◎(9990)(株)サックスバー ホールディングス : 3年後、育休・小3の壁へ月5千円を4.26%配当

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに:子育てママが「バッグ屋さん」の株に注目する理由

こんにちは、みずきです。わが家の家計簿と人生設計に役立つ株を探すのが日課になっています。

今回、注目したのは(株)サックスバー ホールディングス (7649)。「バッグ屋さん?」「小売業?」と思うかもしれませんが、実は、私たち子育て世代の家計にとても魅力的な数字をたくさん持っている銘柄なんです。

特に私が注目したのは、今の予想配当利回り(4.26%)の高さと、その配当の持続力を裏付ける鉄壁の財務状況です。自己資本比率がなんと73.3%。さらにPBRは0.81倍と、資産に対して株価が割安に評価されています。

もちろん、バッグやファッション小物の小売業界は景気に左右されやすい側面もあります。しかし、「安定配当を出し続ける余力」という視点から見ると、今のサックスバーHDは、わが家の長期的な家計設計に組み込む価値があると感じています。今回は、3年後の「ダブルの壁」に備えるための、この銘柄の具体的な活用法を考えていきますね。

我が家の人生設計シナリオ:3年後の「小3の壁」と育休に備える

投資は銘柄ありきではなく、人生設計ありき。これが私のモットーです。今、娘は5歳(年長)ですが、私たちは第二子を検討中です。

この先3年間の家計には、二つの大きな課題が待ち受けています。

一つは、3年後に上の娘が小学校3年生になることによる「小3の壁」です。学童の利用が難しくなり、代わりに習い事や民間の預かりが増え、教育費が一段階上がります。

もう一つは、第二子出産による私の育休です。育休中は収入が大幅に減少します。この時期を乗り切るために、配当収入で家計の「防御力」を高めておきたいんです。

この二つの課題を同時に迎える3年後から、配当で月5,000円(年間60,000円)の余裕を生み出したい、というのが今回のシナリオ設定です。この5,000円があれば、習い事一つ分の費用や、育休中のちょっとした家計の赤字を埋め合わせるのに役立ちます。

目標配当額の逆算計算

では、この「3年後から年間60,000円の配当金」という目標を実現するために、サックスバーHDにいくら投資すれば良いかを計算してみましょう。

項目 設定値・計算
目標年間配当額 60,000円
サックスバーHD予想配当利回り 4.26%
必要投資元本(税引前) 60,000円 ÷ 0.0426 ≒ 1,408,450円
株価(823円)に基づく必要株数 1,408,450円 ÷ 823円 ≒ 1,711株

現在の配当利回り(4.26%)を維持してくれるならば、約141万円を投資することで、目標の月5,000円の配当が得られるという計算になります。この金額であれば、つみたてNISAやiDeCoでベースの資産を積み立てつつ、成長投資枠やジュニアNISAを併用すれば、3年間で十分に到達可能な範囲だと判断できます。

複数銘柄の比較紹介:安定性を重視した選択

年間6万円の配当を得るために約140万円の投資が必要だと分かりました。ここで、サックスバーHDの具体的なメリット・デメリットを見るために、同じく安定配当を期待できる他の銘柄と比較してみますね。

※以下の銘柄B、Cは比較のために仮定したモデルです。

銘柄名(コード) サックスバーHD (7649) 銘柄B(仮:安定小売業) 銘柄C(仮:産業REIT)
業界・事業 バッグ、小物小売 ディフェンシブな食品小売 産業用不動産投資
予想配当利回り 4.26% 3.8% 4.5%
配当性向(目安) 約55%(EPS 63.43円、配当35円より) 約50% 90%超(REIT特性)
PBR 0.81倍 1.5倍
自己資本比率 73.3%(高) 50%(標準)
必要投資額(年間6万配当) 約141万円 約158万円 約133万円
増配期待 PBR改善期待込みで期待可 緩やか ほぼなし(分配金は変動)
最低投資金額 82,300円 300,000円程度 50,000円程度

サックスバーHD (7649) の特徴

サックスバーHDの最大の強みは、利回り(4.26%)の高さだけでなく、圧倒的な財務の安定性(自己資本比率73.3%)と、PBR 0.81倍という割安感の両立です。

配当性向も約55%と無理がない水準に収まっており、仮に景気後退で一時的に業績が落ち込んでも、この高い自己資本比率があれば、一時的な減益であれば配当水準を維持する余力があると考えられます。これは育休に入る私たちにとって、とても重要な「安心材料」です。

PBR1倍割れ企業への注目と、株価上昇の可能性

サックスバーHDのPBRが0.81倍であるということは、市場からの評価が、企業が持っている純資産価値(BPS 1,016.14円)を下回っている状態を指します。東証は現在、PBRが1倍割れの企業に対し、資本効率の改善や株主還元強化を強く求めています。

この流れが、単なる「割安」ではなく、「将来的な株価上昇の期待」へと繋がる可能性があると、みずきは考えています。

最近のニュースでも、上場企業に対し、株主側がより高い価値を求める動きが強まっていますよね。例えば、MBO(経営陣による買収)の価格が低すぎるとして、大株主が見直しを要求するような事例も出てきています。

日本経済新聞の報道で、「ラクスル-買い気配 MBO「買収価格低すぎる」 英運用会社、見直し要求=日経」という記事がありました。これはMBOの事例ですが、企業価値と市場価格の乖離が大きい場合、株主側が積極的に意見を表明し、企業側に変革を迫る流れが加速していることを示しています。

サックスバーHDの場合、小売業という特性上、すぐに大規模な事業変革は難しいかもしれませんが、PBR改善策として「更なる増配」や「自社株買い」といった株主還元策を強化する可能性を秘めていると思います。これが実現すれば、配当利回りだけでなく、中長期的なキャピタルゲイン(売却益)も期待できるかもしれません。

みずきの「人生設計マッチ度」評価

我が家の3年後の家計サポートという観点から、サックスバーHDを3つの軸で評価します。

A. 配当の持続性・成長性:◎(強く信頼できる)

自己資本比率73.3%は、本当に心強い数字です。これは、リーマンショック級の大きな不況が来たとしても、他の同業他社よりも配当を維持しやすい体力を示しています。配当性向も約55%と適切で、無理なく配当を払い続けられる余力があります。さらにPBR改善期待という、成長性とは別の株価上昇の期待値もあるため、持続性・成長性ともに高く評価します。

B. 人生設計との適合性:◎(ぴったり)

目標の年間6万円を、4.26%という比較的高い利回りで、かつ安定性の高い銘柄で実現できるのは魅力的です。3年後に育休と小3の壁という「ダブルの壁」が来るわが家にとって、家計の防御網として今から仕込み始めるのに最適な時期と利回りだと思います。バッグやファッションは景気に左右されますが、子どもの卒業式や入学式など、人生の節目には必ず需要があるため、「子どもが成長する期間ずっと持っていて良い」と思えるビジネス内容であることも、子育てママとしては安心できます。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:○(まあ大丈夫)

小売業は変動リスクがゼロではありませんが、サックスバーHDの財務体質が非常に堅牢なため、リスクはかなり抑えられていると評価します。私たちは基本的に長期投資前提で、ポートフォリオの半分以上をインデックス投資(つみたてNISA、iDeCo)で固めているので、残りの個別株枠で、この安定高配当銘柄を組み入れるのは、リスク許容度と整合性が取れていると考えます。

制度活用との組み合わせ:ジュニアNISAで「非課税配当の盾」を作る

みずき流投資の最大のポイントは、税制優遇制度の徹底活用です。

サックスバーHDのような高配当銘柄は、配当金を非課税で受け取れるジュニアNISA(2023年末で新規買付終了済みですが、既存口座での運用は可能)新NISAの成長投資枠で保有すると、税効率が劇的に改善します。

特に、今回の目標設定は「3年後の家計サポート」ですが、その後、10年後の大学進学資金へと目的が変わることも考えられます。ジュニアNISAで保有すれば、本来約20%かかる配当金にかかる税金がゼロになるため、利回りが実質的に上昇します。

  • 通常口座の場合: 4.26% → 手取り約3.4%
  • NISA/ジュニアNISAの場合: 4.26% → 手取り4.26%

目標の年間6万円の配当をジュニアNISAで受け取れれば、税金として引かれるはずだった約12,000円がそのまま手元に残ります。この12,000円は、娘の習い事の教材費や、年に一度の帰省費用に充てるなど、家計に大きな貢献をしてくれますよ。

みずきの総合評価と判断

結論として、サックスバーHD(7649)は、我が家の「3年後ダブルの壁に備える防御的な高配当銘柄」として、非常に優秀な候補だと評価します。

小売業という景気敏感なセクターでありながら、この鉄壁の自己資本比率とPBRの割安感は、安心感をくれます。配当を維持する体力があり、さらに東証の要請によって、将来的に株主還元が強化される可能性も秘めているのは、長期保有を目指す私たちには願ってもない魅力です。

私なら、この140万円の投資元本を、娘のジュニアNISA口座に優先的に振り分けていく戦略を取ります。非課税で安定的な配当を受け取ることで、3年後からの家計負担を確実に軽減できると考えています。

失敗・迷い・懸念も素直に述べる

完璧な銘柄はありません。サックスバーHDの懸念点としては、やはり小売業特有の景気変動リスクと、Eコマースなどの新しい販売チャネルへの対応力が挙げられます。

今はインバウンド需要の回復などで業績は改善傾向ですが、再び消費が冷え込むと、客単価や客足が落ちる可能性があります。もし業績が悪化し続ければ、配当性向55%といえども、減配のリスクは否定できません。

そのため、私たちはこの銘柄を、ポートフォリオ全体のリスクを抑えるための「守りの高配当コア銘柄」として位置づけ、投資割合を集中しすぎないよう注意深くモニタリングすることが大切だと思いますね。

サックスバーHDのようなPBR1倍割れの優良財務高配当株は、今、日本の市場が積極的に注目しているテーマでもあります。私たち子育て世代が、地味だけど堅実な企業を応援しつつ、自分の人生設計に役立てていけたらいいなと思っています!

高配当で財務が安定している銘柄を探すのは楽しいですよね。過去にも、安定財務系で育休や小1の壁に備えるための銘柄を検討しています。

例えば、同じように安定的な事業基盤を持ち、高い利回りを出す銘柄として、こちらの記事も参考にしてくださいね。

最後まで読んでくださってありがとうございました!

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