◎(8185)チヨダ : 2027年教育費月1万円、4.82%配当で家計にゆとりを

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに:小1の壁を乗り越えたら?次の家計課題「習い事費増」に備える

こんにちは、みずきです。娘(2020年1月生まれ)が小学校に入学する2026年4月が目前に迫ってきましたね。ドキドキと不安が入り混じっていますが、ここを乗り越えたら次は「教育費の本格化」が見えてきます。

我が家では、長女が小学校生活に慣れた頃を見計らって、2027年4月頃から習い事を増やしたいと考えています。今は幼稚園のお迎え時間に合わせて習い事をセーブしていますが、学童や放課後の時間が増えれば、その分、プログラミングや英語など、少し単価の高い習い事にも挑戦させたいですよね。

そこで今回の投資目標は、「小学校入学後の追加費用、月10,000円を配当で賄う」ことです。年間12万円のキャッシュフローを確保することで、習い事の選択肢を増やし、家計にゆとりを持たせたいと考えています。

我が家の人生設計シナリオ:2027年4月までに月1万円の余裕を

我が家の現在の家計課題は、2026年4月の「小1の壁」による時短勤務の解消と、それに伴う習い事や学童費用増です。学童と習い事を合わせると、月々約3万円程度の追加出費が見込まれます。

このうち、最低限の習い事費用として月10,000円(年間120,000円)を、安定した配当収入で支えたいと考えています。

目標 達成時期 必要な年間配当額
小学校入学後の追加習い事費用 2027年4月 120,000円

この目標を実現するために、高い利回りを提供しつつ、かつPBR(株価純資産倍率)が低く、将来的な企業価値向上にも期待できる銘柄として、(株)チヨダ(8185)を検討してみました。

目標配当額の逆算計算:チヨダで月1万円を実現するには?

チヨダ(8185)の予想配当利回りは4.82%(2026年2月6日時点)と非常に高い水準です。この利回りを使って、月10,000円(年間120,000円)の配当収入を得るために必要な投資額を逆算します。

※税引き前で計算します。

年間目標配当額 120,000円 ÷ 予想配当利回り 4.82% = 約2,489,626円

約250万円の投資資金が必要になる計算です。チヨダの最低購入代金は100株で112,100円程度なので、まとまった資金を投入する必要がありますが、250万円を投入できれば、年間12万円のキャッシュフローが生まれるというわけですね。これは、つみたてNISAでコツコツ積み立てるのと並行して、特定口座や新NISAの成長投資枠で狙いたい目標額だと思います。

高配当小売銘柄の比較検討:チヨダの立ち位置

チヨダは「東京靴流通センター」や「シュープラザ」を展開する、国内大手の靴小売企業です。靴は景気変動の影響を受けにくい生活必需品である一方、ファッションのトレンドや天候にも左右される難しさもあります。

チヨダの予想配当利回り4.82%は非常に魅力的ですが、この配当の安定性はどうでしょうか?いくつかの比較銘柄と並べて評価します。

銘柄コード/名称 チヨダ(8185) AOKI HD(8214) オカムラ(7994)
事業内容 靴小売(シュープラザ等) 紳士服、複合カフェ等 オフィス家具、物流機器
予想配当利回り 4.82% 4.43% 4.32%
株価(02/06時点概算) 1,121円 (過去データ参照) (過去データ参照)
最低購入代金(100株) 112,100円 (過去データ参照) (過去データ参照)
PER(会社予想) 38.72倍
PBR(実績) 0.75倍
自己資本比率 65.8%
直近の収益性 改善傾向 回復傾向 安定

チヨダの数値でまず目につくのは、高い自己資本比率(65.8%)とPBRの低さ(0.75倍)です。財務基盤は非常に安定しているため、PBR1倍割れ改善の期待も持てます。一方でPERが38.72倍とやや高めなのは、業績がまだ本格回復途上にあり、利益の絶対額が低いことの裏返しと考えられます。

比較対象のAOKIやオカムラも、比較的財務が安定し高配当を提供する銘柄として、我が家のポートフォリオの守りの要として検討してきたものですね。(AOKIホールディングスについて詳しくはこちらオカムラについて詳しくはこちら)。チヨダは、この中で利回りが最も高く、財務安定性も高いのが魅力です。

チヨダのビジネスモデルと市場環境

チヨダは、郊外のロードサイド店舗を中心に展開しており、子育て世代にとっては「家族の靴をまとめて買う場所」として非常に身近だと思います。子どもの靴はすぐにサイズアウトするので、定期的な購入が必要です。

会社情報を見ると、〈収益性〉は改善傾向にあり、純利益率、営業利益率ともに前年同期比で改善しているとのこと。コロナ禍からの消費回復に加え、在庫管理やコストコントロールが効き始めている可能性がありますね。

ここで、消費財セクターの競争環境について、少し目を向けたいと思います。外部ニュースでは、アメリカの食品企業Marzettiがソース事業のM&Aを進めているという報道がありました。

Marzetti moving deeper into sauces – Food Business News

これは食品業界のニュースですが、消費財全体に言えるのは「消費者の多様なニーズに応えるための競争が激化している」ということです。食品企業が特定のニッチ市場(ここではソース)を買い取って強化するように、小売業であるチヨダも、価格競争だけではなく、専門性やプライベートブランド(PB)の強化などで競争力を維持していく必要があります。

チヨダの場合、全国に店舗網を持ち、地域に根差した小売店としての安定感があります。この安定した基盤の上で、いかに粗利の高い商品やサービスを提供できるかが、高配当の持続性の鍵を握ると言えそうですね。

みずきの「人生設計マッチ度」評価

我が家の「2027年4月までに月1万円の習い事費用を確保する」という目標に対して、チヨダがどれだけ適しているかを3つの軸で評価します。

A. 配当の持続性・成長性:△(業績回復期待込みの評価)

チヨダの配当性向は、直近のPER(38.72倍)が高いことから、まだ利益水準が安定しているとは言い難い状況です。しかし、財務の安定性(自己資本比率65.8%)と有利子負債の減少傾向は、減配リスクに対する強力な防波堤になっていると思います。

配当方針としては、配当利回り重視の姿勢が見えますが、今後、景気が悪化したり、店舗運営コストが増大したりした場合、この4.82%を維持できるかは、収益の回復ペースにかかっていると感じます。今は「回復への期待」と「厚い財務」で高配当を支えている段階だと見て、期待を込めて「△」寄りの「○」と判断します。

B. 人生設計との適合性:◎(高利回りで必要投資額が現実的)

目標の月10,000円を約4.8%の利回りで達成するには、約250万円が必要です。これは、新NISAの成長投資枠を数年かけて集中投資すれば現実的に到達可能な水準です。特にPBRが低いため、将来的な株価上昇によるキャピタルゲインも期待できる点も、長期保有を前提とする我が家の人生設計とは「◎」でマッチしています。

また、チヨダには株主優待(靴割引券)があり、子どもの靴や家族の靴購入に実用的に役立つ点も、子育て世代にとっては大きなメリットです。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:○(守りのコア資産に組み込みたい)

我が家はまだ子どもの教育費負担が本格化する前にあり、リスク許容度は比較的高い方です。チヨダは小売業であり、景気敏感株ではありませんが、国内の消費動向に左右されます。

しかし、PBR0.75倍という水準は、仮に一時的に業績が低迷しても、解散価値以下の評価であり、大きな下落余地は限定的であると判断できます。我が家のポートフォリオでは、S&P500などのインデックス投資をコアに据えているため、チヨダのような高財務・低PBR・高配当の個別株は「守りを固めながら、インフレに強いキャッシュフローを生み出す補完資産」として非常に整合性が高いです。

総合評価と判断:PBR改善期待込みで長期保有を視野に

チヨダ(8185)は、高すぎるPERに若干の懸念は残るものの、4.82%という高い配当利回り、そして鉄壁に近い自己資本比率65.8%を誇ります。

小売業という特性上、劇的な成長は見込めませんが、安定的に家族の「足元」の需要を掴んでいるため、配当収入で月1万円の習い事費用を賄うという目標達成には非常に有力な候補だと思います。

我が家としては、まず新NISAの成長投資枠を活用して、当面の間、少額で積み増しを始め、PBR改善に向けた企業努力や、今後の収益回復のIR情報を確認しながら、目標の250万円に向けて投資を加速させていく方針がいいかな、と考えています。

制度活用との組み合わせ:ジュニアNISAと配当控除の活用

高配当株投資を行う上で、制度活用は必須です。

ジュニアNISAの活用(非課税の恩恵を最大限に)

もし、チヨダを子どもの教育費専用のポートフォリオとして運用するならば、ジュニアNISA(現行制度)で保有するのが理想的でした。配当金が非課税になるため、税引き前の配当金をそのまま教育費に充てることができます。

残念ながら現行のジュニアNISAは新規買付が終了していますが、新NISAの成長投資枠を活用し、私たち親名義で保有することで、将来的に子どもへの贈与をスムーズにする準備も可能です。

配当控除の仕組み

特定口座でチヨダを購入し、配当金を受け取る場合、通常は約20%が源泉徴収されます。しかし、国内株の配当金は「配当控除」の対象です。所得や他の控除額によりますが、総合課税を選択することで、源泉徴収された税金の一部または全部が還付される可能性があります。

ただし、総合課税を選択すると、株の譲渡益と配当を合算して課税されるため、国民健康保険料や住民税に影響が出る場合があります。このあたりは、我が家の年間の所得状況を見ながら、確定申告時に「申告分離課税」と「総合課税」のどちらが有利かを毎年シミュレーションする必要があると思います。

みずきの懸念とまとめ

チヨダの最大の懸念点は、やはりPERの高さです。今は収益が回復途上だからこその高PERですが、この高い配当を維持するためには、今後数年でEPS(1株あたり利益)をしっかりと伸ばしていく必要があります。

もし、期待通りに業績が伸びず、配当性向が高水準で固定されてしまった場合、景気後退局面では減配リスクが一気に高まります。そのため、チヨダだけに集中投資するのではなく、オカムラやAOKI HDなど、他の高財務・安定配当の銘柄と組み合わせてポートフォリオを構築することが重要だと考えています。

我が家では、チヨダを「高利回りとPBR改善期待で、教育費確保の目標を加速させる役割」として位置づけ、守りのコア資産である全世界株式やS&P500のインデックス投資をしっかりと継続しながら、長期目線で投資を続けていきたいと思っています。

投資は焦らず、人生設計の計画に合わせて一歩一歩進めていきましょうね。

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