◎(4792)山田コンサルティンググループ : 4.45%配当で2026年小1の壁月1万円

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに:小1の壁対策、高財務のコンサルティング企業は家計の「参謀」になるか

こんにちは、みずきです。

娘(2020年1月生まれ)が小学校に入学する2026年4月まで、あとわずか3ヶ月を切りました。ついに「小1の壁」が目前に迫ってきましたね。学童や習い事など、小学校入学後の生活費増に対応するために、配当金で家計のベースアップを図るという目標に向けて、銘柄選定を続けています。

今回注目したのは、コンサルティング事業を核とする(4792)山田コンサルティンググループです。専門性の高いコンサルティング企業は、景気に左右されにくい安定した収益基盤を持っているかどうかが重要だと考えています。特にこの会社は、予想配当利回りが4.45%と高く、自己資本比率も非常に高い水準を保っています。

コンサルティングという、まさに「知恵」を提供するビジネスモデルが、変動の激しい時代に我が家の家計を長期的に支える「参謀役」になってくれるのかどうか、人生設計の観点からじっくり分析していきたいと思います。

我が家の人生設計シナリオ:2026年4月「小1の壁」に月1万円の余裕を

我が家の現在の最優先課題は、2026年4月に発生する「小1の壁」に伴う支出増への備えです。

第一子が学童保育と、小学校で始まる習い事(ピアノやスイミングなど)を併用すると仮定し、最低でも月10,000円(年間120,000円)の現金流を配当金で確保したいと考えています。

この目標額は、家計全体を支えるほどの規模ではありませんが、急な出費や、私が今後第二子の育休に入る可能性を考えると、この「1万円のゆとり」が家計の精神的な安定に大きく貢献すると信じています。

目標配当額実現のための逆算計算

山田コンサルティンググループの会社予想配当利回り4.45%(1株配当77.00円)を基に、目標年間配当額120,000円を実現するために必要な投資元本を逆算します。(税引前で計算)

項目 数値
目標年間配当額(税引前) 120,000円
予想配当利回り 4.45%
必要投資元本 約2,696,629円 (120,000円 ÷ 0.0445)

この約270万円という投資額は、すぐに捻出できる額ではありませんが、つみたてNISAやiDeCoでコア資産を積み立てつつ、余剰資金を集中投資することで、数年かけて達成を目指せる水準だと思います。

ちなみに、この銘柄の最低購入代金は、本日(1/30)の株価1,729円で計算すると172,900円(100株)なので、まずは「お試し」として購入しやすい金額なのは助かりますね。

山田コンサルティンググループ(株)(4792)の分析と評価

企業概要:コンサルティングと事業再生の専門家集団

山田コンサルティンググループは、中堅・中小企業を主な対象とした経営コンサルティング事業を展開しています。単なる戦略策定に留まらず、事業再生支援やM&A仲介など、企業のライフサイクル全体にわたって支援を提供しているのが特徴だと思います。特に事業承継や再編のニーズが高まる中で、その専門性は今後も重要視されるでしょう。

財務の健全性と収益性

私がこの銘柄に惹かれた最大の理由は、その財務の鉄壁さです。

  • 自己資本比率:76.9%
  • PBR(実績):1.76倍
  • ROE(実績):16.63%

自己資本比率が8割近くあるというのは、借金が非常に少ない、つまり倒産リスクが極めて低いことを示しています。これは、長期で配当金を受け取り続けたい子育て世代の投資家にとっては、何よりも大きな安心材料です。不況下でも「配当を絞り出さなければならない」というプレッシャーが少なく、安定性を保ちやすい環境だと思います。

一方で、収益性の評価は「悪化しています」というデータがあり、純利益率と営業利益率の低下が指摘されています。ただし、ROEが16.63%と、日本企業としては非常に高い水準を維持しており、収益力の土台は強固だと言えます。コンサルティング事業は人件費の影響を受けやすいため、一時的な収益悪化なのか、構造的な問題なのかは注視が必要です。

配当政策と持続性

予想配当利回りが4.45%と魅力的な水準ですが、配当の持続性を確認しましょう。EPS(1株あたり利益)予想が143.92円、予想配当が77.00円ですので、配当性向は約53.5%となります。

配当性向50%台は、利益の半分強を株主に還元し、残りを内部留保や成長投資に回している理想的なバランスだと思います。無理のない水準で配当を出しているため、急な業績悪化がない限り、77円の配当は維持される可能性が高いと判断できます。

外部環境の視点:アクティビストの議論から見る株主還元意識

ここで少し、コンサルティング企業である山田コンサルティンググループのPBR(株価純資産倍率)について、海外の視点も交えて考えてみたいと思います。

PBR 1.76倍というのは、株価が解散価値(純資産)の1.76倍であることを意味します。これは、東証が改善を求めている「PBR1倍割れ」ではありませんが、もっと株主資本コストを意識した経営をすべきという議論は、今後も強まっていくでしょう。

関連する海外ニュースとして、米国の著名なアクティビスト、ダン・ローブ氏が、コスター・グループ(CoStar Group)という企業に対して取締役会の刷新を求めているというニュースがありました。

Activist Dan Loeb dusts off his poison pen as he seeks a board refresh at CoStar Group – CNBC

これは米国の話ですが、アクティビスト(物言う株主)は、企業の持つ豊富なキャッシュや資産を、もっと効率よく株主に還元すべきだと要求します。これは今の日本市場で進んでいる「株主還元強化」の流れとも無関係ではありません。

山田コンサルティンググループは、自己資本比率が76.9%と非常に高く、豊富な内部留保を持っています。もし今後、株主から「さらに効率的な資本活用」や「増配」が求められれば、財務体力があるため、それに応じる余地が大きいと考えられます。つまり、高すぎる自己資本比率は、裏を返せば将来の株主還元(増配や自社株買い)のポテンシャルとも言えるのです。安定配当に加え、このPBR改善の流れに乗る期待感も持てるのが魅力的だと感じました。

他の「小1の壁」対策銘柄との比較検討

同じく「小1の壁」対策として、年間12万円(月1万円)の配当を目指すにあたり、山田コンサルティンググループ(利回り4.45%)と、過去に検討した別の高配当銘柄と比較してみます。

※比較対象は、利回りや目標設定が近い銘柄から選択します。

銘柄名(コード) 予想利回り 配当性向(目安) 最低投資額(目安) 家計の役割
山田コンサルティング(4792) 4.45% 53.5% 17.3万円 高財務を背景にした守備型。将来的な増配期待も。
ナレルグループ(9163) 4.90% 約45% 30万円前後 高成長IT人材派遣。配当性向が低く、成長と配当の両取り狙い。◎(9163)(株)ナレルグループの記事はこちら
日本特殊塗料(4619) 4.69% 約30% 21万円前後 超低配当性向。配当成長余力が非常に大きく、ディフェンシブ性が高い。

山田コンサルティングは、ナレルグループや日本特殊塗料と比較しても、配当性向のバランスが取れており、財務の安定性では群を抜いています。ナレルグループの方が利回りは高いですが、コンサルティング業と人材派遣業という違いもあり、山田コンサルティングはより伝統的で安定的なビジネスモデルに魅力を感じます。

現時点では、我が家のポートフォリオの中では、この山田コンサルティンググループを「鉄壁の守備を担う、安定高配当枠」として組み入れたいと考えられますね。

みずきの「人生設計マッチ度」評価

私が重視する3つの軸で、山田コンサルティンググループを評価します。

A. 配当の持続性・成長性:◎(強く信頼できる)

配当性向が53.5%と無理がなく、何より自己資本比率76.9%という高財務体質が、不況耐性を高めています。コンサルティングという知的サービス業は、景気後退期には一時的に受注が減る可能性はありますが、潤沢な内部留保があるため、減配リスクは低いと判断できます。安定して配当を出し続ける能力は非常に高いです。さらにPBR改善圧力が高まれば、増配余地もあると考えます。

B. 人生設計との適合性:○(悪くない)

2026年4月の「小1の壁」対策(月1万円)という目標に対して、4.45%という利回りは現実的です。約270万円という投資額は覚悟が必要ですが、最低購入額が約17万円と手軽に始められるため、時間をかけてコツコツ買い増していく戦略が取れます。

コンサルティング事業の安定性から、老後の年金代わりとして長期保有する候補としても優秀です。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:◎(安心して持てる)

高財務であるため、特に子育て中で突発的な支出が多い我が家にとっては、精神的な安心感が大きいです。私が今後育休に入るなど、収入が一時的に減る時期があっても、この銘柄からの配当金は安定して入ってくるだろうという期待が持てます。リスク許容度が低い時期(今)にこそ、財務が強固な銘柄を組み込むべきだと考えます。

制度活用との組み合わせ:ジュニアNISAと配当控除

みずき家が個別株を検討する際、欠かせないのが税制優遇制度との組み合わせです。

ジュニアNISAの活用(過去の視点)

もし、現行NISA制度改定前(2023年末まで)にこの銘柄を購入できていれば、ジュニアNISAで保有するのが最適解の一つだったと思います。配当金が非課税になるため、利回り4.45%を丸ごと受け取ることができ、子どもの教育費口座として最高の効率を発揮します。

既にジュニアNISA枠は廃止されましたが、非課税期間が続く中で、この高配当銘柄を子ども名義で保有している場合、その恩恵は今後も続きますね。

新NISA成長投資枠での活用

2024年から始まった新NISAの成長投資枠でこの銘柄を購入する場合、もちろん配当金は非課税になります。目標の年間12万円配当(月1万円)を非課税で受け取れるのは非常に強力です。成長投資枠の枠は年間240万円と限られているため、この高配当で安定した銘柄を、NISA枠で優先的に取得するのは賢明な判断だと考えられます。

配当控除の活用

NISA枠を使い切った後、特定口座で購入する場合も、配当控除の仕組みは意識しておきたいです。

山田コンサルティンググループは国内株なので、総合課税を選択すれば、配当控除が適用され、所得税・住民税の負担が軽減される場合があります。特に、我が家のように共働きで所得水準が高い家庭では、配当金の税率を抑えられる配当控除は重要です。ただし、控除適用のためには確定申告が必要なので、子育てで忙しい時期に確定申告をする手間と、得られる控除額を天秤にかける必要がありますね。

みずきの総合評価と判断

山田コンサルティンググループ(4792)は、高すぎる自己資本比率安定した配当性向を兼ね備えた、我が家の「小1の壁」対策に最適な守備的銘柄だと評価します。

目標の月1万円を実現するには約270万円の投資が必要ですが、その資金を一度に投じるのではなく、まずは最低投資単位の100株を新NISAの成長投資枠で取得し、配当金の感覚を掴むことから始めたいです。そして、毎月の積立投資とは別に確保できた余剰資金を、株価が下落したタイミングなどで定期的に買い増し、最終的に270万円を目指していくのが、現実的な戦略だと考えています。

収益性の悪化傾向は懸念点ですが、これはコンサルティング業界特有の人件費増や、景気後退懸念によるものかもしれません。しかし、極めて高い財務の安定性(自己資本比率76.9%)が、これらの短期的な業績変動リスクを打ち消してくれると期待しています。

短期的な値上がりを追うのではなく、2026年4月以降、安定して家計に現金流を供給してくれる「家計の参謀」として、ポートフォリオの核に加えたいと考えています。

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