はじめに
本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
こんにちは、みずきです。2021年から投資を始めて、試行錯誤しながら家計を整えている子育てママです。2020年生まれの娘も、気づけばもうすぐ4歳。子どもの成長は本当に早いですね。でも、親として気になるのが「2026年4月の小学校入学」というタイムリミットです。世に言う「小1の壁」を前に、今のうちから家計の土台を固めておきたいと考えています。
今回は、社名に心惹かれる「(株)イノベーション(3970)」を中心に、我が家の人生設計にどう組み込めるかを考えてみました。ただ、数字を細かく見ていくと、少し「迷い」も生じています。そんなリアルな葛藤も含めて、共有させていただきますね。
シナリオ設定:我が家の人生設計「2026年、月5,000円の余白を」
我が家の最大の課題は、娘が小学校に上がる2026年4月以降の生活スタイルです。現在は保育園に預けてフルタイムで働いていますが、小学校に上がると放課後の過ごし方や、夏休みなどの長期休暇への対応が必要になります。
「小1の壁」で働き方を見直す可能性もありますし、そうでなくても学童保育の費用や、新しい習い事の月謝など、今より月5,000円から1万円程度の支出増を見込んでおくのが現実的かなと思っています。この「月5,000円」を、労働収入ではなく「配当金」という第2の給料でカバーできれば、気持ちに大きな余裕が生まれるはずです。
具体的には以下のスケジュールで準備を進めています。
| 時期 | ライフイベント | 家計への影響 |
|---|---|---|
| 2024年〜2025年 | 小学校入学準備期 | 投資による配当源泉の積み上げ |
| 2026年4月 | 娘、小学校入学 | 学童費用、習い事代の発生(月5,000円〜) |
| 2026年以降 | 第2子検討・教育費確保 | さらなる配当の積み増しが必要 |
目標配当額の逆算:月5,000円に必要な投資額
まずは、目標とする「月5,000円(年間60,000円)」の配当を得るために、どれくらいの投資が必要か計算してみます。税引き後の手取りで考えるのがみずき流ですが、今回は計算をシンプルにするために税引き前でシミュレーションしますね。
目標年間配当額:60,000円
| 配当利回り | 必要な投資額 | 備考 |
|---|---|---|
| 3.0% | 2,000,000円 | 少しハードルが高いかな… |
| 4.0% | 1,500,000円 | このあたりが現実的な目標 |
| 5.0% | 1,200,000円 | 高利回り銘柄を厳選する必要あり |
今回注目するイノベーションは、会社予想の配当利回りが4.21%(執筆時点)ですので、約143万円ほど投資すれば、目標の「月5,000円」をこの1銘柄で達成できる計算になります。ただ、一銘柄に集中させるのはリスクが大きいので、複数の銘柄を組み合わせて検討します。
複数銘柄の比較紹介:同じ目標を達成するための選択肢
「小1の壁」を支えるパートナー候補として、イノベーションを含む3銘柄を比較してみました。
(3970) (株)イノベーション
法人向けIT製品の比較サイト「ITトレンド」などを運営している企業です。まさに現代の「イノベーション」を支えるプラットフォームですね。
| 株価(最低投資金額) | 956円(95,600円) |
| 配当利回り(予想) | 4.21% |
| 1株配当(予想) | 40.00円 |
| PBR(実績) | 0.86倍 |
| 自己資本比率 | 40.7% |
利回りは非常に魅力的ですが、直近の収益性が悪化しており、今期は最終赤字の予想が出ているのが大きな懸念点です。配当維持ができるのか、慎重に見極める必要があります。
(4481) ベース
システム開発を手掛ける企業で、非常に高い利回りが特徴です。
| 配当利回り(予想) | 5.54% |
| 特徴 | 高還元だが業績の波に注意 |
詳細は過去記事でも触れていますが、利回り重視なら外せません。
○(4481) ベース : 2026年小1の壁、5.54%高利回りで月5千円の家計を支える
(5451) (株)ヨドコウ
「ヨド物置」で有名な伝統的なメーカーです。IT系とは対照的な実業の強みがあります。
| 配当利回り(予想) | 4.27% |
| 特徴 | 堅実な財務とブランド力 |
財務の安定性を求めるなら、こうした製造業を組み合わせるのが安心ですね。
◎(5451)(株)ヨドコウ : 2026年小1の壁、月5千円を4.27%配当と堅実財務で人生設計を支える
みずきの「人生設計マッチ度」評価
さて、今回の主役であるイノベーションについて、我が家の人生設計に合うかどうかを3つの軸で評価しました。
A. 配当の持続性・成長性:△(やや懸念あり)
現在、営業利益・純利益ともにマイナスに転じており、EPS(1株当たり利益)もマイナス予想です。配当性向という概念を超えて「身を削って配当を出している」状態に見えます。ビジネスモデル自体はIT製品の比較というストック性のある分野ですが、広告宣伝費や投資が先行している印象です。10年続く配当かと聞かれると、今の段階では「◎」は付けられません。
B. 人生設計との適合性:○(悪くない)
最低投資金額が10万円以下と、子育て世帯でも買い増ししやすいのは嬉しいポイント。2026年の小学校入学までに少しずつ拾っていくには適したサイズ感です。ただ、赤字が続けば無配のリスクもあるため、ここに家計のすべてを託すのは危険だと感じます。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:△(今は慎重に)
我が家はこれから教育費が本格的にかかる時期。リスクを取って「復活」に賭ける成長株投資も面白いですが、配当を「確実な家計の支え」にしたい場合は、もう少し利益が安定している銘柄をコアに据えたいところです。
外部ニュースから考える「困れ!」の精神
イノベーションという社名を掲げながら、今まさに業績面で「壁」にぶつかっている同社。そんな状況を見ていて思い出したのが、こちらの記事です。
「困れ!」が最強の成長戦略だった。HONDA:本田宗一郎の言葉|セオドア アカデミー
本田宗一郎さんは「困ることを歓迎しろ」と言ったそうです。イノベーション社も今、既存のビジネスモデルをさらに進化させるために「困っている」最中なのかもしれません。この苦境を乗り越えて、本当に「イノベーション」を起こしてくれるなら、今の低PBR(0.86倍)は絶好の仕込み時とも言えますが…、家計を預かる身としては、その「困っている」時期の配当がどうなるかが一番の心配事なんですよね(笑)。
制度活用との組み合わせ:新NISAと配当控除の使い分け
みずき流の差別化ポイント、税制優遇制度の活用についてです。イノベーションのような「高利回りだが少しリスクがある」銘柄をどう持つか、考えてみました。
1. 新NISA(成長投資枠)での保有
非課税で4.21%の配当を丸ごと受け取れるのは最大のメリットです。もし将来的に株価が回復してキャピタルゲインが得られたときも非課税なのが嬉しいですね。
2. 特定口座での保有と配当控除
もし私の所得が一定以下であれば、あえて特定口座で持ち、確定申告で「総合課税」を選択して配当控除を受けるという手もあります。これにより、所得税の実質負担を抑えつつ、住民税を申告不要にすることで、社会保険料への影響を避けながら手取りを最大化できます。
3. ジュニアNISA(旧制度)との比較
娘の将来の学費として考えるなら、すでにジュニアNISAの新規買い付けは終わっていますが、払い出し制限が解除されるまでは非課税で保有し続けられます。もし過去に購入していれば、そのままガチホですね。
失敗・迷い・懸念も素直に述べます
正直に告白しますと、今回のイノベーションに関しては「今はまだ全力ではいけない」というのが私の本音です。やはり、EPS(1株当たり利益)がマイナス予想である点は、配当投資家としては「黄色信号」です。配当金は利益の中から支払われるのが原則ですから、赤字なのに配当を出すのは、会社が貯金を切り崩しているのと同じ。これが長く続くはずはありません。
かつて、利回りだけで選んで失敗した苦い経験があります。「高配当だ!」と飛びついた後に無配転落し、株価も暴落…。あの時のショックは二度と味わいたくないので、イノベーションについては「次の決算で黒字化への道筋が見えるまで待つ」か、あるいは「ポートフォリオの1%以下の遊び枠で持つ」程度にとどめるのが、今の私のリスク許容度には合っていそうです。
みずきの総合評価+判断
イノベーション(3970)への評価をまとめます。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 利回りの魅力 | ★★★★☆(4.21%は立派) |
| 財務の健全性 | ★★★☆☆(自己資本比率40%は維持) |
| 収益の安定性 | ★☆☆☆☆(今期赤字予想が厳しい) |
| 人生設計マッチ度 | ★★☆☆☆(小1の壁を託すには少し不安) |
私の結論としては、「小1の壁を支える不動のレギュラー」には、今はまだ選べない、という判断です。2026年4月に「配当がなくなっちゃった!」と焦る事態は避けたいですから。むしろ、先に紹介したヨドコウ(5451)のように、地味でも着実に利益を出している企業をコアに据えつつ、イノベーションは「将来の化け」を期待するサブとして監視リストに入れておくのが、我が家の人生設計には合っているようです。
投資は「100点」の正解がないからこそ、自分たちのライフステージと照らし合わせることが大切ですね。皆さんのご家庭では、どのような「第2の給料」を設計されていますか?
これからも、娘の成長とともに、家計のイノベーションも少しずつ進めていきたいと思います。また次の記事でお会いしましょう!


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