◎(8595)ジャフコ グループ : 10年後教育資金50万円を5.45%利回りでジュニアNISA非課税

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

我が家の人生設計:10年後の高校入学資金50万円を「高配当×非課税」で準備したい

こんにちは、みずきです。2026年に入り、娘(5歳・年長)の小学校入学まであと1年となりました。家計の「小1の壁」対策として、日々の出費を配当金で賄う戦略はこれまでも考えてきましたが、今回はもう少し長期的な目標について夫婦で話し合いました。

実は、私、第二子を来年春に出産予定なんです。そうなると、これから数年間は育児と仕事の両立で、まとまった貯蓄が難しくなるかもしれない。だからこそ、今ある手元の資金を効率よく働かせることが重要だと考えています。

今回の目標は、10年後、上の娘が高校に入学するタイミングに合わせて、まとまった教育資金の一部を非課税で準備することです。

1. シナリオ設定:10年後、高校入学時に50万円を非課税で

我が家は、子どもが大学進学するまでになるべく貯金を取り崩したくない、というのが基本方針です。しかし、高校受験から入学にかけて、入学金や制服代、初年度の授業料など、大きな支出が集中しますよね。

  • 我が家の現在地:2026年。娘5歳(年長)、第二子を妊娠中。
  • 10年後の家計課題:2036年に娘が高校入学。私立高校に進学する場合、初年度だけでも100万円近い出費が見込まれます。
  • その課題を解決するために必要な目標額:10年後の高校入学時に、その一部である50万円を非課税で準備したい。

この目標を達成するために、今回はジュニアNISAの払い出し制限をうまく活用したいと考えています。娘名義で今から投資しておけば、18歳になる前(10年後)でも教育資金として非課税で引き出せるからです。

2. 目標達成のための「逆算計算」

目標は10年後に非課税で50万円を用意すること。これは株価上昇による売却益でも、配当金の再投資による複利効果でも構いませんが、我が家は安定志向なので、主に配当金の再投資効果を狙います。

候補銘柄の平均利回りを約5.4%と仮定し、もし株価が横ばいで、配当金も維持されるとして単純計算してみます。

年間目標配当金:500,000円 ÷ 10年 = 50,000円 (単純計算)

必要投資額 = 年間目標配当額 50,000円 ÷ 想定利回り 5.4%

必要投資額 ≒ 約92万円

約92万円をジュニアNISAで今から投資しておけば、年間5万円前後の配当金を受け取れます。これを再投資すれば、10年後には元本と配当再投資分を合わせて50万円以上の非課税枠を確保できる見込みです。

今回のターゲット、ジャフコ グループ (8595)は最低購入代金が247,000円(2026/01/08時点)なので、この資金目標を達成するには約4単元(約98.8万円)程度の投資が必要になりますね。

3. 複数銘柄の比較紹介:ジャフコ グループは「高利回り」と「安定感」のバランスが取れているか?

90万円台という投資額で、5%を超える利回りを実現しつつ、10年後に教育資金として使える安定性を持つ銘柄を探します。今回メインで検討するジャフコ グループの他、ディフェンシブな高配当株と比較してみましょう。

比較候補1:ジャフコ グループ (8595) – ベンチャー投資のパイオニア

企業紹介:ベンチャーキャピタル(VC)の国内大手で、未上場企業への投資・育成・売却を主な事業としています。日本のスタートアップ企業の成長を最前線で支えている会社ですね。

基本情報(2026/01/08):

  • 株価:2,470円
  • 予想配当利回り:5.44%
  • 1株配当(会社予想):133.00円
  • PBR(実績):0.94倍
  • 自己資本比率(実績):83.0%

配当方針と特徴:

ジャフコの収益は、投資先のベンチャー企業が上場(Exit)したり、他社に買収されたりする際の売却益(成功報酬)に大きく左右されます。そのため、年間の業績や配当には波がありますが、利回りは非常に高い水準を維持しています。

一方で、自己資本比率が83.0%と、極めて高い財務安定性を誇ります。これは、収益が不安定でも、会社自体が非常に頑丈であることを示しています。「高リスクな事業」と「超堅固な財務」という、面白い組み合わせの会社だと言えます。

比較候補2:ナガセ (9733) – 教育事業の安定高配当

企業紹介:予備校「東進ハイスクール」などを運営する教育事業の最大手。長期間にわたり、安定した収益基盤を持っています。

配当方針と特徴:教育費準備という我が家のシナリオと相性が良く、利回りも約5.8%前後と高い水準です。景気変動の影響を受けにくいディフェンシブな側面も持っているため、不況時でも配当維持に期待が持てます。

比較候補3:エーワン精密 (6156) – 超高財務のディフェンシブ製造業

企業紹介:産業機械部品(金型用部品など)を手掛ける会社です。地味かもしれませんが、その事業の安定性と財務の強さが魅力です。

配当方針と特徴:利回りはジャフコとほぼ同じ5.3%台ですが、こちらは無借金経営で知られる超高財務企業。事業自体が景気に左右されにくいわけではありませんが、圧倒的な体力で不況を乗り切ってきました。配当の安定性を最優先したい場合に、ジャフコと並んで検討すべき選択肢です。

4. ジャフコ グループに関する外部ニュースの考察

ジャフコはベンチャーキャピタル(VC)という業態なので、投資先の動向が直接収益に結びつきます。VC業界の活発さを示すニュースは、ジャフコの将来のExit益を測る上で重要です。

最近のニュースで、PEファンドが支援する企業がIT経費管理サービス企業を買収したという記事がありました。

title: Silversmith-backed Proven Optics picks up IT expense management services firm Brightfin
URL: https://www.pehub.com/silversmith-backed-proven-optics-picks-up-it-expense-management-services-firm-brightfin/

これは米国のニュースですが、プライベートエクイティ(PE)やVCが投資した企業(Proven Optics)が、さらに積極的なM&A戦略(Brightfin買収)に出ている、という内容です。これは何を意味するかというと、VCやPEの投資先が、資本力を背景に事業拡大を加速させているということです。

ジャフコも同様に、投資先企業が成長すれば、Exit時の売却益が大きくなります。投資先がM&Aを通じて急成長することは、ジャフコの収益性向上に直結します。このように、VC/PE業界全体のディール(取引)の活発さは、私たち投資家がジャフコの将来性を判断する上で欠かせない情報なんですよね。

5. みずきの「人生設計マッチ度」評価

ジャフコ グループが我が家の「10年後の高校入学資金50万円準備」というシナリオにどれだけフィットするか、3つの軸で評価します。

A. 配当の持続性・成長性:△(やや懸念あり)

  • ジャフコは高財務ですが、収益がベンチャーのExitに依存するため、配当の安定性(持続性)には波があります。毎年安定して133円がもらえる保証はありません。
  • ただし、PBR0.94倍と解散価値以下であり、自己資本比率も83.0%と非常に高いため、会社全体がすぐに傾くリスクは極めて低いと判断できます。
  • 配当利回りが高いのは魅力的ですが、配当の「絶対的な持続性」という点では、ナガセやエーワン精密に軍配が上がります。

B. 人生設計との適合性:○(悪くない)

  • 目標投資額(約92万円)で、5.44%の高利回りを享受できるため、10年後の50万円という目標には現実的に到達しやすいです。
  • 特に、VCという事業自体が、日本の将来の成長を担うスタートアップを支援しているため、「子ども世代への投資」という意味合いも持てて、教育資金準備とのストーリーが作りやすいです。
  • 配当の波が大きいとはいえ、今回の目標は「家計の生活費を賄う」のではなく、「10年後にまとめて引き出す資金を複利で増やす」ことなので、一時的な配当の増減に一喜一憂しなくて済む点が適合しています。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:◎(安心して持てる)

  • ジャフコは、収益変動リスクが高い反面、財務体質が極めて頑丈です。投資額は90万円台と、我が家のポートフォリオ全体から見てもリスクの範囲内です。
  • もし10年後に景気が悪く株価が下がっていても、高財務のおかげで倒産リスクは低く、配当を出せる体力はあります。
  • 今回の投資はジュニアNISAで行うため、娘が18歳になるまでは非課税で運用できる期間が長い。多少の株価変動は気にせず、配当を自動的に再投資する運用に徹することができます。

6. みずきの総合評価と判断:「コアではないが、成長性と利回りを兼ねる優等生」

ジャフコ、ナガセ、エーワン精密の3銘柄を比べると、我が家が取るべき戦略が明確になります。

もし私が「育休中の家計を毎月安定して支えたい」のであれば、迷わずエーワン精密(安定性◎、超高財務)を選びます。しかし、今回のシナリオは「10年後の教育資金を、利回りと成長期待で非課税運用する」ことです。

その観点から見ると、ジャフコ グループは非常に魅力的です。

まず、高利回りな上にPBRが1倍を下回っており(0.94倍)、財務の堅牢さ(自己資本比率83.0%)を考えると、割安感が強いです。そして、VCという事業が当たれば、株価自体の大きな上昇も期待できます。

我が家の判断:

我が家では、この92万円の投資を、以下のように配分するのが最適だと考えます。

ジャフコ グループ (8595)に70%(約64万円)を投資します。高利回りかつ成長期待を背負う銘柄にウェイトを置き、10年後の非課税総額最大化を目指します。

残りの30%は、よりディフェンシブなエーワン精密 (6156)に投資し、ジャフコの収益変動リスクをヘッジする形にします。この組み合わせなら、高利回りを維持しつつ、どちらかが減配しても全体のリスクを抑えられます。

7. 制度活用との組み合わせ:ジュニアNISAとの最強タッグ

ジャフコのような高配当銘柄をジュニアNISAで運用するメリットは計り知れません。

年間5万円の配当金を、通常の特定口座で受け取った場合、約20%の税金(1万円強)が引かれます。しかし、ジュニアNISAならこの税金がまるまる非課税になります。10年間で考えれば、10万円以上の税金が浮く計算です。

この浮いた10万円は、本来なら税金として消えてしまうお金ですが、ジャフコの株に再投資することで、さらなる配当を生み出す「打ち出の小槌」になります。

特にジャフコはVC事業のため、株価の変動も大きくなりがちですが、ジュニアNISAは売却益も非課税です。もし10年後にExitが成功し、株価が大きく上昇していれば、その売却益も非課税で娘の高校入学資金に充てられるわけです。もちろん、その頃には新しいNISA制度に切り替わっていますが、旧制度のジュニアNISA口座のメリットを最大限に享受できる選択だと思います。

8. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる

正直なところ、ジャフコへの投資で少し緊張するのは、配当が業績に連動する点です。VCのExitは水物で、良い時もあれば、IPO市場が冷え込んでさっぱり売却益が出ない年もあります。

もし、娘の高校入学時期(2036年)が、VC業界にとって厳しい時期と重なってしまうと、配当金が減る可能性はもちろんあります。その場合、予定していた50万円の確保が難しくなり、株価も低迷しているかもしれません。

だからこそ、「この投資は短期の変動に耐える」という心構えが必要です。そして、全体をジャフコ一本にせず、エーワン精密のようなディフェンシブな銘柄と組み合わせることで、心の平穏を保つことが大切だと考えています。

投資はあくまで人生設計を支えるツール。完璧な銘柄を探すよりも、我が家の10年後の目標に確実に近づくための、XX点の選択肢を選ぶことが大事なんですよね。今回のジャフコは、そのXX点を取るための、高利回りと成長の可能性を秘めた興味深い銘柄だと感じています。

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