△(4410)ハリマ化成グループ : 1年後小1の壁、2年後育休家計を月6千円、4.44%配当でサポート

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに:PBR0.62倍!高配当な「松ヤニ化学メーカー」を検討する理由

こんにちは、みずきです!現在2026年1月ですが、みなさんの家計簿はいかがですか?我が家では、長女(5歳、年長)の小学校入学を目前に控え、「小1の壁」対策を急ピッチで進めています。

今回は、化学セクターの中でもちょっとユニークな立ち位置にいるハリマ化成グループ(7441)を分析したいと思います。この銘柄、予想配当利回り4.44%と高水準でありながら、PBR(株価純資産倍率)が驚きの0.62倍(2026年1月19日時点)と、会社の資産価値に対して株価が低く評価されているんです。

私たちの投資目的は、短期間の値上がりではなく、「家計を安定的に支えるキャッシュフロー」を作ること。特に化学品メーカーは景気変動の影響を受けやすい側面もありますが、ハリマ化成グループの事業構造と安定配当への姿勢が、我が家の人生設計にどう組み込めるかをじっくり見ていきますね。

我が家の人生設計:1年後「小1の壁」と2年後「育休」に備える

私と夫が立てている、直近の家計設計のシナリオはこちらです。

  • 長女:現在5歳(年長)。1年後の2027年4月に小学校入学。
  • 私:第二子を検討中で、2028年(2年後)には育休に入る可能性が高い。

長女が小学生になると、学童や習い事代で年間十数万円の出費増が見込まれます。また、私が育休に入ると、当然ながら収入は大きく減ります。この「ダブルの壁」に備えるため、投資で得た配当金を家計の「補助輪」として使うことを目標としています。

目標は、1年後から月6,000円(年間72,000円)を配当で確保し、長女の習い事費の一部に充てることです。

目標配当額の逆算計算:月6,000円を得るための試算

ハリマ化成グループの現在の予想配当利回り4.44%を前提として、この目標を達成するために必要な投資額を逆算します。

必要な年間配当額:72,000円

項目 計算 金額/数値
目標年間配当額 6,000円 × 12ヶ月 72,000円
予想配当利回り 会社予想(2026/03期) 4.44%
必要投資額 72,000円 ÷ 4.44% 約1,621,621円
必要な株数(単元) (1株42円配当として)72,000円 ÷ 42円 ≒ 1,714株 → 18単元 1,800株

約162万円〜170万円を投資できれば、私たちの目標である「月6,000円の習い事代」を配当で賄える計算になります。この金額は、我が家の貯蓄ペースから考えると、頑張れば1年以内にコア資産から切り出して投入可能な範囲だと判断しました。

ハリマ化成グループ(7441)の基本情報と事業内容

ハリマ化成グループは、松の木から採れる天然樹脂「松やに(ロジン)」を主原料とする化学製品メーカーです。ユニークな天然資源ベースの技術を持っていますね。

主な用途は、大きく分けて3つです。

  • ファインケミカル:感光材や電子部品用の特殊な化学製品。
  • パルプ・製紙薬品:紙の強度や耐水性を上げる薬品。
  • 化成品:塗料、インク、接着剤などに使われる樹脂。

天然原料を使っているため、サステナビリティ志向の強い現代のビジネス環境で、その技術がどう活かされるかが鍵になりそうです。

現在の主要指標(2026年1月19日時点)

指標 数値 みずきのコメント
株価 949円 最低購入代金は約9.5万円。単元未満株でも買いやすい価格帯。
予想配当利回り 4.44% 高配当と言える水準。
PBR(実績) 0.62倍 純資産に対して株価が安い。経営改善や株主還元強化の余地大。
EPS(予想) 49.41円
1株配当(予想) 42.00円 配当性向は約85%。これが少し懸念点。
自己資本比率 37.3% 一般的に安全とされる30%を上回っており安定性は問題なし。

外部ニュースから見る化学セクターの持続可能性

ハリマ化成グループのような化学メーカーの将来を考える際、天然原料や環境配慮の技術は非常に重要になってきます。最近の業界全体の流れを見ると、「グリーンケミストリー」の重要性が増していることがよくわかります。

例えば、オーストラリアン・マイニングの報道(BME Metallurgy drives green chemistry for sustainable mining)では、鉱業分野においても持続可能な化学的手法が推進され、環境負荷の高い化学物質をより環境に優しい代替品に置き換える取り組みが紹介されていました。

ハリマ化成グループは天然由来のロジンをベースにしているため、石油化学ベースの製品に比べて環境負荷が低い可能性があります。今後、市場がよりサステナブルな製品を求める流れが強まれば、同社のユニークな技術が強みとして活かされるかもしれません。私たちが長期で保有するうえで、「この会社は未来にも必要とされそうか?」という視点は大事にしたいですね。

目標達成のための投資戦略と、他の高配当銘柄との比較

目標の年間72,000円(月6,000円)の配当を得るために、ハリマ化成グループをポートフォリオにどう組み込むかを考えます。

ハリマ化成グループの最大の懸念点は、予想配当性向が約85%とやや高めであることです。利益のほとんどを配当に回しているため、業績が少しでも悪化すると、すぐに減配リスクが高まります。

そこで、同じ目標配当を狙う高配当銘柄と比較し、リスク・リターンのバランスを見極めます。

銘柄 業界/特徴 予想利回り 配当性向(予想)
A: ハリマ化成G (7441) 化学(天然樹脂)/ PBR低 4.44% 約85%
B: 安定成長株(例:某通信大手) ディフェンシブ / 増配志向 3.5% 約50%
C: 高利回り株(例:某商社) 景気敏感 / 利益連動 5.5% 約40%

比較分析:高配当だけど配当性向85%をどう見るか

もしA(ハリマ化成G)に170万円投資すれば、年間7.5万円程度入ります。B(安定成長株)で同じ配当を得るには、利回りが低い分、215万円程度の投資が必要です。C(高利回り株)なら136万円で済みます。

ハリマ化成Gの魅力は、PBRが低い点と、化学セクターの中では比較的安定した顧客基盤を持っていることです。しかし、配当性向85%は「無理をしている水準」に見えてしまいますよね。もし景気が悪化してEPSが少しでも落ち込めば、すぐに減配に繋がる可能性が高いです。特に私たちは2年後に育休という収入減の時期を控えているため、配当の安定性は最重要視したいポイントです。

このため、ハリマ化成グループは「コア(配当安定性重視)」というよりは、「サテライト(PBR改善期待や高配当を享受しつつ、ポートフォリオ全体の高利回りを引き上げる役割)」として、投資額をコントロールすべきだと考えます。

みずきの「人生設計マッチ度」評価

ハリマ化成グループが我が家の「1年後からの家計サポート」シナリオにどれだけフィットするかを3軸で評価します。

A. 配当の持続性・成長性:△(やや懸念あり)

  • 配当性向が高すぎる:85%は、不況耐性に不安があります。財務体質(自己資本比率37.3%)は安定していますが、利益の波には弱いでしょう。
  • 増配トレンド:配当維持は頑張っているものの、積極的な増配は期待しにくい水準です。
  • 評価理由:今の利回りは魅力的ですが、景気後退時や原料高騰時に減配するリスクを無視できません。

B. 人生設計との適合性:○(悪くない)

  • 目標配当額の実現性:約170万円の投資で月6,000円は実現可能。単元株価が低いので、積立もしやすいです。
  • 必要な時期:1年後の小1の壁という短期目標には利回り4.44%は十分に貢献してくれます。
  • 評価理由:目標達成に必要な投資額が現実的であるため、家計サポートとしては悪くありませんが、配当の安定性という点で一歩譲ります。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:△(やや緊張感ある)

  • リスク要因:2年後に育休を控えているため、この時期に減配があると家計の計画が狂います。
  • 役割:PBRが低いことから、将来的な企業価値改善による株価上昇(キャピタルゲイン)も期待できますが、基本は配当目的です。
  • 評価理由:安定性を求めたい時期なので、配当性向85%の銘柄に大金を投じるのは避けるべき。全体ポートフォリオの5%程度の「高配当サテライト枠」での保有が良いと考えます。

制度活用との組み合わせ:ジュニアNISAが最適解かも

ハリマ化成グループのような高配当銘柄を検討する場合、税制優遇制度の活用は必須です。特に配当性向が高く、利益の変動で減配リスクがある銘柄こそ、非課税メリットを最大限活かしたいところ。

我が家では、ハリマ化成グループを長女のジュニアNISA口座(非課税)で保有することを検討します。

ジュニアNISAのメリット

ジュニアNISAは2023年で新規投資が終了しましたが、それまでに投資した分は、子どもが18歳になるまで非課税で運用できます。この口座内でハリマ化成グループの配当を得れば、通常の配当金にかかる約20%の税金が一切かかりません

もし年間72,000円の配当があった場合、課税口座だと約14,400円が税金で引かれます。非課税なら、この14,400円がそのまま再投資や教育費に回せます。配当性向が高く、将来の増配に期待しにくい銘柄でも、非課税の恩恵が大きいと言えますね。

配当控除の活用

夫の特定口座などで保有する場合、配当金は総合課税を選択し、配当控除を活用すれば税負担を軽減できます。ただし、所得水準や他の控除との兼ね合いがあるので、ここは我が家の税理士と相談しながら決める部分です。まずは非課税のジュニアNISA枠で集中的に保有することを優先したいです。

ちなみに、私たちのつみたてNISAやiDeCoでは、全世界株式や米国株インデックスファンドといった分散度の高いコア資産を積み立てています。高配当の個別株は、そのコア資産の安定的な成長を邪魔しないよう、リスク許容度に応じて配分を決めるのが「みずき流」です。以前検討したシキボウのような、低PBR・高配当な銘柄もサテライト枠の候補になります。

みずきの総合評価+判断

ハリマ化成グループ(7441)は、PBR0.62倍という割安感と4.44%の高利回りが非常に魅力的です。

しかし、「2年後の育休」というデリケートな時期を控えている我が家にとって、配当性向85%という数字は無視できないリスクです。もし景気後退や原材料価格の高騰などで減益になれば、配当の維持は難しくなるでしょう。

我が家の判断:

「小1の壁」の目標(月6,000円)の全額をこの銘柄だけで賄うのはリスクが高いと判断します。安定性の高い銘柄(配当性向50〜60%未満)と組み合わせ、その一部をハリマ化成グループに割り当てるのが現実的です。

具体的には、目標の月6,000円のうち、安定配当銘柄で月4,000円、ハリマ化成Gで月2,000円分(約80万円の投資)を、ジュニアNISA口座で保有するのが最適解だと考えます。こうすれば、非課税の恩恵を最大限受けつつ、万が一の減配リスクの影響を限定的にできます。

私たちは今、長期的な教育資金と短期的な家計サポートの両方が必要な時期です。完璧な銘柄を探すのではなく、ハリマ化成グループの「高利回りだけど高配当性向」という特性を理解し、制度と投資額の調整でリスクをヘッジしていくのが賢いやり方だと思いますよ。

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