◎(5195)バンドー化学 : 小1の壁月8千円を4.34%配当で家計防衛と人生設計を両立

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに:2026年春、いよいよ「小1の壁」が目の前に

こんにちは、みずきです。2月に入り、関東の空気も少しずつ春の気配を感じる日が増えてきましたね。我が家では、2020年生まれの娘がいよいよ今年の4月に小学校へ入学します。ランドセルの準備も終わり、今は「学校まで歩いていけるかな?」と親子で通学路を練習している毎日です。

でも、親として気になるのは「小1の壁」ですよね。保育園の頃よりも預かり時間が短くなったり、学童保育の費用がかかったり。何より、娘が「新しい習い事を始めたい!」と言い出したとき、家計に余裕を持たせてあげたいなと感じています。投資を2021年から続けてきて、新NISAやiDeCoも活用していますが、やはり「今、ここにある現金の流れ」を作ってくれる高配当株の存在は、子育て世代にとって大きな心の支えになります。

今回は、自動車や産業用の「ベルト」で世界的なシェアを持つバンドー化学(5195)を軸に、我が家の人生設計にどう組み込めるかを考えてみました。単に利回りが高いだけでなく、安定した家計運営に貢献してくれるのか、ママ投資家の視点で深掘りします。

1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」と直面する課題

まず、私が投資を考えるときに一番大切にしているのが「何のために、いつ、いくら必要なのか」というシナリオです。今の我が家の状況はこんな感じです。

  • 家族構成:私(40歳)、夫、娘(6歳・新小1)
  • 現在地:新NISAのつみたて投資枠は継続中。配当金は月平均で約2万円ほど。
  • 家計の課題:小学校入学に伴い、学童保育の費用や、ピアノなどの習い事を1つ増やす予定。これに月額8,000円程度のコスト増を見込んでいる。

この「月8,000円」を、家計の労働所得から出すのではなく、資産が生み出す配当金でカバーしたいというのが今回の目標です。子どもが成長して中学・高校へと進むにつれ、教育費の総額は膨らんでいきます。だからこそ、今のうちに「固定費のように発生する教育関連費を、配当金という自動ドアで支払う仕組み」を作っておきたいんです。

2. 目標配当額の逆算計算:いくら投資すればいい?

「月8,000円」を配当で賄うために必要な投資額を、バンドー化学の指標(2026年2月10日時点)を参考に計算してみます。

項目 内容
目標月額配当(税引後) 8,000円
目標年間配当(税引後) 96,000円
目標年間配当(税引前目安) 約120,480円
バンドー化学の配当利回り 4.34%
必要投資額 約2,776,046円

もし全ての目標額をバンドー化学1銘柄で賄うなら、約277万円の投資が必要になります。1単元(100株)が230,500円ですので、約12単元分ですね。もちろん、1銘柄に集中させるのはリスクがあります。「ジュニアNISAの残枠(旧制度からの継続)や、新NISAの成長投資枠」をどう組み合わせていくかが、税効率を上げる鍵になります。

3. 業界ニュースから見る将来性:ホンダの自社株消却と部品メーカーへの影響

バンドー化学を語る上で避けて通れないのが、主要顧客である自動車業界の動向です。ちょうど気になるニュースがありました。

ホンダ、発行済み株式の14.1%の自社株消却へ 資本効率を向上(ロイター)
https://finance.yahoo.co.jp/news/detail/4bcfd5a5dfead4080b163270dd15832b96ca53b0

この記事では、ホンダが大規模な自社株消却を行い、資本効率(ROEなど)を向上させる姿勢を鮮明にしています。これはバンドー化学のようなサプライヤーにとっても大きな意味を持ちます。なぜなら、完成車メーカーが「効率」を求め始めると、部品メーカーに対しても、より付加価値の高い製品や、電動化に対応した新しいソリューションを求めるプレッシャーが強まるからです。

バンドー化学は、従来のガソリン車用伝動ベルトだけでなく、電気自動車(EV)化を見据えた高機能フィルムや、産業用ロボット向けの精密ベルトなど、多角化を進めています。顧客であるホンダなどが経営を筋肉質にしている中、バンドー化学がその変化にどう付いていけるか、あるいは先回りできるかが、10年後の配当持続性を左右すると私は見ています。

4. 複数銘柄の比較紹介:同じ目標を達成する選択肢

「月8,000円」の配当を目指すにあたり、バンドー化学と似た属性を持つ、あるいは異なる強みを持つ銘柄と比較してみましょう。我が家の人生設計に合うのはどれでしょうか。

銘柄名(コード) 配当利回り 1株配当(予想) 最低投資金額 特徴
バンドー化学 (5195) 4.34% 100.0円 230,500円 自己資本比率68.1%と極めて堅実。ベルトのシェア高く安定。
タチエス (7239) 4.73% 約20万円前後 独立系のシートメーカー。利回りは高いが業績変動はバンドーより大きい。
オカムラ (7994) 4.32% 約22万円前後 オフィス家具大手。配当の安定感と連続増配への意識が高い。

比較してみると、バンドー化学の「財務の安定性」が際立ちます。自己資本比率が30%あれば安心と言われる中で、68%以上というのは、不況が来ても減配を回避できるだけの体力があることを示しています。教育費の足しにしたい我が家にとって、「利回りの高さ」よりも「減らされない安心感」は非常に重要です。

以前に分析したタチエスの記事も、自動車部品セクターとしての比較に役立ちますね。
◎(7239)タチエス : 2026年「小1の壁」月8,000円を4.73%配当で人生設計を支える

5. みずきの「人生設計マッチ度」評価

さて、ここからはバンドー化学が「我が家」にとってどうなのか、3つの軸で厳しく、かつ愛情を持って評価してみます。

A. 配当の持続性・成長性:評価 ◎

直近の配当性向は約56%(EPS179円に対し100円配当)。これは、稼いだ利益の半分強を株主に還元し、残りを将来の成長投資や内部留保に回していることを意味します。「無理をして配当を出していない」という点で、非常に好感が持てます。また、有利子負債も減少傾向にあり、金利上昇局面でも強い耐性が期待できますね。

B. 人生設計との適合性:評価 ○

目標の「月8,000円」を実現するためのパーツとして、非常に優秀です。最低購入金額が23万円程度なので、新NISAの成長投資枠(年間240万円)の中にスッポリ収まります。「ジュニアNISAで子どものために買い、18歳までの配当金を全て習い事代に充てる」という使い方も、非課税メリットを最大限に活かせるのでアリだと思います。ただし、ROE(1.79%)の低さが気になります。稼ぐ力がもっと向上すれば、増配のスピードも上がるはずなのですが、そこはこれからの経営努力に期待ですね。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:評価 ◎

これから小学校入学を控え、家計の安定性を第一に考えたい時期です。バンドー化学の製品は自動車だけでなく、農業機械や工場のラインなど、非常に幅広い「産業の心臓部」で使われています。どれか一つの業界がダメになっても全滅しにくい「分散されたビジネスモデル」は、今の私にとって安心して持てるお守りのような存在です。

6. みずきの総合評価+判断

結論として、バンドー化学は「我が家のポートフォリオの守備固め」として採用したい銘柄です。派手さはありませんが、地道に、確実に配当を届けてくれる「働くベルト」のような役割を期待しています。

具体的には、以下のような組み合わせを考えています。

  • 主軸:新NISAのつみたて投資枠で「全世界株」を保有し、長期の教育資金を形成。
  • 補完:バンドー化学のような高配当個別株を、成長投資枠やジュニアNISA(継続管理)で保有。
  • 役割:その配当金を使って、娘のピアノ月謝や学童の延長料金を支払う。

こうすることで、「投資をしているから家計が苦しい」のではなく、「投資をしているからこそ、子どものやりたいことを応援できる」という、ポジティブな循環が生まれると思うんです。

7. 制度活用との組み合わせ:配当控除という裏技

みずきブログのこだわりポイント、制度活用についても触れておきますね。もし特定口座(課税口座)でバンドー化学を保有する場合、忘れてはいけないのが「配当控除」です。

バンドー化学は日本国内の法人ですので、総合課税を選択して確定申告をすれば、所得税の一部が税額控除されます。特に、私のように育休中であったり、所得が一定以下の期間があったりする場合、この配当控除を活用することで、源泉徴収された20.315%の税金が戻ってくる可能性があります。「投資で得た利益を、1円も無駄にせずに子どものために使う」。この執念こそが、ママ投資家の強みですよね。

8. 失敗・迷い・懸念も素直に述べます

ここまで良い面を書いてきましたが、正直に迷っている部分もあります。それは「自動車用ベルトの未来」です。EVになると、エンジンのタイミングベルトのような製品は不要になります。バンドー化学ももちろんそれを分かっていて、補機類ベルトの需要は残るとしつつ、別の柱を立てようと必死です。

でも、もしその転換がうまくいかなかったら? 10年後、娘が中学生になった頃に配当が維持できている保証はありません。だからこそ、「これ1本に頼り切らない」ことが大切です。複数の高配当株に分散し、常に「今のビジネスが10年後も必要とされているか」を子どもに説明できるか。この視点を忘れずにいたいです。

「ママ、この会社はどんなことをしているの?」と聞かれたときに、「車や機械が動くために欠かせない、大切な紐を作っている会社だよ」と胸を張って言える。そんな投資を、これからも続けていきたいですね。

皆さんの人生設計において、この銘柄はどう映るでしょうか。ぜひ、ご自身の「必要な配当額」から逆算して、ぴったりの1枚を見つけてみてくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました