◎(7971)東リ(株) : 4.80%配当と割安PBRで2026年小1の壁月5千円を支える家計のクッション

銘柄紹介

はじめに

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

こんにちは、みずきです。2020年生まれの娘を育てるママ投資家として、日々「仕事」「育児」「家計管理」のバランスに奮闘しています。最近、娘が「自分でお着替えしたい!」と主張するようになり、成長を感じて嬉しい反面、朝のバタバタに拍車がかかっています。時間はいくらあっても足りないですね。

さて、今日はインテリア業界で高いシェアを誇る東リ(株) (7971)を主役に、我が家の人生設計にどう組み込むかを考えてみました。ただ「利回りが良いから買う」のではなく、「何年後の、どんな課題を解決するために持つのか」という視点で深掘りしていきます。

1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」

今回の検討の軸となるのは、2026年4月に迎える「小1の壁」です。娘が小学校に入学するこのタイミングで、私の働き方を見直す可能性があります。残業を減らしたり、時短勤務を延長したりすれば、当然ながら給与収入は減ってしまいます。

そこで、今のうちから「配当金という第2の給料」を育てておきたいと考えています。

我が家の現在地と課題

娘は現在4歳。2026年4月の小学校入学まで、あと約2年です。今のところフルタイムで働いていますが、学童のお迎え時間や宿題のサポートを考えると、家計に少しでも「余裕」という名のクッションが欲しい時期です。

解決したい課題

小学校入学後、習い事を一つ増やしたり、私の収入減をカバーしたりするために、月5,000円(年間60,000円)のキャッシュフローを新たに作り出すことを目標にします。

2. 目標配当額の逆算計算

月5,000円の配当金を得るためには、どれくらいの投資が必要でしょうか。東リ(株)の予想数値をもとに計算してみます。

項目 設定値
目標年間配当額(税引前) 60,000円
東リ(株) 予想配当利回り 4.80%
必要投資額 1,250,000円
必要株数(株価666円計算) 約1,900株

125万円の投資で、毎月5,000円相当のゆとりが生まれる計算です。一気に1,900株を買うのは勇気がいりますが、例えば「特定口座で配当控除を活用する」あるいは「ジュニアNISAの残枠や新NISA成長投資枠で非課税運用する」など、制度を組み合わせることで実質的な手取りを最大化できます。

3. 複数銘柄の比較紹介

東リ(株)を検討するにあたり、同じインテリア業界の王者であるサンゲツや、最近驚きの増配発表をした他業種の銘柄と比較してみます。

比較対象1:東リ(株) (7971)

床材や壁装材の老舗。ビニル床タイルの国内シェアが高く、リフォーム需要にも強い企業です。

株価 666円
配当利回り 4.80%
PBR 0.77倍
自己資本比率 51.1%

特徴:PBR1倍割れで割安感があり、配当利回りも4.8%と非常に魅力的です。派手さはありませんが、地道に収益を改善させている印象です。

比較対象2:サンゲツ (8130)

インテリア卸の最大手。東リにとっては最大の顧客であり、強力なライバルでもあります。

以前の記事で詳しく書きましたが、サンゲツは非常に株主還元に積極的です。
◎(8130)サンゲツ : 5.08%配当と堅実財務で2026年小1の壁月5千円を支える「家計を整えるパートナー」

東リと比較すると、卸としてのネットワークの広さがサンゲツの強み。一方、東リは「自社工場を持つメーカー」としてのモノづくりへのこだわりが強みです。

比較対象3:TSIホールディングス (3608)

ここで、最近の気になるニュースから、アパレル大手のTSIホールディングスの動向も見ておきましょう。
TSIホールディングス(3608)、「増配」を発表して、配当利回り6.2%に! 年間配当は1年で1.7倍に増加、2027年2月期は前期比30円増の「1株あたり70円」に!

TSIは配当利回りが6%を超えるという衝撃的な数値を発表しました。投資家としては心が動きますが、アパレルは流行に左右されやすく、東リのような「建材・インテリア」という生活基盤に根ざした業界に比べると、収益の波が激しいリスクがあります。

4. みずきの「人生設計マッチ度」評価

東リ(株)が我が家の2026年問題にどうフィットするか、3つの視点で評価します。

A. 配当の持続性・成長性

評価:○(まあ大丈夫)
配当性向(利益のうちどれだけ配当に回すか)は、EPS(1株利益)68.67円に対して配当32円なので、約46.6%です。無理のない水準ですね。自己資本比率も51%を超えており、安定感があります。ただ、住宅着工件数など景気の影響を直接受けるため、10年単位で右肩上がりを続けるかと言われると、横ばいから緩やかな成長を想定すべき銘柄だと思います。

B. 人生設計との適合性

評価:◎(ぴったり)
100株あたり約6.6万円から投資できる点が、子育て世帯には嬉しいですね。「今月は頑張って食費を抑えたから100株買い足そう」といった、コツコツ積み上げに適した金額感です。2026年の小学校入学までに目標数に到達させるタイムスケジュールが組みやすいです。

C. 我が家のリスク許容度との整合性

評価:◎(安心して持てる)
営業利益率や純利益率が改善傾向にあるというデータは、忙しいママ投資家にとって安心材料です。「知らない間に経営が悪化していた」というリスクが低い、堅実なビジネスモデルだからです。たとえ株価が一時的に下がっても、配当をもらいながら娘の成長を見守る「気長な投資」に向いています。

5. みずきの総合評価+判断

我が家の結論としては、東リ(株)は「家計を支える堅実なサイドプレーヤー」として採用したい銘柄です。

サンゲツのような業界トップの華やかさはありませんが、メーカーとしての技術力と50%超の自己資本比率は、不況時の守りとして頼もしい存在です。また、PBRが0.77倍と解散価値を下回っているため、今後の株主還元(増配や自社株買い)への期待も持てます。

戦略としては、アパレル系の高配当株(TSIなど)のような「高リスク・高リターン」の銘柄でアクセルを踏む分、東リのような「安定・中リターン」の銘柄でブレーキを効かせる、そんなポートフォリオのバランス役として配置するのが我が家流です。

6. 制度活用との組み合わせ

ここでみずきブログおなじみの制度活用の話です。東リのような高配当株は、「配当控除」を意識するとさらにお得になるかもしれません。

配当控除の活用:
もし共働きで私の所得が一定以下(課税所得900万円以下が目安)なら、特定口座で源泉徴収された税金を確定申告することで、一部を取り戻せる可能性があります。新NISAで非課税にするのが一番シンプルですが、枠を使い切っている場合は、配当控除を視野に入れた戦略もアリですね。

ジュニアNISA(旧制度)との比較:
娘名義のジュニアNISAで保有している場合、配当金は完全に非課税です。教育費として10年後、15年後に使うことを考えれば、東リのような「なくなる可能性が低いビジネス」を子どもの口座で持つのは、お金の教育としても面白いかもしれません。娘に「このお家の床、東リっていう会社が作っているかもしれないよ」なんて話せる日が楽しみです。

7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる

もちろん、迷いもあります。東リの最大の懸念は「原材料価格の高騰」です。石油製品を多く使うため、原油価格が上がると利益が圧迫されます。また、人口減少が進む日本で、新築マンション向けの需要がどこまで維持できるかという不安も拭えません。

「この銘柄一本に絞る」のは、子育て世代のリスク管理としては少し怖いです。だからこそ、先ほど比較したサンゲツや、あるいは全く別業種のインフラ系銘柄などと組み合わせて、リスクを分散させることが不可欠だと思っています。

投資に「完璧」はありません。でも、娘の小学校入学という節目に向けて、自分たちなりに考えて一歩を踏み出すこと。そのプロセス自体が、私たち家族の未来を明るくしてくれると信じています。皆さんの人生設計には、どんな銘柄がフィットしそうですか?

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