△(3431)宮地エンジニアリングG : 5.06%高配当も小1の壁月1万円目標へ配当性向86%に懸念

銘柄紹介

はじめに

こんにちは、みずきです。2026年1月、ついに娘の小学校入学が目前に迫ってきましたね。ドキドキと不安が半々ですが、何よりも心配なのは「小1の壁」による家計の変動です。

学童保育の費用、習い事の増加、そして時短勤務による収入減。この春から「守りの家計」を構築するために、安定した高配当株で、月々のキャッシュフローを補強する準備を進めています。

今回は、建設・インフラ分野で高い技術力を持つ宮地エンジニアリンググループ(5000番台を想定)を、我が家の具体的な人生設計にどう組み込むか、徹底的に検討していきたいと思います。

この銘柄は、予想配当利回りが5%超と非常に魅力的ですが、建設業特有の景気変動リスクも考慮しなければなりません。我が家の家計の守備固めとして適切かどうか、一緒に見ていきましょう。

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

我が家の人生設計:2026年「小1の壁」と月1万円の家計サポート

我が家の長女(2020年1月生まれ)は、この春2026年4月に小学校に入学します。保育園時代はフルタイムで乗り切ってきましたが、小学校に入ると送迎や学童利用で、時間の制約が厳しくなることが予想されます。

特に懸念しているのは、小学校生活に慣れるまでの期間、私が時短勤務を選択せざるを得ない可能性です。もし時短に踏み切った場合、手取り収入は年間で数十万円減少するでしょう。

そこで、今年の最優先課題として設定したのが、「2026年度から、年間12万円(月1万円)の安定配当を得るポートフォリオを完成させること」です。この1万円は、学童費用や、放課後のプログラミングや習い事の費用に充てたいと考えています。

項目 詳細
我が家の現在地(2026年1月) 長女:年長クラス(2026年4月小学校入学)
○年後の家計課題 2026年4月以降の「小1の壁」による教育費増(学童・習い事)と、時短勤務による収入減。
解決のために必要な配当額 年間120,000円(月額10,000円)のキャッシュフローを配当で確保したい。

目標配当額を実現するための逆算計算

今回注目している宮地エンジニアリンググループは、インフラ系の安定企業ながら、予想配当利回りが非常に高いのが特徴です。

この銘柄に集中投資することで、目標とする月1万円の配当を達成するには、いくら投資が必要か逆算してみましょう。

(※データは2026年1月下旬時点の会社予想に基づきます。)

項目 金額/数値 算出根拠
目標年間配当額 120,000円 月10,000円 × 12ヶ月
宮地エンジニアリングの予想配当利回り 5.06% 会社予想に基づく
税引前の必要投資額(A) 約2,371,541円 120,000円 ÷ 0.0506
最低投資金額(100株) 192,800円 株価1,928円(概算) × 100株
税引後(20.315%控除後)の実質必要額(B) 約2,976,000円 120,000円 ÷ (0.0506 × 0.79685)

約237万円(税引前)をこの銘柄に投資できれば、我が家の「小1の壁」対策である月1万円の配当が得られる計算になります。

ただし、配当金には通常20.315%の税金がかかるので、それを考慮すると約297万円の投資が必要になります。この「税金」をどうにかしたいからこそ、私は制度活用(ジュニアNISAなど)を重視しているのですね。

複数銘柄の比較紹介:宮地エンジニアリングの立ち位置

月1万円の配当を目標にする場合、一つの銘柄に全額を集中させるのはリスクが高いです。そこで、インフラ・建設系の安定高配当銘柄をいくつか比較し、宮地エンジニアリンググループの強みと弱みを見ていきます。

銘柄名(便宜上) 宮地エンジニアリングG 安定建設 A社(仮想) インフラリース B社(仮想)
ビジネス概要 橋梁・インフラ建設、鋼構造物 一般建設、土木、メンテナンス リース、産業インフラ賃貸
予想配当利回り 5.06% 4.00% 4.50%
PBR(実績) 1.23倍 0.80倍 1.50倍
自己資本比率(実績) 44.7% 60.0% 35.0%
配当性向(予想) 約86%(97.5円 ÷ 113.13円) 約45% 約55%
収益性(ROE/ROA) ROE 12.13%(高水準) ROE 8.0% ROE 10.0%
最低投資金額(概算) 192,800円 200,000円 250,000円

宮地エンジニアリンググループの魅力は、何と言っても5.06%という高い配当利回りと、ROE 12.13%という高い収益性です。自己資本比率も44.7%と安定性の基準とされる30%を大きく上回っています。

しかし、目を引くのは配当性向の高さです。予想EPS(113.13円)に対して予想配当金(97.50円)を出すということは、配当性向が約86%になります。一般的に配当性向は60%以下が望ましいとされる中で、これはかなり高水準です。利益のほとんどを配当に回している状況なので、もし業績が少しでも悪化すれば、減配リスクが非常に高まることを示唆しています。

宮地エンジニアリンググループの事業と懸念

宮地エンジニアリンググループは、橋梁や鋼構造物の設計、製作、架設が柱の会社です。日本の社会インフラを支える重要な役割を担っており、安定した公共工事の需要が見込める点が強みですね。

ニュースを見ると、業界全体でM&Aや技術力強化の動きが見られます。例えば、同業他社ですが、「Civic strengthens Scottish presence with Quattro acquisition」(2026年1月27日)といったニュースが出ています。これは、海外のコンサルティングエンジニアリング企業がM&Aを通じて技術力や地域プレゼンスを強化している事例です。宮地エンジニアリングも、国内のインフラ老朽化対策の需要を背景に、高い技術力を維持・強化していくことが求められます。

しかし、建設・インフラ系は景気や公共投資の動向に大きく左右されやすい側面があります。そして、前述の通り、配当性向86%という水準は、景気後退や大型プロジェクトの遅延などが起きた際に、配当の持続性を大きく脅かす要因になると考えられます。我が家が求める「月1万円の安定収入」に対しては、この点は大きな懸念材料になります。

みずきの「人生設計マッチ度」評価

この高い利回りの銘柄が、我が家の「小1の壁」対策として適しているか、3つの軸で評価します。

A. 配当の持続性・成長性

評価:△(やや懸念あり)

ROE 12.13%と収益性は抜群で、自己資本比率も44.7%と財務は安定しています。しかし、配当性向が約86%と非常に高いのがネックです。これは「利益を出すことが絶対条件」の配当であり、業績連動性が高いと見るべきでしょう。もし配当方針が「配当性向50%を目標」といった形式で、残りを内部留保や成長投資に回せていれば「◎」でしたが、この高すぎる配当性向では、不況や建設費高騰などのコスト圧力に弱く、減配リスクを強く意識せざるを得ません。

B. 人生設計との適合性

評価:○(悪くない)

目標とする月1万円の配当を、5.06%という高い利回りで実現できるため、必要投資額が約237万円(税引前)と比較的少なくて済みます。この点では、資金効率が良いと言えます。目標時期(2026年4月)も迫っているため、即座に高利回りを得られる銘柄であることは適合性が高いです。ただし、減配リスクが高い「△」評価なので、目標額を達成しても、その配当がいつまで続くかという不安が残ります。

C. 我が家のリスク許容度との整合性

評価:△(やや緊張感ある)

我が家は、この先数年間、教育費の増加と私の時短勤務による収入減という「守り」の局面に入ります。この時期にポートフォリオの中核(コア)に据えるには、宮地エンジニアリンググループはリスクが高すぎます。

インフラ系という安定性はあるものの、高すぎる配当性向は、家計の支えとして期待するには不安が大きいです。もし保有するなら、ポートフォリオ全体における「ハイリスク・ハイリターン枠」の一部として、少量に留めるべきだと判断します。

みずきの総合評価と判断:制度活用との組み合わせ

宮地エンジニアリンググループは、その技術力と市場シェアから安定した基盤を持っていることは間違いありません。ですが、我が家が今、最も重視している「教育費を賄うための安定したキャッシュフローの創出」という観点からは、配当性向が高すぎて安心感が足りないという結論になります。

5.06%という利回りの高さは魅力的ですが、この高利回りが「無理をしている配当」だとすれば、減配時に株価も大きく下落し、精神的にも家計的にも打撃を受けてしまいます。

我が家としては、月1万円の配当を構築する際、この銘柄に単独で目標額の全てを任せるのは避けます。もし組み込むなら、年間配当目標12万円のうち、多くても3万円程度をこの銘柄に割り当て、残りは配当性向が健全な他の安定銘柄(例えば、比較したA社やB社のような財務が盤石な銘柄)に分散するのが現実的でしょう。

制度活用との組み合わせ

もし宮地エンジニアリンググループを投資するなら、高い配当利回りを最大限に活かすために、ジュニアNISA(現行制度)で娘の名義で保有することが最も税効率が良いと考えます。

現行のジュニアNISA制度では、2023年末までに投資した分は、娘が18歳になるまで非課税で運用・配当金を受け取れます。5.06%の配当金が非課税になるメリットは計り知れません。

ただし、ジュニアNISAは新規の投資ができなくなっているため、過去に拠出した枠を利用できる場合に限ります。もし一般の課税口座で保有する場合、配当控除(総合課税を選択した場合)の仕組みはありますが、税負担はやはり重くなります。長期で安定的な現金流が欲しいなら、新NISAの成長投資枠を活用するのが今の主流ですね。

制度 活用メリット 宮地Eとの相性
つみたてNISA 低コストのインデックス投資で、建設業セクター全体に分散。 個別株である宮地Eは対象外。別途、コア資産として運用。
ジュニアNISA(旧制度) 配当金が非課税に。高利回り銘柄との相性が抜群。 ◎(過去の枠が残っていれば最適)
新NISA(成長投資枠) 配当金が恒久的に非課税に。 ◎(高配当を最大限享受できる)

我が家は、成長投資枠の利用を検討する予定です。高利回り銘柄は、非課税メリットを最も大きく受けられるため、「コアはインデックス。サテライトで高配当個別株をNISA枠で押さえる」という戦略を徹底したいと考えています。

失敗・迷い・懸念も素直に述べる

正直なところ、宮地エンジニアリンググループの5%超という利回りには、後ろ髪を引かれる思いがあります。もし私が独身で、まだリスク許容度が高かった頃なら、「少々高配当性向でも、景気が良い今のうちに短期で利回りを得よう」と考えたかもしれません。

しかし、今は違います。2026年4月以降、確実に支出が増えることが分かっている状況で、「減配しないこと」は何よりも重要です。

今の私の判断としては、「配当性向86%は、安定配当を求める家計の守りとしてはリスキーすぎる」と感じています。

インフラ老朽化対策という強い追い風がある業界なので、当面は業績が安定する可能性は高いですが、子どもが中学生、高校生と進学していく10年後を見据えたときに、この高い配当性向が続くことは、企業体力の消耗に繋がらないか、懸念が残ります。株価もPBR1.23倍と解散価値を上回っているため、割安放置株とは言えません。

今回は、この銘柄単独で月1万円の目標達成を狙うのではなく、より配当性向が健全な同業他社や、既に保有している安定インフラ株に分散して、確実に家計の守備固めを進めていくのが、今の我が家のリスク許容度に合った選択だと思いますね。

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