△(7814)日本創発グループ : 2年後育休・小1の壁月1万円を7.76%高利回りで支える現実

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに:7.76%の超高利回り銘柄は、育休と「小1の壁」の救世主になり得るか?

こんにちは、みずきです。娘は5歳、いよいよ来年は小学校入学。小学校入学は「小1の壁」と言われるくらい、学童代や習い事代、そして送迎の手間など、家計と時間の両方に大きな負担がかかる時期ですよね。

我が家は今、第二子を検討中で、もし計画通りに進むと、ちょうど娘が小学校に入学する再来年(2028年)頃に私も育休に入る可能性が出てきました。

つまり、「小1の壁」による支出増と、「育休」による収入減のWパンチを食らうかもしれないんです!

だからこそ、今のうちに「現金を生み出す資産」を準備しておかなければなりません。今回検討するのは、印刷・販促支援を手掛ける(株)日本創発グループ(785)です。この銘柄、なんと会社予想の配当利回りが7.76%(2026年1月時点)という驚異的な水準なんです。

こんな高利回りで、我が家の人生設計を本当に支えられるのか? リスクも含めて、冷静に分析していきたいと思います。

1. シナリオ設定:「2年後、月1万円の配当でWパンチに備える」

まずは、日本創発グループの配当に、我が家の家計でどのような役割を期待するかを明確にします。

我が家の現在地と家計課題

  • 現在地:娘5歳(年長)。共働きでつみたてNISA、iDeCo、ジュニアNISAを満額近く活用中。
  • 目標時期:2年後(2028年)の春。娘が小学校に入学し、同時に私が育休に入る予定。
  • 家計課題:
    • 育休による収入減少。
    • 学童保育や習い事(英語や体操など)の費用増(月2~3万円を想定)。
  • 解決に必要な配当額:少なくとも、月1万円(年間12万円)を配当金で確保し、家計の急な支出増を相殺したい。

月1万円の配当があれば、例えば娘の習い事費用の大半をまかなえます。「配当金で子どもの教育費を賄っている」という状態は、精神的な安定にも繋がると思っています。

2. 目標配当額を実現するための逆算計算

では、年間の配当金12万円を、日本創発グループ(利回り7.76%)で実現するには、いくら投資すればいいのでしょうか?

高利回りの破壊力!必要投資額のシミュレーション

目標年間配当額:120,000円

会社予想配当利回り:7.76%

必要投資額(概算) = 120,000円 ÷ 7.76% ≒ 1,546,000円

約155万円を投資すれば、理論上は年間12万円の配当が期待できる計算です。

もし、これが一般的な利回り5.5%の銘柄だった場合、約218万円の投資が必要になります。その差、約63万円!高利回り銘柄は、目標配当額を達成するための資金効率が圧倒的に高いことが分かりますね。

(利回り5.5%の銘柄の例については、高財務で人気の銘柄比較で以前書いた記事も参考にしてみてくださいね。◎(6919)ケル : 2年後育休・小1壁、月5千円を5.39%高財務で支える人生設計

日本創発グループの最低購入代金は77,300円(100株)なので、約20単元を目標に買い付けていけば、2年後の目標達成は十分現実的だと感じました。

3. 複数銘柄の比較紹介:高効率 vs. 高安定

日本創発グループが持つ「高配当・高効率」というメリットを際立たせるため、今回は「利回りは低くても財務が安定している銘柄」との比較を通じて、この銘柄の立ち位置を評価します。

比較テーブル(2026年1月時点データより)

銘柄名(コード) 日本創発G (785) 安定高配当の例(仮想)
配当利回り(予想) 7.76% 5.5%
必要投資額(年12万円配当) 約155万円 約218万円
PER / PBR 6.58倍 / 2.15倍 10倍前後 / 1.0倍前後
自己資本比率 20.5% 50%以上
配当性向(予想) 約51% 50%前後

銘柄A: (株)日本創発グループ (785) — 高効率で目標達成

日本創発グループは、印刷事業を中核としつつ、M&A戦略でデジタル販促やイベント運営など多角的に事業を拡大しています。主な収益源は景気に左右されやすいグラフィックアーツ事業(広告・印刷)です。

  • 魅力:何と言っても7.76%という高利回り。目標達成までのスピードと投資効率が抜群に良い。PERも6.58倍と割安感があります。
  • 懸念点:提供された指標を見ると、自己資本比率が20.5%と低めです。一般的に、子育て家計がコアで持つ高配当株は30%以上は欲しいところ。有利子負債も増加傾向にあるため、景気が悪化した際、この高配当を維持できるのかという不安が残ります。

銘柄B: 安定高配当の例(仮想)— 堅実さで安心感を追求

利回りは5.5%程度に留まりますが、自己資本比率が50%以上で、不況期にも耐えうる財務基盤を持つ銘柄です。目標達成には多くの資金(約218万円)が必要ですが、減配リスクが低いという「安心感」を買うことになります。

この比較から、日本創発グループは「リスクを取ってでも、短期間で目標のキャッシュフローを確立したい」という、ピンポイントなニーズに合致することが見えてきました。

4. 外部環境との整合性:AIバブルの裏側で光る小型株?

今はAIや半導体関連の大型成長株に資金が集中し、「AIバブル」とも言われる状況です。そうした中で、高配当の小型株を検討するというのはどうなのでしょうか。

ウォール街のプロが、AIバブルの懸念がある中で、日本の小型株に注目しているというニュースがありました。

「現在はAI関連株と成長株が割高だが、それ以外はそうでもない」と続けた。AIの代わりに注目すべき投資先として、彼は日本の小型株を挙げた。(AIバブルが懸念されるいま、余剰資金100万円をどこに投資すべきか? ウォール街のプロ8人に訊いた | Business Insider Japanより)

日本創発グループも時価総額約394億円の比較的小型な銘柄です。AI関連株が過熱する中で、手つかずの割安な高配当小型株に目を向けるのは、効率的な資産運用を求める私のような子育て世代にとって、理にかなった戦略かもしれません。

ただ、小型株は大型株に比べて流動性リスクや情報量が少ないリスクがあるため、高利回りの誘惑に負けず、財務状況(特に低い自己資本比率20.5%)を慎重に見極める必要があります。

5. みずきの「人生設計マッチ度」評価

日本創発グループ(785)について、我が家の人生設計にどれくらいマッチしているかを、3つの軸で評価します。

A. 配当の持続性・成長性:△(やや懸念あり)

  • 配当性向:約51%と、業績が安定していれば問題ない水準です。
  • 懸念点:自己資本比率20.5%は不安要素です。景気に敏感な事業構造のため、もし2年後に景気後退が来た場合、有利子負債の重さから、配当を削って財務を改善する判断をする可能性があります。超高利回りは、安定性を犠牲にしている側面があると見ています。

B. 人生設計との適合性:◎(短中期目標にぴったり)

  • 目標達成:約155万円の投資で月1万円の配当が実現できる効率の良さは、2年後の育休・小1の壁という緊急性の高い目標に最適です。
  • タイムライン:長期保有のコア銘柄としては不安が残りますが、2年後にキャッシュフローを確立し、数年後に必要に応じて売却や入れ替えを検討するという「短中期的な役割」を割り切って与えるならば、非常に有用です。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:○(ポートフォリオ内で調整が必要)

  • この銘柄をポートフォリオの半分以上を占める「コア」にはできません。もし減配があった場合、育休中の家計に与える影響が大きすぎるからです。
  • 我が家がすでに保有している安定性の高いリートや、高財務のディフェンシブ銘柄(FPGなどのように財務が安定している高配当銘柄と比較しました)で土台を固めた上で、残りの資金を「高利回りチャレンジ枠」として充当するならば、許容できる範囲だと考えます。

6. 制度活用との組み合わせ:ジュニアNISAで非課税メリットを最大化

高配当株投資において、日本の税制優遇制度(NISAなど)の活用は必須です。特に、この日本創発グループのような超高配当銘柄こそ、非課税メリットを最大限に享受すべきだと思います。

ジュニアNISAの「現金流」としての活用

娘はまだ5歳なので、ジュニアNISAの非課税期間はたっぷり残っています。もしこの約155万円分の株をジュニアNISA口座で購入できれば、年間12万円の配当金が一切課税されません

通常、配当金には約20%の税金がかかるので、12万円の配当であれば約24,000円が引かれてしまいます。しかし、ジュニアNISAならこの24,000円がそのまま手元に残ります。

この非課税で受け取った配当金を、そのまま娘の教育費用のための現金として充当していくことで、「配当金がそのまま幼稚園代や習い事代に化ける」という最高の流れを作ることができます。

娘が18歳になるまで、この配当金は自由に引き出せるわけではありませんが、この仕組みを使うことで、将来的な非課税資産の成長と、教育費の現物支給を両立できるのが魅力です。

7. みずきの総合評価+判断:短期効率重視でポートフォリオの脇役に

日本創発グループは、高効率で我が家の短中期目標(2年後の月1万円配当)を達成できる魅力的な選択肢だと評価しています。

ただし、自己資本比率の低さ(20.5%)はやはり警戒すべきポイントです。この銘柄の業績が景気に連動して悪化し、2年後の育休時期に減配があったら、家計が揺らいでしまいます。

我が家が取るべき戦略

私個人の結論としては、この高利回りを利用しつつも、リスクを抑えるために、以下の戦略を考えたいと思います。

  1. 「高利回り枠」として割り切って活用する:コア資産はつみたてNISAやiDeCo、そして安定高配当銘柄に任せ、日本創発グループをポートフォリオの10%程度の「高利回りアタッカー枠」として組み込む。
  2. ジュニアNISA枠を優先:約155万円の投資が必要なため、今年度のジュニアNISAの非課税枠をこの銘柄で使い切ることを検討します。非課税で月1万円の配当が得られるなら、財務リスクに対するリターンが見合っていると感じるからです。
  3. 業績と財務のチェックを怠らない:年2回の決算時には、特に有利子負債の動向と自己資本比率の変化を厳しくチェックし、もし財務状況がさらに悪化するようであれば、目標達成時期が来ても売却を躊躇しないこと。

完璧な銘柄はありません。この日本創発グループは、高利回りという大きなメリットがある分、財務の不安定さという弱点も抱えています。私たちがすべきは、「この銘柄の弱点を理解し、我が家の人生設計でリスクが許容できる範囲(今回はジュニアNISA枠内での活用)に留めておく」ことだと思います。

もし、景気後退期が来そうだと判断したら、配当性向が低く財務が堅いディフェンシブ銘柄に組み替える準備もしておくと安心ですね。

みなさんの家計の状況や、何年後にいくら配当金が欲しいかという目標によって、この銘柄の評価は変わってくるはずです。ぜひ、ご自身の人生設計に照らして検討してみてくださいね!

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