△(3284)フージャースHD : 1年後、月5千円の習い事費を5.54%高利回りで賄う人生設計の現実

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに:5.54%高利回り!フージャースHDは「習い事費用」を賄う柱になるか?

こんにちは、みずきです。2026年に入り、またまた高配当銘柄を探す日々が続いています。特に今は、娘(年長、5歳)の小学校入学を目前にして、家計の「固定費の波」にどう備えるかを考えています。

今回注目したのは、不動産セクターのフージャースホールディングス (3284)です。予想配当利回り5.54%という数字は、高配当好きとしては見逃せません。ただ、不動産株は景気に左右されやすく、特に今は金利動向も気になるところ。我が家の人生設計に組み込むには、そのリスクとどう向き合うかがポイントになりそうです。

1. シナリオ設定:1年後に必要な「習い事サポート配当」

我が家では、娘が小学校に上がる1年後(2027年)から、ピアノ教室とスイミングスクールを本格的にスタートさせようと計画しています。二人目の予定もあるので、今のうちに家計に余裕を持たせておきたいんです。

我が家の「1年後家計課題」

  • 我が家の現在地:娘5歳(年長)、私はフルタイム勤務、つみたてNISA/iDeCo/ジュニアNISAで堅実に積み立て中。
  • 1年後の家計課題:習い事費用増加(月約1万円)。将来的な中学受験の可能性も視野に入れ、教育費の準備を早めたい。
  • 課題を解決するために必要な配当額:まずは習い事費用の半分、月5,000円(年間60,000円)を配当で安定的に賄いたい。

この「月5,000円の小さな配当」を確保することが、子どもにかかる費用を気にせず使える心理的な余裕につながるんですよね。まさに、高配当投資の目的は、この「人生の自由度」を買うことだと思っています。

2. 目標配当額の逆算計算:約108万円でスタートライン

目標は年間60,000円の配当です。フージャースHDの予想配当利回り5.54%(2026年3月期予想、1株配当74.00円)を使って逆算してみます。

目標年間配当額: 60,000円
フージャースHD予想利回り: 5.54%

必要投資額は、約108万円となります。

フージャースHDの株価は1,334円(2026年1月9日終値)なので、約107万円の投資で目標達成圏内です。具体的には、8単元(800株)を購入すると、投資額1,067,200円に対して年間配当は59,200円(税引前)となります。

約107万円の投資で、毎年約6万円の配当が期待できる。これが実現すれば、娘の習い事費用を配当で賄いながら、投資元本はそのまま残せるという理想的な状態になりますね。100株あたり133,500円(最低購入代金)という手が出しやすい価格も魅力的です。

3. 複数銘柄の比較紹介:高利回りの裏側にある「事業リスク」

フージャースHDは、マンション開発(「デュオ」シリーズ)が主力ですが、シニア向けの住宅やスポーツ・飲食事業、さらにREIT(不動産投資信託)の組成・運用など、多角化を進めています。

利回りの高さ(5.54%)は素晴らしいのですが、フージャースHDを検討する上で、私は「リスク分散」の観点から、他の選択肢と比較して考えるべきだと感じています。

| 銘柄 | フージャースHD (3284) | 代替候補A(J-REIT) | 代替候補B(安定高配当株) |
| :— | :— | :— | :— |
| **ビジネス特性** | 不動産開発(景気敏感) | 不動産賃貸(比較的安定) | ディフェンシブ(景気耐性強) |
| **予想利回り** | 5.54% (高水準) | 5.0%〜6.0% | 3.5%〜4.5% |
| **配当性向** | 約41.3% (余裕あり) | ほぼ100% | 40%〜60% |
| **財務安定性** | **自己資本比率 23.4% (懸念)** | LTVでチェック | 非常に堅固 |
| **我が家での役割** | サテライト(成長・高利回り枠) | コア(安定収益枠) | コア(安定収益枠) |

フージャースHDは、PER 7.46倍、ROE 13.50%と、経営効率は非常に高いです。利益水準に対して株価は割安に見えますし、配当性向も41.3%と余裕があるため、今の業績が続けば減配リスクは低いです。

しかし、不動産開発というビジネスの性質上、借入が多い点が気になります。フージャースHDの自己資本比率が23.4%という数字は、一般的に望ましいとされる30%を下回っており、有利子負債も増加傾向です。景気が急激に悪化したり、金利がさらに上昇したりした場合、財務的な耐性には懸念が残ります。

もし、月5,000円の配当を「絶対に減らしたくない」生活費の足しにしたいなら、フージャースHDのような景気敏感株100%は避けて、J-REITや生活必需品セクターの安定高配当株と組み合わせるのが賢明だと私は思います。

4. みずきの「人生設計マッチ度」評価

フージャースHDを「1年後に月5,000円の習い事費を賄う」という目標に照らして、3つの軸で評価してみます。

A. 配当の持続性・成長性:△(やや懸念あり)

  • 配当性向は適正水準(約41%)で、この点だけ見れば持続性は高そう。
  • ただ、フージャースHDは「収益性:不安定(純利益率がマイナスに転じている)」「安定性:やや低下」とデータに出ており、利益の変動が大きいです。不動産市況に大きく左右されるため、不況が来た際に配当を維持する体力(自己資本比率の低さ)に不安が残ります。

B. 人生設計との適合性:○(悪くないが、使い方次第)

  • 投資効率は最高:約108万円で月5,000円の目標に到達できる効率性は魅力的です。
  • タイミングの適合性:1年後という明確な目標時期に間に合うだけの利回りです。
  • 懸念点:リスクが大きいので、「1年後に確実に家計を助ける柱」として全てを任せるのは、我が家の人生設計ではリスキーだと判断します。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:△(やや緊張感ある)

  • 私たちは今後、第二子の妊娠・育休を控えており、収入の安定性が一時的に下がる予定です。この時期にポートフォリオの半分以上が景気敏感株だと、株価下落や減配のニュースに一喜一憂し、精神的な余裕を失ってしまいます。
  • フージャースHDは、我が家のポートフォリオの中では、「ハイリスク・高リターンを狙うサテライト枠」として少額に限定すべき銘柄です。

5. 制度活用との組み合わせ:ジュニアNISAで非課税メリットを最大化

フージャースHDのような高利回り株こそ、税制優遇制度を使うべきだと思います。

私は、この銘柄をもし購入するなら、娘名義のジュニアNISAで保有することを検討します。フージャースHDの配当金は5.54%と高いので、非課税メリットを最大限に享受できるからです。

目標の年間60,000円の配当は、通常なら約12,000円が税金として引かれます。これがジュニアNISA口座なら、18歳までノータックス(非課税)でもらえるのです。

私たちは今、私のつみたてNISAでS&P500などのインデックスファンドを積み立てて「コア(守り)」を固めています。その上で、娘のジュニアNISA枠を活用して、フージャースHDを「高利回りの種銭」として植え付ければ、リスクを取りつつも税効率の良い資産形成が可能です。

過去記事でも、ジュニアNISAを使った教育資金の準備について紹介していますので、よろしければ参考にしてくださいね。◎(7305)新家工業 : 8年後70万超教育資金、ジュニアNISAで5.73%配当を育てる

6. 懸念点の深掘り:外部ニュースから見る不動産市況

フージャースHDの業績は、不動産市況と密接に関わっています。2026年に入っても、金利動向や地価の変動には目が離せません。

不動産セクター全体の動向を考える上で、海外の不動産市場の動向も参考になります。例えば、Law360の2026年1月9日付の記事「Hotel Debtors Defend Special Counsel Bid For DLA Piper」(Law360記事へ)は、ホテルの債務者が破産手続きに関連して特別顧問の選任を擁護しているという、裁判所の手続きに関する内容でした。

これは米国のニュースですが、金融引き締めや不動産価格の変動により、一部のセクターでは債務整理が進んでいるという現状が見て取れます。フージャースHDもホテルや商業施設、REIT運用など、多岐にわたる事業を手掛けているため、金利上昇による資金調達コスト増や、不動産市況の冷え込みは利益に直結します。

もし景気後退が鮮明になれば、不動産開発のサイクルは停滞し、株価も大きく変動する可能性があります。高利回りの裏側にある「景気の波に飲まれるリスク」を理解した上で、冷静に投資額を決めるべきですね。

7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる

正直に言うと、フージャースHDの利回り5.54%は本当に魅力的で、全額投入したくなる気持ちもあります。でも、今回は「安定性の低さ」が私たち子育て世代にとっては大きなマイナス要因だと考えます。

自己資本比率が低い銘柄は、株価の変動も激しくなりがちです。もし、育休に入って家計が不安定になった時期に、この銘柄が大きく値下がりしたり、減配を発表したりしたら……。生活を守るための配当金が、逆に不安の種になってしまいます。

だから、私はフージャースHDを「サテライト(攻め)」の枠に留め、目標達成の50%程度(約4単元、54万円程度)をジュニアNISAで保有し、残りの50%は利回りが多少低くても財務が盤石な銘柄(例:安定性の高いインフラ株や、LTVが低いJ-REIT)で固める、という分散戦略を採用したいです。

「完璧な銘柄」は存在しないからこそ、私たちは自分の人生設計に合った「XX点の選択肢」を選び、リスクを分散させる工夫が大切なんですね。

【本日のまとめデータ】

  • 株価(01/09):1,334円
  • 予想配当利回り:5.54%
  • 必要投資額(月5,000円目標):約108万円(800株)
  • 財務懸念点:自己資本比率 23.4%(低め)、収益性の不安定化
  • 我が家での結論:リスク許容度を考慮し、ジュニアNISAでの「サテライト枠」での保有を検討。

(2026年1月執筆)

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

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