はじめに
本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
こんにちは、みずきです。2026年も早いもので2月ですね。我が家の長女も、いよいよこの4月に小学校入学を控えています。ランドセルはもう準備万端なのですが、親の私は「小1の壁」への不安でいっぱいです。時短勤務を切り上げるのか、それとも学童に預けるのか……。生活リズムが変わる時期は、家計にも想定外の支出が出てくるものですよね。
今回は、そんな「人生の転換期」を支えてくれる、高配当な「屋根のスペシャリスト」をご紹介します。三晃金属工業(1972)という、少し渋いけれど、家計の守り神になってくれそうな銘柄について、我が家の人生設計と照らし合わせながら考えてみました。
1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」
投資をするとき、私はまず「何のためにお金が必要か」を考えるようにしています。今回、三晃金属工業を検討するにあたって、以下のようなシナリオを立てました。
我が家の現在地と課題
現在、長女は6歳。4月から公立小学校に入学します。これまで保育園でかかっていた費用が浮く一方で、習い事を増やしたいという本人の希望や、長期休暇中の学童費用など、「月5,000円程度の新しい固定費」が発生すると見込んでいます。
○年後の家計課題:小学校生活の安定
小学校低学年の3年間は、まだ手がかかる時期。もし私が仕事をセーブすることになっても、子どものやりたいことを応援してあげたい。そのためには、給与以外に「チャリン」と入ってくる配当金の存在が、心のゆとりを生んでくれると思うんです。
課題解決に必要な配当額
「月5,000円、年間で6万円」の配当収入を積み上げることが当面の目標です。これがあれば、学童の延長料金や、新しい教材費を、家計を痛めずに支払うことができますよね。
2. 目標配当額の逆算計算
では、月5,000円(年6万円)を三晃金属工業の配当で実現するには、いくらの投資が必要か計算してみましょう。執筆時点のデータ(2026年2月)を元に算出します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 目標年間配当額(税引前) | 60,000円 |
| 配当利回り(会社予想) | 4.70% |
| 必要投資額(概算) | 1,276,600円 |
| 現在の株価(目安) | 1,468円 |
| 必要な株数 | 900株(約132万円分) |
約130万円の投資で、毎月5,000円相当の「教育支援金」が手に入ると考えると、現実的な数字に感じられます。100株単位(約15万円)から買えるので、まずは200株くらいから始めて、コツコツ積み上げていくのも良さそうです。
3. 複数銘柄の比較紹介
同じように「小1の壁」対策として検討している他の銘柄とも比較してみましょう。
| 銘柄名(証券コード) | 株価目安 | 配当利回り | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 三晃金属工業(1972) | 1,468円 | 4.70% | 日本製鉄系。屋根の最大手で財務が非常に強固。 |
| (株)LIXIL(5938) | 1,800円前後 | 4.79% | 住宅設備大手。利回りは高いが、業績の振れ幅に注意。 |
| 菊水化学工業(7953) | 400円前後 | 4.35% | 建築用塗料。少額から投資可能で、家計に優しい。 |
LIXILは利回りが魅力的ですが、業績の安定性を考えると、三晃金属工業の「自己資本比率65.4%」という鉄壁の守りが、育児中の私には安心して持てるポイントに映ります。ちなみに、LIXILについての私の判断は、以前こちらの記事でも書きましたね。
△(5938)(株)LIXIL : 2026年小1の壁月1万円、4.79%配当で家計防衛と人生設計
三晃金属工業(1972)の企業分析
三晃金属工業は、大型建築物の「屋根」を主力とする建設会社です。ドーム球場や工場などの屋根を手がけており、実は日本製鉄グループの一員。バックボーンがしっかりしているのは心強いですね。
最新の指標データ(2026/03期予想含む)
- 株価:1,468円
- 最低投資金額:146,800円(100株)
- 1株配当:69.00円
- PER:10.63倍(割安感あり)
- PBR:1.06倍
- ROE:11.30%(効率よく稼いでいます)
- 自己資本比率:65.4%(借金が少なく、倒産リスクが極めて低い)
最近の業界ニュースでは、同じ金属・材料セクターで大きな動きがありました。例えば、三井金属では4月1日付で池信副社長が社長に昇格するという人事が発表されました。参考:三井金属社長に池信氏。こうした素材・建材業界全体で経営の若返りや新体制への移行が進んでいる時期は、企業の変革や安定した配当維持への期待が高まるタイミングでもありますね。
4. みずきの「人生設計マッチ度」評価
A. 配当の持続性・成長性:◎(強く信頼できる)
配当性向は約50%と、無理のない範囲でしっかり還元してくれています。EPS(1株あたりの利益)も増加傾向にあり、収益性は改善しています。屋根はメンテナンスが必要不可欠な分野なので、10年後も安定した需要があると考えられます。
B. 人生設計との適合性:◎(ぴったり)
利回り4.7%は、銀行預金では絶対に得られない「現金の流れ」を作ってくれます。ジュニアNISA(新NISAの成長投資枠への引き継ぎ)などで活用すれば、子どもの将来の教育費としても、今の生活費の補填としても優秀な働きをしてくれそうです。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:○(まあ大丈夫)
建設業界なので景気の影響は受けますが、無借金に近い財務体質は最強の保険です。もし暴落が来ても、配当を維持してくれる体力がこの会社にはあると感じます。
5. みずきの総合評価+判断
私の総合評価は、「長期保有で家計を支えてもらう、お守り銘柄」です。派手さはありませんが、地道に屋根を葺き続けるように、着実に配当を届けてくれそうな安心感があります。
特に、4月の入学に向けて「現金が必要になるかもしれない」という不安がある今、この高利回りは非常に心強いです。まずは新NISAの成長投資枠を使って、非課税でこの4.7%を丸ごと受け取れる体制を作りたいと思います。
6. 制度活用との組み合わせ
ここで、みずき流の差別化ポイント!「配当控除」と「NISA」の使い分けについてです。
- NISAでの活用: 配当金にかかる約20%の税金がゼロになります。4.7%の利回りをそのまま「手取り」として受け取れるのは、家計管理上、最強の武器です。
- ジュニアNISAからの払い出し: 我が家では、かつてのジュニアNISAで保有している資産を、教育費が必要なタイミングで現金化しつつ、配当を再投資に回す戦略も取っています。
- iDeCoとの比較: 三晃金属のような個別株はiDeCoでは買えませんが、iDeCoで全世界株(オルカン)を積み立てつつ、個別株で「今、使える配当金」を作る。この両輪が、今の私には一番しっくりきています。
7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる
もちろん、気になる点もあります。三晃金属工業は、発行済株式数が約1,980万株と、市場全体の中ではそれほど大きくありません。そのため、「株価の動きが荒くなることがある」のは要注意です。また、信用倍率が253倍と高水準なのも、短期的には株価が上がりにくい要因かもしれません。
「明日すぐ株価が2倍になる!」という夢を見る銘柄ではなく、「10年間、雨風をしのいでくれる屋根のように、家計を守ってほしい」というスタンスで付き合うのが正解だと思っています。
皆さんのご家庭でも、これから始まる新生活に向けて、「配当金という名の心の屋根」を検討してみてはいかがでしょうか。投資は焦らず、自分たちの人生のペースに合わせて進めていきましょうね。


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