△(3489)フェイスネットワーク : 2026年「小1の壁」月8千円、4.88%配当の家計防衛リスク

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに:小1の壁、約200万円投資で乗り越えられるか?

こんにちは、みずきです。うちの娘(2020年1月生まれ)が小学校に入学するまで、もうすぐ2ヶ月ちょっとになりました。この時期になると、本当に「小1の壁」が現実味を帯びてきますよね。

学童の費用や、新しい習い事の送迎、それに伴う時間的なコスト増。何より家計への負担増が一番の悩みです。私たちは、この「小1の壁」で増える固定支出を、配当金でカバーすることを目標にしています。今日は、その目標を達成するために注目している、高利回りの不動産銘柄、フェイスネットワーク(3489)について、我が家の人生設計に合うかじっくり検証したいと思います。

1. 我が家の人生設計シナリオ:小1の壁を配当金で防衛したい

我が家が今、一番リアルな課題として抱えているのは、2026年4月から始まる長女の小学校生活です。

共働きを続けるため、学童保育と、小学校で時間ができるからこそ始めたい習い事(ピアノとスイミングを検討中)の費用がかかり始めます。試算では、月々8,000円〜10,000円程度の追加支出が必要になりそうです。これを、毎月の配当金でまかなうのが私の目標です。

このシナリオを達成するために、具体的な目標額を設定します。

項目 設定値
家計課題発生時期 2026年4月(約2ヶ月後)
目標月間配当額(税引前) 8,000円
目標年間配当額(税引前) 96,000円

2. 目標配当額の逆算計算:約200万円が必要

この年間96,000円の配当目標を、フェイスネットワーク(3489)の予想配当利回り(4.88%)で達成するには、いくら投資が必要になるでしょうか?

目標配当額96,000円を利回り4.88%で割って逆算します。

必要投資額 = 96,000円 ÷ 0.0488

計算の結果、約196万7,213円の投資元本が必要だとわかりました。約200万円ですね。

フェイスネットワークは最低投資金額が約82,000円(2026年2月6日終値ベース)と、子育て世帯でも気軽に手が出せる価格帯なのは嬉しいポイントです。ただ、月8,000円の家計サポートを達成するには、約200万円をコア資金として投入する必要がある、というわけです。

3. フェイスネットワーク(3489)の紹介と課題

フェイスネットワークは、主に城南・城西エリアといった都心5区を中心に、デザイナーズアパート・マンションの「GranDuo」シリーズを開発・販売している不動産会社です。富裕層向けの投資用不動産が主力ですね。

提供されたデータを見る限り、収益性は非常に高いです。

指標 数値 (2026/02/06時点) みずきの評価ポイント
予想配当利回り 4.88% 高配当で目標達成に効率的
最低購入代金 約82,000円(100株) 少額から始めやすい
PER(会社予想) 7.15倍 割安感がある
ROE(実績) 32.21% 驚異的な高収益性
自己資本比率(実績) 32.5% 不動産業界としては標準的だが、景気後退期には注意

ROEが32%超というのは、ものすごい高収益体質を表しています。少ない資本で大きな利益を生み出せている証拠です。この高収益のおかげで、4.88%という高利回りでも、PERが7.15倍と割安に見えるわけですね。

【銘柄選定における懸念点:景気と金利の耐性】

ただし、不動産開発・販売というビジネスモデルは、景気変動と金利動向に非常に敏感です。景気が悪化すれば、富裕層の投資意欲は減退しますし、金利が上昇すれば、融資を受けて購入する投資家のコストが増します。

私たち子育て世帯が高配当株を持つ目的は「安定した家計の守り」です。そのため、景気に大きく左右される銘柄に大金を投じるのは慎重にならざるを得ません。

【外部情報との関連:不動産セクターの動向】

最近の海外のニュースでも、不動産セクターの動向が注目されているようです。例えば、Finvizの記事には、News Corpの決算報告の中で「Real Estate Momentum(不動産モメンタム)」という言葉が出ています。アメリカではデジタル成長とともに、不動産部門も勢いがある、という話なのですが、これが日本の都心アパート市場にどう影響するかは別問題です。

日本においては、都心部の需要は堅調かもしれませんが、これから金利がどうなるかというリスクを抱えながら、配当の持続性を判断する必要があります。

4. 複数銘柄の比較:不安定性と安定性のバランス

フェイスネットワーク単体に約200万円を投じるのは、配当の安定性という点でリスクが高いと私は判断しました。そこで、同じ「小1の壁」の目標(年間96,000円)を達成するために、どういうポートフォリオの組み合わせが考えられるか比較してみます。

銘柄/戦略 配当利回り(目安) 必要投資額(9.6万円目標) 配当の安定性・特性
A. フェイスネットワーク(3489) 4.88% 約197万円 高利回り、高収益。景気変動リスク大。
B. 鉄壁財務の安定企業 4.50% 約213万円 堅実な配当性向(40%以下)。減配リスク極小。(例:千代田インテグレなど)
C. J-REIT(オフィス/住宅系) 5.20% 約185万円 高い分配金利回り。賃貸収入ベースで安定。不動産価格リスクはあり。

もし私が197万円を投資に回すなら、フェイスネットワーク単独ではなく、利回りが多少下がっても安定性を担保したいです。例えば、フェイスネットワークに100万円、残りの97万円を鉄壁財務の安定企業(B)に振り分ければ、利回りは平均4.7%程度になるものの、もし不動産市場が冷え込んでも、家計のサポート資金が途切れるリスクは抑えられる、と考えます。

5. みずきの「人生設計マッチ度」評価

A. 配当の持続性・成長性

フェイスネットワークの現時点での収益性は抜群ですが、不動産セクターゆえに「配当の持続性」については、長期的な視点で手放しで安心はできません。特に、配当性向がどれだけ余裕があるかを見極めたいところです。現行の高配当を維持する方針ですが、景気後退期に増益を続けられるかが鍵です。

評価:△(やや懸念あり)

B. 人生設計との適合性(小1の壁)

目標額達成の効率は非常に良いです。利回り4.88%のおかげで、他の低〜中利回り銘柄よりも少ない元本で月8,000円を実現できます。これは子育てで忙しい私たちにとって、投資効率を追求する上で大きなメリットです。

評価:○(悪くない)

C. 我が家のリスク許容度との整合性

我が家はまだ子どもが小さく、これから教育費のピーク(大学入学時)に向けて種銭を大きく育てたい段階です。安定した家計のキャッシュフローを目的とするならば、もう少しディフェンシブな銘柄をコアにしたい気持ちがあります。

評価:△(やや緊張感ある)

6. みずきの総合評価と判断

フェイスネットワークは、非常に高い収益力と高配当利回りを提供しており、短中期的に「小1の壁」の出費を効率よくカバーできるポテンシャルを持っています。最低投資額も低く、投資しやすいのも魅力です。

しかし、我が家の投資哲学である「配当を減らされない安定企業」という基準で考えると、不動産開発というビジネスの性質上、景気や金利変動の影響を受けやすい点は無視できません。

結論として、私はフェイスネットワークを「コア」ではなく「サテライト(補完)」として少額保有を検討します。例えば、最低単位の100株(約8.2万円)を保有し、高い配当を受け取りながら、本格的な景気後退局面や金利上昇局面でポートフォリオのウェイトを判断するのがいいかなと思います。

小1の壁で必要な約200万円は、先に財務が鉄壁な銘柄(上記Bなど)や、生活必需品系の高配当株で大部分を固めるのが、私の子育て中のリスク許容度に合っていると感じます。

7. 制度活用との組み合わせ

高配当銘柄を保有するなら、やはり税制優遇制度の活用は欠かせません。これが個人投資家の最大の武器ですからね。

ジュニアNISAの活用

フェイスネットワークは成長性も期待できる銘柄なので、もし長女がまだジュニアNISA口座を持っていたら、ここで購入したかったですね。配当金が非課税になるメリットは、利回り4.88%のような高配当銘柄で特に大きくなります。

残念ながら長女はもう6歳で、2023年でジュニアNISAの新規買い付けは終了してしまいました。これから投資を始める方は、新NISAの成長投資枠でこの手の銘柄を検討するのが最も効率的です。

配当控除の活用

もし特定口座で購入する場合、国内個別株の配当金は総合課税を選択すれば「配当控除」の対象になります。これは、所得税の税率によっては源泉徴収された税金が一部戻ってくる仕組みですね。

我が家のように夫と私の所得税率が異なったり、つみたてNISAやiDeCoでしっかりと節税対策をしている世帯にとっては、総合課税で配当控除を活用するかどうかは、年間の家計全体の税率を考えて慎重に判断したいところです。

高利回り銘柄だからこそ、制度をフル活用して「税引き後の手取り」を最大化することが、子育て家計の最重要ミッションだと考えています。

8. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる

フェイスネットワークは魅力的な利回りですが、この銘柄を検討していていつも迷うのは、「忙しい子育て中に、景気敏感株の動向を追い続けることができるか」という点です。

高収益の裏側には、不動産市場の動向、特に都心アパート需要や金利動向という、私たちが直接コントロールできない外部要因が大きく関わってきます。

もし育休に入ったり、子どもの病気などで時間が取れない時に、株価が急落したり、減配懸念が出た場合、すぐに適切な判断を下せる自信があまりありません。そのため、フェイスネットワークのような銘柄にポートフォリオの大きな割合を割くのは、もう少し子どもが大きくなり、私が経済動向を見る時間が確保できるようになってからかな、というのが正直な気持ちです。

当面は、最低単元保有で様子見、そして小1の壁資金は、安定性を重視した他のディフェンシブな高配当銘柄で固める戦略が、今の我が家には合っていると思っています。

皆さんの家計状況やリスク許容度によって、最適な判断は変わると思います。私たちの事例が、どなたかの人生設計のヒントになれば嬉しいです!

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