はじめに
本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。日々の家計管理と、私たちが思い描く未来のために、一つの「道具」としてどう銘柄を使いこなすかを考えるヒントになれば嬉しいです。
1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」
こんにちは、みずきです。2026年2月も中旬に入り、いよいよ娘の小学校入学が目前に迫ってきました。最近はランドセル(ラン活、懐かしいです)の準備も終わり、今度は「放課後をどう過ごすか」という、いわゆる「小1の壁」への具体的な対策に追われています。
我が家の現在の課題は、ずばり「小学校入学後の教育費と家族の時間の質」の両立です。共働きを続ける中で、学童保育の費用や、娘がやりたがっているスイミング、そして小学校に上がってからの家族旅行の費用など、意外と「新しい支出」が見えてきました。特に、今まで保育園がカバーしてくれていた時間がなくなる分、民間の学童などを活用すると、月に1万円程度の追加負担は覚悟しなくてはなりません。
そこで今回の人生設計シナリオは、「2026年4月からの学童・習い事費用、月1万円(年間12万円)を分配金で補う」というものに設定しました。さらに、ホテルリートという特性を活かして、「将来の家族旅行のアップグレード」も視野に入れたいと考えています。子どもが小学校高学年になると、旅行代金も大人並みにかかりますからね。今のうちからその準備を始めたいというわけです。
2. 目標配当額の逆算計算
「月1万円の分配金」を、今回のターゲットであるジャパン・ホテル・リート投資法人(8985)で実現しようとすると、どれくらいの投資が必要か計算してみましょう。
現在の指標データ(2月9日時点)を参考にします。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 投資口価格(株価) | 85,300円 |
| 1口あたり予想分配金(2026/12期) | 5,177円 |
| 分配金利回り | 6.01% |
目標とする年間分配金は120,000円です。これを利回りで逆算すると、約1,996,672円の投資資金が必要になります。口数で計算すると、120,000円 ÷ 5,177円 = 約23.1口。切りの良いところで24口(投資額:約2,047,200円)保有すれば、税引き前で年間約12.4万円の分配金が受け取れる計算ですね。
「200万円をリートに投資するのは、家計にとって少し勇気がいるな」というのが正直なところかもしれません。でも、例えば新NISAの成長投資枠を活用すれば、ここから得られる分配金は非課税になります。月1万円の不労所得が、娘の学童代をずっと肩代わりしてくれると考えれば、かなり心強い味方になりますよね。
3. 複数銘柄の比較紹介
ホテル系のリートや、同じような利回りを狙える他の選択肢と比較してみましょう。我が家の人生設計にどれが一番フィットするか、比較検討が大事です。
| 銘柄名(証券コード) | 分配金利回り(予想) | 特徴・投資方針 | 最低投資金額の目安 |
|---|---|---|---|
| ジャパン・ホテル・リート(8985) | 6.01% | 日本最大級のホテル特化型。インバウンド需要の恩恵を直接受ける。 | 約8.5万円 |
| 星野リゾート・リート(3287) | 約5.09% | 観光立国への貢献を掲げ、星のや等のブランド力がある。安定感強。 | 約50万円前後 |
| 森トラストリート(8961) | 約4.61% | オフィスとホテルの複合型。バランスが取れており、景気耐性が高い。 | 約7万円前後 |
今回注目しているジャパン・ホテル・リートは、利回りが6%を超えており、比較対象の中でも群を抜いて高いのが魅力です。一方で、ホテルの業績に連動する「変動賃料」の割合が高いため、景気が悪くなったり、パンデミックのような事態が起きると分配金が減りやすいというリスクもあります。この「攻めの姿勢」が我が家の家計にどう影響するか、しっかり見極めたいですね。
ここで、最近のリート市場に関する興味深い記事を見つけたので共有します。
外部ニュース引用:不動産に手軽に投資できるREIT(リート)
この記事では、REITの仕組みや種類について詳しく解説されています。特に宿泊施設に投資するタイプについて、「インバウンドなどで客室単価がひと頃よりも値上がりしている点で注目が集まりつつある」と言及されています。ジャパン・ホテル・リートは、まさにその代表格として紹介されています。単に「建物を持っている」だけでなく、そのホテルの売上が伸びれば、私たち投資主への分配金も増える仕組みがあるんです。これは、インフレが続く今の時代、家計を守る上でも面白いポイントだと思います。
4. みずきの「人生設計マッチ度」評価
ジャパン・ホテル・リートを、3つの軸で評価してみました。
A. 分配金の持続性・成長性
評価:○(まあ大丈夫)
インバウンド需要は今後も日本の成長戦略の柱です。保有物件には「オリエンタルホテル東京ベイ」や「神戸メリケンパークオリエンタルホテル」など、家族連れに人気の高いホテルも含まれています。売上が上がれば分配金も増える「変動賃料」の仕組みは、成長性という点では◎。ただ、不況時のボラティリティ(変動幅)が大きいので、10年単位で考えると「増えたり減ったり」は覚悟する必要がありますね。
B. 人生設計との適合性
評価:◎(ぴったり)
「娘との旅行を充実させたい」「学童代を捻出したい」という我が家のニーズに対し、この高い利回りは非常に効率的です。また、このリートは特定のホテルで使える「宿泊割引券」などの株主優待ならぬ「投資主優待」があるのも魅力。投資をしながら、家族で思い出作りができるというのは、子育て世代にとって最高の人生設計適合度だと思います。
C. 我が家のリスク許容度との整合性
評価:△(やや緊張感あり)
現在、私は正社員として働いていますが、将来的に第二子を授かり、育休に入る可能性もゼロではありません。その期間、もし観光業が冷え込んで分配金が大幅に減ってしまうと、家計へのダメージはそれなりにあります。この銘柄をコア(主力)にするのではなく、安定したインフラ系リートや個別株と組み合わせて、ポートフォリオの「アクセント」として持つのが我が家には合っているかなと感じています。
5. みずきの総合評価+判断
ジャパン・ホテル・リートは、「攻めの家計管理」をしたい我が家にとって、非常に魅力的な選択肢です。利回り6%超えは、今の低金利時代において驚異的なパワーを持っています。
判断としては、「一気に200万円分買うのではなく、新NISAの枠を使って数口ずつ買い増し、他の安定銘柄と混ぜて保有する」という戦略をとります。例えば、以前紹介した星野リゾート・リート投資法人のような安定性の高い銘柄をベースにしつつ、このジャパン・ホテル・リートを混ぜることで、全体の利回りを底上げしつつ、観光業界の成長を丸ごと享受するイメージですね。
内部リンク:◎(3287)星野リゾート・リート投資法人 : 2026年小1 de 壁・月8千円を5.09%分配金で家計を支える
6. 制度活用との組み合わせ
みずきブログおなじみの「制度活用」の視点ですが、J-REIT投資では以下の2点がポイントです。
1. 新NISA(成長投資枠)の活用
J-REITの分配金は、通常の個別株と同じく20.315%の税金がかかります。しかし、NISA枠で保有すればこれが非課税になります。6%の利回りをそのまま受け取れるメリットは絶大です。200万円投資した場合、税金分だけで年間約2.4万円も手取りが変わってきます。これは、娘の新しい水着やゴーグル代、あるいは夏休みの短期講習代が浮くレベルの違いです。
2. 配当控除は使えない点に注意
ここ、要注意です!通常の国内個別株であれば、確定申告で「配当控除」を受けることで税金を取り戻せる場合があります。しかし、リートは「投資信託」の一種という扱いのため、配当控除の対象外です。だからこそ、税制面で不利にならないよう、できるだけNISA枠を優先的に使いたいところですね。
また、ジュニアNISA枠(現在は新規買付不可ですが、保有継続中の方も多いはず)で子どもの名義で持っておき、将来の教育費の足しにするという考え方も素敵だと思います。娘が大きくなった時に、「このホテルのオーナー(の一部)なんだよ」と話しながら一緒に旅行に行くのが私の夢でもあります。
7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる
正直なところ、ホテルリートは「コロナショック」の時の暴落が記憶に新しく、二の足を踏む自分もいます。当時は無配(分配金ゼロ)になったホテルリートもありました。「もし娘が小学校3年生くらいの時にまたパンデミックが来たら、学童代はどうしよう?」という不安は常にあります。
だからこそ、「特定の銘柄に依存しない」ことが、ママ投資家としての最大のリスク管理だと思います。月1万円の目標のうち、5,000円をこのリートで、残りの5,000円はもっと堅実な、例えば通信株やインフラリートで固める。そんな「欲張りすぎない、でも着実な」ポートフォリオを目指したいです。
皆さんのご家庭では、どんな「小1の壁」対策を考えていますか?投資はあくまで人生を豊かにするための手段。無理のない範囲で、一緒に一歩ずつ進んでいきましょうね。それでは、また次回の記事でお会いしましょう!


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