はじめに
本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。あくまで私、みずきが「我が家の人生設計」に照らし合わせて、どう銘柄を選んでいるかというプロセスを共有するものです。
こんにちは、みずきです。2026年3月も半ばになり、いよいよ来月から娘が小学校に入学します。いわゆる「小1の壁」が目の前に迫っていて、これまでの保育園生活とはガラリと変わる日々に、期待半分、不安半分といったところですね。特に、放課後の学童保育の費用や、新しい習い事の月謝など、家計へのインパクトも無視できません。
そこで今回は、そんな「小1の壁」による家計の負担を、株式の配当金でカバーできないかという視点で、VTホールディングス(株)(7593)を検討してみたいと思います。自動車ディーラーを中心とした多角経営を行っている企業ですが、我が家の人生設計にどうフィットするのか、じっくり紐解いていきますね。
1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」
まずは、なぜ今この銘柄を検討しているのか、その背景となる「我が家の人生設計」をお話しします。投資は銘柄ありきではなく、人生の目的から逆算するのが私流です。
我が家の現在地と直近の課題
現在、娘は6歳。来月から小学校1年生になります。共働きの我が家にとって、放課後の居場所を確保するための「学童保育」は必須です。地域の公立学童は比較的安価ですが、延長利用や夏休みなどの長期休暇を考えると、平均して月々5,000円程度の追加出費を見込んでおく必要があります。
5年後、10年後の展望
娘が小学校を卒業するまでの6年間、この「月5,000円」の負担は継続します。さらに、高学年になれば塾代なども加算されるでしょう。第二子の誕生も視野に入れているため、家計の「固定的な現金収入」を今のうちに少しでも増やしておきたいというのが本音です。
課題解決のための目標配当額
今回の目標はシンプルです。「学童費を賄うための月5,000円(年間60,000円)の配当収入を作ること」。これを2026年度からの「第2の給料」として確立させるのが、今の我が家のミッションです。
2. 目標配当額の逆算計算
では、月5,000円、年間60,000円の配当金を得るために、どれくらいの投資資金が必要になるか計算してみましょう。税金の有無も重要なポイントです。
| 項目 | 内容・金額 |
|---|---|
| 目標年間配当額(税引前) | 約75,000円(※) |
| 想定配当利回り | 4.71%(VTホールディングスの予想値) |
| 必要投資額 | 約1,592,356円 |
(※)通常、配当金には約20%の税金がかかるため、手取りで60,000円を確保するには約75,000円の配当が必要です。ただし、NISA口座(成長投資枠)を活用すれば非課税になるため、その場合は投資額を約1,273,885円まで抑えることができます。これなら、共働き世帯が数年かけて積み立ててきた資金や、ボーナスの一部を充てることで現実的に狙える数字ですね。
3. 複数銘柄の比較紹介
VTホールディングスだけでなく、同じ「自動車販売・関連」というセクターで、同様の利回りを実現できる銘柄と比較してみます。それぞれの特徴が、我が家の人生設計にどう影響するか見ていきましょう。
銘柄A:VTホールディングス(株) (7593)
ホンダや日産のディーラーを傘下に持ち、中古車輸出やレンタカーも展開する多角化企業です。
- 株価:525円(2026/03/13時点)
- 配当利回り:4.71%
- 1株配当(予想):24.00円
- 最低投資金額:52,500円(100株)
- 特徴:配当利回りが高く、カタログギフトの株主優待(1,000株以上など条件あり)も魅力。ただし、自己資本比率が25.6%とやや低めなのが懸念点。
銘柄B:日産東京販売ホールディングス(株) (8291)
都内最大の日産系ディーラーです。以前のブログでも紹介しましたが、安定感があります。
- 配当利回り:約5.13%
- 特徴:VTよりも利回りが高い場合がありますが、地域が限定されているのが特徴です。
- 詳細はこちら:◎(8291)日産東京販売HDの記事
銘柄C:本田技研工業(株) (7267)
言わずと知れたメーカー本体ですが、ここで最新のニュースをチェックしておく必要があります。
ニュース引用:【決算速報】ホンダ、今期最終を4200億円の赤字~6900億円の赤字に下方修正(株探ニュース)
ホンダは2026年3月期の連結最終損益を大幅に下方修正し、最大6,900億円の赤字になる見通しを発表しました。EV(電気自動車)関連の損失が響いているとのこと。VTホールディングスはホンダ車を扱っているため、メーカー本体の不調は新車供給や販売奨励金に影響する可能性があり、注意深く見守る必要がありますね。
4. みずきの「人生設計マッチ度」評価
VTホールディングスについて、3つの軸で評価してみました。
A. 配当の持続性・成長性
評価:○(まあ大丈夫)
現在の配当利回りは4.71%と非常に魅力的です。PERも8.64倍、PBRは0.82倍と割安感があります。ただ、収益性が「悪化」というデータもあり、ホンダの巨額赤字ニュースも考慮すると、爆発的な増配は期待しにくいかもしれません。しかし、ディーラービジネスは整備・車検といった「ストック収益」も強いため、急激な無配転落のリスクは低いと考えています。
B. 人生設計との適合性
評価:◎(ぴったり)
5万円台から投資できる点は、子育て世帯にとって大きなメリットです。一度に120万円投資するのは勇気がいりますが、毎月少しずつ買い足して「3年後の娘が中学年になるまでに目標株数に到達させる」という時間軸が組めるからです。また、車社会の地域に住んでいる我が家にとって、自動車関連企業のビジネスは非常に理解しやすく、娘にも「あの車を売っている会社を応援しているんだよ」と説明しやすいのもポイントですね。
C. 我が家のリスク許容度との整合性
評価:△(やや緊張感ある)
自己資本比率が25.6%と低めなのが少し気になります。育休などで収入が減るタイミングがあれば、もう少し財務が鉄壁な銘柄(例えば自己資本比率50%以上)を選びたいところ。現状は共働きで家計に多少の余力があるため、「攻めの高利回り枠」としてポートフォリオの1割程度なら組み入れても良いかな、という判断です。
5. みずきの総合評価+判断
結論として、VTホールディングスは「小1の壁」対策の主力候補の一つになります。ただし、一つの銘柄に120万円全額を投じるのではなく、先ほど比較した日産東京販売HDなどの同業他社や、あるいは全く別セクターの安定配当株(インフラ系など)と組み合わせて、合計で月5,000円を目指すのが我が家にとっての「正解」だと感じました。
特にホンダの赤字ニュースは、ディーラーであるVTにとっても向かい風になる可能性があります。今は「一気に買う」時期ではなく、株価の動きを見ながら慎重に積み立てていくのが、失敗しないコツかもしれません。
6. 制度活用との組み合わせ
みずきブログで欠かせないのが、制度をフル活用した「賢い投資」です。VTホールディングスの場合、以下の活用法が考えられます。
成長投資枠での保有
配当利回り4.71%をフルに受け取るため、新NISAの成長投資枠は必須ですね。税金20%を引かれないだけで、再投資のスピードが格段に変わります。
配当控除の検討
もしNISA枠を使い切って特定口座で保有する場合、総合課税を選択して「配当控除」を受けるという選択肢もあります。共働きで所得税率が低い方の名義で保有すれば、税金の還付を受けられる可能性があります。家計全体の税効率を考えるのは、ママ投資家の腕の見せ所ですね。
ジュニアNISAの残高(旧制度)
娘のジュニアNISAですでに保有している資金があれば、それをVTのような高配当株にスイッチするのも手。非課税期間を最大限活かして、娘が高校生になる頃の学費の足しにするという長期スパンで考えられます。
7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる
正直に言うと、今の相場は「高配当なら何でも買い」という時期ではないと感じています。ホンダのような大企業でも、産業の構造変化(EVシフト)で巨額赤字を出す時代です。VTホールディングスも、将来的に「車を売るだけ」のモデルが通用しなくなった時、どう変化できるかが問われます。
また、私は過去に「利回りだけで選んで、減配されて株価も下がる」という失敗を経験しています。だからこそ、VTの自己資本比率の低さはどうしても「黄色信号」に見えてしまうんですよね。だからこそ、「これ一本に頼らない」という分散の意識を常に持つようにしています。完璧な銘柄なんてないですから、複数の「80点の銘柄」を組み合わせるのが、一番心穏やかに子育てと投資を両立できる方法だと思っています。
来月からの小学校生活、バタバタしそうですが、配当金という「心の余裕」を少しずつ育てていこうと思います。皆さんも、ご自身の人生設計に合った銘柄選び、楽しんでくださいね。


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