本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
はじめに:小1の壁と育休を支える「地味だけど頼れる」高配当銘柄を求めて
こんにちは、みずきです。早いもので、娘(2020年生まれ)がこの春には小学校に入学です。ああ、ついこの間まで赤ちゃんだったのに……としみじみしちゃいますね。
ただ、同時にやってくるのが「小1の壁」です。学童保育や習い事など、今までかからなかった費用がドッと増える時期。
さらに、我が家は第二子も前向きに検討中なので、早ければ1年後には私が育休に入る可能性もあります。そうなると、家計の収入は一時的に減ってしまいます。
今回は、この「小1の壁」と「育休」のダブルの家計課題を、安定した高配当で支えてくれる銘柄として、佐鳥電機(株)(9818)を検討したいと思います。PBR1倍割れで、配当利回りも高い、地味だけど堅実な企業にスポットを当てていきますね。
我が家の人生設計:1~2年後、月8,000円の「家計の守備隊」が必要
我が家の現在の家計状況をふまえて、具体的な目標を定めます。
- 娘(6歳):今年度小学校入学。学童や習い事(英語、スイミングなど)の費用増加を見込む。
- 私:1年後の育休入りを想定。収入減は約10万円/月程度と試算。
- 家計課題:増える費用(約5,000円/月)と減る収入(約10万円/月)のギャップを少しでも埋めたい。
目標としては、まずは「増える支出」と「育休中の家計サポート」の一部として、年間10万円、つまり月平均8,000円程度の配当収入を、1年半後までに確保したいと考えています。
この8,000円があれば、娘の学童費用や、習い事の一つ分くらいは賄える計算です。育休中も、この配当収入が家計に入ってくることで、精神的な安心感にも繋がりますよね。
目標配当額の逆算計算:約200万円で家計を支える
では、佐鳥電機(株)のデータを使って、目標の月8,000円(年96,000円)の配当を得るために必要な投資額を逆算してみましょう。
| 項目 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 目標年間配当額 | 96,000円 | 月8,000円相当 |
| 佐鳥電機 配当利回り(予想) | 4.79% | 2026年1月時点 |
| 必要投資額 | 約2,004,175円 | 96,000 ÷ 0.0479 |
計算の結果、約200万円を佐鳥電機に投資すれば、目標の配当額に到達できるということが分かりました。最低購入代金は約18.8万円(100株)なので、この目標額は我が家の貯蓄ペースから見ても、集中投資枠として現実的に目指せるラインだと思います。
ただし、配当金には税金がかかるので、手取りで96,000円を得るには、実際にはもう少し多く投資する必要があるのですが、ここは税制優遇制度(後述しますね!)でカバーする前提で話を進めます。
複数銘柄の比較紹介:佐鳥電機(株)は「守りの高配当」としてどうか
佐鳥電機(株)は、半導体や電子部品を扱う独立系エレクトロニクス商社です。特に車載分野や産業機器向けに強みがあるのが特徴ですね。電子部品商社は景気変動の影響を受けやすい側面もありますが、佐鳥電機は財務の安定性が評価できます。
現在、高配当を出しつつ、PBR1倍を大きく割れている(PBR 0.77倍)点も魅力です。東証からの要請で、資本効率改善の動きが期待されるセクターでもあります。
佐鳥電機(株) (9818) 詳細データ (2026年1月時点)
| 項目 | 佐鳥電機(株) (9818) |
|---|---|
| 業界・ビジネス | エレクトロニクス商社。半導体、電子部品。 |
| 株価 / 最低購入代金 | 約1,903円 / 約187,900円 (100株) |
| 配当利回り(予想) | 4.79% |
| 1株配当(予想) | 90.00円 |
| 配当性向(予想) | 49.7% (90円 ÷ 181.05円) |
| PBR / PER | 0.77倍 / 10.38倍 |
| 自己資本比率 | 40.8% |
| 配当方針 | 業績連動性を持ちつつ、安定配当志向 |
| 収益性・安定性 | 収益性・安定性ともに改善傾向。 |
配当性向が50%以下と健全なので、予想EPSが達成できれば、減配リスクは低いと言えそうです。4.79%という利回りで、この配当性向と自己資本比率40.8%なら、守り固めにはかなり優秀な候補ですよね。
比較検討する他の高配当候補
同じ目標配当額(年間96,000円)を達成するために、もし佐鳥電機以外を選ぶとしたら、どういう選択肢があるでしょうか。今回は、同じく家計の守備隊として役立ちそうな銘柄を仮想的に比較します。
| 銘柄名(仮) | 利回り | 配当性向 | ビジネスの特徴 | 我が家にとってのリスク |
|---|---|---|---|---|
| 佐鳥電機(9818) | 4.79% | 約50% | 電子部品商社(景気変動に注意) | 電子デバイス需要の急減速 |
| 比較A社(総合商社) | 4.50% | 約35% | 資源・非資源の分散ポートフォリオ | 業績のボラティリティが大きい |
| 比較B社(安定製造業) | 3.80% | 約65% | 生活必需品に近い安定した製造業 | 利回りが低いため必要投資額が高くなる |
佐鳥電機は、比較B社のように利回りが低い銘柄に比べると、より少ない投資額(約200万円)で月8,000円の目標を達成できる点が魅力的です。比較A社のような総合商社は安定していますが、佐鳥電機はPBR1倍割れという点で、株価上昇の期待値も少しあるかな、という欲張りな目線も持てますね。
みずきの「人生設計マッチ度」評価
佐鳥電機(株)が我が家の「小1の壁」と「育休」という二重の課題に対応できるか、3つの視点から評価します。
A. 配当の持続性・成長性:安定性重視の「〇」
配当性向は約50%と非常に健全です。電子部品商社という業態は、半導体サイクルに左右されるリスクはありますが、自己資本比率40.8%という安定した財務基盤が、不況期のショックアブソーバーとして機能しそうです。当面は極端な減配リスクは低いと評価できます。
また、PBRが1倍を割れている銘柄に対しては、東証が資本効率改善を求めている動きがあります。企業側が株主還元強化や自社株買いを進める可能性もあり、配当の持続性だけでなく、将来的な増配や株価上昇のトリガーになる期待も持てる点はプラスですね。
評価:〇(まあ大丈夫)
B. 人生設計との適合性:必要な時期に必要な配当を実現できる「◎」
我が家が目標とする「1年半後までに月8,000円の配当」を、約200万円の投資で実現できるのは、時間軸と目標額がぴったり合っています。佐鳥電機は5月が決算なので、配当時期も意識しながら、タイミングを見て組み入れていきたいですね。
特に、第二子の育休期間中(おそらく2027年以降)の収入減を補うための「家計の防衛資金」としての役割を、この高い利回り(4.79%)が果たしてくれると期待できます。
評価:◎(ぴったり)
C. 我が家のリスク許容度との整合性:PBR1倍割れからの改善期待も込めて「〇」
私は今、つみたてNISAやiDeCoで全世界株や米国株のインデックス投資をコアにしています。個別株は、高配当で安定した銘柄を「家計のキャッシュフロー改善枠」として位置づけています。
佐鳥電機は、高配当かつPBR1倍割れでありながら、財務が安定しているため、極端なハイリスク銘柄ではありません。ポートフォリオ全体のリスクを大きく上げずに、利回りを確保できる点で、我が家の「守備固め」の役割に合うと考えます。
評価:〇(まあ大丈夫)
みずきの総合評価:金利上昇局面でPBR1倍割れの佐鳥電機をどう評価するか
総合的に見て、佐鳥電機は「短中期で家計をサポートする安定高配当銘柄」として、非常に優秀な選択肢だと判断しました。
ここで、現在(2026年1月)の市場の大きな動きについても少し触れたいと思います。日本国債の40年債利回りが2007年の導入以来初めて4%をつけたというニュースが話題になりましたね。
(参考ニュース:Japan 40-Year Bond Yield Hits 4% for First Time Since 2007 Debut)
金利が上昇する局面では、銀行の預金金利や債券利回りも上がってきます。そうなると、企業は資本効率を上げないと、投資家から「金利が上がったのだから、リスクを取って株式を持つメリットが減る」と判断されてしまいます。
佐鳥電機のようにPBRが0.77倍という銘柄は、「本来の価値よりも安く評価されている」と見なされやすいです。金利上昇圧力が高まるほど、東証からの要求や、市場からの圧力は強くなります。つまり、佐鳥電機のような銘柄が、自己資本比率が高い(40.8%)優良な財務を背景に、今後はさらに株主還元を強化せざるを得ない、という環境にいるわけです。
我が家としては、高い配当(約4.8%)をもらいながら、PBR改善という政策的な追い風も期待できる佐鳥電機は、今の日本株投資において非常に魅力的な選択肢だと考えます。
制度活用との組み合わせ:ジュニアNISAでの教育資金の種まき
我が家では、個別株の高配当銘柄の多くを、娘のためのジュニアNISA口座で保有することを検討しています。
佐鳥電機の配当利回り4.79%は非常に高いですが、本来なら配当金に対して約20%の税金がかかります。しかし、ジュニアNISA口座内で受け取れば、この配当金は非課税になります。
年間の配当96,000円のうち、約20%(約19,200円)が非課税になるのは、複利効果を考えるとものすごく大きいです。この非課税で受け取った配当金を再投資することで、娘が大学進学する頃には、この種銭が大きく育っていることを目指します。
また、私自身の特定口座で高配当株を保有する場合、確定申告で「配当控除」を活用することで、税負担を軽減することも可能です。配当控除は総合課税を選択することで適用されますが、我が家のように給与所得がある場合、他の所得や控除との兼ね合いで最終的な手取り額が変わるので、シミュレーションは必須ですね。
私たち子育て世代にとって、「制度の活用が、個人投資家の最大の武器」だと、私はいつもブログで強調しています。
失敗・迷い・懸念も素直に述べる
佐鳥電機は非常に魅力的ですが、不安な点も正直にあります。
それは、やはりエレクトロニクス商社という業態が景気の波を避けられないことです。半導体市況が急激に悪化した場合、一時的に業績が落ち込み、さすがに配当を維持できなくなるリスクはゼロではありません。
このため、我が家のポートフォリオの全てを佐鳥電機のような個別株に集中させるのは避け、コアである全世界株インデックス投資でしっかり守りを固めつつ、佐鳥電機には「家計サポート役」としての役割を限定的に持たせるのが最善だと考えています。
約200万円を一度に投資するのではなく、数回に分けて少しずつ買い増し、必要な時期(育休前)に目標株数に到達させる、というのが現実的な計画だと思います。


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