◎(3472)日本ホテル&レジデンシャル投資法人 : 2年後、月1万円で小1の壁・育休家計を5.19%利回りが支える

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに:子どもの教育費と育休を支える「インカムゲイン」をどう作るか

こんにちは、みずきです。娘が年長さん(5歳)になり、いよいよ来年小学校入学、つまり「小1の壁」が迫ってきましたね。学童や習い事の費用を考えると、月々の家計の負担が増えるのは避けられません。

さらに、私たちは再来年あたりに第二子を授かりたいと考えていて、そうなると私が育休に入る可能性が出てきます。そうなると、世帯収入が一時的に減少するリスクにも備えなければいけません。

我が家にとって、この2年間の課題は「安定した月々の現金流」を確保すること。今回は、この課題を解決するために「高配当(分配金)」が期待できるJ-REIT(不動産投資信託)の中でも、ホテルと住居を複合的に持つ、日本ホテル&レジデンシャル投資法人(8988)について検討していきます。

1. 我が家の人生設計シナリオ:2年後に必要な配当額を逆算

私たちの具体的な目標は、2年後の家計リスクに備えることです。

  • 現在の状況:娘5歳(年長)。貯蓄余力は月15万円程度。投資に回せる資金を今から2年で積み上げたい。
  • 2年後の家計課題:
    1. 娘の学童・習い事費(月1万円)
    2. 第二子育休期間中の生活費サポート
  • 目標年間配当額:月1万円 × 12ヶ月 = 120,000円

この年間12万円の分配金目標を、日本ホテル&レジデンシャル投資法人(8988)のデータを使って逆算してみます。

目標達成に必要な投資額の計算

2026年1月14日時点のデータに基づくと、日本ホテル&レジデンシャル投資法人の予想分配金利回りは5.19%です。この利回りを前提として、年間12万円の分配金を得るために必要な投資額を計算します。

必要投資額 = 目標年間分配金 ÷ 予想分配金利回り
120,000円 ÷ 0.0519 ≒ 2,312,000円

つまり、約231万円を投資することで、2年後の「小1の壁」と「育休家計サポート」の目標である月1万円の現金流を達成できる計算になります。一口(約77,600円)単位で考えると、約30口が必要になりますね。

我が家は今、年間で約180万円を貯蓄・投資に回しているので、2年あればこの約230万円の投資資金を捻出するのは十分可能だと判断できます。

2. 複数銘柄の比較検討:安定と成長のバランス

目標額が決まったら、次にこの目標を実現するための複数の選択肢を比較します。J-REITは大きく分けて「オフィス」「商業施設」「住居(レジデンシャル)」「ホテル」などがあります。

我が家が求めているのは「景気変動に強すぎず、利回りが高い」こと。日本ホテル&レジデンシャル投資法人(8988)は、ホテル(成長期待)と住居(安定性)を組み合わせている点に特徴があります。

銘柄 日本ホテル&レジデンシャル(8988) A社(レジデンシャル特化・仮想) B社(オフィス特化・仮想)
主な用途 ホテル(約60%)&住居(約40%) 住居中心 オフィス中心
予想利回り(概算) 5.19% 4.0% 3.5%
目標達成に必要な投資額 約231万円 約300万円 約343万円
安定性 中(住居が下支え) 高(生活必需性) 中(景気敏感)
成長期待 高(インバウンド回復期待) 低(賃料上昇は緩やか) 中(都心再開発次第)

日本ホテル&レジデンシャル投資法人(8988)の概要

この銘柄は、その名の通り、都心や主要都市のホテルと、安定的な賃料収入が見込めるレジデンシャル物件を組み合わせています。現在(2026年)はインバウンド回復が顕著なので、ホテル部門の収益改善が分配金に大きく貢献している状況です。

  • 株価(1/14終値):77,600円
  • 予想分配金(2026年5月):4,035円/口
  • 利回り:5.19%
  • 主なビジネス:ミッドスケールホテル(ビジネス・レジャー両方対応)と、都心・近郊のレジデンシャル物件の賃貸。

この利回り5.19%というのは、非常に魅力的です。オフィス特化や住居特化型と比較して、少ない投資額で目標の月1万円に到達できるのが大きなメリットですね。

3. 外部環境の分析:ホスピタリティ市場の動向

ホテル系J-REITを考える上で、現在のホスピタリティ市場がどうなっているかは重要です。

外部の記事によると、アジア太平洋地域のホスピタリティ市場は活況を呈しています。HVS Asia Pacificのレポートでも、この地域のホテル市場が回復し、投資取引も活発化していることが示されています。(Insights from HVS Asia Pacific Hospitality – Week’s Highlights Ending 9 January 2026 – Hotel News Resourceより)

日本では、円安基調や国際的な観光需要の回復によって、特にシティホテルやビジネスホテルの収益率(RevPAR)が大きく伸びています。8988のホテル部門は、このインバウンド回復の波に乗っていると言えます。私たち子育て世代にとっては、家計が国内経済の回復の恩恵を受ける形になるので、国内株や他のリートと分散する意味でも魅力的だと感じます。

しかし、忘れてはいけないのは、ホテルセクターは「景気敏感」だということ。景気が悪化したり、パンデミックのような予期せぬ事態が起きると、即座に稼働率が落ち、分配金も減ります。だからこそ、8988が住居(レジデンシャル)部門を併せ持っている点は、ホテル特化型リートにはない「下支えの安心感」として評価したいところです。

4. みずきの「人生設計マッチ度」評価

この日本ホテル&レジデンシャル投資法人(8988)が、我が家の人生設計にどれくらいマッチしているか、3つの視点から評価します。

A. 配当の持続性・成長性:○(住居が防御壁)

ホテル部門が好調なうちは分配金は期待できますが、ホテル部門単体では持続性(安定性)は△です。しかし、8988は総資産の約40%をレジデンシャル物件が占めています。レジデンシャルは生活必需インフラなので、景気が悪化しても賃料が急激に下がることはありません。

この「住居による防御壁」があるため、急激な分配金の大幅カットは起こりにくいと見て「○」と評価します。成長性はインバウンド次第ですが、2026年現在は期待大ですね。

B. 人生設計との適合性:◎(目標達成に現実的)

目標とする「2年後の月1万円」を、5.19%という高い利回りのおかげで約231万円の投資で実現できる点、これが最高の適合性です。

もし利回り4.0%のレジデンシャル特化型(A社)を選べば、300万円必要になります。育児と仕事で忙しい中、短期間で目標額に到達しやすい5.19%の利回りは、私たちにとって時間効率が良い選択肢です。評価は「◎」です。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:○(ポートフォリオ内の役割が明確)

私たち夫婦は、つみたてNISAやiDeCoで全世界株・S&P500といった成長アセットをコアに持っています。そのため、個別株やJ-REITは「現金流を出す」という役割に特化させたいと考えています。

8988はホテル部門のリスクがあるので、全額をこれに集中させるのは少し怖いですが、他の安定性の高いJ-REIT(例えば◎(3488)セントラル・リート投資法人や、◎(3309)積水ハウス・リート投資法人など)と組み合わせて、「高利回り・成長期待枠」として持つなら、リスク許容度と整合します。評価は「○」です。

5. 制度活用との組み合わせ:新NISAの成長投資枠で効率的に

J-REITから得られる分配金は、通常20.315%が源泉徴収されてしまいます。しかし、新NISAの成長投資枠を活用すれば、この分配金が非課税になります。

目標の年間12万円の分配金について考えてみましょう。

  • 通常課税口座の場合:12万円 × (1 – 0.20315) ≒ 95,622円
  • NISA(非課税)の場合:120,000円

年間で約2.4万円、手取りが増えることになります。月々2,000円分のおやつ代や、娘の通信教材費くらいは非課税メリットだけで賄えてしまいますね。

特にJ-REITのような高分配金銘柄は、この非課税の恩恵が大きいです。今回目標達成に必要な約230万円の投資は、新NISAの年間240万円の成長投資枠の範囲内に収まるため、全額NISAで賄うことで、税効率を最大化できます。

6. みずきの総合評価と判断

日本ホテル&レジデンシャル投資法人(8988)は、我が家の「2年後、月1万円の家計サポート」という目標に対して、非常に現実的な解決策を提供してくれる銘柄だと考えています。

高利回り(5.19%)と、レジデンシャル部門による安定性のバランスが良いのが最大の魅力ですね。特に2026年というタイミングは、インバウンドの好調が続いているため、ホテル部門の恩恵を享受しやすい時期だと見ています。

ただし、私が懸念しているのは、ホテル部門の「景気敏感性」です。もし第二子育休に入る時期と、世界経済が停滞する時期が重なってしまうと、一時的に分配金が減る可能性は否定できません。

だからこそ、私はこの銘柄を「成長期待枠」として、必要投資額(230万円)の半分、約115万円程度をNISA成長投資枠で購入することを検討しています。そして残りの半分は、安定性が高いレジデンシャル特化型J-REITや、生活必需品セクターのディフェンシブ株に分散することで、ポートフォリオ全体の分配金安定性を高めたいと考えています。

完璧な銘柄はありませんが、「ホテルと住居」という二つの顔を持つ8988は、私たちの「インカムゲインを増やしつつ、成長の波にも乗りたい」という欲張りなニーズに、高得点で応えてくれる選択肢だと思いますね。

投資は焦らず、自分の人生設計に合わせて進めていきましょう。

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