はじめに
本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。日々変わる市場の中で、一つの「我が家の考え方」として参考にしていただければ幸いです。
こんにちは、みずきです。2026年も3月に入り、春の足音が聞こえてきましたね。我が家では、娘がいよいよ4月から小学校に入学します。いわゆる「小1の壁」が目の前に迫っていて、仕事と育児の両立、そして家計のやりくりに少しソワソワしている毎日です。
時短勤務に切り替えるかどうか、学童の費用や新しい習い事の月謝をどう捻出するか……。そんな不安を解消するために、私が投資を始めた2021年からずっと大切にしているのが、「配当金という名の、第2の給料」を作ることです。今回は、建設資材や電子デバイスを扱う商社、高島(8005)という銘柄を、我が家の人生設計に当てはめてじっくり検討してみました。
1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」と小1の壁
今の我が家の状況を整理すると、こんな感じです。
- 現在の状況:娘(6歳)が4月から小学校。私はフルタイム勤務ですが、状況次第で残業を減らす必要があり、収入減の可能性があります。
- 数年後の課題:小学校に入ると、放課後の学童保育代や、娘がやりたがっている英語とピアノの月謝など、月々の固定費が約1万円〜1.5万円ほど増える見込みです。
- 解決したい課題:給料が減っても、習い事の質を落としたくない。そのため、まずは「月5,000円(年間60,000円)」の配当収入を安定的に確保し、家計の足しにしたいと考えています。
高島(株)は、直近のデータで配当利回りが5.21%と非常に高く、少額から投資を始められる点が、私たち子育て世代にとって非常に魅力的に映りますね。
2. 目標配当額の逆算計算
「月5,000円のゆとり」を作るために、どれくらいの投資が必要か計算してみましょう。高島(株)の数値を参考にシミュレーションします。
| 項目 | 内容・計算結果 |
|---|---|
| 目標年間配当額(手取り考慮前) | 60,000円 |
| 想定配当利回り(会社予想) | 5.21% |
| 必要投資総額 | 約1,151,631円 |
| 100株あたりの最低購入代金 | 86,300円 |
| 目標達成に必要な株数 | 約1,334株(約14単元) |
いきなり115万円を投資するのは勇気がいりますが、100株単位で約8万6千円から購入できるので、毎月の貯金やボーナスから少しずつ積み上げていく現実味があります。月5,000円の配当があれば、小学校の学童代や、ちょっとした週末の家族の外食代が賄える計算です。これは家計管理をする身としては、精神的にかなり大きな支えになります。
3. 複数銘柄の比較紹介
高島(株)一つに絞るのではなく、同じように「月5,000円」を支えてくれる可能性のある銘柄と比較してみます。今回は、同じように高利回りで知られる銘柄を並べてみました。
| 銘柄名(証券コード) | 株価(目安) | 配当利回り | 特徴・判断材料 |
|---|---|---|---|
| 高島 (8005) | 863円 | 5.21% | 建設・産業資材商社。利回りが非常に高い。 |
| ディーエムエス (9782) | 1,500円前後 | 5.70% | ダイレクトメール発送代行。財務が非常に強固。 |
| ベース (4481) | 3,000円前後 | 5.54% | システム開発。成長性と高還元を両立。 |
| イマジニア (4644) | 1,000円前後 | 5.48% | コンテンツ開発。無借金経営で安定感あり。 |
以前の記事で紹介したディーエムエス (9782)なども非常に魅力的です。詳細は以下の記事も参考にしてみてくださいね。
◎(9782)ディーエムエス : 「小1の壁」で月5千円の「第2の給料」、5.70%配当と鉄壁財務で: https://stock2.hotelx.tech/?p=868
これらの銘柄と比較すると、高島(株)は「商社」というビジネスモデル上、幅広い業界と取引があるため、特定の業界の不況に引きずられにくいという安心感があります。ただ、利回りが5%を超えているということは、それだけ「将来の成長への懸念」や「株価の下落リスク」も市場から意識されている裏返しでもあります。そこをどう判断するかが、みずき流のチェックポイントです。
4. みずきの「人生設計マッチ度」評価
高島(株)について、3つの軸で厳しく、でも愛を持って評価してみました。
A. 配当の持続性・成長性:評価 ○(まあ大丈夫)
直近の業績を見ると、収益性は改善傾向にあります。1株配当も2026年3月予想で45円と、しっかりとした還元姿勢が見えますね。自己資本比率は39.8%と、商社としては標準的な水準です。爆発的な成長は期待しにくいかもしれませんが、建設資材という生活の基盤を支える事業は、急にゼロになるリスクが低いのが強みです。ただし、有利子負債が増加気味というデータもあるので、金利上昇局面では少し注意して見ておきたいポイントです。
B. 人生設計との適合性:評価 ◎(ぴったり)
なんといっても、10万円以下で投資を始められる「ハードルの低さ」が素晴らしいです。子育て中は急な出費(子供の怪我、家電の故障など)が多いので、一度に多額の資金を拘束されるのは怖いです。でも、8万円台なら「今月の節約分とフリマアプリの売上」などで100株ずつ買い増していく、なんていう可愛い投資スタイルが可能です。2026年からの「小1の壁」に向けて、コツコツ積み上げるには最適だと感じます。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:評価 ○(まあ大丈夫)
今の私のポートフォリオは、iDeCoや新NISAのつみたて投資枠で、世界全体の株式に分散投資しています。この「守り」があるからこそ、高島(株)のような5%超の高配当株で「攻め(今の生活を豊かにする現金)」を取りに行くのは、バランスが良いと考えています。ただし、最近のニュースでは世界的に市場が不安定になる場面も見られます。
例えば、こちらの記事(韓国株価指数と新興株が8%超急落 相次いで20分間取引停止に)にあるように、隣国の市場でサーキットブレーカーが発動するようなパニックが起きると、日本の個別株も連れ安することがあります。高配当株は下がった時に買うのが鉄則ですが、こうした「市場全体が荒れている時」に、冷静に持ち続けられるかどうかが、ママ投資家としての踏ん張りどころですね。
5. みずきの総合評価+判断
私、みずきとしての判断は……「家計の潤いを作る、コツコツ積み上げ銘柄」として採用候補です!
建設資材という少し地味な(失礼!)業界ですが、私たちの住む家やインフラを支えているビジネスは、娘にも「この会社はね、お家を作るお手伝いをしているんだよ」と説明しやすいですよね。派手さはないけれど、しっかりと5%の配当を出し続けてくれるなら、学童代の心強い味方になってくれそうです。
ただし、一点だけ。PERが18倍台というのは、商社セクターの中では決して割安とは言えません。一気にたくさん買うのではなく、株価の動きを見ながら、数回に分けて時間分散して買っていくのが、我が家のような家計には合っているなと感じました。
6. 制度活用との組み合わせ
みずきブログの真骨頂、制度活用の視点もお忘れなく!
- 新NISA「成長投資枠」の活用:この5.21%という高配当を非課税でもらえるメリットは計り知れません。もし特定口座(課税口座)で保有すると、せっかくの配当も約20%が税金で引かれてしまいます。5.21%が実質4.1%程度になってしまうのはもったいないですよね。
- ジュニアNISA(現:未成年口座)のその後:ジュニアNISAで購入した資産が特定口座に移ったとしても、配当を娘の将来の教育費として再投資し続ける「複利効果」は強力です。
- 配当控除の検討:もし自分の所得が一定以下で、特定口座で運用する場合は、確定申告で「配当控除」を利用することで、引かれた税金の一部が戻ってくる可能性があります。働き方をセーブして年収が下がる年は、特に要チェックのテクニックです。
7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べます
ここまで良い面を中心に書きましたが、正直に言って迷いもあります。商社は景気の波を受けやすいですし、高島(株)のBPS(1株あたり純資産)に対してPBRが1.27倍と、解散価値を上回っています。これは「期待されている」とも言えますが、万が一業績が腰折れした時の株価の下げ幅が、他の低PBR銘柄より大きくなるリスクも含んでいます。
また、イラン情勢の緊迫化など、原油価格や物流コストが跳ね上がるような事態になれば、商社である同社の利益を圧迫するかもしれません。「配当利回りが高い=リスクもそれなりにある」ということを肝に銘じて、資産のすべてを突っ込むようなことはせず、ポートフォリオの1〜2%程度に留めるのが、夜もぐっすり眠れる「ママ投資」のコツかなと思います。
皆さんのご家庭では、新生活に向けた家計の準備、進んでいますか?投資はあくまで人生を豊かにするためのツール。家族との時間を大切にしながら、無理のない範囲で一歩ずつ進んでいきましょうね。それでは、また次回の記事でお会いしましょう!


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