本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
はじめに:高利回り6.50%!2年後の家計を支える黒田グループ(7726)の可能性
こんにちは、みずきです。2026年に入り、新NISAでの投資戦略を練り直しています。我が家の場合、今年は娘が小学校に入学する準備と、いよいよ始まる第二子妊活・育休という、家計の転換期を迎える予定なんですよね。
この時期は、どうしても手元の現金を減らしたくない、でも資産には働いてほしい。そんなわがままなニーズを満たすためには、やっぱり「安定したキャッシュフロー」を生み出す高配当株が柱になります。
そこで今回注目しているのが、エレクトロニクス関連の専門商社である黒田グループ(株)(7726)です。なんと、会社予想ベースで配当利回り6.50%という、目を引く数字が出ています。この高利回りが、私たちの人生設計でどう役立つのか、逆算して考えてみました。
1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」と配当目標
個別株を選ぶときは、まず「何のためにその配当が必要か」というシナリオを明確にすることが大切ですよね。我が家の人生設計は以下の通りです。
- 我が家の現在地:娘(5歳)は来春小学校入学。貯蓄は順調ですが、来年末には第二子の出産・育休を予定しています。
- ○年後の家計課題:2年後の育休中(第二子0歳、娘小1)は、私の給与収入が一時的に大きく減少します。また、娘が小学校に入ると習い事(水泳、ピアノなど)の費用がかさみ、月1万円程度の支出増が見込まれます。
- その課題を解決するために必要な配当額:最低限、育休中の収入減と娘の習い事費をサポートするために、非課税で月7,000円(年間84,000円)の配当収入を得たいと考えています。
この月7,000円の配当があれば、育休中に少し贅沢な食材を買ったり、娘の新しい習い事の月謝に充てたりと、家計に心の余裕が生まれると思っています。
2. 目標配当額の逆算計算:黒田グループへの投資はいくら必要?
目標年間配当額84,000円を、黒田グループの予想配当利回り6.50%(1株配当61円)で実現する場合、どれくらいの投資が必要でしょうか。
■ 目標配当達成のための試算(黒田グループ)
目標年間配当額: 84,000円
予想配当利回り: 6.50%
必要投資額 = 84,000円 ÷ 0.0650 ≒ 1,292,307円
現在の株価が938円(12/30時点)で、単元株数(100株)で計算すると、100株あたり年間6,100円の配当(税引き前)です。
目標の84,000円を得るためには、約1,377株、つまり14単元(約131万円)の投資が必要という計算になります。130万円程度の投資で、非課税で月7,000円のキャッシュフローが得られるというのは、高配当株ならではの魅力だと思います。
3. 複数銘柄の比較紹介:高配当のリスクを考える
配当利回り6.50%は非常に魅力的ですが、投資には必ずリスクが伴います。特に「高すぎる配当利回り」は、減配リスクの裏返しであることも多いですよね。
そこで、同じ目標(月7,000円/年間84,000円)を実現するために、黒田グループと他の投資パターンを比較してみます。
比較対象:月7,000円の配当を得るための選択肢
| 銘柄 | 予想利回り | 配当性向(試算) | 目標達成に必要な投資額 | 特徴とリスク |
|---|---|---|---|---|
| A. 黒田グループ (7726) | 6.50% | 約64.7% | 約131万円 | 超高配当。エレクトロニクス商社で景気敏感性が高い。高い利回りをすぐに享受したい場合に最適。 |
| B. 堅実ディフェンシブ系(架空) | 3.5% | 45% | 約240万円 | 食品・インフラ系。配当安定性は抜群。資金が多く必要だが、減配リスクは低い。 |
| C. 増配期待の成長系(架空) | 2.5% | 30% | 約336万円 | 技術系。今は低配当だが、業績成長で将来の配当増加に期待。今すぐの家計サポートには不向き。 |
資金が潤沢にあればBやCの選択肢も有力ですが、我が家は2年後に育休というタイムリミットがあるため、「早期にキャッシュフローを確保できる」Aの黒田グループが、人生設計上は最も適合度が高いと判断しました。
黒田グループ(7726)のファクトチェック
この銘柄は、半導体やディスプレイ関連部品を扱う専門商社で、エレクトロニクス業界の動向に業績が大きく左右されます。直近の財務指標を見てみましょう。
- 株価(12/30終値):938円
- 最低購入代金:93,800円(100株)
- 配当利回り(会社予想):6.50%
- 1株配当(会社予想):61.00円
- PER(会社予想):9.95倍
- PBR(実績):1.06倍
- 自己資本比率:40.1%
- 配当性向:約64.7%(61円 ÷ EPS 94.23円)
自己資本比率は40.1%と、商社としては安定しており、PBRも1倍台と極端な割安感や割高感はありません。PERが10倍を切っているため、業績に対して株価は抑えられている印象を受けますね。収益性は「安定に向かう動き」という評価で、直近の業績は持ち直していることがわかります。
しかし、配当性向が約65%というのは、利益の3分の2近くを配当に回している計算になります。利益が少しでも落ち込むと、この61円配当を維持するのは厳しくなる可能性があります。ここが、高利回り投資で最も注意すべき点だと感じています。
4. みずきの「人生設計マッチ度」評価
この黒田グループが、我が家の「2年後の育休・小学校入学」シナリオにどれだけフィットするか、3つの軸で評価します。
A. 配当の持続性・成長性:○(やや懸念あり)
利回り6.50%は魅力的ですが、配当性向が65%近いのはやや懸念が残ります。景気敏感なエレクトロニクス商社なので、業績の波が大きいです。直近の収益性は持ち直していますが、もし景気後退局面に入れば、減益となり減配の議論が避けられません。
ただし、PBRが1.06倍であり、ROEも10.79%と資本効率は良い水準です。高い資本効率を背景に、株主還元への意識は高いと見ています。短期的には安定しているものの、10年単位での安定性はディフェンシブ銘柄には劣るため、「○」評価です。
B. 人生設計との適合性:◎(時間効率が最優先)
この銘柄の最大の魅力は、約130万円という投資額で、2年後という短期目標に対して月7,000円を非課税で確保できる点です。3.5%の銘柄(B)に240万円投資するよりも、少ない資金で早くキャッシュフローを確保できるのは、時間的制約がある我が家にはぴったりです。
目標の達成時期が明確であるため、高利回りという特性を最大限に活かせます。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:△(分散必須)
配当利回りが高い分、株価の変動リスクは高いです。実際、データを見ると年初来高値(1,151円)から安値(733円)まで変動しており、もし急落した時に精神的なプレッシャーは大きいです。
我が家は第二子の育休に入る時期と重なるため、株価が下がっても配当さえ出れば生活には支障がない状態が理想です。したがって、この黒田グループに資金を集中させるのではなく、ポートフォリオの一部(例えば、高配当枠の20%〜30%)として組み込み、残りはディフェンシブな高配当株(例えば、過去に紹介したENEOSホールディングスなど)やインデックスファンドで固めるのが賢明だと考えます。
5. みずきの総合評価+判断
我が家の人生設計で、黒田グループは「早期に教育費・育休家計をサポートする」という重要な役割を担うことができる、非常に魅力的な選択肢だと評価しています。
特に、娘の小学校入学前に月7,000円の配当収入の道筋をつけておけるのは、精神的な安心感が大きいです。
ただし、景気敏感な商社である以上、「減配リスク」は無視できません。そこで、我が家では次のようにリスクを分散する計画を立てています。
- 投資時期の分散:約130万円を一括で投資せず、今後1年間で株価が下がった局面を見計らって数回に分けて購入します。
- 銘柄の分散:もし黒田グループが減配しても大丈夫なように、安定性の高い銘柄(例:配当性向40%以下のインフラ系)にも資金を分散します。
- 制度の活用:配当金が非課税になるよう、新NISAの成長投資枠を優先的に利用します。
高配当株のリスク再認識:ニュースから学ぶべきこと
ここで、高配当投資のリスクについて、外部のニュースにも注目しておきたいと思います。
株主優待名人・桐谷さんが厳選「2026年に注目の10銘柄」 | トウシル 楽天証券の投資情報メディア(https://media.rakuten-sec.net/articles/-/51099)より)
●失敗1:高配当利回り7%超えの超高配当銘柄を購入したが、いつのまにか株価が下落!
この記事にあるように、7%前後の超高配当は「株価が下落した結果、利回りが高くなった」というパターンや、「業績悪化を織り込んでいる」場合があります。黒田グループの6.50%もこのゾーンに近い水準です。
私たちは、この高利回りが一時的なものか、それとも持続可能かを見極める必要があります。黒田グループの場合、直近の業績が持ち直しているという事実から、今は「一時的に高まっている利回り」ではなく、株主還元意欲の表れと見ていますが、今後もEPSが維持できるかどうかのチェックは欠かせませんね。
6. 制度活用との組み合わせ:NISAで6.5%を最大限活かす
高配当株投資のメリットを最大限に引き出すのが、税制優遇制度の活用です。
新NISA成長投資枠でのメリット
通常、配当金には約20%の税金がかかります。黒田グループの場合、年間84,000円の配当収入を得る場合、約16,800円が税金として引かれてしまいます。
しかし、新NISAの成長投資枠(または旧ジュニアNISA)でこの銘柄を購入すれば、配当金が非課税になります。
非課税効果の試算:
年間配当 84,000円 × 20%(税率) = 16,800円
この16,800円がまるまる手元に残ります。
月7,000円の配当が、非課税のおかげで実質的に月8,400円相当の価値を持つことになります。育休中の家計や、娘の習い事費用という具体的な使い道があるからこそ、この非課税メリットは大きいです。
高配当株は、特にこの「非課税効果」がリターンに直結しますから、黒田グループのような高利回り銘柄を新NISAの成長投資枠で優先的に確保していく戦略は有効だと思います。
7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる
正直に言うと、6.50%という利回りは、私のような長期投資家にとっては「美味しすぎる」と感じてしまう部分もあります。利回りが高いということは、多くの投資家がこの会社に対して何らかのリスクを織り込んでいる証拠だからです。
最大の懸念は、やはり景気敏感度です。もしこれから世界経済が急減速し、エレクトロニクス部品の需要が落ち込んだ場合、黒田グループの業績はすぐに悪化し、配当性向65%では減配を避けるのが難しいかもしれません。
だから、もし育休に入る予定の時期が景気悪化局面と重なるリスクが高いと感じたら、この銘柄への投資額は抑え、よりディフェンシブな銘柄(例えば極洋のような食料品など)を組み込むべきだと考えています。
投資は「完璧な銘柄」を探すのではなく、自分の人生のタイムテーブルとリスク許容度に合わせて「このリスクは許容できる」と判断することだと思います。我が家の場合、今すぐにでもキャッシュフローが欲しいので、黒田グループの高い利回りをリスクとセットで引き受ける価値はある、という結論に至りました。
子育て中の皆さん、家計に合わせた無理のない投資を一緒に頑張りましょうね!
(みずき)


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