本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
はじめに:子どもの教育費、塾代を配当で賄えるか?学習塾銘柄(9783)の検討
こんにちは、みずきです。
うちの娘(2020年1月生まれ)もついに6歳になり、この春から小学校入学を控えています。入学自体もドキドキですが、それ以上に「教育費の本格化」をどう乗り切るかが、今の我が家の最大の家計課題なんですよね。
特に私たちが住んでいる関東郊外だと、小学3年生くらいから「中学受験」を意識した塾通いが本格化するケースが多いんです。そこで今回は、学習塾の銘柄、早稲田学習研究会(9783)をピックアップして、「2年後の教育費の壁」を配当金で乗り越える現実性について考えてみました。
高配当利回り(予想4.95%)と、驚異的な財務安定性が魅力的なこの銘柄。教育関連銘柄を我が家の人生設計にどう組み込むか、具体的な計算と合わせてご紹介しますね。
1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」と必要な家計の余裕
投資は必ず「いつ、何のために」という目的から逆算するのが、みずき流です。我が家の具体的なシナリオは以下の通りです。
我が家の現在地(2026年1月)
- 娘:6歳(年長)
- 家計状況:夫婦共働きで安定しているものの、教育資金準備が最優先。
- 目標:現在の貯蓄ペースを崩さずに、将来の教育費の支出増に備えたい。
2年後の家計課題(2028年)
娘が小学3年生になると、習い事や通信教育の費用がさらに嵩むと予想しています。特に中学受験を視野に入れる場合、塾代が月額で数万円単位で発生し始めます。
我が家では、まず手始めに「習い事の追加費用や通信教育のグレードアップ分」として、月8,000円(年間96,000円)の家計の余裕を配当金で作りたいと考えています。
その課題を解決するために必要な配当額
月8,000円を2年後から確保することが目標です。
2. 目標配当額の逆算計算:いくら投資が必要か?
この月8,000円(年間96,000円)の配当金目標を、早稲田学習研究会(9783)の予想利回り(4.95%)で逆算してみます。
| 項目 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 目標年間配当額(税引前) | 96,000円 | 月8,000円の教育費サポート |
| 早稲田学習研究会(9783)予想利回り | 4.95% | 2026年1月23日時点の会社予想 |
| 必要投資額の計算 | 96,000円 ÷ 0.0495 | |
| 必要投資額(概算) | 約194万円 |
この銘柄だけで月8,000円を賄うには、約194万円が必要だということが分かりました。100株単位の最低購入金額が約12.5万円なので、2年で194万円を目標に買い増していくイメージですね。
3. 複数銘柄の比較紹介:教育セクターの現実と安定株
早稲田学習研究会(9783、通称:ワセガク)は、関東圏を中心に学習塾「早稲田アカデミー」などを展開しています。少子化が進む中でも、中学受験に特化したビジネスモデルで高いブランド力を維持しているのが特徴です。
ただし、教育産業は景気動向や少子化の影響を受けやすく、競争も激しいセクターです。そのため、高利回りだからといって安易に飛びつくのではなく、他の安定した高配当銘柄と比較し、リスクを検討する必要があります。
【銘柄比較テーブル】
| 銘柄名(コード) | 早稲田学習研究会 (9783) | 比較銘柄A (例: 不動産管理) | 比較銘柄B (例: 専門商社) |
|---|---|---|---|
| 業界 | 学習塾・教育サービス | 安定収益型 | 景気変動連動型 |
| 株価 (26/01/23) | 1,255円 | 参考値 (1,500円) | 参考値 (2,000円) |
| 予想配当利回り | 4.95% | 4.50% | 4.00% |
| 1株配当(予想) | 62.00円 | 67.5円 | 80.0円 |
| 配当性向 (予想) | 約61.7% | 55% | 45% |
| 自己資本比率 | 75.3% | 50% | 35% |
| 最低購入代金(100株) | 125,500円 | 150,000円 | 200,000円 |
| 直近3年の配当推移 | 安定配当+増配傾向 | 緩やかな増配 | 業績連動 |
早稲田学習研究会(9783)の特徴と懸念点
ワセガクの最大の強みは、その鉄壁の財務基盤です。自己資本比率が75.3%と非常に高く、これは不況や突発的な費用増にも耐えうる体力があることを示しています。教育サービスというビジネスは景気に左右されにくい面もありますが、少子化という大きな逆風がある中で、これだけの財務安定性を持っているのは安心できますよね。
懸念点としては、「学習塾倒産、過去最多55件 小規模塾が次々と消える理由」というニュースにもあるように、学習塾業界全体が激しい競争にさらされている点です。特に小規模な塾は淘汰されつつある状況ですが、ワセガクのような大手・専門塾は、ブランド力と資金力で勝ち残りやすい構造にあると思います。
配当性向が約61.7%とやや高めなのは気になりますが、この強固な財務体力があれば、多少業績が落ち込んでも減配せずに配当を維持する可能性は高いと判断できます。
4. みずきの「人生設計マッチ度」評価
ワセガク(9783)を我が家の「2年後の教育費サポート」という人生設計の観点から評価します。
A. 配当の持続性・成長性:○(まあ大丈夫)
財務の安定性は文句なしの◎です。自己資本比率75.3%は、私たちの家計ポートフォリオの守備固めとして理想的です。しかし、配当性向が60%を超えている点と、業界全体が抱える少子化という構造的な課題を考慮すると、将来的な爆発的な増配は期待しすぎない方がいいでしょう。あくまで「高水準の配当を安定して維持してくれる」という期待で評価します。
B. 人生設計との適合性:◎(ぴったり)
「2年後からの教育費月8,000円の確保」という目標に対し、約194万円の投資で実現できる見込みは非常に現実的です。高利回りのおかげで、必要投資額が抑えられます。さらに、事業内容が子育てママにとって非常に身近で理解しやすいため、投資を続けるモチベーションも保ちやすいですよね。まさに、子どもの教育を配当でサポートするという目的にぴったり合致しています。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:◎(安心して持てる)
我が家は長期・分散投資を基本としており、コアの部分はつみたてNISAでインデックスファンドを積み立てています。このワセガクは、個別株ポートフォリオの中でも「高配当キャッシュフロー生成」の役割を担ってもらう予定です。財務が盤石なので、大きな市場暴落時でも精神的にホールドしやすいと判断します。リスク許容度は高いと考えています。
5. みずきの総合評価+判断:ジュニアNISAで効率重視
早稲田学習研究会(9783)は、「教育費の課題」を「鉄壁財務の高配当」で解決するための優等生銘柄だと思います。
もちろん、教育業界の競争は厳しいですが、この銘柄は高利回り(4.95%)と高い自己資本比率(75.3%)という、リスクを抑えながらキャッシュフローを確保したい私のような子育て世代にとって理想的な特性を兼ね備えています。
私たちの目標である「2年後の月8,000円」を達成するために、ワセガクを主力銘柄の一つとして組み込みたいと思います。特に、この高い利回りを活かすため、子ども名義のジュニアNISA口座での保有を優先すべきだと考えています。
<みずきの判断>
我が家では、2026年中にワセガクへの投資を約100万円まで進め、2027年に追加で約94万円を積み立て、2年後の目標額達成を目指します。これは、我が家の教育資金準備のコアとなるでしょう。
ちなみに、以前分析した高財務・5.01%配当で2年後育休・小1の壁月5,000円を支える(7833)アイフィスジャパンのような銘柄と組み合わせることで、月々の目標配当額をより確実に、かつ少額の投資で達成できると考えています。
6. 制度活用との組み合わせ:ジュニアNISAが最大の武器
高配当株投資において、税制優遇制度を活用するか否かで、手取り配当金は劇的に変わります。
ジュニアNISAを活用するメリット
ワセガクのような高配当銘柄を子ども名義のジュニアNISAで保有するメリットは計り知れません。
- 配当金が非課税:通常、配当金には約20%の税金がかかりますが、ジュニアNISA口座なら非課税です。ワセガクの利回り4.95%がそのまま手取りになるため、課税口座で保有するよりも効率が格段に上がります。
- 教育費のタイムラインに合う:娘が高校生になる頃にはジュニアNISA口座から非課税で払い出しが可能です。これはまさに、最もお金がかかる大学進学前の教育費(塾代や予備校代)に充てるのに最適です。
配当控除の活用
もし、私や夫の特定口座(課税口座)でワセガクを保有する場合でも、国内株の配当金は配当控除の対象となります。総合課税を選択することで、所得税や住民税の一部が還付される仕組みですね。この配当控除を活用すれば、税負担を実質的に軽減できますが、確定申告が必要になる手間も考慮して、やはりジュニアNISAを優先するのが一番効率的だと私は考えています。
つみたてNISA/iDeCoとの分散
私のつみたてNISAやiDeCoでは、主にS&P500や全世界株式インデックスファンドを積み立てて、「長期的な資産の成長」を任せています。
一方、このワセガクのような個別高配当株は、「2年後からの教育費という短期〜中期的なキャッシュフローの確保」という明確な役割を持たせています。このように、制度ごとに役割を分けることで、全体のリスクバランスを保ちながら、必要な時期に必要な現金を確保できるようになります。
7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる
ワセガクが魅力的だとはいえ、完璧ではありません。正直なところ、懸念点もあります。
それは、業績の季節変動の大きさです。提供されたデータにもあるように、ワセガクは「各年のQ1でマイナスが発生しやすい」という特徴があります。学習塾ビジネスの特性上、季節的な変動は避けられませんが、四半期ごとに細かくチェックしていると、マイナス決算が出た時に不安になるかもしれません。
ただ、自己資本比率が75%を超えているという事実は、短期的な業績の波に一喜一憂しなくても良い、という強い安心感を与えてくれます。
私がこの銘柄に投資を継続する上での判断基準は、あくまで「業界でのポジションが揺るがないこと」と「自己資本比率の低下がないこと」です。競争激化の中で、ブランド力と財務の強さで生き残れると信じて、2年後の教育費確保に向けて着実に積み立てていきたいと思います。


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