◎(7148)FPG : 6.14%配当で3年後の小4の壁の習い事費月1万円を支える家計のブースター戦略

銘柄紹介

はじめに

注意事項:本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

こんにちは、みずきです!関東郊外で夫と、今年2026年4月に小学校へ入学したばかりの6歳の娘と3人で暮らしている、30代後半(1985年生まれ)のワーママ個人投資家です。普段は上場企業で営業や企画の仕事をしながら、家計管理と2021年から始めた株式投資を楽しんでいます。

娘が小学校に入学して数ヶ月。いわゆる「小1の壁」に直面して、毎日の学童の送り迎えや、持ち物の準備、そして地味にかさむ「新しい習い事の費用」に頭を悩ませる日々を送っています。子育てって本当に、時間もお金も絶え間なく必要になりますよね。でも、「完璧を目指さない。今できる範囲で最適に」が私のモットー。使える制度は賢くフル活用しながら、10年後、20年後に家族みんなが笑顔でいられるような人生設計を逆算で組み立てています。

今回は、そんな我が家の人生設計の中で、今とっても気になっている「(株)FPG(銘柄コード:7148)」という超高配当銘柄について、我が家の家計にどう貢献してくれるのかという視点で徹底的に考えてみました。単に「利回りが高いから買う」のではなく、「何年後に、いくらの配当金が欲しくて、そのためになぜこの銘柄を検討するのか」という、リアルな逆算プロセスをお届けしますね。

我が家の人生設計:3年後の「小4の壁」に向けて、塾代・習い事費月1万円をどう作る?

現在6歳の娘は、地元の公立小学校に通い始めました。今は週2回のスイミングと英語教室に通っていますが、これだけでも毎月約1万5,000円の出費です。小1の段階でこれですから、3年後、娘が小学校4年生(10歳)になる2029年4月にはどうなっているでしょうか。

この時期は、世間でよく言われる「小4の壁」がやってきます。学童保育に入れなくなる地域も多く、放課後の過ごし方として塾や本格的な習い事を増やすご家庭が急増します。我が家でも、本人が中学受験を希望するかどうかはまだ分かりませんが、補習塾や本人の興味がある専門的な習い事を始めると、月謝の総額が今より「月1万円」は確実にアップすると見込んでいます。

「3年後、毎月の教育費が1万円増える」

この課題を、毎月の給料だけで賄おうとすると、家計の貯蓄ペースが落ちてしまいます。そこで私の出番です!3年後までに、「家計に毎月1万円(年間12万円)の配当キャッシュフローを自動で生み出す仕組み」を作っておけば、給料に手をつけず、心にゆとりを持って娘のやりたいことを応援してあげられますよね。今回の人生設計の目標は、この「3年後に月1万円の配当金を確保すること」に設定しました。

目標配当額の逆算計算:利回り6.14%なら、投資額はいくら必要?

目標が決まったら、次は具体的な数字の逆算です。今回注目しているFPGの株価データ(2026年6月26日時点)を基に、どれくらいの投資金額が必要になるかをシミュレーションしてみました。まずは我が家の逆算シートをご覧ください。

項目 内容・数値
目標年間配当額(税引前) 120,000円(月1万円×12ヶ月)
FPGの予想配当利回り 6.14%(1株配当 92.70円)
目標達成に必要な投資総額 約1,954,400円(120,000円 ÷ 6.14%)
最低購入代金(100株) 151,000円(株価:1,496円基準)
必要な保有株数 約1,300株(13単元)

利回りが驚異の6.14%という超高配当なので、約195万円を投資すれば、それだけで「月1万円」の配当金が完成する計算になります。もしこれが配当利回り3%の一般的な優良株だった場合、400万円もの投資資金が必要になってしまいます。そう考えると、FPGの「圧倒的な資金効率の良さ」は、私たち子育て世代にとって、限られた軍資金を最大限に活かす大きな武器になりますよね。

ただ、ここで投資家ママとしての冷静なブレーキもかかります。いくら魅力的だからといって、我が家の貴重な教育資金の元手から、特定の1銘柄だけに195万円も集中投資するのはリスクが高すぎます。万が一、その企業が大きな減配をしたり、株価が急落したりしたら、目も当てられません。完璧を求めない私のルールとしては、「FPGだけで月1万円を目指すのではなく、他の高配当銘柄やREITと組み合わせて、ポートフォリオ全体で月1万円を作る。その中の頼れるブースター役としてFPGを位置づける」のが最適だという結論に達しました。

同じ目標を達成するための「高配当3銘柄」比較!

そこで、同じ「3年後の小4の壁(月1万円)」をクリアするための選択肢として、FPGと合わせて検討したい他の高配当銘柄を比較してみました。それぞれ特徴が異なるので、どれをどれくらい組み合わせるかがパズルみたいで楽しいポイントです。

銘柄名(コード) 配当(分配)利回り 最低投資金額 特徴・配当方針
FPG(7148) 6.14% 約151,000円 業績連動(配当性向50%目安)。リース、不動産小口化など中小企業向け。
フージャースHD(3284) 6.47% 約110,000円 地方中心のマンション開発。株主還元に積極的で、サテライト枠として有力。
オリックス不動産投資法人(8954) 5.14% 約160,000円 総合型J-REIT。オフィス、住宅、ホテル等に分散。比較的安定した分配金。

それぞれの銘柄について、もう少し詳しく我が家なりの分析をしてみますね。

1. FPG(7148)の基本データと魅力

FPGは、主に航空機やコンテナのオペレーティングリースのアレンジメント(仲介・組成)や、不動産小口化商品「プレミアムシリーズ」を展開している、かなりユニークな金融企業です。顧客は日本全国の中小企業の経営者層で、突発的な利益が出た際の「課税の繰延(節税)」のニーズをがっちり捉えています。

直近の業績は非常に好調で、売上・利益ともに右肩上がり。ROE(自己資本利益率)は驚異の32.93%、営業利益率や純利益率も前年同期比で改善傾向にあります。財務の安定性を示す自己資本比率は45.0%と、金融ビジネスとしては十分な水準。何より、株主に利益をしっかり還元する姿勢が強く、配当性向は50%を目安としています。また、1年以上継続して保有すると、保有株数に応じて実用的な「UCギフトカード」がもらえる株主優待制度もあり、デパートやショッピングモールで娘の洋服や本を買うのに大活躍してくれそうです。

他の高配当銘柄と比較したいときは、以前ブログで紹介したこちらの記事も参考にしてみてくださいね。例えば、フージャースHDについてはこちらの記事で詳しく書いています。

○(3284)フージャースホールディングス : 6.47%の高配当で小4の壁の塾代月1万円を補うサテライト戦略

また、安定した不動産収入から分配金が支払われるJ-REITのオリックス不動産投資法人については、こちらの記事で人生設計との組み合わせ方をまとめています。

◎(8954)オリックス不動産投資法人 : 5.14%分配で3年後の小4の壁の習い事費を支える家計の武器

外部ニュースから考える、我が家の投資ポリシー

最近、ネットの投資ニュースを見ていて、子育て世代の投資家としてハッとさせられる記事がありました。マネーポストWEBに掲載されていた「なんかすごいらしいね!」と雰囲気だけでキオクシア株を買って大儲けした女性のエピソードに関する記事です。

「なんかすごいらしいね!」とキオクシア株を買った女性が500万円の利益確定! 印象や雰囲気だけで資金をつっこむ“素人ならではの度胸勝負”は今後も通用するのか(マネーポストWEB) – Yahoo!ニュース

この記事では、半導体ブームの波に乗り、「名前をよく聞くから」「なんだか凄そうだから」という印象だけで多額の資金を投入し、運よく数百万の利益を出した事例が紹介されています。でも、記事の結びにもある通り、こうした「度胸勝負」の投資は、常にうまくいくわけではありません。市場の風向きがちょっと変わるだけで、一瞬にして含み損を抱えてしまうリスクと隣り合わせです。

この記事を読んで、私は改めて「私たちはギャンブルをしているわけじゃない。守るべき家族がいるからこそ、雰囲気ではなく、自分の人生設計に根ざした投資をしよう」と強く思いました。仕事に家事、育児に追われる毎日の中で、四六時中スマホで株価のチャートを追いかけ、ハラハラドキドキしながら度胸勝負をするなんて、精神的に持ちませんよね。私たちが目指すのは、一発逆転の500万円の利益ではなく、3年後、5年後に「今月も、娘の習い事代の1万円がしっかり口座に振り込まれているね」という、穏やかで再現性のある未来です。

そういう意味でも、FPGのようなビジネスモデルが明快で(中小企業経営者の節税ニーズは常に存在します)、配当利回りという具体的な「果実」が数字で約束されている銘柄を、しっかり計算した上でポートフォリオに組み入れることこそが、私たち子育てママにとっての「正攻法の投資」だと確信しています。

みずきの「人生設計マッチ度」評価

さて、ここからはFPGについて、我が家の人生設計にどれくらいマッチしているのかを3つの軸で客観的にジャッジしていきたいと思います。

A. 配当の持続性・成長性:評価「○(まあ大丈夫、ただし景気動向は要ウォッチ)」

FPGの最大の魅力は、配当性向50%をコミットした上で、業績の伸びに伴って配当をしっかり増やしてくれる成長性にあります。足元の業績は、航空機の旅客需要回復やコンテナ船の旺盛な需要を背景に、極めて好調です。また、不動産小口化商品「プレミアムシリーズ」が、地方の大手地銀などとの提携によって非常にスムーズに売れており、ビジネスモデルの多様化が進んでいます。

ただし、配当性向が50%の「業績連動型」であるため、業績が悪化したときには、容赦なく減配されるリスクもあります(コロナ禍の時期は一時的に大幅な減配を余儀なくされました)。そのため、永久に無配や減配がない「鉄壁のディフェンシブ株」とは言えませんが、今の日本の中小企業を取り巻く環境や、国税当局の動向を見る限り、短中期的には底堅く推移すると考えています。

B. 人生設計との適合性:評価「◎(教育費の準備にバッチリ)」

3年後の「小4の壁」に向けて、効率よく配当キャッシュを積み上げるという目標に対して、利回り6%超という圧倒的な破壊力を持つFPGは、まさにぴったりです。3年という比較的短いスパンで目標額に達するためには、ある程度の利回りの高さが必要になります。FPGをポートフォリオに加えることで、全体の平均利回りをグッと引き上げることができ、投資に回せる余力が限られている子育て世帯にとって、時間と資金を大幅に節約できるのが大きなメリットです。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:評価「△(サテライト枠として緊張感を持って保有)」

我が家はまだ娘が6歳と小さく、これから大学進学など大きなお金がかかる時期を控えています。そのため、ポートフォリオの主軸(コア)は、世界株のインデックス投資(新NISAのつみたて投資枠など)や、財務が極めて健全なディフェンシブ高配当株で固めるべきです。FPGは景気敏感な金融セクターに属するため、あくまで「全体の10%〜15%程度に抑えたサテライト(スパイス)枠」として保有するのが、我が家のリスク許容度にとって最も心地よいバランスだと考えています。

新NISA・配当控除・iDeCo…制度をフル活用したポートフォリオ戦略

私のみずきブログで、いつも一番大切にしているのが「国が用意してくれた非課税制度をフル活用して、実質的な利回りを最大化する」という視点です。どんなに素晴らしい銘柄を選んでも、税金で20.315%も引かれてしまってはもったいないですよね。FPGを保有する場合、どの制度をどう活用するのが最もお得なのか、整理してみました。

新NISA「成長投資枠」での完全非課税保有

これが最優先ルートです。FPGの配当利回りは6.14%ですが、もし課税口座で受け取ると、税引後の手取り利回りは約4.89%にまで下がってしまいます。しかし、新NISAの成長投資枠で保有すれば、6.14%がそのまま丸ごと我が家の口座に振り込まれます。1株あたり92.70円の配当金が、そのまま娘のスイミングや英語の月謝にスライドできる。この非課税効果の大きさは、使わない手はありませんよね。

つみたてNISA(つみたて投資枠)やiDeCoとの「攻守のバランス」

我が家では、毎月一定額を「つみたて投資枠」で全世界株式(オール・カントリー)やS&P500のインデックスファンドに、iDeCoで老後資金を地道に積み立てています。これらは言わば、我が家の「鉄壁の守り(本丸)」です。この長期の「守り」がガッチリと機能しているからこそ、新NISAの「成長投資枠」を使って、FPGのような利回り6%超の少し攻めた個別株に安心して資金を振り向けることができるわけです。この「インデックス(守り)× 高配当個別株(攻め)」の二刀流が、精神的にも最も安定します。

特定口座で買うなら絶対に知っておきたい「配当控除」の裏ワザ

「新NISAの枠はもう使い切っちゃった」という場合や、あえて特定口座で保有する場合、日本の個別株であるFPGは「配当控除」の対象になります。確定申告の際に「総合課税」を選択することで、所得税の税率が低い子育て世帯(課税所得900万円以下を目安)であれば、所得税の一部を取り戻すことができます。地方税の申告不要制度の改正などには注意が必要ですが、税制を少し勉強するだけで、手元に残るお金が数万円単位で変わってくるのは本当に面白いですよね。

※なお、先ほど比較に出した「オリックス不動産投資法人(J-REIT)」は、制度上「配当控除」の対象外となります。だからこそ、「配当控除が使えないREITはNISA口座で優先的に買い、配当控除が使える通常の日本株(FPGなど)は余力に応じて特定口座で持つ」というように、口座の役割分担を考えるのが、みずき流の超効率的な活用法です!

FPGを検討する上での「失敗談」と「最大の懸念点」

良いところばかりを並べるのはフェアではないですし、私のブログでは過去の失敗や迷いも隠さずにお伝えしています。実は、FPGには避けては通れない「最大の懸念点」が2つあります。

1つ目は、「税制改正によるビジネスモデルの根幹への影響リスク」です。FPGの主要顧客である中小企業経営者は、法律で認められたリース取引や不動産小口化商品を使って、合法的に税金を繰り延べています。しかし、過去にヘリコプターリースなどを巡って国税庁による通達変更があり、業界全体のシェアが一時的に影響を受けた歴史があります。もし今後、より厳格な税制改正が行われた場合、同社の主力商品の売れ行きが急減するリスクは常に頭の片隅に置いておく必要があります。

2つ目は、「徹底的な景気敏感株であること」です。コロナ禍の初期、世界中で飛行機が全く飛ばなくなった時期を覚えていますか?あの時、多くの航空会社が経営難に陥り、航空機リースを主軸にしていたFPGの業績も急悪化し、大幅な減配を行いました。私自身、その当時は「やっぱりどんなに利回りが良くても、不測の事態には弱いんだな」と、高配当の怖さを身をもって知りました。ですから、「この配当金は100%永久に保証されている」と思い込んで、生活費の全てを依存するような投資の仕方は絶対に避けるべきです。

まとめ:我が家の結論とこれからのアクション

投資の世界に「100点満点の完璧な銘柄」は存在しません。でも、自分たちの人生設計というフィルターを通すことで、我が家にとって「何点の選択肢か」を判断することはできます。

FPG(7148)に対する、我が家(みずき家)の人生設計マッチ度の総合評価は……「85点!」です。

確かに、景気敏感なビジネスモデルや税制改正のリスクなど、ハラハラする要素はあります。しかし、新NISAをフル活用した「6.14%」という超高配当のスピード感は、3年後の「小4の壁」に向けた教育資金作りにおける、非常に強力なブースターになります。

そこで、我が家の具体的なアクションプランとしては、以下のように考えています。

  • 主軸となるインデックス積立(オルカン)は、毎月淡々と継続する。
  • 新NISAの成長投資枠を使って、まずはFPGを100株(投資額約15万円、年間配当約9,270円)から、無理のない範囲で少しずつ買い増していく。
  • それと同時に、安定性の高いJ-REIT(オリックス不動産投資法人など)や、地方都市の強みを活かしたフージャースHDなどとも分散を図り、3年後に「特定の業界に依存しない、合計で月1万円の配当ポートフォリオ」を完成させる。

このように、一つのカゴに全ての卵を盛るのではなく、それぞれの個性を活かした「チーム」を作ることで、リスクを抑えながら目標を達成することができます。これなら、もし仮にFPGが一時的な業績不振に陥っても、家族の生活や娘の習い事がストップしてしまうような致命傷は避けられますよね。

子育てに仕事に家事にと、目まぐるしく過ぎていく毎日。だからこそ、こうした「投資による家計の仕組み化」を今から少しずつ仕込んでおくことで、未来の自分のゆとりをプレゼントしてあげたいなと思います。皆さんも、ご自身の家族の年齢や、何年後にどれくらいのお金が必要になるかという「人生のタイムライン」を、ぜひ一度ノートに書き出してみてください。きっと、今買うべき銘柄や、必要な投資額がスッキリと見えてくるはずです。

完璧じゃなくていいんです。今できる範囲で、少しずつ一緒に一歩を踏み出していきましょうね!本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。また次回のブログでお会いしましょう!

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