◎(6257)藤商事 : 5.05%高配当で「小1の壁」月8千円を補完、鉄壁財務で人生設計を支える

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに:高利回り5.05%の遊技機メーカーは、小1の壁を乗り越える守備固めになるか?

こんにちは、みずきです。うちの娘は今年(2026年)4月に小学校入学を控えています。ついに「小1の壁」が目前に迫ってきましたね。

学童保育の費用、習い事の追加、そして何より送迎や家でのフォローにかかる私の時間。家計も時間もタイトになるこの時期に、いかに配当金で家計の「現金の流れ」をサポートしてもらうかが、私たちの投資戦略の最大の焦点なんです。

今回注目したのは、パチンコ・パチスロ機を製造する(株)藤商事(6257)です。遊技機業界は景気や規制の影響を受けやすいイメージがありますが、予想配当利回りがなんと5.05%と非常に高い水準です。しかも自己資本比率が88.0%と、財務の安定性は抜群なんですよね。この「攻め(高配当)と守り(高財務)」のバランスが、我が家の人生設計にどう組み込めるのか、じっくり分析してみようと思います。

1. シナリオ設定:「小1の壁」対策で月8,000円が絶対必要

我が家の最大の家計課題は、2026年4月から始まる「小1の壁」です。

我が家の現在地と目標

  • 娘(第一子):2020年1月生まれ(6歳)。2026年4月に小学校入学。
  • 家計状況:つみたてNISA、iDeCoでコア資産を構築済み。個別株は、教育費の一部を配当金で賄う「サテライト(補完)」的な位置づけ。

○年後の家計課題:習い事費用の増加

小学校入学後、習い事の送迎が増え、仕事時間を調整する必要があります。また、学童保育の費用や、新しい習い事(プログラミングや英語など)を考えると、最低でも月8,000円(年間96,000円)の家計補填が必要だと夫婦で試算しました。

その課題を解決するために必要な配当額

目標は「年間96,000円」の配当金です。

この配当金は、私たちが給与から支払う生活費や教育費を直接サポートしてくれる、重要なキャッシュフローになります。特に小1の壁は、親の時間の余裕も奪うので、お金の余裕だけでも確保しておきたいところなんですよね。

2. 目標配当額の逆算計算:藤商事(6257)で月8,000円を実現するには?

目標とする年間配当額96,000円を、藤商事の予想配当利回り5.05%(2026/03予想)で逆算してみます。

項目 数値 備考
目標年間配当額 96,000円 小1の壁対策(月8,000円)
藤商事 予想配当利回り 5.05% 2026/03期予想
税引前 必要投資額 約190.1万円 96,000円 ÷ 5.05%

約190万円を投資できれば、理論上は小1の壁の費用を配当で賄える計算になります。

ただし、税金(約20%)がかかることを考慮すると、手取りで96,000円を得るには約237万円が必要になります。

このため、我が家では「非課税制度(NISA/ジュニアNISA)」を最大限活用することが前提になります。もしこの銘柄をジュニアNISAや新NISAの成長投資枠で購入できれば、約190万円の投資で目標を達成できるというわけです。

投資単位は100株、最低購入代金は109,000円(01/30終値1,085円ベース)なので、少額からでも分散投資しやすい点は嬉しいですね。

3. 複数銘柄の比較紹介:高配当だけど不安定な事業をどう扱うか

藤商事の魅力は5%超えの高利回りですが、事業の特性上、業績の変動が大きいです。そのため、「安定性重視のインフラ系高配当株」や「高財務だが利回りがやや低い銘柄」と比較して、藤商事をポートフォリオのどこに組み込むべきか検討します。

藤商事の予想配当性向は約52.28%(EPS 105.20円、配当55円)で、数字上は無理のない範囲ですが、収益性(純利益率、営業利益率)は悪化傾向にあるため、今後の利益動向には特に注意が必要です。

銘柄名(コード) 藤商事(6257) 比較銘柄A(仮想:リース) 比較銘柄B(仮想:商社)
業種 遊技機製造(パチンコ・パチスロ) リース・インフラ系 専門商社
予想配当利回り 5.05% 4.50% 4.80%
最低投資金額(目安) 10.9万円 30万円 15万円
配当性向(予想) 52.28% 50% 40%
自己資本比率 88.0% 45% 70%
収益の安定性 △(変動大) ◎(安定) ○(中程度)
直近3年の配当推移 不安定(業績連動性が高い) 増配傾向 横ばい〜増配

(株)藤商事(6257)の評価ポイント

藤商事の最大の強みは、その鉄壁の財務基盤です。自己資本比率88.0%は驚異的な高さで、PBRも0.52倍と解散価値を下回っています。これは、本業で一時的に赤字になっても、財務的に耐えうる体力が十分にあることを示しています。高配当ではあるものの、不況耐性という意味では安心感があります。

一方で、収益性は直近で悪化しており、遊技機業界特有の「ヒット作の波」に業績が左右されやすい点がリスクです。高配当が維持されるかどうかは、新作のパチンコ・パチスロ機の売れ行きにかかっていると言えます。

ちなみに、遊技機業界全体のニュースとして、パチンコの設置台数は減少傾向にあり、今後の規制や市場縮小リスクは常に頭に入れておく必要があります。ただ、今回は遊技機に関する特定のニュースは見つけられませんでしたが、業界全体の動向は常にチェックしておきたいですね。

4. みずきの「人生設計マッチ度」評価

藤商事について、我が家の人生設計の3つの軸で評価します。

A. 配当の持続性・成長性:△(減配リスクと高財務が相殺)

配当性向は50%台で健全ですが、EPSの振れ幅が大きく、収益性が不安定なため、減配リスクはあります。もしヒット作が出なければ、高配当は維持できない可能性があります。しかし、自己資本比率88.0%という異常なまでの財務の強さは、経営陣が配当維持に強い意志を持った場合、一時的な業績悪化を乗り越える土台となります。

遊技機メーカーは、増配傾向というより「業績連動型」であるため、家計の「安定したインカムゲインの柱」として頼りすぎるのは危険だと思います。

B. 人生設計との適合性:○(高利回りは魅力的だが時期的にリスクあり)

2026年4月という直近の家計課題(小1の壁)に対して、5.05%という利回りは非常に魅力的です。約190万円をNISA枠で投資できれば、目標の月8,000円が手に入ります。

ただ、これから重要な時期に入ろうとしているため、利益の変動が大きい銘柄に大きく依存するのは、少し緊張感があります。もし購入するなら、教育費の全額を依存するのではなく、補完的な役割として少額に抑えるべきだと感じます。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:◎(財務の強さが魅力)

私たちはつみたてNISAでS&P500などのインデックスをコアに持っているので、個別株では多少リスクを取って高利回りを狙う余地はあります。

藤商事は業界的な不安定さがありますが、それを88.0%の自己資本比率という圧倒的な財務の強さでカバーしています。これは、短期の株価変動はあっても、企業として致命的なダメージを受けにくいことを意味します。この「安定した守り」の基盤があるからこそ、高配当という「攻め」のポジションに組み込みやすいと言えますね。

5. みずきの総合評価+判断:高財務で攻める「教育費サテライト」

我が家の人生設計において、藤商事は「高財務を背景にした、攻めの高配当サテライト銘柄」として、一部組み込む価値があるという判断です。

小1の壁という切迫した課題に対して、高い利回りは魅力的です。しかし、遊技機業界は景気の波や法規制で業績が大きく変動するため、全財産をここに投入するのは避けたいです。

私の戦略としては、教育費の目標(月8,000円)を実現するために必要な投資額(約190万円)のうち、約3分の1程度(60万円〜70万円程度)を藤商事に配分し、残りは業績が安定している高配当銘柄やREIT(例えばサムティ・レジデンシャル投資法人など)で固めるのが、リスクとリターンのバランスが取れていて良いかな、と思います。

特に、PBRが0.52倍と低い水準にあるため、今後、株主還元策が強化されたり、事業構造が安定化したりすれば、株価の上昇余地もあるかもしれません。これは配当だけでなく、キャピタルゲインも期待できるという、おまけの魅力でもありますね。

6. 制度活用との組み合わせ:ジュニアNISAでの非課税効果最大化

高配当株投資では、制度活用が本当に重要です。

ジュニアNISAの活用

娘は2020年生まれで現在6歳。もし、この銘柄をジュニアNISAの非課税枠で保有できれば、配当金5.05%に対して一切税金がかかりません。

ジュニアNISAは新規買い付けは終了していますが、既存の口座で保有している場合、18歳までは非課税で運用を続けられます。もし、これから新NISAで積み立てる場合は、成長投資枠を使い、配当金を非課税で受け取るのが最も効率的です。

配当控除について

NISA口座以外で藤商事の株を保有する場合、配当金には約20%の税金が源泉徴収されます。

ただし、国内株式の場合、総合課税を選択し、配当控除を適用すれば、税率によっては最終的な手取り額を増やすことが可能です。ただし、手続きが煩雑ですし、子育て中だと確定申告の時間が惜しいですよね。だからこそ、私のような子育てママは、新NISAの成長投資枠で高配当株を保有するのが、時間と税効率の両方で最適解だと考えています。

7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる

高利回り5%は非常に魅力的ですが、この銘柄を検討するにあたって、いくつか迷いや懸念点があります。

まず、遊技機業界特有の利益の不安定さです。直近の収益性悪化の兆候(純利益率、営業利益率の低下)は気になります。もし利益が大幅に落ち込んだ場合、配当性向を維持しようとすると減配は避けられません。

私たちが小1の壁という重要な時期(2026年4月)に向けて投資する場合、このタイミングで減配されると家計計画が狂ってしまいます。このため、目標額96,000円の全てを藤商事に頼るのではなく、「もし減配しても大丈夫」なように、他の安定高配当株と組み合わせて分散投資することが、リスクヘッジとして必須だと考えています。

高財務(自己資本比率88.0%)は安心材料ではありますが、「この会社は何のためにこんなに現金を内部に溜めているのだろう?」という疑問も湧きます。PBR改善のためにも、もう少し株主還元に積極的になってくれると、さらに魅力的な銘柄になるはずだと思いますね。

投資はあくまで自己責任ですが、我が家の人生設計に合った最適なポートフォリオを、これからも夫婦で相談しながら作っていきたいと思います。

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