本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
はじめに:6%超えの高配当株で、来年の「小1の壁」に備える
こんにちは、みずきです。2026年になりましたね!今年も家計管理と資産形成、頑張っていきましょう。
我が家は今、娘が5歳で年長さん。あっという間に来年小学校入学、つまり世に言う「小1の壁」が目前に迫っています。学童や習い事、長期休暇中の預け先など、出費が増えることが確実なので、今から対策を練り始めています。
高配当株投資をしている私としては、この増える教育関連費用を「配当金」で賄うのが理想。今回は、この目標を達成するために検討している、利回り6%超えの注目銘柄、(株)FPG(7148)について、我が家の人生設計にどう組み込むかという視点で深掘りしていきますね。
実はFPGは、つい先日、高配当ランキングでも上位に入っているとニュースで見て、改めてチェックし直しました。高利回りだからこそ、リスクもしっかり見ていかないとダメですね。
【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 1月7日版 | 特集 – 株探ニュースによると、FPGはなんと4位にランクインしています。これだけ注目されているということは、利回りだけでなく事業の持続性も重要になってきます。
1. 我が家の人生設計:1年後に必要な「月7,000円」の配当
改めて、我が家の具体的な目標設定からお話しします。
我が家の現在地と家計課題
- 現在(2026年):娘は5歳(年長)。幼稚園代は無償化ですが、習い事や季節のイベント費用で毎月少しずつ現金が出ていっています。
- 1年後(2027年):娘が小学校入学。「小1の壁」が本格化します。共働きなので学童保育の費用(おやつ代含む)や、新たに始める習い事(スイミングや学習塾など)の出費が増加します。
目標配当額の決定
来年増える見込みの費用を試算したところ、学童費と追加の習い事代で、月平均7,000円程度の持ち出しが増えそうです。
この月7,000円を配当金でカバーすることを、今回のFPGの検討テーマに設定します。
- 目標年間配当額: 7,000円 × 12ヶ月 = 84,000円
この84,000円を、税金で目減りさせずに手取りで確保することが重要です。この視点は後述する「制度活用」で深く掘り下げます。
2. 目標配当額からの逆算計算
目標年間配当額84,000円を、FPGのデータを使って逆算してみます。
現在提示されているFPGの会社予想配当利回りは6.25%です。これを元に計算します。
必要投資額(税引前)の計算
必要投資額 = 目標年間配当額 ÷ 配当利回り
84,000円 ÷ 0.0625 ≒ 1,344,000円
現在の株価(1,995円)から考えると、100株単位(最低購入代金約20万円)なので、約130万円を投資できれば、来年以降、娘の小1の壁による追加費用を配当金で賄える計算になりますね。
約130万円という金額は、我が家の貯蓄ペースを考えると、高配当銘柄への「攻め」の投資枠としては許容範囲内です。この130万円で、年間8万円強のリターンが得られるのは、さすが6%超えの銘柄の魅力だと思います。
3. 複数銘柄の比較紹介:高利回りでも安定性が大事
FPGの利回りは魅力的ですが、景気敏感株であるため、この一本に絞るのは危険です。そこで、同じく高い配当利回りを持ち、我が家の家計サポートに適している他の選択肢と比較検討します。
今回は、配当による家計サポートを目的としているため、利回りだけでなく、配当の安定性や配当性向を重視します。
| 銘柄(コード) | 事業内容 | 利回り(予想) | PER | 配当性向(予想) |
|---|---|---|---|---|
| FPG(7148) | リースファンド仲介、金融サービス | 6.25% | 7.99倍 | 約50% |
| 黒田グループ(287A) | 電子部品・産業資材 | 6.50% | ― | 【参考記事へ】 |
| ディーエムエス(9739) | ダイレクトメール関連 | 6.84% | 10.3倍 | 【参考記事へ】 |
FPG (7148) の特徴:高収益・高成長の「金融仲介役」
- ビジネスモデル:航空機や海運のタックス・リースのアレンジメント(金融仲介)が中心です。高額な案件を一括で販売し、手数料を得るため、景気が良い時は利益が大きく伸びますが、景気が悪くなると収益が急激に落ちる可能性があります。
- 財務健全性:自己資本比率45.0%と十分な安定性があります。また、ROEが32.93%と非常に高いのは、資本を効率的に使って利益を上げている証拠ですね。
- 配当方針:予想配当性向が約50%で、利回り6%超えにしては健全です。この性向を維持する限り、収益が大きく落ち込まなければ、高配当は維持される可能性があります。
比較銘柄の特徴
高利回りという点では、黒田グループやディーエムエスも優秀です。これらの銘柄は比較的景気変動耐性があり、ディフェンシブな要素も持ち合わせているため、ポートフォリオの安定性を高めることができます。
FPGを検討する際は、これらの安定感のある高配当銘柄と比較し、FPGの景気敏感性というリスクを取るだけの価値があるかを考える必要があります。
4. みずきの「人生設計マッチ度」評価
FPGが我が家の「小1の壁対策」として、どれくらい適合しているかを3つの軸で評価してみます。
A. 配当の持続性・成長性:△(やや懸念あり)
利回りは6.25%と非常に高いですが、ビジネスモデルの性質上、景気変動の影響を強く受けやすい点が懸念です。
過去のデータを見ても、業績が大きく変動する傾向があります。今は好調で高配当を維持していますが、航空機リース市場や海運市況が悪化すると、配当の原資となる収益が急減するリスクがあります。
配当性向50%は健全ですが、これはあくまで「今期予想」の利益に基づくものです。もし来期以降、業績が大きく落ち込んだ場合、配当性向を維持するために減配に踏み切る可能性もゼロではありません。特に、直近の収益性が「やや悪化傾向」と出ているため、注意が必要です。
B. 人生設計との適合性:○(悪くない)
我が家の目標は「1年後の小1費用(月7,000円)」の確保です。FPGは高い利回りのおかげで、約134万円という比較的現実的な投資額で目標を達成できます。
もしこの134万円を利回り3%の銘柄に投資するとなると、倍の280万円近く必要になってしまいます。短期間でまとまった配当収入が欲しい今の私にとっては、高い利回りで効率よく目標額に到達できる点は非常に大きなメリットです。
ただし、小1の壁の費用は「絶対に必要な現金」なので、FPGだけに頼るのではなく、他の安定株(例:リースや通信などのディフェンシブ銘柄)と組み合わせる戦略が必須だと思います。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:△(やや緊張感ある)
FPGは、景気に大きく左右される「景気敏感株」としての性質が強いため、育休や教育費の支払い時期など、家計が不安定になりやすい時期に大きな比率を持つのは少し怖いと感じます。
我が家はまだ第二子を検討中です。もし来年〜再来年で育休に入ると、私自身の収入が減るため、家計全体のディフェンス力を高めておく必要があります。
FPGの株価変動は激しく、下落局面で「売却して現金化する」という選択肢は取りづらいです。したがって、FPGは「コア(柱)」ではなく、「サテライト(補完・攻め)」の役割として、ポートフォリオ全体の10%〜15%程度に抑えるのが、今の我が家のリスク許容度と合致していると考えます。
5. みずきの総合評価+判断:攻めの高配当枠として
FPGの総合評価は、「高いリターン魅力と、景気敏感性というリスクが同居する、攻めの高配当銘柄」だと思います。
我が家の小1の壁対策(年間84,000円)を実現するためには、FPGは非常に強力なツールになりますが、単体で目標を担わせるにはリスクが高すぎます。
したがって、以下のような戦略で組み込むのが現実的だと判断しました。
みずきのポートフォリオ戦略
- 目標年間84,000円のうち、FPGには40,000円分(約64万円投資)の配当を期待する。
- 残りの44,000円分は、財務が堅固で配当が安定している黒田グループ(287A)や、ディフェンシブなREITなどで賄う。
- FPGは景気拡大局面での増配を期待し、もし景気が後退し始めたら、真っ先に売却を検討する銘柄とする。
FPGは高PER(7.99倍)で、利益の割には株価が割安に見えますが、PBRが2.94倍と高いのは、それだけ市場がこの会社の高い収益性(ROE 32.93%)を評価しているからです。しかし、収益性が不安定な傾向があるため、業績の四半期ごとのチェックは絶対に欠かせない銘柄ですね。
6. 制度活用との組み合わせ:ジュニアNISAで非課税メリットを最大化
FPGのような高配当銘柄こそ、税制優遇制度を活用すべきです。我が家の目標は「1年後の娘の小1費用(月7,000円)」なので、この資金はジュニアNISAで運用するのが最も効率的です。
FPGの配当利回り6.25%で年間84,000円の配当を得た場合、通常は約20%(17,000円強)が税金として引かれてしまいます。
しかし、ジュニアNISAで娘の名義で保有すれば、この配当金は18歳まで非課税になります。年間17,000円、10年で17万円以上がそのまま手元に残る計算になります。
非課税で受け取った配当金は、娘の習い事代や学童費用として、18歳を待たずに引き出すことが可能です(制度廃止により、非課税での払い出しが認められているため)。
FPGは最低購入代金が約20万円と個別株の中では比較的購入しやすい価格帯(1,995円 × 100株 = 199,500円)なので、毎年非課税枠を埋めながら少しずつ買い増ししていく戦略も立てやすいですね。
7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる
正直なところ、FPGは手放しで「安心ですよ!」と言える銘柄ではないと思っています。
最大の懸念点は、やはり収益の不安定さです。リース仲介事業は、案件が成立しないと利益が立たないビジネスであり、収益が「一括計上」される傾向が強いため、四半期ごとのバラツキが大きくなります。
冒頭のデータにもありましたが、FPGの収益性は「やや悪化」傾向にあり、純利益率も営業利益率も前年同期比で低下しています。
この収益性の不安定さが、そのまま配当の不安定さに繋がる可能性を常に念頭に置く必要があります。
もし、景気後退が鮮明になり、FPGの業績が大きく落ち込むと判断した場合は、利回りが高くても躊躇なく売却し、よりディフェンシブな銘柄(例えば、安定したインフラ系のREITなど)に資金を振り替える勇気が必要です。
高配当は魅力的ですが、私たちの目的は「子育て家計のサポート」であって、「高い配当株を持つこと」そのものが目的ではないですからね。我が家の人生設計に貢献してくれるか、という視点で見極めていきたいと思います。
私も含め、子育て世代は「減配ショック」で精神的に疲弊するのは避けたいところです。高利回り銘柄は、そのリスクに見合うだけの「非課税メリット」と「資金効率」があるか、冷静に判断していきましょうね!
▼配当の安定性を重視するなら、こちらの銘柄もおすすめです


コメント