×(8237)松屋 : 育休中の月5千円配当目標達成には約940万円投資必要

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに:我が家の人生設計と松屋への興味

こんにちは、みずきです!今日は、百貨店の松屋(8237)について、我が家の人生設計と照らし合わせながら、じっくり考えてみたいと思います。

我が家には5歳になる年長の娘がいて、そろそろ小学校入学を控えている時期なんです。夫と共働きで、つみたてNISAやiDeCo、ジュニアNISAは着々と積み立てていますが、やっぱり子どもの教育費や習い事代って、これからどんどん増えていくのが目に見えていますよね。それに、第二子も検討中なので、もし育休に入ることになったら、家計が一時的に厳しくなる可能性も考えておかないと。

そこで、「3年後、娘が小学校に入学する頃には、月5,000円くらいの配当収入で家計に少しでもゆとりを作りたいな」というのが、今の我が家の目標なんです。百貨店って、私たち消費者にとっては身近な存在だし、銀座や浅草に店舗を構える松屋は、なんだか老舗の安心感がありますよね。だから、「もしかしたら、我が家の家計を支える柱になってくれるかも?」って、ちょっと期待して調べてみたのがきっかけです。

目標配当額の逆算計算:松屋で月5,000円は現実的か?

さて、我が家の目標は「3年後に月5,000円の配当収入」です。年間で計算すると、5,000円 × 12ヶ月 = 60,000円が必要になりますね。

松屋のデータを見てみると、会社予想の配当利回りは0.64%(2025年12月26日時点)となっています。この数字を使って、目標達成に必要な投資額を逆算してみましょう。

必要な投資額 = 目標年間配当額 ÷ 配当利回り
必要な投資額 = 60,000円 ÷ 0.0064 = 約9,375,000円

うーん、約940万円ですか…。正直なところ、この数字を見た時に「これはちょっと現実的じゃないな…」と感じてしまいました。我が家が3年でこれだけの金額を個別株に投じるのは、今の貯蓄ペースを考えるとかなり難しいのが現状です。もちろん、株価が上がって売却益を狙うという手もありますが、みずきとしては、まずは「配当金で家計を支える」という目標があるので、この配当利回りでは厳しいな、というのが率直な感想です。

もし、同じ「月5,000円の配当」を目指すなら、もっと配当利回りの高い銘柄を検討した方が、少ない投資額で目標に近づけますよね。例えば、以前検討したはごろもフーズ(2831)なら、安定した配当で家計を支える道筋が見えました。そう考えると、松屋は我が家の「配当で家計を支える」という目標とは、少し方向性が違うのかもしれません。

松屋(8237)の基本情報と事業内容

まずは、松屋の基本的な情報から整理してみましょう。現在のデータは2025年12月26日時点のものです。

  • 企業紹介: 松屋は、百貨店事業を主軸とし、銀座と浅草に店舗を構える老舗企業です。百貨店事業の他にも、不動産賃貸事業なども手掛けています。特に銀座店は、国内外の富裕層やインバウンド需要を取り込む、日本を代表する百貨店の一つとして知られていますね。
  • 直近株価: 1,850円
  • 最低投資金額: 186,400円(100株単位)
  • 配当利回り(会社予想): 0.64%
  • 1株配当(会社予想): 12.00円(2026年2月期)
  • PER(会社予想): (連)82.40倍
  • PBR(実績): (連)3.50倍
  • EPS(会社予想): (連)22.62円(2026年2月期)
  • BPS(実績): (連)532.94円

収益性・安定性・成長性に関するデータからの考察

松屋の財務状況について、もう少し詳しく見ていきましょう。

  • 配当性向: 1株配当12.00円 ÷ EPS22.62円 = 約53.05%。配当性向は50%台と、一般的には無理のない範囲に思えます。しかし、これは会社予想のEPSに基づいたもので、実際の収益状況がどうなるか、注意が必要です。
  • 収益性: データによると「悪化しています。純利益率は前年同期比で低下し、直近期はマイナスです。営業利益率も前年同期比で下がり、勢いも弱い動きです。」とあります。純利益がマイナスというのは、企業活動全体で損失が出ている状態なので、かなり心配な点ですね。ROEは8.79%と悪くない水準ですが、ROAが5%を下回っていることから、資産を効率的に活用して利益を上げているとは言えない状況のようです。
  • 安定性: 自己資本比率は37.1%で、一般的に望ましいとされる30%を上回っています。これは、借金に頼りすぎず、自分たちの資産で経営を賄えている割合なので、安定性の面ではまずまずといったところでしょうか。有利子負債も足元で増減を繰り返しつつ直近期はやや減少傾向にあるようです。
  • 株主優待: 残念ながら、松屋のデータには株主優待に関する記載がありませんでした。百貨店なので、てっきり割引券などがあるのかなと期待していたのですが、もし優待がないとすると、配当利回りが低い分、魅力は半減してしまいますね。

全体的に見ると、安定性はそこそこあるものの、収益性の悪化と純利益がマイナスという点が非常に気になります。特に、配当で家計を支えたい我が家にとっては、この収益状況が配当の継続性にどう影響するのか、大きな懸念材料になります。

百貨店業界の現状と「OKADOYA」のニュースから考えること

百貨店業界は、インターネット通販の普及や消費者のライフスタイルの変化によって、長らく厳しい状況が続いていますよね。ただ、最近はインバウンド(訪日外国人観光客)需要の回復や、富裕層向けの需要が堅調なこともあり、一部の百貨店は回復の兆しを見せています。

松屋も銀座という一等地にあるので、インバウンドの恩恵は受けているはず。ただ、それがまだ収益全体に大きく反映されていない、というのが今の状況なのかもしれません。

ここで、少し関連する外部のニュース記事を見てみましょう。
Funbound Unveils ‘OKADOYA’: Heritage-Inspired Luxury Rentals in Osaka – The National Law Review(2025年12月26日公開)という記事です。

この記事は、大阪を拠点とするホスピタリティ企業Funbound社が、新しい高級ブランド「OKADOYA」を立ち上げたという内容です。伝統的な職人技と現代的な快適さを融合させた、ラグジュアリーな宿泊施設を提供するとのこと。特に「Urban Silence」というコンセプトで、新築でありながら地域のコミュニティと調和するデザインが特徴だそうです。ターゲットは最大12名まで宿泊できる施設で、関西国際空港からのアクセスも良いとのこと。

このニュースは松屋の直接の事業ではありませんが、百貨店業界を取り巻く環境を考える上で、いくつか示唆があるように思います。

  1. 富裕層・インバウンド需要の掘り起こし: 「OKADOYA」がターゲットとする層は、高価格帯のサービスを求める富裕層やインバウンド客でしょう。百貨店も、まさにこうした層を重要な顧客と位置づけています。高級レンタル事業の成功は、富裕層の消費意欲が依然として高いことを示しており、百貨店が提供する高付加価値な商品やサービスにも期待が持てるかもしれません。
  2. 「体験」価値の重視: 伝統と現代の融合、地域のコミュニティとの調和といった「OKADOYA」のコンセプトは、単なるモノの販売だけでなく、「体験」や「ストーリー」を重視する現代の消費トレンドを反映しています。百貨店も、単なる売り場ではなく、文化発信やイベント開催などを通じて、顧客に特別な体験を提供することが求められていますよね。
  3. 多角化の可能性: 松屋も百貨店事業だけでなく不動産賃貸事業も手掛けていますが、このようにホスピタリティ分野への参入は、百貨店が持つブランド力や顧客基盤を活かした多角化の一つの方向性を示しているとも言えます。

松屋自身も、銀座という立地を最大限に活かし、高感度な顧客やインバウンド客のニーズに応えようと努力しているはずです。ただ、こうした外部の明るいニュースがあったとしても、それがすぐに松屋の収益改善に直結するとは限りません。百貨店業界全体の構造的な課題や競争環境は依然として厳しいので、今後の松屋の戦略や業績の推移を慎重に見守る必要があるな、と感じました。

みずきの「人生設計マッチ度」評価

それでは、松屋の銘柄が我が家の人生設計にどれくらい合っているのか、3つの軸で評価してみますね。

A. 配当の持続性・成長性:△(やや懸念あり)

松屋の配当性向は53.05%と、数字だけ見れば適度な水準です。でも、問題は「収益性の悪化」「純利益のマイナス」という点。企業が利益を出せていない状況で、この配当水準を維持し続けるのは、かなり厳しいんじゃないかなと心配になります。もしこの状況が続けば、減配のリスクも十分に考えられますよね。

百貨店業界は、インバウンド需要で一時的に回復しても、長期的に見れば構造的な課題を抱えています。経営層が「配当を大事にしている」というメッセージが明確であればまだ安心できるのですが、現状ではその情報も不足しています。不況が来たときに配当を維持する体力が十分にあるかというと、今の収益状況を見る限り、やや不安が残りますね。

B. 人生設計との適合性:×(不向き)

我が家の目標は「3年後に月5,000円の配当収入」でした。松屋の配当利回り0.64%では、約940万円もの投資が必要になり、これは現実的ではありません。いくら百貨店が身近な存在だとしても、この投資額は今の我が家には難しいです。

また、収益性の悪化から減配リスクも考えると、安定的に配当を得て家計を支えるという目的には不向きだと判断せざるを得ません。配当が少ないと、ジュニアNISAで非課税の恩恵を受けるメリットも小さくなってしまいますし、もし売却益を狙うとしても、PERが82.40倍と割高感があるため、大きな成長期待を抱くのも難しい状況です。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:×(今は避けるべき)

私たちが育休に入る予定がある中で、配当が不安定な銘柄は、精神的なプレッシャーになってしまいます。配当利回りが低く、収益性も悪化している松屋は、今の我が家のポートフォリオに「安定の柱」として組み込むのは難しいですね。

もし投資するなら、ポートフォリオの「成長期待枠」になるかもしれませんが、PERの高さや純利益のマイナスを考えると、その期待も限定的です。売却する可能性も考えると、株価変動への耐性も必要ですが、現状では積極的にリスクを取るべき銘柄ではないかな、というのが正直な感想です。

みずきの総合評価+判断:我が家の投資戦略と松屋

以上の評価を踏まえると、我が家の人生設計において、松屋は「今の時点では投資対象としては見送るべき」という判断になります。

百貨店という身近なビジネスモデルにはとても興味があったし、銀座という一等地で頑張っている企業を応援したい気持ちもありました。でも、やっぱり数字は正直ですね。配当利回りが0.64%と非常に低いこと、そして収益性が悪化して純利益がマイナスになっていることを考えると、「3年後に月5,000円の配当で家計を支える」という我が家の目標達成には、残念ながら貢献が難しいと結論せざるを得ません。

もし、松屋に投資をするとしたら、それは「配当狙い」ではなく、百貨店業界の劇的な回復や、銀座という立地を活かした新たな事業展開による「株価の値上がり(キャピタルゲイン)狙い」になるでしょう。しかし、現状のPERの高さ(82.40倍)を見ると、すでに期待が織り込まれている可能性もあり、大きな値上がりを期待するには、もう少し明確な成長戦略や業績の改善が見えてからでも遅くはないように思います。

みずきとしては、やはり「配当を安定的に出してくれて、家計の現金流を増やしてくれる銘柄」を重視したいので、今回の松屋は、我が家の投資基準とは合わないというわけです。

制度活用との組み合わせ:NISAやジュニアNISAでどうなる?

みずきブログの強みは、税制優遇制度の活用ですよね!松屋のような銘柄を、もしNISAやジュニアNISAで保有したらどうなるか、考えてみました。

松屋の1株配当は12.00円で、配当利回りは0.64%です。例えば100株保有した場合、年間1,200円の配当金になります。この1,200円の配当金が、通常なら約20%の税金が引かれてしまうところ、NISA口座やジュニアNISA口座で保有していれば、まるまる非課税で受け取ることができます。

でも、年間1,200円(月100円)の配当だと、非課税の恩恵も限定的ですよね。我が家の目標である「月5,000円(年60,000円)」の配当をジュニアNISAで非課税にできたとしたら、年間12,000円もの税金が浮く計算になります。でも、そのためには約940万円もの投資が必要なので、ジュニアNISAの年間投資枠(80万円)では、よほど長い時間をかけないと達成できません。

もし、将来的に株価が大きく上昇して売却益が出た場合、ジュニアNISA口座で保有していれば、その売却益も非課税になります。ただ、先ほども触れたように、現在の松屋の収益性やPERを見ると、大きな成長期待を抱くのは難しいかもしれません。つみたてNISAやiDeCoで全世界株式などのインデックスファンドに分散投資している我が家としては、個別株の「成長期待枠」としても、もう少し慎重に検討したいところです。

「制度の活用が、個人投資家の最大の武器」だと考えているみずきとしては、松屋のような低配当で成長性も不透明な銘柄では、その武器を十分に活かせないな、というのが正直な感想です。

失敗・迷い・懸念も素直に述べる

正直なところ、百貨店って子どもの頃からデパートへ行くのが楽しみだったり、母の日や父の日のプレゼントを選んだり、私たち家族にとって身近で特別な場所なんですよね。だから、松屋の株を検討する前は、漠然と「良い銘柄なんじゃないかな?」って期待していました。

でも、実際に数字を見てみると、配当利回りの低さや収益性の悪化、純利益がマイナスという厳しい現実に直面しました。百貨店業界全体が、インバウンド需要の回復で一時的に活気を取り戻しているとはいえ、根本的なビジネスモデルの変革や、収益力を安定させるための努力がまだまだ必要なんだな、と改めて感じました。

特に、我が家が第二子を検討していて、私が育休に入る可能性を考えると、「家計を支えるための安定した配当」は本当に重要なんです。だから、減配リスクがありそうな銘柄や、目標配当額を達成するために巨額の投資が必要な銘柄は、今の私たちには避けるべきだと判断しました。

完璧な銘柄なんてないけれど、「今の我が家の人生設計に合った、XX点の選択肢」を選ぶことが大切だと改めて実感した銘柄検討でしたね。松屋は、今は我が家のポートフォリオには組み込めないけれど、百貨店業界の動向や松屋の今後の経営戦略は、これからも注目していきたいと思います。

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