はじめに
本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。日々の子育てと仕事の両立に奮闘しながら、将来のゆとりを作るための「一つの考え方」として目を通していただければ嬉しいです。
こんにちは、みずきです。2020年生まれの娘が、いよいよ2026年4月に小学校入学を控えています。いわゆる「小1の壁」が目前に迫ってきましたね。時短勤務への切り替えや学童保育の費用など、家計のバランスがガラッと変わる時期です。我が家ではこの変化を乗り越えるために、配当金という「第2の給料」をどう組み込んでいくかを日々シミュレーションしています。
今回は、製造派遣や電子機器の受託製造(EMS)を手がけるnmsホールディングス(5062)を題材に、我が家の人生設計にどうフィットするのかを掘り下げてみたいと思います。
1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」
投資を検討する前に、まず「なぜ今、この銘柄を考えるのか」という背景を整理します。我が家の現在地と、数年後の課題から逆算してみます。
我が家の現在地と課題
娘は現在、保育園に通っています。2026年4月の小学校入学まであと少し。これまでは保育園の無償化などで助かっていましたが、小学校に入ると習い事を増やしたいという本人の希望や、長期休暇中の学童費用、そして何より私自身の働き方の変化による「収入減のリスク」があります。
○年後の家計課題
「小学校入学からの3年間」が最初の踏ん張りどころだと考えています。この時期に、家計に月額5,000円程度のゆとりを配当で作ることができれば、娘の新しい習い事の月謝をそのまま賄うことができます。自分たちの労働収入を削ることなく、子どもの可能性を広げてあげたい。これが今の私の切実な願いです。
課題解決に必要な配当額
目標は年間60,000円(月5,000円)の配当収入です。これを実現するために、高配当な銘柄をどう活用していくかが鍵になります。
2. 目標配当額の逆算計算
nmsホールディングスの指標を参考に、目標とする「月5,000円(年6万円)」の配当を得るために必要な投資額を計算してみます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 目標年間配当額(税引前) | 60,000円 |
| nmsホールディングス予想配当利回り | 4.56% |
| 必要投資額(概算) | 約1,315,789円 |
| 必要株数(1株20円換算) | 3,000株 |
現在の株価が440円前後ですので、3,000株保有するには約132万円の資金が必要です。100株単位なら約4.4万円からスタートできるので、少しずつ買い増していくには手頃な金額ですね。ただ、130万円をこの1銘柄に全額投入するのは、子育て世帯のリスク管理としては少し慎重になる必要があります。そこで、他の銘柄と比較しながら、ポートフォリオ上の位置づけを考えてみます。
3. 複数銘柄の比較紹介
同じ「人材・製造支援」というセクターや、高利回りな銘柄と比較してみましょう。我が家の人生設計というフィルターを通すと、見え方が変わってきます。
| 銘柄名(証券コード) | 株価(目安) | 配当利回り | 配当方針・特徴 |
|---|---|---|---|
| nmsホールディングス(5062) | 440円 | 4.56% | 業績連動性が高い。EMS事業が成長の鍵。 |
| ユー・エム・シー(2136) | 500円前後 | 約4.5% | 同じEMS大手。車載向けに強みがある。 |
| オープンアップグループ(2154) | 2,000円前後 | 約4.5% | 技術者派遣に強み。配当の安定感が高い。 |
nmsホールディングスは、利回りの高さが非常に魅力的です。一方で、自己資本比率が14.5%と低めなのが気になります。子育て中の身としては、安定性を重視したいので、例えば技術者派遣で基盤がしっかりしているオープンアップグループなどと組み合わせるのが「我が家流」かなと感じます。
以前の記事で紹介した「ユー・エム・シー」も同じセクターですので、あわせてチェックしてみると業界全体の動きが分かりやすいですよ。
参考記事:◎(2136)ユー・エム・シー : 2026年小1の壁・月6千円の習い事費、配当で人生設計をサポート
4. みずきの「人生設計マッチ度」評価
nmsホールディングスについて、3つの軸で厳しく、かつ愛情を持って評価してみました。
A. 配当の持続性・成長性:△(やや懸念あり)
予想利回り4.56%は非常に立派ですが、収益性がやや不安定な点が気になります。直近の純利益率がマイナスになる場面もあり、製造派遣という業態柄、景気の波をダイレクトに受けやすい性質があります。10年、20年と「ずっと同じ額を出し続けてくれるか」と聞かれると、少しハラハラしてしまうかもしれません。経営陣が配当を維持しようとする意欲は感じられますが、業績次第では減配のリスクも頭の片隅に置いておくべきですね。
B. 人生設計との適合性:○(悪くない)
最低購入代金が4万円台と低いのは、家計管理をしている身としては嬉しいポイントです。「今月は食費が浮いたから100株だけ追加しよう」といった柔軟な投資が可能です。2026年の「小1の壁」に向けて、少しずつ積み上げていくスピード調整がしやすい銘柄だと言えます。ただ、メインの教育資金にするには少し勇気がいるので、あくまで「家計の潤い」程度の位置づけが良さそうです。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:△(今は慎重に)
自己資本比率14.5%という数字は、投資の世界では「少し借り入れが多いかな」と判断される水準です。これから第二子を授かる可能性や、将来の大きな出費を考えると、資産のコア(核)にするには少しリスクが高いかもしれません。つみたてNISAなどで全世界株をしっかり持った上で、スパイス的に高利回りを取りに行く「サテライト枠」としての活用が現実的ですね。
5. みずきの総合評価+判断
nmsホールディングスは、「攻めの高配当枠」として魅力的な銘柄です。しかし、私のような子育て現役世代にとっては、「これ一本で安心」と言い切れるほどの盤石さには欠ける、というのが正直な感想です。
最近のニュースでも、AIによる業務代替や製造現場の自動化が議論されています。例えば、以下のニュースにあるような視点は重要です。
外部ニュース参照:C.H. ロビンソン、株価急落後にAIによる事業破壊への懸念に反論
この記事は物流業界の話ですが、人材派遣や製造受託を主軸にするnmsにとっても、将来的にAIやロボットがどう影響するかは無視できません。「人がいなくなるから派遣が必要」なのか、「機械に置き換わるから派遣が不要になる」のか。この視点を持って、長期的な成長性を見極めたいと思います。
我が家の判断としては、「一度にたくさん買わず、他の安定銘柄と組み合わせて持つ」という戦略をとります。132万円を全額nmsにするのではなく、半分はもっと財務が健全な企業に分散し、全体として「月5,000円」を目指すのが、夜ぐっすり眠れる投資法だと信じています。
6. 制度活用との組み合わせ
みずきブログの差別化ポイントである、制度活用の視点もお忘れなく!
NISAの活用
この銘柄を特定口座で持つと、配当金から約20%の税金が引かれてしまいます。せっかくの4.56%の利回りも、手元には約3.6%しか残りません。これはもったいないですよね。ぜひ、成長投資枠などの非課税枠を活用したいところです。特に、2026年の小学校入学時期に合わせて配当を受け取りたいなら、今から枠を埋めていくのが効率的です。
配当控除の検討
もし特定口座で運用し、共働きで所得税率が低い方の名義(例えば育休中の私など)で確定申告をする場合、配当控除を利用することで、支払った税金の一部が戻ってくる可能性があります。子育て世帯にとって、数百円、数千円の還付も貴重な「教育費」になりますから、こうした制度の仕組みを知っておくことは大きな武器になりますね。
7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる
正直に言うと、私はこの「自己資本比率の低さ」にいつも迷わされます。利回りが高いと、ついつい「お得だ!」と思って飛びつきたくなるのですが、過去に業績悪化で株価が大きく下がった銘柄を見てきた経験から、今はグッとこらえています。
「もし、次の不況が来たら?」「もし、大きな取引先が契約を打ち切ったら?」そんな不安がよぎる銘柄を、家族の大切なお金で買うときは、必ず「最悪のシナリオ」を想定します。nmsの場合、株価が年初来安値の333円まで下がる場面もありました。こうした変動に耐えられるだけの資金的・精神的な余裕があるときにだけ、お付き合いするのが正解かもしれません。
投資は100点満点の正解を探すゲームではなく、自分たちの人生設計という航海を、いかに座礁せずに進めていくかの手段です。nmsホールディングスという銘柄も、その航海を彩る一つのピースとして、慎重に見守っていきたいと思います。
皆さんのご家庭では、どのような「小1の壁」対策を考えていますか?ぜひ、自分たちの人生設計に当てはめて、数字を動かしてみてくださいね。それでは、また次回の記事でお会いしましょう!


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