○(6927)ヘリオスHD : 3年後月1万円教育費・育休家計を5.93%利回りで支える

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに:高利回り5.93%!ヘリオスHDは「教育費の穴埋め」に使えるか?

こんにちは、みずきです!娘(年長、5歳)がこの春から小学校に入学するので、今はまさに「小1の壁」と「教育費の壁」に怯えている真っ最中です(笑)。

我が家では、教育費や習い事代といった「確実に出る費用」を配当金で賄うことを目標にしています。今日は、その目標を達成するために魅力的な水準にある、ヘリオス テクノ ホールディングス(6927)について分析していきます。

この銘柄、利回りがなんと5.93%と非常に高いんです!だけど、高配当株にはいつも「何か裏があるんじゃないか?」と警戒しちゃいますよね。特に私たち子育て世代にとっては、家計を支えるための配当が急に減ってしまう「減配リスク」は絶対に避けたいところです。

ヘリオスHDの魅力とリスクを、我が家の「3年後の人生設計」に照らして徹底的にチェックしてみますね。

1. シナリオ設定:「3年後の家計課題」を逆算する

我が家の現在の目標は、3年後、娘が小学校3年生になったときに必要になる月1万円の教育費を、配当金で安定的に確保することです。

小学校入学時点ではまだ出費も穏やかですが、3年生くらいになると、塾や専門的な習い事が増えてきて、年間12万円以上の出費は確実に見込んでいます。さらに、今第二子を検討中なので、3年後には育休に入っている可能性もあります。その場合、家計の収入は一時的に減るので、配当金のサポートは必須になります。

  • 我が家の現在地: 娘5歳(年長)、夫婦共働き(私が時短勤務予定)。
  • ○年後の家計課題: 3年後(2029年)、娘の教育費増加(年間12万円)。
  • その課題を解決するために必要な配当額: 年間120,000円(税引前)。

目標配当額の逆算計算

年間120,000円の配当金を得るために、ヘリオスHD(予想配当利回り5.93%)にいくら投資が必要か計算してみましょう。

$$
\text{必要投資額} = \frac{\text{目標年間配当額}}{\text{配当利回り}}
$$

$$
\text{必要投資額} = \frac{120,000円}{5.93\%} \approx 2,023,600円
$$

約202万円の投資で、3年後の目標配当である月1万円を達成できる計算になります。もし配当利回りが3%台の銘柄なら400万円必要なので、約200万円で済むのは高利回りの大きなメリットですね。

最低購入金額は100株で約102,800円(※株価1,028円で計算)なので、単元未満株を利用しなくても、分割購入がしやすい水準です。この約200万円をいかにリスクを抑えて運用できるか、が今回のテーマになります。

2. ヘリオスHD(6927)の基本情報と事業内容

ヘリオス テクノ ホールディングスは、主に3つの事業分野を展開している企業です。名前だけ聞くとわかりにくいですが、私たちの生活を支える重要な技術を扱っています。

項目 詳細(2026年1月14日時点)
株価(終値) 1,043円
配当利回り(予想) 5.93%
1株配当(予想) 61.00円
PER(予想) 16.96倍
PBR(実績) 1.18倍
自己資本比率(実績) 76.1%
最低購入代金(100株) 約104,300円

ビジネスの柱:「技術屋」としての強み

  1. ランプ事業: 産業用や医療用の特殊なランプ(光源)を提供。この分野は安定的な収益源です。
  2. 製造装置事業: FPD(フラットパネルディスプレイ)や半導体向けの製造装置を開発・製造。技術革新が激しい分野です。
  3. 受託・開発事業: 製品開発や解析サービス。

特に製造装置事業は、半導体市場の景気に大きく左右されます。現在の高配当は、事業環境が急激に改善したことによるものではなく、財務状況の良さ株主還元への強い意識によるものだと分析できます。

外部ニュースから見る市場環境

ヘリオスHDの主要な事業の一つである半導体関連市場は、2026年現在も活況が続いています。プレジデントオンラインの記事では、半導体メーカーの株価が1年で6倍になるケースもあったと報じられています。(参考記事はこちら

このニュースは、ヘリオスHDの業績が今後伸びるポテンシャルを示唆していますが、同時に、景気の波に乗りやすい=不安定になりやすいという側面も強調しています。半導体サイクルが冷え込むと、製造装置の受注が急減するリスクがあるからです。

3. 複数銘柄の比較:高利回り vs 鉄壁財務

目標の月1万円(年間12万円)の配当を得るために、ヘリオスHDの特性(高利回り・高財務・収益不安定)をどう評価するか、他の高配当銘柄と比較して検討します。

銘柄 ヘリオスHD (6927) エーワン精密 (6156) ※比較例
配当利回り 5.93% 5.30%
自己資本比率 76.1%(盤石) 90.0%超(鉄壁)
配当性向(予想) 100.6%(高い) 40%台(適度)
必要投資額(月1万円達成) 約202万円 約226万円
収益の安定性 △(景気敏感) ◎(安定製造業)

※エーワン精密については、過去記事「◎(6156)エーワン精密 : 5.30%利回りと鉄壁財務が1.5年後月1万円を支える」でも詳しく分析しています。

比較すると、ヘリオスHDは利回りの面で優位ですが、最大の懸念点は配当性向が100%を超えている(予想)という点です。

配当性向が100%超えとは、稼いだ利益以上に株主に配当を支払う計画、つまり「内部留保や借金を取り崩して配当を出す」ということです。これは、一時的な業績不振であれば耐えられますが、数年続くと減配リスクが急激に高まります。

一方で、エーワン精密のように配当性向が40%台だと、多少業績が悪化しても配当は維持しやすいわけです。

みずきの見解:ヘリオスHDは「高利回り」と「盤石な財務」という矛盾した特徴を持っています。高すぎる配当性向は懸念材料ですが、自己資本比率76.1%という体力があるため、「一時的な景気後退であれば、体力で配当を維持できる」可能性が高いと読み取れます。つまり、短期的な減配リスクは高いものの、長期的に見れば企業として持ちこたえる力は十分ある、という評価になりますね。

4. みずきの「人生設計マッチ度」3軸評価

A. 配当の持続性・成長性:△(やや懸念あり)

配当性向が100%を超えている以上、持続性には「△」をつけざるを得ません。もし、半導体市場が大きく冷え込むと、61円という高水準の配当は維持できない可能性があります。

ただし、同社は高水準の自己資本を背景に、株主還元を非常に重視する姿勢を示しています。現在の株価が安値圏にあるため、利回りが高く見えている側面もありますが、収益が改善すれば、再び配当性向は適正水準に戻る可能性があります。成長性については、景気敏感な事業のため「成長志向」というよりは「景気回復によるリバウンド期待」で見ておくべきでしょう。

B. 人生設計との適合性:○(悪くない)

3年後の月1万円という目標額に対して、約202万円という現実的な投資額で到達できる点は大きな魅力です。

特に、我が家が懸念する「3年後の教育費増加」や「育休による収入減」というタイミングで、高いインカムゲイン(配当)が入ってくるのは精神的にとても心強いです。ただし、この時期に景気後退と減配が重なる可能性を考慮し、全額をヘリオスHDに投じるのは避けるべきだと判断します。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:◎(安心して持てる:ただし戦略的投資)

ヘリオスHDの最大の防御壁は、自己資本比率76.1%という財務の強さです。これは、リーマンショック級の不況が来ても、会社がすぐに傾くリスクは低いことを意味します。

私たち子育て世代は、精神的な安定も大事です。配当性向の高さは気にしつつも、「会社自体は安定している」という事実が、暴落時にパニック売りを防ぐ精神的な支えになります。そのため、「高財務を信頼し、配当性向の高さは一時的なものと割り切る」という戦略を取るなら、リスク許容度と整合します。

5. 制度活用との組み合わせ:ジュニアNISAで「減配の税負担」をゼロにする

ヘリオスHDのような高配当株を家計支援のために組み入れる際、絶対に活用したいのが制度の非課税メリットです。

ジュニアNISAで配当金まるごと非課税へ

もしこの銘柄を、娘の教育費用の準備枠であるジュニアNISAで取得すると、配当金にかかる約20%の税金が完全に免除されます。

年間120,000円の配当が目標だとすると、通常は24,000円が税金で引かれます。これが非課税になるだけで、実質的な利回りが7.4%近くまで跳ね上がる計算になります。

もしヘリオスHDが一時的に減配したとしても、ジュニアNISAで運用していれば、配当金自体が非課税であるため、手取り額を最大化できます。これは、不安定な収益構造を持つ銘柄の「減配リスク」を、税制優遇でカバーする賢い方法だと考えています。

つみたてNISAとの役割分担

我が家では、コアな資産形成はつみたてNISAで米国株や全世界株のインデックスファンドに分散投資しています。

ヘリオスHDのような個別株(製造装置・技術系)は、つみたてNISAで既に投資しているセクターと重複する可能性があります。そのため、ヘリオスHDは「家計のキャッシュフローを改善するサテライト枠」として、全体のポートフォリオの10%程度に抑えるのが良いバランスだと思います。

6. みずきの総合評価と判断:高財務を信じるが、投資は二段構えで

ヘリオス テクノ ホールディングスは、利回り5.93%、自己資本比率76.1%という高財務体質が魅力的な銘柄です。3年後に月1万円の教育費を配当で賄いたいという我が家の目標に対して、約200万円の投資で実現可能です。

しかし、予想配当性向が100%を超えており、収益の不安定さが目立ちます。もし景気後退が3年後までに来てしまった場合、減配の可能性は十分にあります。

我が家の結論:

  1. 投資枠: 娘の教育費用のために、ジュニアNISA枠(非課税枠)を優先的に利用する。
  2. リスク分散: 目標投資額202万円のうち、ヘリオスHDには100万円を投資する(約1000株)。残りの100万円は、エーワン精密(6156)のような高財務・低配当性向の安定企業、あるいは東海道リート投資法人(2989)のようなリート(不動産)など、景気変動の影響を受けにくいディフェンシブ銘柄と組み合わせる。
  3. 狙い: 高財務という防御力があるため、一時的な景気後退による減配があっても、会社が存続するリスクは低いと判断。半導体市場の回復を待ちつつ、配当を受け取る期間を長く持つことで、高利回りの恩恵を享受する。

失敗・迷い・懸念も素直に述べる

正直に言うと、配当性向100%超えの銘柄に200万円全額を投じるのは、私には少し怖いです。特に、第二子の育休に入る可能性も考えると、精神的なプレッシャーになります。

だからこそ、今回は目標配当を達成するための投資対象としてヘリオスHDを選びつつも、「半分は安定銘柄と組み合わせる」という判断になりました。投資はリスク分散が基本ですが、特に高配当株の場合は、業績が不安定な銘柄はポートフォリオの「スパイス」程度に留めておくのが、子育てママの鉄則かな、と思うんです。

ヘリオスHDを組み入れることで、3年後の教育費の目処が立ち、家計の自由度が高まることは間違いありません。あとは、市場の動向を冷静に見極めながら、コツコツと買い増しを進めたいと思います!

皆さんの家計設計の参考になれば嬉しいです。

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