○(3109)シキボウ : 1年後小1の壁月7千円を4.64%配当と低PBRで守備固め

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに:PBR0.39倍のシキボウ(3109)。4.64%配当は、我が家の「小1の壁」を乗り越える守備固めになるか?

こんにちは、みずきです。娘(5歳、年長さん)が小学校入学まであと1年ちょっととなりました。小学校入学って、ワクワクする反面、やっぱり「小1の壁」と呼ばれるように、学童や習い事など、家計と時間の使い方を大きく変えるイベントですよね。

私たち夫婦も、今年の春から私の働き方をどうするか、第二子のタイミングをどうするか、具体的な話し合いを始めています。その中で、「配当金による家計の守備固め」は必須。特に今(2026年1月現在)、市場全体が少し調整局面に入っているというニュース(日経平均は大幅に3日続落スタート、米株安や円高で売り優勢)もありますから、こういう時にこそ、市場から評価されていないけれど、堅実なビジネスを持つ高配当株をじっくり検討したいと思っています。

今回注目するのはシキボウ(3109)です。一見すると古風な「繊維」の会社ですが、実は不動産賃貸や環境事業など多角化しており、特にPBRが0.39倍という極めて低い水準なのが気になります。配当利回りも4.64%と高い水準で、我が家の「小1の壁」対策に使えるか、逆算で見ていきたいと思います。

我が家の人生設計シナリオ:1年後の「小1の壁」に備える

まずは、なぜ今この銘柄を検討するのか、その背景となる我が家の人生設計シナリオをお話ししますね。

我が家の現在地と家計課題

  • 娘:5歳(年長)。2027年春に小学校入学予定。
  • 家計状況:今は夫婦共働きで安定していますが、娘の小学校入学で学童や習い事(英語、スイミング)が増えると、月1万円〜1.5万円程度の出費増が見込まれます。
  • 目標時期:1年後(2027年春)から、この増加する出費の一部を配当金で賄いたい。

その課題を解決するために必要な配当額

増加する家計負担のうち、習い事代や学童のおやつ代など、月7,000円を配当金で安定的に確保したいと考えました。

目標年間配当額は:7,000円 × 12ヶ月 = 84,000円(税引前)です。

目標配当額の逆算計算:180万円をどう振り分けるか

目標とする年間配当額84,000円を、シキボウの配当利回り4.64%で逆算すると、必要な投資元本が見えてきます。

計算式:84,000円 ÷ 4.64% ≒ 1,810,344円

約181万円を、シキボウまたは同水準の銘柄に振り分ければ、1年後の目標である月7,000円の配当が達成できるというわけですね。

ただし、約181万円を一つの銘柄に集中させるのは、子育て世代の私たちにとってはリスクが高すぎます。この181万円をコア部分とサテライト部分に分け、シキボウはその中でも「PBR改善による株価上昇期待も少し持ちつつ、高配当を享受する」サテライト的な役割を担ってもらうのがいいかな、というのが今のところの私の考えです。

複数銘柄の比較紹介:シキボウの立ち位置

では、シキボウが持つ魅力と懸念点を、他の高配当の選択肢と比較しながら見ていきましょう。

シキボウ(3109)の概要

シキボウは、元々は繊維事業が中心ですが、現在は不動産賃貸や環境関連製品など、多角的に事業を展開しています。特に不動産事業の収益基盤が安定しており、これが低PBR(0.39倍)にも関わらず高配当を維持できている要因の一つだと考えられます。

シキボウは最低購入金額が約10.7万円(100株)と買いやすいのも魅力ですが、PBRが低すぎるということは、市場から「資産を活かしきれていない」と評価されている証拠でもあります。

比較対象銘柄と実現目標額の比較

我が家の目標である「年間84,000円(月7,000円)」の配当を得るために、シキボウを軸にしつつ、他の選択肢と比較します。

銘柄名(コード) 事業概要 予想配当利回り 必要投資額
(年間84,000円達成)
直近配当性向 PBR
シキボウ(3109) 繊維、不動産賃貸、環境製品など 4.64% 約181万円 0.39倍
安定成長株X(仮) 電子部品、製造業(財務優良) 4.30% 約195万円 40% 1.2倍
高利回りリートY(仮) オフィス・住宅REIT 5.20% 約161万円 90%以上(REITのため) 1.0倍

比較してみると、シキボウは利回りこそREITには劣るものの、事業会社としては高い水準にあり、何よりPBRが非常に低いことがわかります。もし、シキボウが自社の資産を有効活用したり、株主還元をさらに強化したりすれば、株価が大きく見直されるポテンシャルを秘めていると言えます。

シキボウの財務・配当データ詳細(2026年1月現在)

項目 データ みずきの評価ポイント
株価 / 最低購入代金 1,078円 / 107,800円 子育て家計でも手を出しやすい価格帯
予想配当利回り 4.64% 家計サポートに十分な高利回り
1株配当(予想) 50.00円 (2026/03) 配当安定性が重要
PBR(実績) (連)0.39倍 資産価値に対して株価が非常に割安。PBR1倍回復期待がある
自己資本比率(実績) (連)41.1% 安定性の目安30%を上回る。財務は安定している
ROE(実績) (連)2.64% 収益性改善が課題。PBRが低いのもこれが原因
配当方針 不明確だが、高水準維持傾向 方針の明確さが欲しいところ
株主優待 なし 優待目当てではないので問題なし

<収益性・安定性の概況>

安定性の項目を見ると、「自己資本比率は概ね横ばいで、一般的に望ましいとされる30%を上回っている」とあります。これは子育て世代の私たちにとって、大前提となる安心材料です。ただし、「収益性は安定的ですが伸びは限定的」であり、ROE(2.64%)も低めなのは、株価上昇のドライバーに欠けることを意味しています。

みずきの「人生設計マッチ度」評価

我が家の「1年後、小1の壁月7,000円サポート」というシナリオにおいて、シキボウはどれくらい役に立つでしょうか。

A. 配当の持続性・成長性:△(やや懸念あり)

シキボウは財務の安定性は高いものの、収益性の伸びが限定的です。安定配当を出す体力はありそうですが、「増配」を積極的に期待できる状況ではないかなと思います。繊維セクターの構造的な課題もありますが、不動産賃貸や環境関連がその緩衝材になっている状況でしょう。配当性向の具体的な数字が非開示(または変動が大きい)ですが、EPSが安定しているため、配当水準自体は維持されやすいと見ています。ただし、増配によるキャピタルゲインは期待しにくいです。

B. 人生設計との適合性:○(悪くない)

「1年後の小1の壁」という短期から中期で「家計の守備固め」として配当収入が欲しい我が家には、利回り4.64%は魅力的です。最低購入金額も約10.7万円と分散投資しやすい単位なので、投資元本181万円を確保する過程で、少しずつ買い増していく戦略が取りやすいです。目標実現のタイムテーブルとは合致しています。

以前検討した高配当銘柄の中には、PCA(9629)エヌアイシ・オートテック(5742)など、より安定性が高いと評価したものもありますが、シキボウはPBR0.39倍という「資産バリュー」も狙える点が加味されます。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:◎(安心して持てる)

自己資本比率が41.1%と高く、財務体質が安定しているため、全体のポートフォリオの「守り」の部分に組み込むには適しています。私たちが重視するのは「育休中や子育てで大変な時期に、配当が途切れないこと」です。景気に大きく左右されがちな事業比率が下がっている(多角化している)点も、リスク許容度と整合性が高いと言えます。

みずきの総合評価+判断:PBR改善期待を乗せた「守備的ハイブリッド株」

シキボウは、純粋な高配当株として見ても4.64%と十分魅力的ですが、それ以上にPBR0.39倍という超割安水準が大きな特徴ですね。

私の総合評価としては、「高配当による家計の安定化」と「PBR改善による資産バリュー株としての期待」を両取りできる「守備的ハイブリッド株」として、ポートフォリオの一部に組み込む価値があると考えています。

シキボウだけで年間84,000円(181万円投資)を賄うのは分散の観点から避けるべきですが、例えば、この必要額の半分、約90万円分をシキボウに投資し、残り90万円をより増配傾向が強い他の安定高配当株や、インデックスファンドのサテライト部分に充てるのが現実的だと思います。

失敗・迷い・懸念も素直に述べる

唯一の懸念は、ROEが低いこと(2.64%)です。経営陣が「どうやって資産を活かしていくのか」という明確なビジョンや株主への具体的な還元策を打ち出さなければ、PBRが低いまま放置される可能性もあります。株価の上昇期待は「経営陣の意識改革待ち」という側面が強いので、投資後は経営方針の発表やIR情報には常に注目していく必要がありますね。

制度活用との組み合わせ:ジュニアNISAで非課税収入を最大化

高配当株投資を行う上で、税制優遇制度の活用は絶対に見逃せません。シキボウのような高配当銘柄を扱う際、私たちが必ず検討するのは「ジュニアNISA」の活用です。

ジュニアNISAの活用

娘(5歳)のジュニアNISA口座は、すでに開設済みです。目標の年間84,000円のうち、もしシキボウ株をジュニアNISAで保有できれば、通常約20%引かれる配当課税が非課税になります。

  • メリット:年間50円×100株=5,000円の配当金であれば、本来1,000円ほど引かれる税金が引かれません。これを積み重ねることで、教育資金の貯蓄効率が格段に上がります。
  • 役割:シキボウ株は、すぐに現金化する必要はないものの、安定的な配当を子どもの教育費口座に貯めていく「配当金製造機」としての役割が最適です。

配当控除の仕組みと活用

もしNISA枠以外で特定口座や一般口座でシキボウ株を購入する場合も、「配当控除」の適用が受けられる可能性があります。配当控除を使えば、総合課税を選択することで、所得水準に応じて源泉徴収された税金の一部が戻ってくる場合があります。

ただ、これは確定申告が必要で、私たちの場合は私の所得水準的に総合課税にするとかえって税金が高くなる可能性もあるので、まずはつみたてNISAでインデックスを積み立て、個別株の高配当部分は非課税のジュニアNISA枠に優先的に入れていく、という戦略が一番シンプルで高効率だと考えています。

シキボウは、高利回りと安定的な財務、そして資産価値という三拍子が揃った、我が家の「小1の壁」対策の守備固めとして、非常に魅力的な選択肢だと思います!

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