△(3452)ビーロット : 2026年小1の壁・月8千円を4.67%配当で人生設計サポート、安定性に懸念

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに:高利回り不動産株で「小1の壁」の固定費を賄う

こんにちは、みずきです。2026年1月も終わりに近づき、我が家では4月から長女が小学生になる「小1の壁」対策が本格化しています。学童保育の申し込みや、習い事の見直しなど、頭と時間がいくらあっても足りませんね。

この「小1の壁」は、時間的な制約だけでなく、家計にも大きな負担となります。特に学童保育料や放課後の習い事費用は、毎月固定でかかる支出になりますから、この部分を配当金で賄いたいというのが私の目標です。

今回は、不動産の企画・開発・売買を手掛ける高配当銘柄である(株)ビーロット(3452)をピックアップし、我が家の人生設計にどう組み込むかを具体的にシミュレーションしたいと思います。高収益で魅力的な銘柄ですが、不動産特有の景気変動リスクと、最近の財務状況の分析が重要になりそうです。

1. シナリオ設定:2026年「小1の壁」を配当で乗り越えたい

我が家の現在地と家計課題

長女(2020年1月生まれ)が小学校に入学するのは2026年4月です。幼稚園時代はフルタイムで働けていましたが、小学校入学後は学童保育の迎え時間に合わせて時短勤務や残業の調整が必要になり、収入が若干減る可能性があります。

そこで、この「小1の壁」の固定費用を、配当金で補完するという目標を立てています。

  • 現在の想定家計負担:学童保育料と最低限の習い事(週1)で、月々約8,000円。
  • 時期:2026年4月以降、約6年間(小学校卒業まで)。

目標配当額の逆算

月々8,000円、つまり年間96,000円の配当金(税引前)を目指します。この目標を、ビーロットの会社予想配当利回り(4.67%)で逆算してみます。

項目 金額/割合 備考
目標年間配当額(税引前) 96,000円 月8,000円相当
ビーロットの配当利回り(会社予想) 4.67% 2026年1月30日時点
必要投資額 約205.6万円 96,000円 ÷ 0.0467

約200万円の投資で、長女の小学校時代の習い事代が配当でまかなえる計算になります。この金額は、我が家の現在の貯蓄ペースから考えると、すぐに捻出できるサテライト(準主力)投資枠の範囲内だと思います。

2. 高配当不動産銘柄の比較検討

ビーロットは不動産開発が主軸の企業であり、収益は景気や不動産市況に大きく左右されます。そのため、この目標を達成するために、ビーロット単独ではなく、より安定性の高いJ-REITも含めて比較検討することが重要だと考えました。

候補銘柄の基本情報(2026年1月30日時点)

※利回りは税引前、会社予想または分配金予想を使用しています。

銘柄名 ビーロット (3452) 平和不動産リート (8966) サムティ・レジデンシャル投資法人 (3459)
業種 不動産開発・売買 J-REIT(オフィス等) J-REIT(住居等)
配当/分配金利回り 4.67% 5.23% 5.35%
最低投資金額(約) 150,000円 540,000円 178,000円
PER/PBRなど PER 6.55倍 / PBR 1.42倍
自己資本比率 31.0%
配当方針 業績連動 安定分配 安定分配

(株)ビーロット(3452)の分析:高収益だが安定性は?

ビーロットは、不動産に関する企画・コンサルティングから開発、売買、賃貸、管理までを一貫して行う総合不動産企業です。特に高単価の物件の売買益が収益の柱となるため、PER 6.55倍、ROE 24.41%と非常に高い収益性を示しています。これは、経営の効率性が高い証拠だと思います。

しかし、問題は安定性です。直近のデータでは、自己資本比率が31.0%と、一般的に望ましいとされる水準は維持していますが、前年同期比では低下傾向にあります。不動産ビジネスは、仕入れのための有利子負債が増えやすく、市況が悪化すると一気に収益が悪化するリスクがあります。そのため、配当方針も業績連動型であるため、「安定した配当の継続」を最優先する我が家にとっては、少し懸念が残りますね。

外部ニュースから見る不動産セクターのリスク

今回、建設・不動産関連のニュースとして、英国の巨大プロジェクトに関する紛争記事に注目しました。Hinkley Point C row tests JV firms’ right to adjudicate alone (2026年1月30日) という記事です。これは、原子力発電所建設プロジェクトにおけるジョイントベンチャー(JV)内の企業が、単独で紛争解決手続き(裁定)を開始できるかという法的争いに関するものです。

ビーロットのように大型の不動産開発や売買を手掛ける場合、JV形式をとることも多いでしょう。このニュースは英国の事例ですが、大規模プロジェクトにおける契約上の紛争やリスク管理の重要性を示唆しています。不動産開発事業は、物件の売却益が大きいため魅力的な一方で、仕入れから開発、販売に至るまでの期間が長く、その間に法的・契約上のリスクが発生すると、巨額の損失に繋がりかねません。

特に、ビーロットのように配当が業績に大きく連動する場合、こうした単発のリスクが配当に直結する可能性を考慮する必要があります。高利回りだからといって、安易に資金を集中させるのは避けるべきだと再認識しました。

3. みずきの「人生設計マッチ度」評価

目標達成のために、ビーロットが我が家のリスク許容度と人生設計にどれくらいマッチしているかを、3つの軸で評価します。

評価軸 内容 評価
A. 配当の持続性・成長性 高ROEだが、配当は業績連動であり、財務安定性(自己資本比率)の低下傾向に懸念がある。不動産市況に左右されやすい。 △(やや懸念あり)
B. 人生設計との適合性 4.67%の利回りは魅力的で、約200万円の投資で目標配当額を達成可能。目標時期(2026年4月)は近いため即戦力にはなる。 ○(悪くない)
C. 我が家のリスク許容度との整合性 長女の小1の壁費用は、家計にとって「絶対に必要な費用」であり、配当の安定性が求められる。そのため、業績変動が大きい銘柄に集中するのはリスクが高い。ポートフォリオのサテライト枠が適切。 △(やや緊張感ある)

ビーロットは魅力的な高利回りですが、安定性重視の「小1の壁」対策としては、コア(中核)に据えるには少し不安が残ります。もし配当が減ってしまうと、その分をキャッシュフローで補わなければなりません。私としては、ここはサムティ・レジデンシャル投資法人(住居系REIT)や、平和不動産リート(オフィス系REIT)といった、分配金が非課税で安定しているJ-REITを主力とし、ビーロットのような個別株は「利回りアップのためのサテライト」として少量保有するのが安心だと思います。

4. 制度活用との組み合わせと総合判断

ジュニアNISAで非課税メリットを最大限に活かす

もしビーロットを保有する場合、配当利回り4.67%は魅力的ですが、配当金には通常約20%の税金がかかります。しかし、長女が小学校を卒業するまでの約6年間の支出を配当で賄いたいという目標を考えると、非課税制度の活用は必須です。

もし長女名義のジュニアNISA口座(※現在新規投資はできないが、過去に購入した分や払い出し制限解除後の運用)や、私自身の新NISA口座の成長投資枠で購入できれば、配当金が非課税になります。

特にJ-REIT(平和不動産リートやサムティ・レジデンシャル投資法人など)の分配金は、もともと配当控除の対象外で、税制優遇の恩恵が大きいです。これらを新NISAの成長投資枠で運用し、ビーロットのような個別株を「配当控除」を活用できる特定口座で持つ、という税効率を考えた戦略も有効でしょう。

※国内株の場合、所得税の配当控除を活用することで、総合課税を選択すれば税負担を軽減できる可能性がありますが、我が家は高所得ゾーンなので、NISAによる非課税化が最もシンプルでメリットが大きいと考えています。

みずきの総合評価と判断

ビーロットは、その高い収益性からくるPERの低さ(6.55倍)や高利回り(4.67%)は魅力的です。PBRも1.42倍と、他業種に比べると割安感は薄いものの、収益性の高さを考慮すれば妥当だと思います。

しかし、我が家の目標が「2026年4月から始まる、絶対に減らせない固定費の補完」であるため、配当の安定性を最優先します。ビーロットは業績連動型で、財務の安定性にやや懸念が見られるため、目標額96,000円のうち、安定性の高いJ-REITで6割を確保し、残りの4割程度をビーロットのような高収益個別株で補完する分散戦略をとるのが最も合理的だと結論付けました。

長期複利の力で資産を増やすためには、安定したインカムゲインが途切れないことが大事ですから、一つの銘柄の調子の良さに頼りすぎるのは危険ですね。子育て中は、家計のリスク許容度も低くなりがちですから、守りを固めた上で、少しだけ攻める姿勢で投資を続けていきたいと思っています。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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