◎(2485)(株)ティア : 4.61%配当で2026年小1の壁月5千円を支える家計の安定要員

銘柄紹介

はじめに

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。日々変わる市場の中で、一つの家庭がどうやって将来に備えているか、そのプロセスを等身大でお伝えできればと思っています。

1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」

今月、ついに娘が小学校に入学しました。「小1の壁」なんて言葉を耳にしてはいましたが、実際に始まってみると想像以上にバタバタですね。仕事と育児の両立はもちろんですが、家計の面でも新しい課題が見えてきました。

特に気になるのが、放課後の過ごし方です。民間の学童や習い事、さらには急な残業時の延長料金など、保育園時代とはまた違った「細かな出費」が増えていく予感がしています。私の仕事は営業・企画職ということもあり、どうしても外せない打ち合わせが入ることもあります。そんな時、「お金で解決できる安心感」が、私の精神的なお守りになるんです。

そこで、今回の人生設計シナリオはこう設定しました。

「娘が小学校低学年の間、放課後のサポートや習い事の充当として、月に5,000円(年間60,000円)の配当収入を得る」

今の私の現在地は、2021年から投資をスタートし、新NISAの成長投資枠や旧ジュニアNISA、つみたてNISAをフル活用している状態です。ここからさらに、特定の目的(小1の壁対策)に特化したキャッシュフローを積み上げたいと考えています。10年後、娘が中学生になる頃には、この配当が塾代や部活動の遠征費にスライドしていくイメージです。今回は、その役割を担える可能性がある銘柄として、(株)ティアを検討してみたいと思います。

2. 目標配当額の逆算計算

「月に5,000円の余裕」を作るためには、年間で60,000円(税引き前)の配当金が必要です。本日、2026年4月28日時点のティアの株価指標から、必要な投資額を逆算してみましょう。

項目 数値・計算式
目標年間配当額 60,000円
ティアの1株配当(予想) 23.00円
必要な株式数 60,000円 ÷ 23円 ≒ 2,609株
直近株価(2026/04/28) 499円
目標達成に必要な投資額 499円 × 2,700株(100株単位) = 1,347,300円

約135万円の投資で、毎月5,000円相当の配当が手に入る計算ですね。100株あたりの投資金額が約5万円弱と少額から始められるのも、家計を預かる身としては「今月の余剰資金で少しずつ買い増す」という戦略が立てやすくて助かります。

3. 複数銘柄の比較紹介

「月5,000円」という目標は共通ですが、ティア以外にも魅力的な候補があります。我が家のポートフォリオのバランスを考えながら比較してみましょう。

銘柄名(証券コード) 株価(04/28) 配当利回り 特徴・役割
(株)ティア (2448) 499円 4.61% 葬儀ビジネス。高齢化社会での安定需要とドミナント戦略。
(株)KG情報 (2408) 545円(参考) 4.77% 求人・住宅情報。鉄壁の財務で習い事代を支える。
ディーエムエス (9782) 1,600円(参考) 7.02% DM発送代行。圧倒的な利回りで家計の底上げを図る。

以前紹介した◎(2408)(株)KG情報の記事でも書きましたが、財務の安定性は投資の安心感に直結します。一方、今回注目するティアは、生活に密着した「葬儀」という、景気に左右されにくいビジネスモデルである点が最大の特徴です。

ここで少し、最近のビジネスニュースにも目を向けてみましょう。興味深い記事を見つけました。
T-Mobile signs pair of strategic fiber JVs – Light Reading

この記事は、米国の大手通信会社T-Mobileが、光ファイバー網の拡大を目指して戦略的な合弁会社(JV)を設立したというニュースです。通信網という「社会インフラ」を、自前主義にこだわらず提携によって効率的に広げ、安定した収益基盤(サブスクリプション的な収益)を構築しようとしています。

これをティアに置き換えて考えてみると、彼らも「ドミナント戦略」や「フランチャイズ展開」を通じて、地域に根ざした「葬儀インフラ」を構築しています。一度地域に浸透すれば、リピートや紹介が発生しやすく、安定的な現金流を生むビジネスになります。T-Mobileがネットワークを広げて顧客を囲い込むように、ティアもまた、会員制度などを通じて「終活」という人生の大きな節目をサポートするネットワークを作っている点が、投資家として面白い共通点だと感じました。

(株)ティア (2448) の詳細データ

ティアの収益性と安定性を深掘りしてみます。

  • ビジネス内容:名古屋を拠点に全国展開する葬儀会社。「適正価格」を掲げ、不透明な葬儀費用の透明化を進めてきた業界の先駆者です。
  • 配当方針:会社予想で1株23円。配当性向は連結EPS 46.66円に対して約49%と、無理のない範囲で利益を還元しています。
  • 収益性:ROE 10.61%と、効率的に資本を回して利益を出しています。営業利益率も改善傾向にあり、経営の質が高まっているのが分かります。
  • 財務:自己資本比率は30.9%と、目安の30%をなんとかキープ。葬儀会館の建設などで有利子負債はありますが、安定した現金収入があるため、致命的なリスクとは考えていません。

4. みずきの「人生設計マッチ度」評価

私の独自の視点で、ティアが我が家の人生にどうフィットするか評価してみました。

A. 配当の持続性・成長性:評価 ○

多死社会(高齢化)が進む日本において、葬儀需要は今後も増加が見込まれます。ティアは名古屋での強固な地盤を活かしつつ、関東や関西へも進出しており、成長の余地があります。配当性向も50%以下に抑えられており、多少の業績変動があっても配当を維持できる体力があると判断しています。ただ、競争激化による単価下落は常に注視しておく必要がありますね。

B. 人生設計との適合性:評価 ◎

最低購入代金が約5万円というのは、働くママにとって本当に使い勝手が良いです。「今月はボーナスが入ったから3単元」「今月は出費が多かったから1単元だけ」という調整が効きます。娘が6歳の今、コツコツ買い増して130万円程度の資産を形成すれば、彼女が小学校を卒業するまでの6年間、心強いサポーターになってくれるはずです。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:評価 ○

自己資本比率が30%台というのは、鉄壁の財務を好む私としては「少し気をつけて見ておきたい」水準です。しかし、キャッシュフローが安定している業態なので、暴落して無配になるリスクは低いと考えています。ポートフォリオの中では、「安定した現金流を生む実力派」として、資産の10%程度までなら安心して持てそうです。

5. みずきの総合評価+判断

ティアは、「小1の壁」という短期的な課題から、その先の教育費負担まで、長期にわたって家計を支えてくれる「縁の下の力持ち」のような銘柄だと思います。

派手な成長株ではありませんが、着実に地域に根ざし、必要とされるサービスを提供し続ける姿勢は、娘に「働くということ」「お金を稼ぐということ」を教える際にも、良い例え話になりそうです。「人はいつかお別れの日が来るけれど、その時を大切にサポートするお仕事があるんだよ」と、ビジネスの本質を語れるのもティアを選びたい理由の一つです。

6. 制度活用との組み合わせ

ここが「みずきブログ」の最も大事なポイントです。制度を味方につけることで、配当の重みが変わります。

ジュニアNISA(旧制度)の配当非課税

私は娘が赤ちゃんの時にジュニアNISAでいくつかの銘柄を購入しました。現在は新規購入はできませんが、そこで保有している株の配当金は非課税です。ティアをもしジュニアNISAのロールオーバー枠や特定口座で購入する場合、将来的な「配当控除」の活用を視野に入れます。

配当控除の活用

私は上場企業の社員として給与所得がありますが、配当金を「総合課税」で申告することで、「配当控除」という税制優遇を受けられます。ティアのような国内株式の場合、所得金額にもよりますが、所得税の還付を受けられる可能性が高いです。手取りの配当が増えることで、実質的な利回りをさらに高めることができます。これが、iDeCoやつみたてNISA(新NISA)と個別株投資を併用する最大のメリットですね。

7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる

もちろん、迷いもあります。直近では「年初来安値を更新」というデータが出ています。株価が下がっている時期に買うのは、勇気がいりますよね。「もっと下がるかも?」という恐怖は、投資歴数年の私でもゼロではありません。

また、葬儀の形が「家族葬」など小規模化しており、1件あたりの単価が下がっている傾向も懸念材料です。ティアがこれからどうやって付加価値を高め、単価下落をカバーしていくのか。単に「人が亡くなるから儲かる」という安易な予測ではなく、経営陣の戦略(法要ビジネスの強化や会員システムの拡充など)をしっかり見ていかなければならないな、と感じています。

でも、完璧な銘柄なんてありません。今の我が家の人生設計において、「少額で買えて、高利回りで、需要が底堅い」というティアのメリットは、今のところ懸念を上回っています。娘との時間を大切にするための「月5,000円の自由」。そのために、一歩ずつ進んでいこうと思います。

投資は、家族の笑顔を守るための手段。皆さんも、ご自身の人生設計に合った「心地よい投資」を見つけてくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました