はじめに
本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
こんにちは、みずきです。最近、日経平均株価が一時6万円の大台に乗るというニュースが飛び込んできましたね。AIや半導体関連の銘柄が市場をぐいぐい引っ張っているようですが、私たち子育て世代にとっては、華やかな指数上昇よりも「日々の家計に直結する現金流」の方が切実だったりします。
参考ニュース:日経平均が初の6万円、AI・半導体株がけん引 「K字相場」の側面も(ロイター)
相場全体が過熱している時こそ、私はあえて地味(失礼!)だけれど、しっかりとした資産を持っていて、高い配当を出してくれる銘柄に目を向けるようにしています。今回は、愛知県の老舗企業である株式会社ソトー(3571)を軸に、我が家の人生設計と照らし合わせて考えてみました。
1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」と小1の壁
我が家の長女は現在4歳。2026年4月には小学校入学を迎えます。いわゆる「小1の壁」ですね。これまでは保育園が遅くまで預かってくれましたが、小学校になると放課後の過ごし方が課題になります。
民間の学童保育を利用したり、新しい習い事を始めたりすることを考えると、今よりも月々5,000円程度の教育費・預かり費の上乗せが必要になると試算しています。この「月5,000円」を、労働収入ではなく配当金という「不労所得」でカバーできたら、私の気持ちにも余裕が生まれると思うんです。
我が家の家計課題と目標
「2026年4月までに、教育費をサポートする月5,000円(年間60,000円)の配当収入の柱を作る」ことが今の具体的な目標です。
2. 目標配当額の逆算計算
月5,000円、つまり年間60,000円(税引前)の配当金を得るためには、どれくらいの投資が必要でしょうか。今回検討する株式会社ソトーの指標を元に計算してみます。
ソトーの現在の株価は約704円、1株あたりの予想配当は40円(2026年3月期予想)です。配当利回りは5.68%と非常に高い水準ですね。
| 項目 | 計算内容 |
|---|---|
| 目標年間配当額 | 60,000円 |
| 1株あたりの配当 | 40円 |
| 必要な株式数 | 60,000円 ÷ 40円 = 1,500株 |
| 必要投資額 | 1,500株 × 704円 = 1,056,000円 |
約106万円の投資で、毎月の習い事代や学童の月謝を一生支えてくれる仕組みができる。そう考えると、漠然と貯金しておくよりもワクワクしませんか?
3. 複数銘柄の比較紹介
ソトーは非常に高利回りですが、1銘柄に絞るのはリスクがあります。同じように「2026年の小1の壁」を支えてくれそうな、安定感のある銘柄と比較してみましょう。
| 銘柄名 | 利回り | PBR | 自己資本比率 | みずきの評価ポイント |
|---|---|---|---|---|
| ソトー (3571) | 5.68% | 0.57倍 | 74.4% | 圧倒的な高利回りと豊富な資産。還元意欲が強い。 |
| シキボウ (3109) | 4.67% | 0.51倍 | 44.5% | 同じ繊維関連で低PBR。安定した運用先として検討。 |
| 小松ウオール工業 (7949) | 4.91% | 0.88倍 | 80.8% | 財務の鉄壁さは最高クラス。内装関連で堅実。 |
株式会社ソトーの概要
ソトーは、愛知県一宮市に本社を置く、毛織物の染色整理加工の国内最大手です。地味な業界に見えますが、非常に歴史があり、自己資本比率74.4%という筋肉質な財務体質を持っています。現金や土地などの資産を豊富に持っているため、景気が多少悪くなっても倒産のリスクが低く、安心して配当を待ち続けられるのが魅力です。
4. みずきの「人生設計マッチ度」評価
我が家の人生設計に照らして、ソトーを3つの軸で評価しました。
A. 配当の持続性・成長性:評価 △
直近の業績(EPS:1株利益)は31.78円の予想に対し、配当は40円。実は、利益以上に配当を出している「配当性向100%超え」の状態です。これは、東証からの「PBR1倍割れ改善」の要求に対し、溜め込んだ内部留保を株主に還元することで応えようとしている姿勢の表れですね。資産はたっぷりあるので短期的には維持できますが、10年単位で続くかは本業の回復次第。持続性は「やや懸念あり」ですが、今の還元姿勢は評価できます。
B. 人生設計との適合性:評価 ◎
2026年4月に「小1の壁」を迎える我が家にとって、今の高い利回りは大きな魅力です。教育費がかさむ時期に、これだけのキャッシュを戻してくれる銘柄は、家計の強い味方になります。100万円程度の投資で目標の月5,000円を達成できる効率の良さは、今の私たちにぴったりです。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:評価 ○
我が家は共働きで、夫の収入も安定しています。そのため、多少の株価変動があっても、この高い配当さえ維持されれば「ホールド(継続保有)」できます。もし減配があったとしても、自己資本比率が高いのでゼロになる可能性は低い。今の我が家のリスク許容度なら、ポートフォリオの「利回りブースター」として組み入れるのはアリだと考えています。
5. みずきの総合評価+判断
我が家の人生設計におけるソトーの評価は「2026年の家計を支える、頼もしい期間限定のエンジン」です。本業の成長性は正直厳しい面もありますが、これだけの資産背景があれば、娘が小学校を卒業するまでの6年間くらいは、しっかり配当を出してくれそうです。
戦略としては、ソトー1本にするのではなく、より財務の堅い「小松ウオール工業」などと組み合わせて、「平均利回り5.0%・倒産リスク極小」の教育費サポートポートフォリオを作るのが良さそうですね。
6. 制度活用(ジュニアNISA・配当控除)との組み合わせ
高配当株投資で忘れてはいけないのが、税金のことです。通常、配当金には約20%の税金がかかりますが、これをいかに抑えるかがママ投資家の腕の見せ所!
ジュニアNISA(旧制度)や新NISAで保有すれば、この5.68%という配当をまるまる受け取ることができます。もし特定口座で保有する場合でも、私の年収であれば確定申告で「配当控除」を利用すれば、税金の一部を取り戻すことができます。こうした制度をフル活用することで、実質の利回りをさらに高めることができますね。
つみたてNISAやiDeCoでは、全世界株やS&P500などの「成長」を狙うインデックス投資をしていますが、ソトーのような個別株は、それらを補完する「今、使える現金を増やす」役割を担ってもらいます。
7. 失敗・迷い・懸念:高い利回りの裏にあるもの
もちろん、いいことばかりではありません。ソトーのEPS(1株利益)が低下傾向にあることは、無視できない懸念点です。本業の染色整理加工は、衣料品の需要変化やエネルギー価格の高騰に影響を受けやすい。今の配当が「資産を切り崩して出しているもの」である以上、いつかは限界が来ます。
「この配当は一生モノではない」と割り切って、業績推移を半年に一度はチェックする。そんな「ほどよい距離感の付き合い」が必要な銘柄だと思っています。完璧な銘柄を追い求めるあまり投資のタイミングを逃すより、今の家計に必要な現金流を、こうした高還元銘柄で確保していく。それが、今の私の最適解です。
皆さんのご家庭でも、お子さんの進学やライフイベントに合わせて「いつ、いくら必要なのか」を逆算してみると、自ずと選ぶべき銘柄が見えてくるかもしれません。投資は人生を豊かにするためのツール。一緒に頑張りましょうね!


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