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2年後の「小1の壁+育休」を乗り切る!いちごホテルリート(3463)が月8,000円を非課税で生み出す人生設計
こんにちは、みずきです。現在2026年1月ですね。私は相変わらず、家計のディフェンス力を高めるために、高配当株やJ-REITをチェックしています。
特に最近、夫と話しているのは「日本ホテル&レジデンシャル投資法人」のようなホテル系リートです。コロナ禍でどん底だった時期を経て、インバウンド需要が回復している今、分配金が力強く戻ってきていますよね。今回は、その中でも注目のいちごホテルリート投資法人(3463)を、我が家の人生設計にどう組み込むか考えてみました。
単に利回りが高いから買う、ではなく、「いつ、いくら配当金が必要なのか」から逆算して、この銘柄が我が家に本当に役立つのかを検証していきますね。
1. シナリオ設定:2年後の家計課題を配当で解決する
我が家の現在地と2年後の課題
我が家は娘が5歳(年長)で、今年小学校入学が控えています。そして、夫婦で話し合い、第2子を検討中。もし予定通りにいけば、娘が小学校に上がる2年後の2028年春頃に、私が育休に入る可能性が高いです。
この「2年後」は、家計にとって大きな課題が重なるタイミングなんです。
- 小1の壁:学童費や習い事代など、保育園時代にはかからなかった費用が増えます。
- 育休による収入減:私の給与が一時的に減るため、家計のキャッシュフローが細くなります。
この時期に、固定費(家賃やローン)以外の部分を配当金でカバーしたいというのが私の目標です。特に、娘の習い事費や小学校の給食費、消耗品費などを毎月安定した配当で賄えると、精神的にすごく楽になりますよね。
目標配当額:月8,000円の安堵感
私が2年後に家計に欲しいうるおい資金は、月々8,000円です。これは年間で96,000円になります。
この金額があれば、育休中でも「習い事を諦めなくていいかな」「ちょっといい食材を買っても大丈夫かな」という安心感につながります。この目標額を、いちごホテルリート(3463)で実現できるかを逆算してみましょう。
2. 目標分配額の逆算計算:約182万円の投資が必要
いちごホテルリートの現在の予想分配金利回り(2026年1月時点)は5.28%です。
この利回りを使って、年間96,000円の分配金を得るために必要な投資元本を計算します。
目標年間分配金:96,000円
現在の予想分配金利回り:5.28%
必要な投資額 = 96,000円 ÷ 0.0528
必要な投資額 ≒ 1,818,181円
約182万円ですね。現在の株価が1口130,300円ですから、約14口〜15口を保有すれば達成できる計算になります。J-REITは最低投資金額が数十万円程度なので、個別株に比べて小口で買い増ししやすいのが魅力です。
もし2年間で182万円を積み立てられれば、2028年春には毎月8,000円のキャッシュフローが生まれることになります。これが我が家の人生設計に合う、現実的な目標額だと感じました。
3. 複数銘柄の比較紹介:いちご vs 他のホテルリート
J-REITの中でもホテル特化型を選ぶ際、いちごホテルリート(3463)と、他の競合銘柄(例えばジャパン・ホテル・リート投資法人など)を比較検討するのは必須です。どちらが我が家の「安定志向」に合うかを見極めます。
【銘柄A】いちごホテルリート投資法人(3463)
- 企業の簡単な紹介:全国の主要都市でホテル資産を運用するREITです。スポンサーである「いちごグループ」は、再生可能エネルギー事業なども手掛けています。
- 現在の株価・最低投資金額:約130,300円(1口)
- 分配金利回り:5.28%(予想分配金ベース)
- 配当方針:原則として、当期利益の100%超を分配する方針。REITなので利益の大部分を分配に回す構造です。
- 特徴:中型・高価格帯のホテルに分散投資しており、ビジネス層からインバウンドの観光客まで幅広く需要を取り込んでいます。コロナ後の回復スピードは評価できますが、増配というよりは「業績連動」の分配金になります。
- 投資額と役割:目標達成には約182万円が必要です。我が家のポートフォリオでは「短期〜中期(2〜5年)の家計サポート枠」として期待します。
【銘柄B】ジャパン・ホテル・リート投資法人(8985)
比較対象として、同じくホテル特化型で高利回りのジャパン・ホテル・リートも見てみましょう。(過去記事でも検討した銘柄です:1年半後月1万円、小1の壁対策5.90%利回りの適合性)
- 分配金利回り:約5.90%(時期やデータ取得元による。変動が大きい)
- 特徴:利回りがわずかに高い水準が期待できることもありますが、分配金の変動幅が比較的大きく、特にコロナ禍では大きく落ち込みました。ハイアットやインターコンチネンタルといった高級路線もありますが、分配の「安定性」という点では、業績の波に注意が必要です。
分配金の変動リスクを考えると、利回りがわずかに低くても、より回復の勢いや継続性が期待できるいちごホテルリートの方が、2年後の「育休+小1の壁」というクリティカルな時期を支えるには安心だと感じます。
4. 外部ニュースから見る、J-REITの減損リスク
J-REITは高分配金が魅力ですが、その分配原資は不動産の賃料収入です。不動産は価値が変動する資産なので、「減損リスク」には常に注意を払う必要があります。
最近、アメリカの不動産投資信託(REIT)で、大きな減損処理がニュースになっていました。
ARE ANNOUNCEMENT: Alexandria Real Estate Equities, Inc. Sued for Securities Fraud after Impairment Charge Leads to 19% Stock Drop, Investors Notified to Contact BFA Law
米国のAlexandria Real Estate Equities社が、 Long Island Cityの物件などで3億2390万ドルの不動産減損費用を計上したことで株価が19%下落し、証券詐欺で訴訟を起こされました。
これは米国の研究施設系REITの話ですが、不動産を扱う以上、景気の変動やテナント状況によって、含み損が現実の減損費用として計上され、株価や分配金に影響を与えるリスクは日本にも存在します。
いちごホテルリートの場合、ホテル業界の景況感に加えて、物件の立地や稼働率が常に重要です。インバウンド回復は追い風ですが、もし次のパンデミックや、急激な円高による観光客減少があれば、稼働率が落ちて減損リスクが高まるかもしれません。このリスクを許容できるかどうかが、長期保有の鍵になります。
5. みずきの「人生設計マッチ度」評価
このいちごホテルリートが我が家の2年後の課題解決に本当に役立つか、3つの軸で評価します。
A. 分配金の持続性・成長性:△(回復は期待できるが、不況耐性に懸念)
ホテル業界は景気変動や社会情勢の影響を非常に受けやすいディフェンシブではないセクターです。しかし、現在の日本の観光需要(インバウンド)の勢いは非常に強く、分配金は底堅く推移すると見ています。
ただし、分配金は業績連動のため「増配」というよりは「業績回復分配」です。「10年単位で安定して増え続ける」という期待は持ちにくいため、評価は△としました。
B. 人生設計との適合性:◎(目標額実現が現実的)
「2年後に月8,000円のキャッシュフローを作る」という目標に対しては、5.28%という利回りは非常に魅力的です。約182万円の投資元本であれば、現在の貯蓄ペースから見ても無理のない範囲で積み立てが可能です。
目標時期と目標額に対して、利回りがフィットしているため、適合性は◎です。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:○(ホテル特化型なので変動を覚悟)
2年後の育休中は、家計が最も守りを固めるべき時期です。この時期に「分配金が減るかもしれない」という心配事を抱えたくはありません。
もしポートフォリオ全体がホテルリートや景気敏感株ばかりだったら、リスクが高すぎます。我が家の場合、コア資産はインデックスファンド(つみたてNISA、iDeCo)で固めているので、個別株・リート枠として、景気変動の影響を受けやすいホテルリートに一部資金を振り分けるのはアリだと判断します。ただし、全財産をここに集中させるのは避けるべきですね。
6. 制度活用との組み合わせ:非課税で教育資金を育てる
J-REITは分配金が高いため、税制優遇制度と組み合わせることで、その効果が劇的に向上します。
ジュニアNISAで「非課税の宿泊費」を確保
いちごホテルリートのような高分配金銘柄は、娘(5歳)のジュニアNISA口座で保有するのが最適だと考えています。
REITの分配金は通常、約20%が課税されますが、ジュニアNISA口座ならこれが非課税になります。年間96,000円の分配金目標を達成した場合、毎年約19,200円の税金が免除される計算です。これは大きなメリットです。
しかも、ホテルリートの分配金が将来的に娘の大学進学や留学の資金源になるだけでなく、「将来、家族旅行に行く時のホテル代」をこれで賄う、という人生設計上の役割も明確にできます。
お金の使い道(人生設計)と、非課税制度の活用が、ここで完全にリンクするわけです。
配当控除は使えないけれど…
一点注意が必要なのは、REITの分配金は「利益超過分配」が多いため、株式の配当金のように「配当控除」の対象とならないことが多い点です。これは、株式の高配当株と比較した場合のデメリットとなります。しかし、ジュニアNISAを活用すれば、この税金の問題はそもそも発生しないので、私たちの子育て世代にとってはジュニアNISAでの保有が最も税効率が良い選択肢だと思います。
7. みずきの総合評価+判断:短期の安定を目指す堅実な選択
3つの評価軸と制度活用を踏まえて、我が家の人生設計におけるいちごホテルリート(3463)のポジションは明確になりました。
結論として、我が家はいちごホテルリートを、2年後の「小1の壁+育休」を乗り切るための短期的な家計サポートの柱として、ポートフォリオの一部に組み入れることを前向きに検討します。
インバウンド回復の波に乗ることで、5.28%以上の分配金が期待できる可能性は高いです。仮に分配金が横ばいでも目標の月8,000円は達成可能です。
ただし、ホテルリートは景気や社会情勢に左右されやすいので、この銘柄に全資金を投じるのではなく、産業ファンド投資法人のようなインフラ系リートなど、よりディフェンシブな銘柄と組み合わせて、リスク分散を徹底することが必須だと考えています。
ホテルリートは魅力的ですが、景気変動リスクという弱点も認識しておくことで、もしもの時に慌てずに対応できます。投資は、常に「もしこの銘柄の業績が悪くなったら、我が家の生活は大丈夫か?」という視点で判断したいですね。
完璧な銘柄はないけれど、我が家の人生設計に合った「今の最適解」を見つけることが大切だと、改めて感じています。


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