△(7148)(株)FPG : 2026年「小1の壁」月1万円を5.71%配当で人生設計を支える

銘柄紹介

はじめに:高配当株が実現する「小1の壁」対策

こんにちは、みずきです。寒い日が続きますが、もうすぐ春ですね。うちの長女(2020年1月生まれ)は、この4月でいよいよ小学校入学です!

楽しみな反面、始まるのが「小1の壁」。学童保育と習い事の費用が本格的にかかってきます。現在、わが家ではその費用を配当金で賄うための計画を急ピッチで進めているところです。

今回は、非常に高い配当利回りが魅力的な銘柄、(株)FPG(7148)について、「我が家の人生設計にどう組み込むか」という視点で分析していきたいと思います。

FPGは配当利回り5.71%と非常に魅力的ですが、その裏には独特な事業構造によるリスクも潜んでいます。短期的な高配当に釣られるのではなく、子育て中の長期的な家計防衛策として本当に使えるのか、じっくり検討しました。

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

1. 我が家の人生設計シナリオ:2026年4月からの家計課題

我が家の現在の最優先課題は、2ヶ月後に迫った「小1の壁」を乗り越えることです。

我が家の現在地と目標

娘は現在6歳。夫婦共働きを継続する予定ですが、放課後の学童保育料や、習い事(ピアノ、水泳など)を増やす計画のため、支出が増えることが確実です。

この教育費の増加は、私たちの本業の収入から捻出できますが、その分貯蓄ペースが落ちてしまうのが懸念点です。そこで、投資の力を借りて、家計の現金の流れ(キャッシュフロー)を強化したいと考えています。

○年後の家計課題と必要な配当額

目標は、2026年4月以降、小学校卒業までの6年間、毎月かかる追加費用の一部を配当金で賄うことです。

項目 詳細
課題発生時期 2026年4月(第一子小学校入学)
家計課題 学童保育料や習い事代の増加
目標配当額(月額) 10,000円
目標年間配当額(税引前) 120,000円

月1万円あれば、学童保育のおやつ代や、習い事の月謝の一部を完全にカバーできます。これによって、毎月の家計管理に精神的な余裕が生まれますよね。

2. 目標配当額を実現するための逆算計算

年間12万円の配当金を、今回注目するFPGの予想利回り(5.71%)で実現するために必要な投資額を計算します。

目標年間配当額:120,000円

候補銘柄 FPG(7148)の予想配当利回り:5.71%

必要投資額 = 120,000円 ÷ 0.0571

必要投資額 ≈ 2,098,070円(約210万円)

約210万円を投資できれば、理論上、税引前で毎月1万円の配当収入を得られる計算になります。この金額は、5.71%という高利回りのおかげで、比較的実現しやすい水準だと感じました。

3. (株)FPG(7148)の事業分析と複数銘柄の比較

FPGは、リースファンド事業を主力としています。これは、投資家に対して航空機や船舶のリース事業への出資機会を提供し、税制優遇(タックス・リース)と配当を還元するビジネスモデルです。

FPGの基本情報(2026年2月6日時点)

※株価は2026年2月6日終値ベース

項目 数値
株価/最低購入代金 2,164円 / 約219,500円(100株)
予想配当利回り 5.71%
1株配当(予想) 125.40円 (2026年9月期)
PER(予想) 8.75倍
PBR(実績) 3.29倍
自己資本比率 45.0%
ROE(実績) 32.93%

予想利回り5.71%は驚異的です。ROE(自己資本利益率)も30%超えと、資本効率が非常に高い優良企業に見えます。PERも8.75倍と割安水準で、一見すると「買い」と飛びつきたくなります。

しかし、FPGのビジネスは、外部環境の変化、特に「税制」と「景気」の影響を強く受けます。

高利回り銘柄の選択肢比較

月1万円を安定的に得るためには、FPG一本に絞るのはリスクが高いです。そこで、FPGの5.71%をサテライトとし、他の安定性の高い高配当株・リートと比較検討します。

銘柄 FPG (7148) ユナイテッド・アーバン (8960) 銘柄C(例:その他安定配当株)
業種 金融サービス(リースファンド) REIT(不動産投資信託) 事業会社(安定)
予想利回り 5.71% 5.02%
ユナイテッド・アーバンに関する過去記事はこちら
4.30%(想定)
年間12万円配当に必要な投資額 約210万円 約239万円 約279万円
配当安定性・リスク △ (景気・税制変動リスク大) ◎ (家賃収入ベースで安定) ○ (増配期待はあるが利回り控えめ)

この表を見ると、FPGは圧倒的に少ない資金(約210万円)で目標を達成できます。これが高利回りの最大のメリットですが、問題は配当が継続するかどうかです。

FPGの事業モデルは、企業の節税ニーズに依存しています。もし税制が改正されたり、航空機・船舶市場の景気が悪化したりすると、一気に収益が不安定になり、配当が大幅に減る可能性があります。収益性のデータも「やや悪化、不安定」と出ていますので、この不安定さは覚悟が必要です。

外部ニュースから学ぶリスク管理

FPGのビジネスは税務・法務と密接に関わります。事業環境が変わると一気に収益が悪化するリスクがあるため、常に事業の安定性を確認し続ける必要があります。

参考までに、米国市場では、企業活動に関連する法的な問題が株価に影響を与えるケースは少なくありません。例えば、以前アメリカの医療機器メーカーであるInteger Holdings Corporation(NYSE: ITGR)が、投資家から訴訟に関する情報提供を求めるニュースが出ていました。(参照元:The Joplin Globe 2026/02/07

FPG自体が法的な問題を起こしているわけではありませんが、金融サービスを提供する企業は、特に法規制や税制の変化が事業の根幹を揺るがす可能性がある、ということをこのニュースから再認識すべきでしょう。高配当の裏には、その業界特有の「見えないリスク」が潜んでいるものです。

4. みずきの「人生設計マッチ度」評価

FPGを「小1の壁対策」という明確な人生設計の目標に照らして評価します。

A. 配当の持続性・成長性:△(やや懸念あり)

高いROEを維持している点は評価できますが、収益性が「不安定」であるため、配当の持続性には疑問符がつきます。配当性向は公表されていませんが、これだけ高い利回りを出しているということは、業績連動性が強いと見て間違いないでしょう。

「この配当は10年単位で続くか?」と考えると、税制優遇がいつまで続くか分からないため、◎はつけられません。短期的には高配当を享受できますが、増配を期待してコアに据えるのは避けるべきだと思います。

B. 人生設計との適合性:○(悪くない)

我が家が目標とする「月1万円の家計サポート」を、約210万円という比較的小さな投資額で実現できるのは魅力的です。

もし、目標達成に必要な資金が300万円、400万円となると、小1の壁が始まる4月に間に合わせるのは難しいですが、210万円なら、つみたてNISAの利益確定分や、特定口座での追加投資で十分賄える可能性があります。

高い利回りは、目標達成までの時間を短縮してくれるという点で、子育て世代には大きなメリットですね。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:△(やや緊張感ある)

小1の壁費用は、確実に来る「固定費に近い支出」です。そのため、これを賄う配当金は、本来なら安定性を最優先すべきです。FPGのように業績変動リスクが高い銘柄を全額投じるのは、今の我が家のリスク許容度を超えていると判断します。

我が家のポートフォリオの中では、FPGは「コア」ではなく、「サテライト(高利回り期待枠)」として位置づけるのが妥当です。具体的には、この月1万円目標を、FPG(5,000円分)とREIT(5,000円分)のように安定資産と分散して持つ戦略がいいかなと思います。

5. みずきの総合評価と判断:FPGは「サテライト」として活用

FPGの5.71%という高利回りは非常に魅力的で、資産を効率的に増やしたい子育て世代にとって、目標達成の近道となる可能性を秘めています。

しかし、小1の壁対策という「絶対に外せない家計防衛」の目的で使うには、配当の安定性に懸念が残ります。もし景気が悪化したり、税制が変わったりして配当が半減したら、家計が苦しくなってしまいますから。

我が家では、FPGをポートフォリオの3分の1程度に抑え、「小1の壁」で必要な年間12万円の配当のうち、3〜4万円分をFPGで稼ぎ、残りをユナイテッド・アーバン(8960)のような比較的安定したリートや、別の増配傾向の企業で補完する分散戦略を取るのが最適だと判断しました。

高い収益性(ROE 32.93%)は魅力的ですが、この収益性が継続することを保証するものではないため、常に四半期決算をチェックし、リスクが顕在化したらすぐに売却できる体制にしておくべき銘柄だと思います。

6. 税制優遇制度(ジュニアNISA、配当控除)との組み合わせ

FPGのような高配当銘柄は、税制優遇制度と組み合わせることで、さらに強力な家計サポートツールになります。

ジュニアNISAでの活用

もし、まだジュニアNISA口座が残っている場合、FPGのような高配当銘柄を子どもの名義で購入するのは非常に有効です。

通常、配当金には約20%の税金がかかりますが、ジュニアNISA口座内であれば、この税金が非課税になります。FPGの利回り5.71%が、そのまま手取りになるわけです。

我が家は長女がもう6歳なのでジュニアNISAの新規投資枠はありませんが、もし可能なら、配当非課税の恩恵を最大限に受けられるこの種の銘柄をジュニアNISAで保有するのが理想的だと思います。

配当控除の仕組みと効率化

特定口座や一般口座でFPGを保有する場合、配当金は総合課税を選択し、配当控除の適用を受けることも検討できます。

FPGは国内株であり、配当控除の対象となります。配当控除を使えば、個人の所得税率にもよりますが、実質的な税率を軽減できます。ただし、手続きが確定申告になるため、子育て中で忙しいママとしては、ついつい面倒になってしまいますよね。そこまで計算の手間をかけるか、シンプルな源泉徴収を選ぶか、夫婦で相談して決めるのが良いでしょう。

私自身は、基本的には手間を考えて源泉徴収を選びますが、FPGのように配当金が大きい銘柄の場合は、一度試算してみる価値はありそうですね。

7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる

FPGの分析をしていて、正直に「怖いな」と思う点があります。

それは、この銘柄が「税制優遇」という制度的な隙間を突いたビジネスモデルであることです。いつ政府の方針が変わって、その優遇がなくなってしまうか分かりません。もし、それが起こったら、FPGの収益性は大きく低下し、高配当は一瞬で崩れ去る可能性があります。

だからこそ、この銘柄に家計のすべてを委ねるのではなく、「お試し」で少額を投資し、高い利回りの恩恵を受けつつ、常にニュースと業績をチェックし続ける必要があると思っています。

長期投資を信条とする私にとって、このように「短期的な環境変化」を常に気にする必要がある銘柄は、精神的な負担が大きいかもしれません。ですが、5.71%という高い利回りがくれる「時間の短縮効果」は、小1の壁という期限が迫る我が家にとっては魅力的なんですよ。

結論として、FPGは我が家の「小1の壁」対策の強力なブースターとなり得ますが、ポートフォリオ内での役割を明確にし、安定株で守りを固めた上で、挑戦的なサテライトとして組み込むのが、子育てママ投資家としての最善の判断だと思います。

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