はじめに:高分配利回り6.27%!J-REITで育休中の家計をサポートできるか?
本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
こんにちは、みずきです!娘(5歳、年長)の小学校入学準備と、そろそろ検討し始めた第二子のことで、最近夫婦で家計のシミュレーションを念入りにしています。
特に私にとって重要なのは、「私が育休に入った時に、家計の収入減をどうカバーするか」ということ。つみたてNISAやiDeCoは老後資金の柱ですが、手元にキャッシュフローを生み出すのはやっぱり個別株やJ-REITの役割ですよね。
今回は、分配金利回り6.27%(2025年12月予想)と非常に高い、インヴィンシブル投資法人(8963)を「我が家の家計サポート役」として検討します。不動産投資信託(J-REIT)は、個別株とはちょっと違う特性があるので、そのリスクとリターンをしっかり見極めたいと思います。
1. シナリオ設定:我が家の「育休中の習い事費用」確保計画
我が家の現在地と課題
上の娘が年長になり、来年はいよいよ小学生。小学校に入ると、学童や習い事など、固定費が増えることが見えています。さらに、私たちは1〜2年後に第二子の妊娠・育休入りを想定しています。
育休中の収入減を補いつつ、上の娘の教育費を削りたくないので、配当金で安定的な家計サポートが欲しいところ。
- 目標時期:1〜2年後
- 家計課題:育休中の収入減補填 & 小学校入学後の習い事費用
- 解決するために必要な配当額:月5,000円(年間60,000円)
約100万円の投資用資金は準備できているので、この資金をいかに効率よく回し、月5,000円の現金流を作り出すか、が今回のテーマです。
目標配当額の逆算計算
インヴィンシブル投資法人の投資口価格(株価)は65,000円前後、予想分配金は1口あたり4,038円(2025/12)です。現在の予想分配金利回りは6.27%と、驚異的な高水準です。
目標の年間60,000円の分配金を得るためには、
必要口数 = 60,000円 ÷ 4,038円/口 ≒ 14.86口
つまり、15口の保有が必要になります。
必要投資額 = 65,000円 × 15口 = 975,000円
約100万円の投資で、育休中の家計を月5,000円サポートできる計算になりました。これは、利回り4%の個別株に比べて約50万円も少ない投資で済む計算です。投資効率が良いのが、高分配REITの最大の魅力ですね。
2. インヴィンシブル投資法人の特性と高分配の理由
インヴィンシブル投資法人(8963)は、主にホテルと住宅を投資対象とするJ-REITです。特に高分配金利回り(6.27%)の背景には、ホテル資産の割合が高いことが挙げられます。
- 主な事業: ホテル(約70%)、住宅(約30%)
- 最低投資金額: 約65,000円(1口)
2026年現在、インバウンド需要の回復や国内旅行の活発化で、ホテル部門の収益がV字回復しています。その結果、収益の大部分を分配するJ-REITの仕組み上、分配金が跳ね上がっている状態です。
J-REITの分配金は「変動しやすい」が前提
個別株は配当性向(利益に対する配当の割合)を決めるため、業績が悪化しても配当を維持しようとする企業が多いです。でも、J-REITは違います。原則として収益のほぼ全てを分配金として出すため、景気や不動産市況の影響をモロに受け、分配金は変動しやすいのが特徴です。
インヴィンシブル投資法人の場合、ホテル収益の浮き沈みがダイレクトに分配金に反映されます。現在の高分配はインバウンド好調の恩恵ですが、もし景気が再び冷え込み、旅行需要が減退すれば、分配金は簡単に減ってしまうリスクがあるのです。
3. みずきの「人生設計マッチ度」3軸評価
変動リスクが高いJ-REITを、安定性が重要な育休中の家計サポート役に使うのは、少し勇気がいります。3つの軸でしっかり評価します。
A. 分配金の持続性・成長性:△(やや懸念あり)
利回り6.27%は魅力的ですが、持続性については懸念が残ります。主要な収益源であるホテルセクターが、外部環境(パンデミック、円高によるインバウンド減少、景気後退)に大きく左右されるためです。
ただし、住宅部門がある程度のディフェンシブ性を提供してくれているので、ゼロになるような事態は避けられるでしょう。長期的な「成長」というよりは、短期的な「高分配金」を享受する銘柄だと割り切るべきだと思います。
B. 人生設計との適合性:○(悪くない)
目標額(月5,000円)の達成が、投資額約100万円と効率が良い点は素晴らしいです。我が家のように「○年後までにこの額が必要」という短期〜中期的なキャッシュフロー目標には、非常に使いやすい選択肢です。
ただし、目標時期(育休中)が明確で、その時期の分配金が減ると困るため、この銘柄単独で家計を支えるのは不向きです。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:△(やや緊張感ある)
育休に入る時期は、家計が最も不安定になりやすい時期の一つです。そこに、分配金変動リスクの高い銘柄を組み入れると、精神的な負担が大きくなります。
私は「完璧を目指さない」が信条ですが、お金のことで夫婦仲が悪くなったり、精神的に追い詰められたりするのは避けたいですよね。したがって、高リスク・高リターンのインヴィンシブル投資法人は、ポートフォリオ全体のリスクを上げすぎないよう、投資比率を抑える工夫が必要です。
以前検討した東陽テクニカや、ENEOSホールディングスのような、収益が安定している個別株を「コア(安定)」とし、インヴィンシブル投資法人を「サテライト(高利回り)」として分散するのが、我が家のリスク許容度に合致すると考えます。
4. J-REITこそ活用したい!非課税制度の恩恵
高分配金(6.27%)のインヴィンシブル投資法人は、新NISAの成長投資枠との相性が抜群です。
年間60,000円の分配金目標を達成した場合、通常は約12,000円が税金として引かれてしまいます。しかし、NISA口座で保有すれば、この約12,000円がまるまる手取りとして残るわけです。
これは、利回りが低い銘柄をNISAで持つよりも、はるかに大きな税制上のメリットになります。特にJ-REITは、配当控除の対象外なので、課税口座で持つと税効率が悪くなりますが、NISAならその心配は無用です。
投資口価格が約6.5万円と手頃なので、新NISAの成長投資枠で少しずつ買い増しし、非課税メリットを最大限に享受したいですね。これが、私たち個人投資家の最大の武器ですから。
5. みずきの総合評価と判断
インヴィンシブル投資法人は、高いリターンを求めるなら魅力的な選択肢ですが、育休中の家計サポートという目的を考えると、変動リスクを分散する必要があると判断しました。
したがって、我が家では「育休中の月5,000円配当」の目標達成のために、インヴィンシブル投資法人をポートフォリオの半分以下に抑える戦略を採用します。
具体的な戦略としては、
- 安定の柱(個別株・安定REIT)で、年間40,000円分の配当を確保する。(投資額約100万円)
- 成長期待枠(インヴィンシブルなど高分配REIT)で、残りの年間20,000円を補填する。(投資額約32.5万円)
インヴィンシブル投資法人だけを狙うなら約97.5万円が必要でしたが、安定株と組み合わせることで、高分配の恩恵は受けつつも、リスクを抑えた形で目標達成に近づけます。
新NISAの成長投資枠を使い、この32.5万円分をインヴィンシブル投資法人に充当すれば、高利回りを丸ごと非課税で享受できるというわけです。
6. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる
正直に言うと、インヴィンシブル投資法人に投資する上で最も懸念しているのは、タイミングです。
今、観光業が好調で分配金が高いということは、株価もそれなりに評価されている時期だということです。ホテルセクターは景気の波の影響を受けやすいので、「高値掴み」になってしまわないかという不安はあります。
もし、景気後退局面に入って株価が下がり、利回りがさらに高くなる時期があれば、そこで買い増ししたいという気持ちもあります。
完璧なタイミングで投資するのは無理だと分かっていますが、変動リスクの高い銘柄だからこそ、一気に全額投資するのではなく、目標口数(15口)の半分程度をまずNISA枠で確保し、残りは市場の状況を見ながら数年かけて積み立てていくのが、私のような子育てママにとっては最も精神的に楽な方法だと思います。
「月5,000円の習い事代」という目標のため、インヴィンシブル投資法人を「リスク管理を徹底した上で活用する」という立ち位置で付き合っていきたいですね。
目標額や時間軸が明確なら、銘柄選びも自動的に決まってくるものだということを、改めて実感しました!


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