本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
はじめに:長女が小学校高学年になる頃、家計を支える「不動産管理」銘柄を考える
こんにちは、みずきです。早いもので、長女(2020年生まれ)が小学校に入学して、ちょうど一年が経とうとしています。毎日バタバタですが、小1の壁を何とか乗り越えられそうでホッとしています。
私は今、次の大きな家計課題である「小学校高学年の教育費」に備えるために、安定したキャッシュフローを生み出す銘柄を探しています。
今回注目するのは、賃貸不動産の管理代行を主力とする(株)JPMC(3276)です。利回りも4.65%と魅力的で、配当の安定性はどうなんだろう?という視点で、我が家の人生設計に合うか徹底的に評価したいと思います。
1. シナリオ設定:我が家の人生設計と4年後の家計課題
我が家は現在(2026年)、長女が小学1年生になり、学童や習い事の費用が少しずつかさみ始めています。また、第二子も検討中で、もし計画通りに進めば、2〜3年後には私自身が育休に入る可能性があります。
そこで設定したターゲットは、4年後、長女が小学校高学年(小5〜小6)になる時期です。この時期、本格的な学習塾や専門的な習い事が始まり、家計支出がドッと増えます。さらに、もしその時期に私が育休明けで復職していたとしても、教育費の増加は大きな負担になりがちです。
この「小4・小5の壁」を乗り越えるため、私は配当金による「家計のサブ収入源」を確保したいと考えています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 我が家の現在地(2026年) | 長女6歳(小学1年生)。つみたてNISA、iDeCo、旧ジュニアNISAを運用中。 |
| 〇年後の家計課題 | 4年後(2030年頃)、長女が小学校高学年になり、塾代などの教育費が増加する。 |
| その課題を解決するために必要な配当額 | 月10,000円(年間120,000円)の習い事代・塾代を配当金で賄いたい。 |
2. 目標配当額の逆算計算:325万円の「壁」
目標は年間12万円の配当金(税引き後)です。これを実現するために、(株)JPMC(3276)の予想配当利回り4.65%で逆算してみましょう。
新NISAを活用せず、一般口座で保有した場合、配当金には約20.315%の税金がかかります。税金を引いた実質的な手取り利回りは約3.71%になりますね。
| 項目 | 計算 |
|---|---|
| 目標年間手取り配当額 | 120,000円 |
| JPMC予想利回り | 4.65% |
| 税引き後実質利回り | 4.65% × (1 – 0.20315) ≒ 3.71% |
| 必要投資額 | 120,000円 ÷ 0.0371 ≒ 3,234,400円 |
税引き後で月1万円のキャッシュフローを得るためには、約325万円の投資が必要ということが分かりました。もし新NISAの成長投資枠(非課税)で全額を保有できれば、必要な投資額は258万円で済みます。やはり、NISAをどう使うかがカギになりますね。
3. 複数銘柄の比較紹介:JPMCの安定性とリスク
JPMC(3276)は、賃貸アパート・マンションの管理代行サービス、特にサブリース事業(家賃保証)を主力としています。オーナーから物件を一括して借り上げ、空室の有無にかかわらず一定の賃料を保証し、入居者に転貸して管理フィーを得るビジネスモデルです。
このため、景気に大きく左右されにくい安定収益が期待できます。これが高配当の源泉ですね。
(株)JPMC(3276)の主な指標(2026年1月23日時点)
| 項目 | 数値 | みずきの評価 |
|---|---|---|
| 株価 / 最低購入代金 | 1,298円 / 129,100円 | 小額で試しやすい金額です。 |
| 配当利回り(会社予想) | 4.65% | 高配当水準で魅力的です。 |
| 配当性向(予想) | 約59.7% | 60%以下で許容範囲内。 |
| ROE(実績) | 20.37% | 非常に高い収益性!効率的な経営ができています。 |
| 自己資本比率(実績) | 49.8% | 財務安定性は抜群。倒産リスクは低いと判断できます。 |
JPMCの強みと懸念点
JPMCは、賃貸管理という性質上、景気変動の影響を受けにくい安定収益構造を持ちます。さらに、ROE 20%超、自己資本比率約50%という数字は、「稼ぐ力と守る力」の両方が高いことを示していて、高配当株として非常に魅力的です。
しかし、サブリース事業は長期的な家賃保証を伴うため、不動産市場の需給が緩んだり、金利が上昇したりすると、将来的にオーナーへの支払いが重荷になるリスクがあります。金利の動向は特に気になるところですよね。
実際に、2026年1月23日には、JPモルガン・プライベートバンクが「金利は現在の成長環境において、より長く高い水準を維持する」という見解を示しているニュース(CNBC)が出ていました。JPMCは米国企業とは違いますが、日本の金利環境も完全に独立しているわけではないので、不動産セクター全体として、金利の高止まりが続いた場合の影響は注視が必要です。
対比案:安定性を追求するなら
もしサブリース特有のリスクを避けたいなら、同じく高配当・高財務の製造業銘柄や、安定的な分配金を出すインフラ系REIT(不動産投資信託)を選ぶのが手堅い方法です。
以前検討した高財務・高配当の工業メーカーである◎(5353)ヨータイ(利回り4.82%)なども、景気に左右されにくい安定性という意味ではJPMCの良い比較対象になると思います。
4. みずきの「人生設計マッチ度」評価
JPMCを我が家の「4年後、月1万円の教育費サポート」というシナリオに照らして評価します。
A. 配当の持続性・成長性:○(まあ大丈夫)
財務と収益性が高いため、短中期的な配当持続性は信頼できます。配当性向も約60%とまだ余裕があります。ただし、サブリース事業は将来的に賃料の見直しリスクを内包するため、「増配を強く期待できる」というよりは「高水準を維持できる」という評価にとどめます。
B. 人生設計との適合性:○(悪くない)
4年後の目標達成には、NISA枠を活用すれば約260万円の投資で実現可能です。長女が小学生のうちにこの基盤を作っておくのは非常に適合性が高いです。最低購入金額が約13万円なので、少しずつ買い増ししやすいのもポイントです。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:△(やや緊張感ある)
長女が小1、そして第二子育休の可能性がある今、私はできるだけリスクの低い銘柄を選びたいです。JPMCは財務は安定していますが、事業モデルに将来的なリスクの種があるため、ポートフォリオ全体では「守りの高配当」として位置づけ、他業種との分散を強く意識すべきだと思います。
5. みずきの総合評価+判断
JPMCは、その高い財務基盤(自己資本比率50%)と収益力(ROE 20%超)から、高配当株としての質は非常に高いと評価できます。
我が家の目標である「4年後の月1万円」という教育費サポートは、新NISA成長投資枠を使えば現実的に達成可能です。税引き後で計算しても約325万円なので、資金が貯まり次第、新NISAの枠に積極的に組み込むべきだと判断しました。
ただし、リスク分散のため、全額をJPMCに投入するのではなく、まず100万円程度をNISA枠で購入し、残りは他の業種の安定高配当銘柄や、コア資産であるインデックスファンドの積立を続けるというバランス戦略が、今の我が家には合っていると思います。
6. 制度活用との組み合わせ:配当非課税の恩恵
JPMCのような高配当銘柄は、新NISAの恩恵を最大限に受けられる筆頭です。特に配当金にかかる約20%の税金が非課税になるのは、実質的な利回りを大きく押し上げます。
もし長女が2023年末までに旧ジュニアNISAの口座を持っていたなら、長女の名義でJPMCを保有することで、成人後、非課税で配当金や売却益を教育費に充てることができました。旧ジュニアNISAは終了してしまいましたが、今後は新NISAの成長投資枠を活用して、夫婦それぞれの枠で325万円を目標に投資していくことが、税効率を上げる最大のポイントになりますね。
7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる
JPMCを検討する上で、私が一番迷うのは、サブリース事業が社会情勢の変化や法改正によって、今後どう影響を受けるかという点です。賃貸市場が大きく崩れた場合、安定性重視の我が家にとって大きな打撃になりかねません。
そのため、投資を始める際は、まず100株(約13万円)から始めて、賃貸市場の動向や、会社の業績発表でのサブリース事業の健全性をチェックしながら、数年かけて徐々に買い増していくという、「様子見の分散投資」の姿勢で臨むのが堅実だと思います。
完璧な投資なんてないから、今の自分たちの家計状況と人生設計に合った形で、できるところから進めていきたいですね!
→ 関連記事:◎(5353)ヨータイ : 3年後、育休・小1の壁家計を月8千円、高財務4.82%配当で支える銘柄


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