はじめに
本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
こんにちは、みずきです。最近は、娘が2026年4月に小学校へ入学するのを控え、少しずつ「小1の壁」対策を考え始めています。保育園の頃とは違って、放課後の過ごし方や長期休みの対応など、お金も時間もパズルのように組み合わせる必要がありますね。
今回は、金融機関向けのシステム開発に強みを持つノバシステム株式会社(5257)を軸に、我が家の人生設計にどう組み込めるかを考えてみました。IT業界は変化が激しいですが、だからこそ「配当」という形で家計にどう還元してくれるのか、冷静に見極めていきたいと思います。
1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」
我が家の最大の関心事は、やはり娘の小学校入学です。共働きを続けるためには、民間の学童保育や、娘が興味を持っているプログラミング教室などの習い事を検討しています。これらには、今の保育園代に加えて月々10,000円程度の追加費用がかかると見積もっています。
「この月1万円を、自分たちの労働収入ではなく、配当金で自動的に賄えたら……」というのが今回のテーマです。2026年の春、娘が新しいランドセルを背負って登校する頃には、家計に月1万円の「配当の仕送り」が届く状態を目指したいと考えています。
我が家の状況と課題
現在の貯蓄ペースは維持しつつ、投資に回せる資金でいかに効率よく「現金流」を作るかが鍵です。特にITセクターは、成長性はあっても配当が不安定なケースが多いので、慎重に選ぶ必要がありますね。
2. 目標配当額の逆算計算
月10,000円の配当金を得るためには、年間で120,000円(税引き前)が必要です。ノバシステムの現在の配当利回りを使って、どれくらいの投資が必要か計算してみます。
| 目標年間配当額 | 候補銘柄の利回り | 必要投資額(概算) | 100株あたりの投資額 |
|---|---|---|---|
| 120,000円 | 4.30% | 約2,790,697円 | 約259,000円 |
ノバシステムの1株配当予想は105円ですので、100株保有で10,500円(年間)。月1万円を実現するには約1,200株(12単元)の保有が必要ということになります。現在の株価水準だと約310万円ほどの投資が必要ですね。一気に買うのは勇気がいりますが、数年かけて積み上げるなら現実的な数字かもしれません。
3. 複数銘柄の比較紹介
同じ「IT・システム開発」の分野で、配当を通じた家計貢献が期待できる銘柄と比較してみました。
| 銘柄名(証券コード) | ノバシステム (5257) | アイティフォー (4743) | ジャパニアス (9558) |
|---|---|---|---|
| 主なビジネス | 金融・生保向けシステム受託 | 地方銀行向け債権管理など | エンジニア派遣・受託 |
| 直近株価(目安) | 2,590円 | 1,490円前後 | 2,500円前後 |
| 配当利回り(予想) | 4.30% | 4.69% | 4.66% |
| 配当方針 | 業績連動・安定配当の両立 | 安定的な増配志向 | 配当性向50%目標 |
| 自己資本比率 | 59.9% | 80.2% | 65.8% |
比較してみると、ノバシステムは利回りでこそ他2社に一歩譲りますが、金融・保険という「一度入り込むとスイッチングコストが高い(他社に変えにくい)」領域に強みがあるのが特徴です。また、自己資本比率も約60%と高く、財務の安定感は子育て世帯として安心材料になりますね。
ここで、最近のIT業界の動きとして興味深いニュースがありました。モバイルバッテリー貸出サービス「チャージスポット」を運営するINFORICH(インフォリッチ)が、米投資ファンドのベインキャピタルと組んでMBO(経営陣による買収)を実施し、株式を非公開化するというものです。
「チャージスポット」運営会社がMBO ベインと組み500億円で – 日本経済新聞
この記事を読んで感じたのは、ITサービス企業にとって「スピード感」がいかに重要かということです。非公開化して意思決定を速めるという選択は、変化の激しい現代ならではですね。ノバシステムも、従来の受託開発だけでなく、自社サービスやAI・クラウド活用へと舵を切っています。こうした業界の地殻変動の中で、着実に利益を出し続けられるかが、私たちの配当金の源泉になります。
他銘柄の詳細については、過去にアイティフォーについても書いているので、ぜひ参考にしてみてください。
◎(4743)アイティフォー : 2026年「小1の壁」月1万円、4.69%配当で人生設計を支える
また、ジャパニアスとの比較も面白いですよ。
○(9558)ジャパニアス : 2026年小1の壁・月8千円を4.66%配当で人生設計サポート
4. みずきの「人生設計マッチ度」評価
ノバシステムを、我が家の「2026年小1の壁」対策として評価してみました。
A. 配当の持続性・成長性:○(まあ大丈夫)
直近の営業利益率は少し低下気味なのが気になりますが、主要顧客が大手金融機関や生保であるため、仕事がゼロになるリスクは低いと考えています。配当性向も無理のない範囲で推移しており、10年単位での保有も視野に入ります。ただ、成長性の面では「爆発力」よりは「堅実さ」を期待する銘柄ですね。
B. 人生設計との適合性:○(悪くない)
2,500円前後の株価は、100株単位で買うには約26万円が必要。月1万円の配当(年12万円)を目指すなら、約300万円の投資が必要になります。ジュニアNISAの枠(現在は新規購入不可ですが保有分)や、新NISAの成長投資枠を数年かけて埋めていくには、ちょうど良い規模感かなと思います。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:◎(安心して持てる)
自己資本比率が59.9%と高く、借金も少ないため、不況が来た時にすぐに無配になるような不安は少ないです。娘が小学校高学年になり、塾代などでさらに教育費が膨らむ時期まで、じっくり配当を出し続けてくれそうな安心感があります。
5. みずきの総合評価+判断
ノバシステムは、我が家の人生設計において「家計のベースを支える守りのIT枠」として評価しています。ド派手な成長はなくても、金融インフラを支えるというビジネスの堅実さが、子育て世代の「確実な現金流」にマッチすると感じました。
ただ、1銘柄に300万円を集中させるのはリスクがあるため、先ほど比較したアイティフォーのような、より財務が盤石な銘柄と半分ずつ保有する、といった戦略が我が家には合っている気がします。月1万円の配当を、複数の「ITのプロ」たちに稼いできてもらうイメージですね。
6. 制度活用との組み合わせ
ここで大事なのが「税金」の話です。通常、配当金には約20%の税金がかかりますが、これをいかに抑えるかがママ投資家の腕の見せ所ですね。
ノバシステムのような個別株を保有する場合、私は「配当控除」の活用を常に念頭に置いています。総合課税で申告することで、所得税の一部が還付される仕組みです(所得によりますが)。特に私のような給与所得がある場合、特定口座の源泉徴収だけで終わらせるのではなく、確定申告で「家計の取り分」を数%でも増やす努力が、数十年後には大きな差になります。
また、新NISAの成長投資枠で購入すれば、そもそも配当は非課税です。娘が高校生になるまでの10年間、非課税で配当を再投資し続ければ、複利の効果で教育費の準備がぐっと楽になりますね。
7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる
正直なところ、ノバシステムへの投資には「迷い」もあります。IT業界は、新しい技術(生成AIなど)への対応が遅れると、一気に業績が傾くリスクがあるからです。今の利益率は少し下がっていますし、「昔ながらの受託開発」から抜け出せるかどうかは、今後も厳しくチェックしていく必要があります。
「この株さえ買えば安心!」なんてことは絶対にありません。だからこそ、一つの銘柄に惚れ込まず、娘の成長に合わせて家計のポートフォリオを調整し続ける。そんな「ほどほど」の姿勢で、投資と向き合っていきたいと思います。
皆さんのご家庭では、お子さんの進学に向けた「配当の仕送り」、どんな銘柄で準備されていますか? 完璧な正解はないけれど、家族の未来を数字で考える時間は、とても大切だと思います。


コメント