◎(2485)ティア : 2026年小1の壁、月5千円配当で人生設計のゆとりをサポート

銘柄紹介

はじめに

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。日々の家計管理と、等身大の人生設計の中で「この銘柄なら我が家の未来をどう彩ってくれるか」を考えた、一人のママ投資家の備忘録としてお読みいただければ幸いです。

1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」

早いもので、2020年1月に生まれた娘も、再来年の2026年4月には小学校入学を迎えます。いわゆる「小1の壁」がすぐそこまで迫っているんですよね。共働きの我が家にとって、放課後の学童保育は必須ですが、延長料金や夏休みの特別プログラム、さらには本人が興味を持ち始めたピアノの月謝など、小学校に上がると意外と「細かな出費」が増えるのが現実です。

我が家の現在地と、これからの課題を整理してみました。

我が家の現在地:
・私(39歳、営業・企画職)と夫、娘(4歳)の3人家族。
・投資は2021年から開始し、つみたてNISAやiDeCoをフル活用中。
・教育費のベースは確保しつつ、日々の「ゆとり」を配当で作りたい。

2年後の家計課題:
・小学校入学に伴う学童費用(月額・延長分)と新しい習い事の月謝。
・物価高の影響もあり、今の生活水準を維持しながら教育の質も担保したい。

解決するために必要な配当額:
月5,000円(年間60,000円)の配当収入。
この「月5,000円」があれば、習い事のひとつ分を賄えたり、週末に家族でちょっと美味しいランチを楽しんだりできますよね。今回は、この目標を達成するための候補として、名古屋を拠点に全国展開を進める葬祭大手「株式会社ティア(2485)」を検討してみたいと思います。

2. 目標配当額の逆算計算

「月5,000円、年間6万円」の配当を、ティアの株だけで実現しようとした場合に、どれくらいの投資が必要か計算してみます。2026年9月期の会社予想配当金は1株あたり23円、執筆時点の株価を520円として計算します。

目標年間配当額:60,000円
・予想配当利回り:約4.42%
・必要投資額 = 60,000円 ÷ 4.42% = 約1,357,466円
・必要株数 = 約2,610株

約136万円の投資。これを一度に準備するのは大変ですが、ティアの魅力は最低投資金額が約5.2万円(100株)と非常にコンパクトな点です。毎月の貯蓄やボーナスから少しずつ買い増していくスタイルなら、小学校入学までの2年間で現実的に目指せる数字かもしれませんね。

3. 複数銘柄の比較紹介

葬祭・終活関連というセクターで、同じ「月5,000円」の配当を目指す場合の選択肢を比較してみました。

項目 ティア(2485) 燦HD(9628) 鎌倉新書(6184)
直近株価 520円 1,120円 450円
予想配当利回り 4.42% 3.57% 1.11%
最低投資金額 52,000円 112,000円 45,000円
配当方針 安定配当・増配志向 安定配当重視 成長投資優先
ビジネスの特徴 ドミナント戦略、成長意欲強 業界最大手、高い安定感 終活PF、IT・仲介が主
ROE(実績) 10.61% 8.5% 12.3%

ティアの魅力は何といっても4.4%を超える高い利回りですね。燦ホールディングス(公益社など)は業界の顔としての安定感がありますが、家計のキャッシュフローを重視する今の我が家には、ティアの利回りが非常に力強く映ります。一方、鎌倉新書はITプラットフォームとしての成長性は期待できますが、現時点での配当還元は少なめ。人生設計のステージによって、どれを選ぶかが変わってきそうです。

ここで最新のニュースもチェックしておきましょう。ダイヤモンド・ザイの記事「ティア—1Qは増収、主力の葬祭事業が増収に」によると、2026年9月期第1四半期の決算は、売上高が前年比6.3%増と堅調だったようです。
参照リンク:ティア—1Qは増収、主力の葬祭事業が増収に

ただし、営業利益は17.7%減となっています。これは新規出店や、将来を見据えた採用・人件費といった「前向きな先行投資」が主な要因。子育てと同じで、将来大きく育てるためには、今の投資が欠かせないというわけですね。営業利益率は一時的に弱含んでいますが、ビジネスそのものの需要は安定しており、収益性の改善傾向は維持されていると判断しています。

4. みずきの「人生設計マッチ度」評価

我が家の人生設計に照らして、3つの軸で評価してみました。

A. 配当の持続性・成長性

評価:○(まあ大丈夫)
配当性向は約49%と、利益の半分を配当に回しつつ残りを投資に回せる適度な水準です。日本は残念ながら多死社会に向かっており、葬儀のニーズそのものは10〜20年スパンで減ることは考えにくいです。経営層からも「安定的な配当」への強いメッセージが感じられます。ただ、家族葬の増加による単価下落リスクはあるため、件数でカバーできるかが鍵ですね。

B. 人生設計との適合性

評価:◎(ぴったり)
娘が小学校、中学校と進む中で、かかる費用は確実に増えていきます。5万円台から買い増しできるティアは、家計に負担をかけずに「配当の種」を蒔き続けるのに最適。2026年の小学校入学までに目標の株数に達しなくても、持っている分だけ確実に家計をサポートしてくれます。

C. 我が家のリスク許容度との整合性

評価:○(まあ大丈夫)
自己資本比率が30.9%と、やや低下傾向にある点は気になりますが、有利子負債が増えているのは店舗網拡大のための攻めの姿勢の表れ。営業職の私としては、キャッシュを眠らせるより、稼ぐ力を最大化しようとする姿勢は嫌いではありません。景気に左右されにくい業態であることも、波風を避けたい子育て世帯には安心材料です。

5. みずきの総合評価+判断

我が家の結論としては、ティアは「家計のサブスク代を賄うための、地道な積み上げ銘柄」として非常に優秀だと考えています。一度に130万円を投じるのではなく、新NISAの成長投資枠を使って、毎月1〜2万円分を買い足していくような「コツコツ積立スタイル」が我が家には合っていそうです。

以前検討したノバシステムのようなIT企業と組み合わせることで、業種の分散を図るのも良いかもしれませんね。
関連記事:◎(5257)ノバシステム : 2026年小1の壁、4.30%配当と財務安定性で月1万円を人生設計に

6. 制度活用との組み合わせ

ここで、みずきブログお馴染みの「制度活用」の視点を入れてみましょう。個別株投資をより効率的にするための3つのポイントです。

1. 新NISA(成長投資枠)の活用
ティアの配当金には通常約20%の税金がかかりますが、NISA口座で保有すれば丸々手元に残ります。4.42%の利回りが、税引き後も4.42%のままというのは、子育て家計には大きな差になります。年間6万円の配当なら、税金分だけで1万2千円も変わってきますからね。

2. 配当控除の検討
もし特定口座で購入する場合でも、総合課税を選択して「配当控除」を適用すれば、所得によっては所得税の還付を受けられる可能性があります。特に育休中などで所得が下がる時期は、この仕組みを知っているだけで手取りが変わります。

3. つみたて投資枠との役割分担
iDeCoやNISAのつみたて投資枠では全世界株や全米株のインデックスファンドを買い、老後資金を形成。ティアのような個別高配当株は、あくまで「今の生活、2年後の生活」を豊かにするためのキャッシュフロー装置として役割を分けるのが、我が家の黄金ルールです。

7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる

もちろん、バラ色の話ばかりではありません。私がティアを検討する上で「ここが迷いどころだな」と思う点も共有します。

まず、「葬儀の簡素化」という時代の流れです。私の親世代と違って、今は身内だけで送る形が主流になりつつあります。売り上げを伸ばすには、より多くのホールを作ってシェアを奪う必要がありますが、それは負債増のリスクと隣り合わせです。

また、信用倍率が1,827倍と極端に高い点も気になります。短期的な株価の動きは不安定になる可能性があるため、「明日株価が上がってほしい」という期待で買うと、精神衛生上よくないかもしれません。あくまで「20年後の娘の成人式までに、配当を積み上げる」という、長い目で見守る覚悟が必要だと思います。

投資に「絶対」はありませんが、人生設計に基づいた「目的のある投資」なら、一時的な株価の上下にも動じずにいられます。皆さんのご家庭では、2年後、3年後にどんな「ゆとり」が必要ですか?その問いの答えの中に、あなたにぴったりの銘柄が隠れているはずです。一緒に少しずつ、歩んでいきましょうね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました