△(6535)アイモバイル : 8年後中学費月1.2万円を5.35%高利回りでジュニアNISAが支える

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

我が家の人生設計シナリオ:8年後の中学塾代を配当金で賄いたい

こんにちは、みずきです。2026年に入り、新NISAの枠の使い方も少しずつ定まってきましたね。我が家は私と夫でつみたて枠を満額使いつつ、成長投資枠で個別株や高配当ETFを少しずつ積み立てています。

うちの娘は現在5歳(年長さん)。来年はいよいよ小学生、再来年は「小1の壁」がやってきます。ただ、短期的な壁よりも、私が今一番リアルに考えているのは、その先の「中学受験or進学の壁」です。

もし公立中学に進むとしても、塾代や習い事代は一気に増えますよね。私立ならさらにお金がかかります。そこで、具体的な目標として、8年後の娘の中学進学時(2034年)に、年間15万円(月々平均12,500円)の教育費を配当金で賄うことを目標に設定しました。

この「年間15万円」は、地方の塾に通う場合の平均的な費用を参考にしています。この分を家計の給与収入から切り離せると、かなり精神的なゆとりが生まれると思うんですよね。

我が家がこの目標を達成するために、高配当銘柄として今回検討するのが、IT広告系で高い利回りを持つ(株)アイモバイル(6535)です。

目標配当額の逆算計算:280万円をどう準備するか

アイモバイルの魅力は、その配当利回りの高さです。会社予想では5.35%(2026年1月現在)という高水準。この利回りを使って、先ほどの目標配当額を逆算してみます。

  • 目標年間配当額:150,000円
  • アイモバイルの予想配当利回り:5.35%
  • 必要投資額 = 150,000円 ÷ 0.0535 ≒ 2,803,738円

約280万円。これを8年かけて準備する計算になります。もし8年後まで配当利回りが維持されれば、この約280万円をジュニアNISAや成長投資枠で積み立てることで、娘の中学進学時の教育費が自動的に賄える計算になりますね。

なお、アイモバイルの最低購入代金は現在約50,500円(100株単位)なので、少額から始められる点も子育て家計にはありがたいです。

高利回り個別株の選択肢:アイモバイル(6535)を比較する

配当利回り5%超えの銘柄は魅力的ですが、その配当が「持続可能か」が一番重要ですよね。そこで、アイモバイルが我が家の教育資金計画に合うのか、他の高配当株と比較検討してみます。

アイモバイルは、主に広告事業(アフィリエイト、アドネットワーク)と、ふるさと納税事業を柱とする企業です。インターネット広告市場の成長と、自治体向けサービスの安定した収益が期待できます。

比較対象銘柄リスト

銘柄(コード) 事業内容 予想配当利回り 配当性向(目安) 自己資本比率
アイモバイル(6535) インターネット広告、ふるさと納税支援 5.35% 約48.5% 59.3%
FPG(7148) リース、金融 約6.20%(高水準) 高め 30%台
ケル(6919) コネクタ製造 約5.39% 高め(変動あり) 80%台(高財務)

アイモバイル(6535)の評価ポイント

アイモバイルが他の高配当銘柄と比較して魅力的な点は、「高利回りなのに配当性向が健全」というバランスの良さです。

  • 企業の簡単な紹介:スマートフォン向け広告事業を主軸としつつ、近年は「ふるさと納税」の電子決済プラットフォーム事業が成長ドライバーとなっています。ビジネスモデルはIT業界にあり、市場の変化スピードは速いですが、ニッチな市場で高いシェアを誇っています。
  • 財務と配当方針:自己資本比率は59.3%と安定しており、高配当株の中では財務基盤がしっかりしています。最も重要なのは配当性向です。予想EPS(1株当たり利益)が55.66円に対し、予想配当は27.00円。配当性向は約48.5%と、利益の半分以下に抑えられています。これは、業績が一時的に落ち込んでも、減配せずに配当を維持できる余力があることを示しています。
  • 懸念点:提供された指標を見ると、直近の収益性(純利益率、営業利益率)は「悪化」傾向にあります。また、EPS(1株当たり利益)の振れが大きく、業績が不安定である点に注意が必要です。高配当株とはいえ、IT/広告市場の景気や規制の影響を受けやすい側面があります。

外部ニュースから読み解く事業環境

アイモバイルの主要事業はモバイルインターネット広告です。この市場の競争は激しいですが、関連するニュースとして「【2026年1月】格安SIMのキャンペーンを10社で比較!MNP・新規契約・端末セットでどこがお得?」のようなモバイル関連情報を見ると、国内のモバイル通信市場は引き続き活発です。

格安SIMや端末セットのキャンペーンが盛んであるということは、ユーザーのモバイル利用頻度や通信環境が引き続き注目されている証拠。これはモバイル広告を提供するアイモバイルにとっては市場規模の維持・拡大に繋がります。

一方で、広告規制やプライバシー保護の強化は、広告プラットフォームを提供する企業にとって常に逆風となり得ます。アイモバイルは、この急速に変化するデジタル環境で、いかに安定した収益を確保し続けられるかが重要ですね。

みずきの「人生設計マッチ度」評価

8年後の教育費15万円/年(約280万円投資)という目標に対して、アイモバイルはどの程度適しているでしょうか? 3つの軸で評価してみます。

A. 配当の持続性・成長性:△(やや懸念あり)

配当性向48.5%という数字だけ見れば「◎」をつけたいところです。利益の半分を配当に回すのは無理がなく、余力があります。しかし、収益性の悪化傾向とEPSの振れの大きさが気になります。IT/広告事業は景気やトレンドに敏感です。8年間という期間で考えた場合、一時的に業績が大きく落ち込み、減配に至るリスクは、ケル(6919)のような製造業の安定株や、積水ハウス・リート(3309)のようなJ-REITと比較すると高いと言わざるを得ません。

評価のポイントは「安定配当の意志」ですが、業績連動型の傾向が強ければ、この不安定さがネックになります。

B. 人生設計との適合性:○(悪くない)

目標達成に必要な投資額が約280万円で済むのは大きなメリットです。利回りが低い銘柄だと400万円以上必要になることもあるため、高利回りは資金効率を上げてくれます。

また、アイモバイルの大きな柱である「ふるさと納税支援事業」は、比較的安定した収益が見込めます。この事業が広告事業の波を吸収してくれるなら、教育資金を確保する「コア資産」の一部として組み込むことは可能です。

ただし、教育費という重要な目標を達成するためには、アイモバイル単独ではなく、より安定した銘柄(例えば、過去記事でも紹介したケル(6919)のような高財務の銘柄)と組み合わせるのが理想的です。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:△(やや緊張感ある)

我が家は娘がまだ小さく、数年後に第二子を検討しているため、家計の変動費が増える可能性があります。8年後の教育費は「絶対に必要な資金」として確保したいもの。そのため、株価の大きな変動や、突然の減配は精神的にも痛手です。

アイモバイルはPER 9.07倍、PBR 1.93倍と、そこまで割高感はないものの、年初来安値441円(2025年4月)から見て、株価の変動幅は大きいです。もし教育費が必要になる直前に株価が大きく下落していた場合、「売却して資金化する」という選択肢が取りづらくなります。

したがって、この銘柄に教育費のための全額を集中させるのは避け、我が家のポートフォリオでは「成長期待と高利回りを狙うサテライト(衛星)枠」として位置づけるのが適切だと考えます。

みずきの総合評価と制度活用アイデア

総合評価:我が家は「ジュニアNISAの成長期待枠」に

アイモバイルは、配当性向が健全で財務も安定しているため、高利回り株の中では優秀な部類に入ります。しかし、収益の不安定さがあるため、8年後の教育費15万円を全額この銘柄だけで賄うのはリスクが大きいと判断しました。

だからといって無視するのはもったいない。我が家が採用したいのは、「ジュニアNISAの枠を使い、非課税で成長期待の種まきをする」戦略です。

アイモバイルの事業の柱である「ふるさと納税支援」は、今後も市場が拡大していく可能性が高いです。また、IT分野は将来的な株価成長のポテンシャルも秘めています。

目標とする280万円全額ではなく、例えば50万円分を娘のジュニアNISA(現行制度)の成長枠で保有し、配当を非課税で再投資していく形が理想的です。
50万円投資すれば、年間で約26,750円の配当が入ります(税金ゼロ!)。この非課税の配当を元手に、さらに株数を増やしていけば、複利の力が加速します。

制度活用との組み合わせ:配当非課税の恩恵

個別株投資において、配当金にかかる税金(約20%)は大きな負担です。アイモバイルのような高配当銘柄をジュニアNISAで保有すれば、配当金がまるまる非課税になります。

もし年間27,000円の配当が非課税になったら、通常引かれる5,400円が手元に残る計算です。これが8年間続けば、約43,200円分が税金から守られます。これは娘のお小遣いや、ちょっとした文房具代になりますよね。

すでに夫婦でつみたてNISAでS&P500などのインデックス投資を「コア資産」として行っているため、アイモバイルのような個別株は、そのコア資産を補完する「高利回り・成長期待」のサテライト的な役割として使うのが、我が家のリスク許容度と合致するのだと思います。

失敗・迷い・懸念も素直に述べる

正直なところ、アイモバイルは「これさえ持っていれば絶対に安心!」とは言えない銘柄です。

最近の収益性の低下傾向(純利益率、営業利益率の悪化)は、広告市場の競争激化や、新規事業への投資負担が増えていることを示唆しています。もし、この収益性の悪化が続き、EPSが現在の27.00円を下回るようなら、配当性向が健全であったとしても、減配リスクは高まります。

特に、娘の中学進学が迫る8年後までに景気後退期が重なってしまうと、広告事業が真っ先に打撃を受ける可能性があります。

そのため、我が家ではアイモバイルに投資する際、「もし最悪減配されたとしても、他の安定株(J-REITやディフェンシブ株)の配当でカバーできるか」という視点を持ち、全体のポートフォリオの10%未満に抑えて保有することが重要だと考えています。

高利回り株は魅力的ですが、「利回りだけ」で判断せず、その配当が今後10年続くか、配当性向は健全かをチェックするのが、子育て家計の鉄則ですね。我が家も、教育資金確保のために、引き続き慎重にウォッチしていきたいと思います。

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