◎(6156)エーワン精密 : 2年後育休家計月7千円を5.38%高利回りで支える防御壁

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに:高配当5.38%!(株)エーワン精密は「家計の防御壁」になれるか?

こんにちは、みずきです。早いもので、もう2026年に入ってすぐですね。娘(年長)は小学校入学まであと1年ちょっと。そろそろ本格的に「小1の壁」対策を考えないと、と焦る毎日です。

さて、今回注目したのは、精密金型や部品を手がける1月7日発表の株探ニュースでも高配当銘柄として取り上げられていた、(株)エーワン精密(6156)です。なんと予想配当利回りは5.38%(2026年1月7日時点)。こんなに高い利回りなのに、自己資本比率が92.9%という驚異的な財務の安定性を持っています。これは、私たち子育て世代の家計にとって、かなり魅力的な「防御壁」になりそうですよね。

ただ、この銘柄、収益性には少し不安定さが見えます。高配当・高財務だけど、利益はちょっと波がある。だからこそ、「我が家の人生設計」にどう組み込むか、シビアに見極める必要がありそうです。

1. 我が家の人生設計:2年後の育休と習い事費用をどう守るか

まずは、エーワン精密を検討するに至った我が家の家計シナリオからお話ししますね。

現在、娘は5歳(年長)。来年には小学校に入学します。そして、私たち夫婦は2年後の2028年に第二子を考えています。夫の収入は安定していますが、私が育休に入ると、当然ながら世帯収入は一時的に落ち込みます。

この「育休期間」と「小1の壁で習い事が増える時期」が重なる2028年〜2029年に、家計がギチギチにならないよう、配当金で現金の流れをサポートしたいと考えています。

  • 我が家の現在地:娘5歳(年長)。つみたてNISA、iDeCo、ジュニアNISAで長期積立は進行中。
  • 2年後の家計課題:私の育休による収入減と、娘の習い事費(月2〜3種類)の増加。
  • 解決に必要な配当額:最低でも、月7,000円(年間84,000円)の配当収入を確保したい。

この月7,000円があれば、娘のピアノやスイミングなどの習い事費の一部を配当で賄えるため、育休中でも精神的な余裕が生まれると思うんです。

2. 目標配当額の逆算計算:156万円で実現できる現実性

では、エーワン精密の利回り5.38%(税引前)を使って、月7,000円の配当を確保するために、いくら投資が必要かを逆算してみましょう。

年間目標配当額は84,000円です。

必要投資額 = 年間目標配当額 ÷ 予想配当利回り

必要投資額 ≈ 84,000円 ÷ 0.0538 ≈ 1,561,338円

エーワン精密の最低購入代金は100株で186,000円(2026/01/07終値1,860円)。約156万円となると、だいたい8単元(148.8万円)〜9単元が必要になりますね。

私たち夫婦の現在の貯蓄ペースから見ると、今すぐ150万円を投入するのは少し大変ですが、ジュニアNISAやつみたてNISAの枠外の特定口座で、向こう1年半かけて少しずつ積み増していく計画なら、十分現実的な目標額だと思います。

この「少ない投資額で目標配当に到達しやすい」点が、エーワン精密のような高利回り銘柄の最大の魅力です。

3. 複数銘柄の比較紹介:高利回りと安定性のバランス

エーワン精密の5.38%という高利回りは非常に魅力的ですが、その背景にある「安定性」と「収益性」のバランスを見ることが重要です。

エーワン精密は、精密加工金型やFA機器用精密部品を手がける、いわゆる日本の「モノづくり」を支える企業です。景気の波に左右されやすい側面があります。

比較検討:エーワン精密の強みと弱み

| 項目 | (株)エーワン精密(6156) | 対照銘柄A(高財務・中配当・安定成長)のイメージ | 対照銘柄B(高成長・低配当・売却益狙い)のイメージ |
| :— | :— | :— | :— |
| 配当利回り(予想) | 5.38% (非常に高い) | 3.0%程度 (平均的) | 1.5%以下 (低い) |
| 自己資本比率 | 92.9% (驚異的) | 50%〜60% (優良) | 40%程度 (標準) |
| PER(予想) | 42.45倍 (非常に高い) | 15倍前後 (割安) | 25倍以上 (成長期待) |
| 収益トレンド | 不安定(EPS振れ大) | 緩やかに安定成長 | 急成長、将来性期待 |
| 投資目的 | 高い配当による家計サポート | 長期増配による資産の着実な成長 | 10年後の売却益による大学資金確保 |
| ポートフォリオ上の役割 | 家計の「防御壁」(コアの安定配当枠) | ポートフォリオの「土台」(長期保有枠) | 「種まき枠」(リスク許容度内で) |
| 株価(2026/01/07) | 1,860円 | – | – |
| 1株配当(予想) | 100.00円 | – | – |

エーワン精密を選ぶ最大の理由:高財務が生む配当の「安心感」

通常、利回りが5%を超える銘柄は、その分、財務が不安定だったり、配当性向(利益に対する配当の割合)が無理をしていたりするケースが多いです。しかし、エーワン精密の自己資本比率92.9%は本当にすごい。有利子負債も減少傾向にあるとのことで、この「鉄壁の財務」が、配当の持続性を下支えしてくれています。

収益性(ROE -2.82%)が悪化傾向でPERが42.45倍と高いのは少し気になりますが、これは「一時的な業績の落ち込み」が株価にまだ反映されていないか、あるいは「将来の業績回復」を市場が織り込んでいるかのどちらかでしょう。

私たちママ投資家から見ると、この銘柄は「利益が一時的に落ち込んでも、会社の体力(自己資本)が減配を食い止めてくれる可能性が高い」という点で、育休中の家計サポート役として非常に頼もしい存在になり得ます。

4. みずきの「人生設計マッチ度」評価

A. 配当の持続性・成長性:△から○へ(財務がカバー)

評価は正直に言って「△から○」です。収益性だけを見ると「悪化」「不安定」というデータが出ています。もし、自己資本比率が50%程度の会社で利回り5%超だったら、減配リスクを強く懸念してしまいます。

しかし、エーワン精密の場合は、自己資本比率92.9%という異常なまでの安定性が、その不安を大きく打ち消してくれます。たとえ赤字になったとしても、手元のキャッシュで数年間は配当を維持できる体力があるからです。したがって、配当が「減らされない」持続性については、かなり信頼できると判断します。

B. 人生設計との適合性:◎(目標達成が現実的)

評価:◎(ぴったり)

私たちの目標は「2年後の育休中の家計サポートとして月7,000円」を確保することです。利回りが高いおかげで、約156万円という現実的な投資額でこの目標をクリアできます。例えば利回り3%の銘柄だったら、約280万円必要になる計算です。この差は子育て家計にとっては大きいですよね。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:◎(安心して持てる)

評価:◎(安心して持てる)

なぜ「安心して持てる」かというと、超高財務だからです。私たちが一番避けたいリスクは、育休中や子どもの進学時期に、保有銘柄が倒産したり、大幅な減配で家計の計画が狂ったりすることです。エーワン精密は、業績の不安定さという「収益リスク」はありますが、財務の安定性という「倒産リスク」は極めて低いと言えます。これにより、配当を受け取るための「コア」のポートフォリオに組み込むことができます。

5. みずきの総合評価+判断:エーワン精密は「盾」として最強

エーワン精密は、私たちの子育て家計の防御ラインを固める上で、非常に優れた選択肢だと判断しました。

正直なところ、エーワン精密が将来的に売上を爆発的に伸ばし、株価が何倍にもなる、といった「成長の矛」としての役割はあまり期待していません。PER42.45倍という現状も、割安とは言えませんし、収益の振れ幅が大きいからです。

しかし、「配当を出し続けるための体力」という視点で見れば、自己資本90%超は他の追随を許さない「鉄壁の盾」です。

我が家の目標である「2年後の育休中の月7,000円」を達成するために、もし私がポートフォリオを組むなら、以下のような戦略を考えます。

【みずきの戦略】

  1. まず、エーワン精密に約150万円を投じ、目標配当(月7,000円)を確保する。
  2. この配当金は、全額ジュニアNISAの枠で購入し、非課税で受け取る。
  3. 残りの積立資金は、つみたてNISAやiDeCoで全世界株などのインデックスに回し、成長性の「矛」を担わせる。

こうすることで、インデックスで長期的な成長を狙いつつ、個別株の高利回り配当で「今すぐ家計をサポートする」という二兎を追うことができると思うんです。どちらも制度を活用することで、税金効率も最大限に高められます。

この考え方、以前分析した財務が堅い高配当銘柄、◎(6919)ケル(株)にも通じるところがありますね。不確実性が高まる時代だからこそ、まずは「守り」を固める投資は重要だと考えています。

6. 制度活用との組み合わせ:配当非課税の威力をジュニアNISAで

高配当株は、制度活用と組み合わせることで、さらにその威力を増します。

① ジュニアNISAで配当金まるごと非課税へ

エーワン精密の配当利回り5.38%(1株100円)を、娘の名義でジュニアNISAの枠で購入するのがベストだと考えます。

通常、配当金には約20%の税金がかかります。月7,000円の配当(年間84,000円)の場合、約16,800円が税金で引かれてしまう計算です。これがジュニアNISAなら、非課税で全額受け取れるんですよね。

18年間で約30万円以上の税金が浮く計算になり、この浮いたお金も再投資に回せば、複利効果も高まります。この非課税メリットは、家計に直接貢献する高配当株こそ最大限活用したい制度だと思います。

② 配当控除 vs NISA

特定口座で日本株の配当金を受け取ると、確定申告で「配当控除」を利用することで、所得税を少し減らせる可能性があります。ただ、私たち子育て世代のように、夫や妻のどちらかが高所得者ではない場合、税率によっては配当控除の効果が限定的になることもあります。

それを考えると、最初から非課税枠(ジュニアNISAまたは成長投資枠のNISA)で、「税金が引かれない状態」を確定させた方が、家計計画は立てやすいですし、手続きも不要で楽ちんです。

忙しいママにとっては、複雑な確定申告の手間がない、というのも大きなメリットですよね。

7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる:PERの高さと景気敏感性

最後に、エーワン精密を検討する上での懸念点や、私の正直な迷いを共有しておきます。

懸念点1:PER42.45倍の割高感

PERが42倍を超えているのは、やはり気になります。これは市場が将来の成長や回復を期待しているのか、それとも単に一時的な利益の落ち込みで相対的に割高に見えているだけなのか、判断が難しいところです。

もし、将来的に市場全体が業績の不安定さを嫌気して株価が下落した場合、高配当で得た利益が株価の下落で相殺されてしまう可能性はあります。特に製造業なので、世界景気の減速や、設備投資のサイクルが悪くなると、一気に業績が落ち込むリスクがあります。

懸念点2:景気敏感度が高い

精密部品や金型は、製造業の設備投資に直結します。もし、私が育休に入る2028年頃に世界的な不況が重なり、製造業全体が冷え込んだ場合、エーワン精密の業績も悪化する可能性があります。

もちろん、90%超の自己資本比率があるので、多少の業績悪化では減配しないと期待できますが、あまりに長期的に収益が改善しない場合、さすがに配当の維持は難しくなってきます。

だからこそ、この銘柄は「全資産のコア」にするのではなく、「ポートフォリオの中で高利回り・高財務という特性を活かした、防御専門の柱」として位置づけるのが賢明だと私は考えています。高財務を信じて、株価の多少の変動には目をつぶり、配当を粛々と受け取っていく。これが、私たちの子育て家計に精神的な安定をもたらす最善の道だと思います。

投資は人生設計ありき。目標を達成するための手段として、エーワン精密が我が家にとって最適な選択肢かどうか、引き続き検討を進めていきますね!

みなさんも、ご自身の人生設計に合った銘柄を見つけてくださいね。

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