ちには手をつけにくいレベルだと思います。
懸念は、やはり自動車業界の構造変化です。ホンダ向けが中心なので、ホンダの動向に大きく左右されます。EV化の波は避けられず、技術対応が遅れると10年後に収益が悪化するリスクは意識しておく必要があります。
B. 人生設計との適合性:育休中の家計サポートに現実的
評価:◎(ぴったり)
目標の月8,000円を実現するための投資額約223万円は、我が家の予算内で現実的です。配当の支払い月は年2回(中間9月、期末3月)なので、娘の春の進級時期や、秋の習い事の更新時期にちょうど現金が入ってくるタイミングと合致します。この資金計画に組み込みやすい点が、子育て家計には非常に重要です。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:中核・安定枠に組み込み可能
評価:◎(安心して持てる)
PBRが0.44倍と低い上に、自己資本比率が高い銘柄は、株価の変動リスク(特に下落局面)に対して強い防御力を持っていると判断できます。育休中で本業収入が減る時期に、精神的に安心して持っていられる「中核・安定枠」として、この銘柄は適していると考えられます。
みずきの総合評価+判断:守りの高配当として活用
ジーテクトは、利回りも防御力も高い「守りの高配当銘柄」として、我が家の「2年後の育休・小1の壁」対策に組み込む価値が高いと判断します。
約220万円を投資することで、年間96,000円の配当収入を目指します。税引後でも約76,500円(年間)は残りますから、これで娘の習い事代の大部分を賄うことが可能です。育休中に給与が減っても、この配当金があれば、子どもの教育環境を維持できる安心感が得られます。
ただし、自動車部品業界特有の転換期のリスクは軽視できません。そのため、このジーテクトだけで配当目標を達成するのではなく、例えば同じ製造業でもニッチな分野で安定している(5742)エヌアイシ・オートテックのように、違うリスクを持つ銘柄と分散して保有することで、ポートフォリオ全体の安定性を高める戦略がいいかな、と思っています。
制度活用との組み合わせ:配当控除の活用が肝
高配当株投資では、税制優遇制度をどう使うかが、最終的な手取り額を大きく左右します。これがみずき流の差別化ポイントですよね。
配当控除で税効率を上げる
国内株の配当金は通常約20%が源泉徴収されますが、確定申告で「総合課税」を選択し、「配当控除」を受けることで、所得税と住民税を合わせた実質的な税率を下げられる可能性があります。特に育休期間中は、私の年収が大幅に下がるため、配当所得を総合課税にすることで、税負担が軽くなる可能性が高いです。
年間96,000円の配当でも、この確定申告をするかしないかで、手取りが数千円〜数万円変わってくるので、必ずシミュレーションして最適な方を選ぶべきですね。
つみたてNISA・iDeCoとの役割分担
つみたてNISAやiDeCoでは長期的な資産の「成長」を期待し、インデックスファンドを積み立てています。これは20年後の老後資金や大学進学資金など、大きな目標に向けた投資です。
一方、ジーテクトのような高配当個別株は、「今から2〜5年後の短期的な家計の現金流を助ける」という明確な役割があります。このように役割を分けて投資することで、長期と短期の目標の両方を効率よく達成できると考えています。
ジュニアNISAの残枠活用
ジュニアNISAは新規投資こそできませんが、もし残りの枠で非課税運用ができるなら、ジーテクトのような配当利回りが4%を超える銘柄は非常に魅力的です。なぜなら、配当金が非課税になるメリットが最大限に活かせるからです。我が家は娘の教育費口座としてジュニアNISAを活用しており、もし枠があれば、最優先で組み込みたい銘柄だったと思います。
失敗・迷い・懸念も素直に述べる
ジーテクトの最大の弱点は、景気敏感性が高いことです。PBR 0.44倍という割安水準は魅力的ですが、この割安さが「自動車業界全体の将来性の懸念」を反映している可能性も否定できません。
もし、娘の成長とともに配当を増やしていきたい「増配志向」を強く求めるなら、毎年安定的に増益している他業種の銘柄を選ぶ方が安心かもしれません。
現時点では、ジーテクトの「高い防御力」と「今の割安さ」を評価し、2年後の家計サポートという短期的な目標を達成するための手段として、約220万円を投資するのは「我が家にとってのXX点な選択肢」だと判断しました。
投資は焦らず、自分たちの人生のタイムラインに合わせて、必要な時に必要なだけのリターンをくれる銘柄を選ぶのが一番大事ですね!


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