◎(7856)カネコ種苗 : 4年後、月1万円の教育費を4.37%配当で支援

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。


はじめに:PBR割れの高配当銘柄、萩原工業(3143)は「守り」の役割を果たせるか

こんにちは、みずきです。

2026年になりましたね。新しい習い事が増えてきて、家計の現金支出がジワジワ増えていくのを感じています。毎月数千円でも、積み重なるとけっこうな負担ですよね。

今回は、私が今注目している銘柄の一つ、萩原工業(3143)を紹介します。この会社は、皆さんもよくご存知の「ブルーシート」の国内シェアトップクラス。高い自己資本比率を誇る「守りの銘柄」なのに、PBRが1倍を割れている(0.78倍)のが魅力的なんです。

配当利回りも4.37%と魅力的ですが、「この配当が、我が家の人生設計のどこに役立つのか」を具体的な数字で逆算しながら考えてみたいと思います。


1. 我が家の人生設計シナリオ:4年後の「小4の壁」に備える

我が家の最大の家計課題は、娘(現在6歳、小1)の教育費の増加です。

小学校低学年のうちはまだ出費も抑えられますが、高学年になると一気に塾代や専門的な習い事の費用がかさみます。俗に言う「小4の壁」ですね。これは、私も働くママとして非常に意識しているタイミングです。

我が家の家計課題と目標

  • 我が家の現在地:貯蓄ペースは維持できているが、急な出費に備える現金比率を高めたい。
  • 4年後の家計課題:娘が小学校4年生(10歳)になる2030年。中学受験を見据えた塾や、より本格的な習い事の費用が本格化する。
  • その課題を解決するために必要な配当額:月10,000円(年間120,000円)の教育費を配当金で賄いたい。

月1万円の配当があれば、季節講習費や、新しい英語教材、プログラミング教室の月謝の一部をカバーできます。この資金は、できれば税金がかからない形で用意したいと考えています。


2. 目標配当額の逆算計算:萩原工業で実現するには

この「4年後に年間12万円の配当金」という目標を実現するために、萩原工業(3143)を検討してみます。

(※データは2026年1月23日時点の会社予想に基づいています。)

項目 数値 備考
目標年間配当額(税引前) 120,000円 月1万円×12ヶ月
萩原工業 予想配当利回り 4.37% 1株配当 75.00円
必要投資額の目安 約2,746,000円 120,000円 ÷ 4.37%
最低投資金額 171,600円 1,716円×100株(単元)

年間12万円の配当を得るには、約275万円の投資が必要という計算になります。

我が家の場合、今すぐ275万円を投じるのは少し規模が大きいので、この目標を萩原工業だけで賄うのではなく、「安定性が高いディフェンシブ銘柄枠」として、この目標の一部(例えば3分の1)を担ってもらうのが現実的かな、と考えています。


3. 複数銘柄の比較紹介:萩原工業はどんな会社?

萩原工業(3143)は、合成樹脂加工製品のトップメーカーです。主力製品は「産業用シート(ブルーシートや土木シート)」や「樹脂成形品」です。特に、土木・建設資材や防災資材として、インフラ整備や災害対策の需要に支えられているのが特徴です。

同じく高配当・低PBRで、家計の守りを担う「高財務銘柄」を比較することで、萩原工業の位置づけを明確にします。

萩原工業(3143)の財務・配当情報 (2026年1月23日時点)

指標 萩原工業(3143) 特徴とみずきの評価
株価 / 最低購入額 1,721円 / 171,600円 比較的購入しやすい単価です。
予想配当利回り 4.37% 高配当ラインをしっかり維持しています。
PBR (実績) 0.78倍 純資産に対して割安。資本効率改善に期待。
自己資本比率 (実績) 72.3% 非常に高い安定性。借金依存度が低く安心。
収益性(実績) ROE 5.99% 収益性は悪化傾向。ROA、ROEともに目標値(8%)を下回り、課題あり。
配当方針 安定配当志向 自己資本比率の高さが、不況時の減配リスクを和らげてくれそう。

このデータからわかるのは、「収益性には不安があるものの、財務体質が非常に強固な、PBR割れの高配当銘柄」という点です。自己資本比率72.3%は、育児中の我が家にとって、精神的な安定につながります。

ただ、この「収益性の悪化」は、建設・素材セクター全体で少し見られる傾向かもしれません。

少し古いですが、2026年1月24日のニュースで、鉄鋼メーカーの業績について、純利益率の圧迫が報じられていましたね。資源価格や景気の影響を受けやすい製造業全般の悩みなのかもしれません。

(参照:Tokyo Steel Manufacturing Q3 Net Margin Compression Reinforces Bearish Earnings Narrative – simplywall.stより。内容:東京製鐵の第3四半期純利益率の圧迫が業績懸念を強めている、という内容の要約)

萩原工業も例外ではないので、配当の安定性があるとはいえ、業績の推移は注視が必要です。


4. みずきの「人生設計マッチ度」評価

萩原工業(3143)が我が家の「4年後の小4の壁対策、月1万円目標」にどれだけマッチするかを評価します。

A. 配当の持続性・成長性:△(やや懸念)

  • 配当性向は提供データからは不明ですが、EPS(106.67円)に対する配当(75円)だと約70%程度となります。これはやや高めで、収益が悪化すると減配リスクが高まります。
  • 直近の収益性悪化が気になります。もし増益トレンドにあれば◎ですが、「勢いは弱く、収益性はやや不安定」という評価は、長期的な増配期待はしにくいと判断せざるを得ません。
  • ただし、自己資本比率72.3%という「鉄壁財務」が、一時的な景気後退や業績悪化を乗り越える土台になると期待しています。

B. 人生設計との適合性:○(悪くない)

  • 4年後という比較的近い将来の教育費(年間12万円)を支えるためには、「高利回り」と「安定性」の両方が必要です。萩原工業は高い安定性(高財務)を持っているので、コアな高配当枠の一部として機能します。
  • 購入単価も17万円程度なので、ボーナスからコツコツ買い増ししやすい点も魅力的です。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:◎(安心して持てる)

  • 自己資本比率が非常に高い(72.3%)ため、不況耐性があると見ています。
  • PBRが0.78倍と割安なので、もし株価が下がっても、純資産で守られている感覚があります。新NISAの成長投資枠で少しずつ買い付けて、中長期的な株価回復と配当を受け取る戦略が合っていると思います。

5. みずきの総合評価と判断:PBR改善期待の「守備的配当」として

萩原工業(3143)は、配当の成長性よりも「配当の安定性」に重きを置きたい家庭に合う銘柄だと思います。

特に我が家のように、子どもの教育費の増加が目前に迫っていて、今から数年後に配当金が必要になる場合、減配リスクの少ない財務の安定性は最優先事項です。

PBRが1倍を大きく割れている(0.78倍)点も、プラスに評価しています。東証が資本効率の改善を要請している今、いずれはこの潤沢な自己資本を活用して、増配や自社株買いといった株主還元策を強化してくれる可能性が高いからです。これは将来的なキャピタルゲイン(株価上昇)への期待にもつながります。

我が家の目標である年間12万円の教育費サポートに向けては、この萩原工業を「コアな守備固め枠」として、約80万円(目標額の約1/3)を新NISAの成長投資枠で積み立てていくのが、現状の最適解だと考えました。

他の銘柄で、同じように教育費に備える戦略も検討しています。例えば、以前記事にした、同じく高配当で教育費サポートを目指す戦略は参考になりますよ。→ ◎(2311)エプコ : 4年後「小4の壁」月1.5万円を4.25%配当で家計サポート


6. 制度活用との組み合わせ:ジュニアNISAと配当控除

高配当株投資では、税制優遇制度をどう組み合わせるかが、実質的な利回りを大きく左右します。

ジュニアNISAの活用(すでに口座がある場合)

もし、娘さん名義で2023年までにジュニアNISA口座を開設し、まだ投資枠が残っている、あるいはすでに保有している場合、これは非常に強力な武器になります。

  • 配当金が非課税:ジュニアNISA内で保有すれば、配当金75.00円/株がまるごと手元に入ります。通常約20%引かれる税金がゼロになるのは、利回り4.37%の銘柄にとって大きなメリットです。
  • 出口戦略:娘が18歳になるまで非課税で運用でき、教育費として引き出すことが可能です。我が家が目標とする4年後の「小4の壁」の費用は、このジュニアNISAの配当金(非課税)で賄えれば、家計の現金流を圧迫せずに済みますね。

新NISA(成長投資枠)での活用

2024年から始まった新NISAの成長投資枠は、高配当株との相性が抜群です。我が家では、まずはこの成長投資枠で萩原工業を買い増し、将来的に非課税の配当金を受け取りたいと考えています。

配当控除について

NISA口座以外(特定口座や一般口座)で萩原工業の配当を受け取る場合、配当控除の仕組みも重要です。

配当金は源泉徴収(約20%)されますが、総合課税を選択して確定申告をすれば、所得税と住民税の一部が還付される場合があります。特に、萩原工業のような国内上場株の配当金は控除率が高いです。

ただし、手続きが面倒だったり、所得によっては逆に税負担が増える場合もあるので、基本的にはNISA口座(非課税)で保有することが、子育て中の私たちにとって最もシンプルで高効率な方法だと思います。


7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる

萩原工業は財務が盤石な素晴らしい会社ですが、不安な点も正直にあります。

まず、収益性の不安定さです。ブルーシートや土木資材は、景気や公共事業の動向に左右されやすいビジネスです。安定配当を謳っていても、収益が悪化し続けると、いずれは減配のプレッシャーがかかります。

そして、もう一つは株価のカタリスト(株価上昇のきっかけ)がPBR改善以外に見えにくい点です。

PBR割れだからといって、すぐに株価が上がるとは限りません。会社側が具体的な資本効率改善策を打ち出し、それが実行されるまでには時間がかかります。長期で持つ前提ですが、一時的に株価が低迷する期間が長く続く可能性も覚悟しておく必要があります。

だからこそ、私はこの銘柄に資金を集中させず、「あくまでポートフォリオの守備的な安定配当枠」として位置づけたい。全体のリスクを分散させながら、4年後の教育費という明確な目標に向けて、コツコツと積み立てていきたいと考えています。

完璧な銘柄はないけれど、今の我が家の人生設計に合わせた「最適な一歩」を選ぶことが大事ですよね!

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