はじめに
本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。データや情報は執筆時点のものであり、将来の成果を保証するものではないことをご了承くださいね。
こんにちは、みずきです。2020年生まれの娘を育てながら、フルタイムで働くママ投資家です。最近、娘が「新しい靴がいい!」と玄関で主張するようになり、子どもの成長の早さに驚くと同時に、家計への影響もひしひしと感じています(笑)。
今回は、そんな私たちの生活に欠かせない「靴」を扱う企業、(株)チヨダ(8185)について、我が家の人生設計という視点から深掘りしてみたいと思います。単なる銘柄紹介ではなく、「この銘柄がいつ、どうやって我が家の家計を助けてくれるのか」という具体的なイメージを一緒に膨らませていきましょう。
1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」と直面する壁
投資を考えるとき、私はいつも「何のためにお金が必要か」から逆算するようにしています。今の我が家にとって最大のイベントは、2026年4月の娘の小学校入学です。
いわゆる「小1の壁」ですね。保育園の頃よりも預かり時間が短くなったり、長期休みにお金がかかったり、あるいは私自身の働き方を少しセーブする必要が出てくるかもしれません。そんな「変化の時期」に、家計を精神的にも実質的にも支えてくれる「月5,000円の現金流」を作ることが、今の私の目標です。
我が家の現在地と課題:
娘は現在4歳。2年後の小学校入学までに、教育費とは別に「日々のゆとり」を配当金で確保したいと考えています。特に、小学校に入ると習い事を増やしたいという希望も出てくるでしょう。その月謝代を、私の給料からではなく、「持ち株が稼いできてくれるお金」で賄えたら、すごく心に余裕が持てると思うんです。
解決したい課題:
「小1の壁」による収入減のリスク、または支出増(学童代や習い事代)への備えとして、年間60,000円(月5,000円)の配当収入を安定して得られる仕組みを構築すること。これをチヨダのような身近な銘柄で実現できるかを検討します。
2. 目標配当額の逆算計算
月5,000円、年間60,000円の配当金を得るためには、どれくらいの投資が必要なのでしょうか。チヨダの利回りを仮に4.0%として計算してみます。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 目標年間配当(税引後) | 60,000円 |
| 目標年間配当(税引前) | 約75,283円 |
| 想定配当利回り | 4.0% |
| 必要投資額 | 約1,882,000円 |
188万円という金額は、すぐに出せる額ではありませんが、NISA(成長投資枠)を活用して非課税で受け取れば、必要投資額を約150万円(60,000円 ÷ 4%)まで圧縮できます。これを2年間で積み上げていく、あるいは他の高配当銘柄と組み合わせてポートフォリオを作るのが、現実的な戦略ですね。
3. 複数銘柄の比較紹介
チヨダを検討するにあたり、同じ「小1の壁」対策として候補に上がっている他の銘柄と比較してみました。我が家の守備範囲に合うのはどれでしょうか。
| 銘柄名(証券コード) | 株価(目安) | 配当利回り | 配当方針・特徴 |
|---|---|---|---|
| チヨダ (8185) | 1,100円 | 4.0% | 業績回復基調。株主優待(20%割引)が強力。 |
| AOKI HD (8214) | 1,200円 | 4.9% | 安定配当。紳士服だけでなく快活CLUBなども運営。 |
| サンゲツ (8130) | 3,100円 | 5.0% | DOE(自己資本配当率)導入で配当の安定性が高い。 |
ここで、以前の記事で紹介した ◎(8214)AOKIホールディングス : 4.92%配当で2026年小1の壁月5千円を支える「頼れる大黒柱」に設計 (https://stock2.hotelx.tech/?p=1248) も、同じ小売セクターとして非常に強力なライバルです。AOKIは利回りが高いですが、チヨダには「子育て世帯に必須の靴優待」という独自の強みがあります。
ここで気になるのが、各企業の「配当を出す力(余力)」ですよね。最近のニュースでも、高配当株選びのポイントとして「配当余力」が注目されています。
参照記事:ダイヤモンド・ザイ6月号は桐谷さんも登場の「NISAで買いの日本株&投資信託」や「プロに聞く荒相場の勝ち方」など満載!高配当株の「配当余力」がわかる付録も
この記事にあるように、単に今の利回りが高いだけでなく、「その配当を出し続けられる体力があるか」をチェックすることが、10年先を見据えるママ投資家には不可欠です。チヨダは一時期、厳しい業績が続いていましたが、構造改革を経て利益が出る体質に生まれ変わろうとしています。この「回復力」をどう評価するかがポイントですね。
4. (株)チヨダの深掘り分析
チヨダといえば「東京靴流通センター」や「シュープラザ」でおなじみ。実は、日本最大級の靴小売チェーンなんですよ。ママなら一度はお世話になったことがあるのではないでしょうか。
ビジネスの現状:
不採算店舗の閉鎖を進め、PB(プライベートブランド)商品の比率を高めることで利益率を改善させています。特に、立ったまま履ける靴「スパットシューズ」が大ヒット中。こういう「生活に役立つヒット商品」がある会社は、応援したくなりますね。
配当・財務の推移(直近3年目安):
| 決算期 | 1株配当 | 配当性向 | 営業利益 |
|---|---|---|---|
| 2023.2 | 28円 | – % | 赤字 |
| 2024.2 | 40円 | 50.2% | 黒字転換 |
| 2025.2(予) | 44円 | 45.0% | 増益予想 |
株主優待の実用性:
100株保有で、20%割引券が年2回(計10枚程度)もらえます。子どもの靴は半年〜1年でサイズアウトしますし、上履きや運動靴など、チヨダの店舗で使える優待は「家計の支出を直接削る」という点で、配当金と同じくらい価値があります。配当利回りにこの優待利回りを加算すると、実質的な「家計貢献度」はさらに跳ね上がります。
5. みずきの「人生設計マッチ度」評価
私自身の人生設計に照らし合わせて、チヨダを3つの軸で評価してみました。
A. 配当の持続性・成長性:○(まあ大丈夫)
一時期の赤字から脱却し、黒字定着が見えてきました。配当性向も40〜50%程度と無理のない範囲です。ただ、人口減少の影響を受けやすい国内小売業なので、10年、20年と増配し続ける「成長株」というよりは、「しっかり稼いで還元してくれる安定株」としての位置づけになりそうです。
B. 人生設計との適合性:◎(ぴったり)
「小1の壁」を迎える2026年、そしてその後の小学校生活において、靴の買い替え需要は途絶えません。配当金で習い事代を補い、優待券で靴代を浮かせる。この「ダブルの家計サポート」は、子育て世帯の人生設計に非常にマッチしていると感じます。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:○(まあ大丈夫)
自己資本比率も高く、財務的な不安は少ないです。ただ、消費動向に左右されるビジネスなので、景気が悪くなった時に配当が維持されるかは注視が必要です。我が家では、これを「ポートフォリオの主役」にするのではなく、「生活に潤いを与えるサイドバック」として配置するのがベストかなと考えています。
6. みずきの総合評価+判断
結論として、我が家の人生設計におけるチヨダの評価は「2026年の家計を支える、生活密着型の頼れる助っ人」です。
100株保有するだけで、配当金として年間4,400円(予想)、さらに家族全員の靴が2割引になる権利が手に入ります。月5,000円の配当目標をチヨダだけで達成しようとすると1,000株以上の保有が必要になり、特定セクターへの依存度が高まりすぎてしまいます。ですので、「100株はしっかり持って優待を使い倒し、不足分の配当金は他のセクター(通信や金融など)で補う」という組み合わせ戦略が、今の我が家には合っている気がしますね。
7. 制度活用との組み合わせ
ここで、みずき流の「制度活用」を織り交ぜてみましょう。
新NISAの活用:
チヨダのような「配当+優待」銘柄は、新NISAの成長投資枠で購入するのが基本です。配当金への約20%の課税がゼロになるメリットは大きいです。例えば、年間4,400円の配当も、特定口座だと約3,500円に減ってしまいますが、NISAならまるまる4,400円。この差額で、娘のちょっといいドリルが一冊買えちゃいます(笑)。
ジュニアNISA(旧制度)の出口戦略:
もし以前からジュニアNISAで子どもの名義で保有している場合、18歳までの非課税運用期間をフル活用しましょう。チヨダの優待は「株主本人」だけでなく、店舗で家族の靴を買う際にも使えるので、子ども名義で持つのもアリですね。
配当控除との兼ね合い:
もし共働きで、夫か私のどちらかが「総合課税」を選択して確定申告を行う場合、配当控除を利用することで、実質的な税負担をさらに下げられる可能性があります。所得金額によりますが、NISA枠を使い切った後の投資であれば、こうした税制の知識が「最後の数パーセントの利回り」を決める鍵になりますよ。
8. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる
ここまでポジティブな面を書いてきましたが、正直な迷いもあります。それは、「ECサイト(ネット通販)との競争」です。Amazonやロコンドなどで靴を買う人が増える中、リアル店舗主体のチヨダがどこまで魅力を維持できるか。実際に私も、忙しい時はネットでポチッとしてしまうことがあります。店舗にわざわざ足を運びたくなるような「体験」や「フィッティングサービス」が弱まれば、業績は再び暗転するリスクも抱えています。
だからこそ、私は「株価が上がってラッキー」を狙うのではなく、あくまで「今の配当と優待が我が家の生活を助けてくれるか」という基準で、投資額をコントロールしています。欲張りすぎず、自分たちの身の丈に合った投資、それが一番長続きする秘訣だと思っています。
皆さんのご家庭では、2年後、3年後にどんな「家計の課題」がありますか?その課題を解決するために、どんな銘柄が助けてくれそうでしょうか。この記事が、皆さんの人生設計を考える小さなきっかけになれば嬉しいです。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。今日も一歩ずつ、理想の未来へ進んでいきましょうね!


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