△(6694)ズーム : 2026年小1の壁月5千円を4.97%配当で「ブースト」する設計

銘柄紹介

はじめに

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。こんにちは、みずきです!普段は上場企業で働きながら、2020年生まれの娘を育てるママ投資家として、日々家計管理と資産運用に励んでいます。

最近、娘の成長の早さに驚く毎日ですが、それと同時に「お金の準備」も待ったなしだなと痛感しています。投資を始めて数年、私の投資スタイルは「人生設計から逆算する」というもの。単に儲かりそうだから買うのではなく、「この配当金が、いつ、我が家のどの支出を助けてくれるのか」を一番大切にしています。

今回は、音響機器メーカーとして知られる「(株)ズーム(6694)」について、我が家の人生設計というフィルターを通してじっくり考えてみました。

我が家の人生設計:2026年「小1の壁」への備え

今の我が家にとって最大の関心事は、2026年4月に控えた娘の小学校入学です。いわゆる「小1の壁」ですね。保育園時代よりもお迎えの時間が早まったり、長期休暇の預け先を確保したりと、働き方の調整が必要になるかもしれません。もし私が時短勤務を選べば、当然お給料は減ってしまいます。

そこで立てた目標が、「2026年までに、月5,000円(年間60,000円)の『第2の給料』を配当で作る」ことです。月5,000円あれば、放課後の習い事ひとつ分や、ちょっとした教材費を賄えます。家計にこの「ゆとり」があるだけで、心に余裕を持って子どもと向き合えると思うんです。

今回注目する(株)ズームは、配当利回りが4.97%(2025年3月27日時点)と非常に高く、この目標を達成するための「スピード感」を持った候補になり得るのか、詳しく見ていきましょう。

目標配当額からの逆算:月5,000円への道

「月5,000円の配当」を実現するために、(株)ズームにいくら投資する必要があるのか計算してみます。

項目 内容・計算結果
目標年間配当額 60,000円(月5,000円 × 12ヶ月)
1株あたりの予想配当 32円(2026年12月期予想)
必要な株式数 1,875株(60,000円 ÷ 32円)
現在の株価(目安) 644円
必要な投資総額 約1,207,500円

約120万円の投資で、月5,000円の配当が手に入る計算ですね。100株単位だと約6.4万円から購入できるので、子育て世帯でも少しずつ買い増していくには手の届きやすい金額感です。ただ、配当利回りが高いということは、それだけリスクも潜んでいるということ。次は、他の銘柄と比較しながら、ズームの立ち位置を確認してみます。

銘柄比較:(株)ズームと安定高配当株

同じように「月5,000円」を目指す際に候補となる他の銘柄と、ズームを比較してみました。ここでは、以前の記事でも紹介した安定感のある銘柄を並べています。

銘柄名(証券コード) 配当利回り PBR ROE 特徴
(株)ズーム (6694) 4.97% 0.49倍 -26.99% 超高利回り・割安だが、現在赤字で収益性に課題
アイティフォー (4743) 4.89% 1.50倍前後 10%以上 キャッシュレス関連。財務が非常に安定している
マースグループHD (6419) 4.70% 1.0倍以下 安定 パチンコ周辺機器。現金保有が多く配当に積極的

比較してみると、ズームのPBR 0.49倍という数字は驚異的な割安水準です。理論上、会社を解散して資産を分け合えば、今の株価の2倍以上の価値があるということになります。一方で、ROEがマイナス26.99%と、収益性が大きく悪化している点が最大の懸念材料です。今のズームは、「お宝株」なのか「苦境にある株」なのか、見極めが必要ですね。

以前ご紹介したアイティフォーのような、業績が安定している銘柄と組み合わせるのが、我が家の「守りの投資」には合っているかもしれません。

◎(4743)アイティフォー : 2026年小1の壁月5千円を4.78%配当で「第2の給料」に人生設計を支える

みずきの「人生設計マッチ度」評価

ズーム(6694)を、私の3つの評価軸で判定してみました。

A. 配当の持続性・成長性:△(やや懸念あり)

配当利回り約5%は非常に魅力的ですが、現在の収益性は「悪化」のサインが出ています。純利益がマイナス、つまり赤字の状態です。赤字でも配当を出す「タコ足配当」の状態が続くと、将来的に減配(配当が減ること)のリスクが高まります。経営層が配当を維持する意欲を見せていても、原資となる利益が伴わなければ、10年単位で安心して持ち続けるのは少し勇気がいりますね。

B. 人生設計との適合性:○(少額ならあり)

2026年の「小1の壁」に向けて、短期間で配当を積み上げたい今の私にとって、この高利回りは「ブースト役」として魅力的です。NISA枠の余りで少額保有し、配当利回りの平均値を底上げする役割なら、人生設計にフィットしそうです。ただ、教育資金の全額をこの銘柄に頼るのは、今の収益状況を考えるとリスクが高すぎると判断します。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:△(今は慎重に)

我が家は現在、共働きで安定した収入がありますが、今後第二子を授かる可能性も考えると、一時的に世帯収入が減る時期が来ます。その時に、保有株が大幅に値下がりしたり無配になったりすると、家計のダメージが大きくなります。ズームは時価総額が約30億円と小さく、株価の動きも激しくなりがちなので、ポートフォリオのメインに据えるのは避けるべき時期かなと思います。

外部ニュースから見る、デジタル機材の未来

ズームの製品であるハンディレコーダーやデジタルミキサーは、世界中のクリエイターに愛用されています。ここで興味深い外部ニュースを見てみましょう。

引用元:daiemef96’s Library – IGN

この記事(IGNのユーザープレイリスト)自体はゲームソフトのリストですが、注目すべきは背景にある「デジタルコンテンツ消費の巨大な市場」です。世界中の人々がゲーム実況やポッドキャスト、動画制作に夢中になっています。英語のニュースを要約すると、ユーザーは自分たちの好きなコンテンツを「ライブラリ」として所有し、楽しむ文化が根付いていることがわかります。

こうしたコンテンツ制作の現場で、ズームの「手軽に高音質が録れる機材」は、プロからアマチュアまで根強い支持があります。スマートフォンの性能が上がっても、音質にこだわる層は必ず専用機材を求めます。この「クリエイター経済」の波に乗れるかどうかが、ズームの収益回復の鍵になりそうです。ニッチな市場で圧倒的なブランド力を持てるなら、今の赤字は「一時的な投資」や「市場の変化への適応期」と捉えることもできるかもしれません。

制度活用のポイント:NISAと配当控除

みずき流の差別化ポイントは、ここからです!ズームのような高配当銘柄を買うなら、どの制度を使うのがお得でしょうか?

1. 新NISA(成長投資枠)の活用
ズームの配当金は約5%もあります。通常、配当金には約20%の税金がかかりますが、NISAを使えばこれが丸々手元に残ります。1,875株(約120万円)保有した場合、税引き前なら60,000円ですが、特定口座だと約48,000円に減ってしまいます。この「12,000円の差」は、娘のドリル数冊分、あるいは家族での外食1回分に相当します。大きいですよね!

2. 配当控除という選択肢
もしNISA枠を使い切っている場合、特定口座で購入することになります。その際、確定申告で「総合課税」を選択すれば、所得税から配当の一部が控除される「配当控除」が受けられる可能性があります。私のような会社員でも、年収によってはこの方が税率が低くなることがあるので、大綱をチェックして賢く立ち回りたいところです。

まとめ:みずきの最終判断

さて、(株)ズーム(6694)について検討してきましたが、我が家の人生設計における評価はこうなりました!

「小1の壁」対策の主力にはせず、サテライト(脇役)として100株だけ保有を検討。

理由は、やはり収益性の不安定さです。月5,000円の配当を確実に、10年20年と受け取り続けたい私にとって、今のズームは「少しギャンブル性が高い」と感じてしまいます。一方で、PBR 0.49倍という割安さと、世界的に認められた製品ブランド力は捨てがたい魅力があります。

「もし将来、娘が動画配信に興味を持ったときに、お母さんはこのレコーダーを作っている会社の株主なんだよって言えたら面白いかも」なんていう、少しワクワクする視点も持ちつつ、あくまで家計を壊さない範囲でのお付き合いになりそうです。

完璧な銘柄なんてありません。大切なのは、リスクを知った上で、自分たちの人生設計にどう組み込むか。皆さんも、ご自身の家庭の「〇年後の課題」を想像しながら、銘柄選びを楽しんでみてくださいね。それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

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