△(4249)森六 : 4.57%配当で2年後育休・小1の壁月7千円を家計サポート

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに:小1の壁と、2年後の育休に備える高配当株

こんにちは、みずきです。2026年1月ですね。ついこの間、お正月を迎えた気がしますが、あっという間に時間が過ぎていきます。

我が家の上の子は、この春から小学校に入学しました。皆さんのお宅もそうかもしれませんが、本当に「小1の壁」は物理的にも金銭的にも大変だなぁ、と実感しています。学童代や習い事代、今までかからなかった費用が一気に増えました。

そして、実は今、二人目を検討中で、早ければ2年後には育休に入る可能性があります。育休中は収入が減るので、その間の家計を支える「配当の守備固め」を急いで進めています。

今回注目するのは、自動車部品や化成品を手がける森六(5101)です。高配当ではあるものの、現在の収益状況がまだ安定途上という、少し難易度の高い銘柄。これを我が家の人生設計にどう組み込むか、具体的な計算をしてみました。

1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」

私たちの投資は、あくまで「生活を支える」ことが最優先です。森六を検討する背景にある、具体的な家計のシナリオは以下の通りです。

我が家の現在地と目標

上の子(6歳、小1)の教育費(学童+習い事)が月々約3万円かかっています。このうち、最低限の習い事代として月7,000円を、配当金で賄いたいと考えています。この金額を確保できれば、家計全体に心理的な余裕が生まれます。

  • 上の子:2020年1月生まれ(6歳、小1)
  • 課題:小1の壁による習い事代の増加と、2年後の第二子育休(2028年頃)による家計収入の減少。
  • 目標:2年後までに、月7,000円(年間84,000円)の配当収入を確保し、家計の現金をサポートする。

2. 目標配当額の逆算計算

森六(5101)の予想配当利回り(4.57%)を使って、目標とする年間84,000円の配当を得るために必要な投資額を逆算します。

項目 数値/計算式 補足
目標年間配当額 84,000円 月7,000円 × 12ヶ月
森六 予想配当利回り 4.57% 2026年1月時点の会社予想
必要投資額(税引前) 約1,838,000円 84,000円 ÷ 0.0457
必要単元数(1単元100株) 約7単元(700株) 株価2,515円で計算。

森六を約184万円分保有することで、年間84,000円の配当が得られる計算です。我が家では、この約184万円を、今後1年半かけて、上の子のジュニアNISA口座に組み込んでいきたいと考えています。ジュニアNISAなら配当金が非課税になるため、手取り額が減らず、効率的に目標を達成できます。

3. 複数銘柄の比較紹介:森六 vs 安定高配当銘柄

森六は魅力的な利回りですが、自動車部品と化成品という事業構造を持ち、景気変動の影響も受けやすいです。そのため、他の安定性が高い高配当株と比較検討し、リスク分散を図る必要があります。

(5101)森六株式会社:自動車・化成品の老舗

森六は、自動車の樹脂部品(内装・外装)と、化成品事業を柱とする老舗企業です。特にホンダグループとの取引が深く、自動車部品事業が売上の大きな部分を占めています。

  • 直近株価(2026年1月):2,515円
  • 最低購入代金:約251,500円(100株)
  • 予想配当利回り:4.57%
  • 1株配当(予想):115.00円
  • PBR(実績):0.57倍(非常に割安感あり)
  • 自己資本比率:51.1%(財務は健全)
  • 配当性向(予想):約91.7%(115円 ÷ 125.35円)。この配当性向が、現在の最大の懸念点です。

財務は自己資本比率51.1%と盤石ですが、ROEがマイナスで、収益性がいまひとつ安定していません。1株利益(EPS: 125.35円)に対して配当(115円)が非常に高いため、今後の業績回復が見込めなければ、減配リスクが顕在化します。

比較候補A:(5970)ジーテクト:車体骨格部品の雄

森六と同じく自動車関連ですが、車体骨格部品に強みを持つ銘柄です。以前の記事で検討した際も、安定性が評価できました。

  • 予想配当利回り:4.30%程度
  • 事業内容:ホンダ系の車体骨格部品製造。
  • 特徴:高い自己資本比率と安定した財務基盤。安定配当志向。森六と比べて収益のブレが少なく、配当性向も比較的低めに抑えられている傾向があります。

比較候補B:(6349)小森コーポレーション:鉄壁の財務を持つ印刷機械

業界は全く違いますが、家計の守り固めとして以前検討した、財務基盤が非常に安定している高配当銘柄です。もし森六の収益安定性に不安を感じるなら、安定性重視の銘柄と組み合わせて持つのが安全策です。

◎(6349)小森コーポレーション : 育休・小1の壁へ月7千円、安心財務で家計の守備固めでも検討しましたね。)

  • 予想配当利回り:4.25%程度
  • 事業内容:オフセット印刷機。
  • 特徴:自己資本比率が非常に高く、不況耐性が高いです。利回りは森六よりやや劣りますが、減配リスクは低いと判断できます。

4. 森六の事業と外部環境の分析

森六の主力事業である化成品や自動車部品は、景気に連動しやすい側面があります。特に化成品事業は、原燃料価格や需給バランスに影響を受けます。自動車部品についても、新車販売台数や生産計画に左右されますね。

環境規制と経営への影響を考える

今回、外部ニュースとして、英国で環境規制の緩和が進む可能性があるという記事がありました。

Environmental standards on the chopping block as Starmer continues to drive deregulation」(2026年1月20日付)

これはUKの話ですが、世界的な環境規制の動向は、化学品や自動車部品メーカーにとって非常に重要です。環境規制が緩和されると、短期的には設備投資の負担が減り、コスト競争力が上がる可能性があります。しかし、みずきとしては長期投資家として、この動きはちょっと怖いと思っています。

  • 長期的な懸念:世界は脱炭素や資源循環の方向に向かっています。もし森六が、短期的な緩和に甘えて環境技術への投資を怠れば、5年後、10年後にグローバル市場で競争力を失う可能性があります。
  • ESG評価:私たちが投資する企業は、子どもたちが大人になる20年後も持続可能であってほしい。規制緩和に逆行するような動きは、長期的な企業価値を毀損するリスクになります。

森六は「環境調和型企業」を目指していると公言しており、化成品事業のリサイクル技術や自動車部品の軽量化技術は、まさに時代のニーズに合致しています。だからこそ、表面的な規制動向に惑わされず、持続可能なビジネスモデルを構築し続けてくれるかが、長期保有の鍵になると感じています。

5. みずきの「人生設計マッチ度」評価と総合判断

森六(5101)を「2年後の育休・小1の壁」サポート役として評価します。

A. 配当の持続性・成長性

評価:△(やや懸念あり)

自己資本比率51.1%と財務は安定していますが、予想配当性向が91.7%と高すぎるのが気がかりです。直近のROEもマイナスで、収益が安定していません。PBR(0.57倍)の改善を意識して高配当を維持している可能性はありますが、業績が計画を下振れした場合、配当を維持するのは難しいでしょう。長期的な増配は期待しにくい状況だと見ています。

B. 人生設計との適合性

評価:○(目的は達成可能)

目標とする月7,000円(年間84,000円)の配当を得るために約184万円の投資が必要ですが、これはジュニアNISAで非課税運用する前提なら現実的な目標額です。2年後の育休開始までに積み立てを完了させる計画は立てられます。ただし、減配リスクを考慮し、全額を森六に投じるのは避けるべきです。

C. 我が家のリスク許容度との整合性

評価:△(やや緊張感ある)

2年後の育休という「家計の緊急事態」に備える資金源としては、配当の安定性が最優先されます。森六は現在の利回りは高いものの、配当性向の高さから「守りのコア銘柄」には置きづらいです。ポートフォリオ全体のリスクを分散させるため、ジーテクト(5970)や小森コーポレーション(6349)のような、より財務が盤石な銘柄と組み合わせて持つのが安全策だと考えます。

みずきの総合評価+判断

森六はPBR0.57倍という割安水準にあり、企業価値向上のポテンシャルは感じますが、配当性向の高さがネックです。

我が家では、この森六を「PBR改善期待枠+短期の高利回り狙い」として、総資産の5%程度を、上の子のジュニアNISA口座で保有することにします。目標額184万円のうち、半分(約90万円)を森六に充て、残りの半分はより安定したジーテクトや、インフラ系の高配当リート(例えば、以前検討した積水ハウス・リート(3309)など)に分散投資することで、配当の安定性を確保します。

もし森六が業績を回復させ、配当性向を60%程度まで下げつつ、配当額を維持できるようであれば、その時に買い増しを検討したいと思います。

6. 制度活用との組み合わせ:ジュニアNISAのメリット

高配当株を保有する際、制度の活用は絶対に見逃せないポイントです。

ジュニアNISAでの非課税運用

森六の現在の利回り4.57%は非常に魅力的ですが、特定口座で持つと、配当金から約20%の税金が引かれてしまいます。184万円の投資で年間84,000円の配当を得ても、手取りは約67,200円になってしまいます。

しかし、子どもの名義でジュニアNISA口座を活用すれば、この84,000円がまるごと非課税になります。子どもが18歳になるまで引き出しはできませんが、我が家は「大学入学資金の一部」として使う予定なので問題ありません。2年後の育休で現金収入が減る分、配当非課税の威力を最大限に活用する計画です。

配当控除について

もしNISA枠外で保有する場合、配当金には通常20.315%の源泉徴収がされますが、国内株の配当金は「総合課税」を選択することで「配当控除」の対象になります。源泉徴収された税金の一部が確定申告で戻ってくる可能性があります。

ただ、育児と仕事でバタバタな私にとって、確定申告の手間は正直避けたいところ。ですから、配当目的の新規投資は、まずはジュニアNISA枠で優先的に行うようにしています。

7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる

今回の森六の評価は「完璧ではないけれど、割安感と利回りを評価して少量組み込む」という、ちょっと挑戦的な判断です。

一番の迷いは、やはり配当性向が90%を超えている点です。これは、業績が少しでも悪化すれば、会社がすぐに減配を決断しなければならなくなる水準です。特に2028年頃に育休に入り、家計が引き締まるタイミングで減配されると、人生設計が崩れてしまいます。

だからこそ、この銘柄に家計の生命線を預けるのではなく、「高利回りを享受しつつ、PBR改善の流れに乗るための応援枠」として考えることにしました。

長期投資は、企業の財務だけでなく、経営陣の配当に対する考え方や、業界の将来性など、様々な要素を組み合わせて判断するものですね。今回も、我が家の人生設計に合った最適な「答え」を探すための良いプロセスになりました。

皆さんの家計管理や投資の参考になれば嬉しいです!

みずき

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