はじめに
本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。子育てと仕事の両立に奮闘しながら、将来のゆとりを目指してコツコツ投資を続けているみずきです。今回は、コンサルティング業界の中でも特に高い配当利回りが目を引くライズ・コンサルティング・グループ(9168)について、我が家の人生設計に照らし合わせて考えてみました。
シナリオ設定:2026年「小1の壁」と家計の余白作り
我が家の長女は2020年1月生まれ。再来年の2026年4月には、いよいよ小学校に入学します。共働き世帯にとって最大の試練とも言われる「小1の壁」が目前に迫ってきているんですね。保育園時代は夜まで預かってもらえましたが、小学校に上がると放課後の過ごし方が課題になります。民間の学童保育を利用したり、新しい習い事を始めたりすることを考えると、月に5,000円程度の追加支出は覚悟しておかなければなりません。
この「月5,000円」を、労働所得ではなく「配当金」という不労所得でカバーできたら、どれほど心のゆとりにつながるでしょうか。子どもの成長に合わせて増えていく教育費を、今のうちから「配当の仕組み」で作っておくことが、私の今の目標です。
目標配当額の逆算計算
「小1の壁」を乗り越えるために必要な月5,000円の配当を実現するには、どれくらいの投資が必要か計算してみます。
目標年間配当額:60,000円(月5,000円 × 12ヶ月)
ライズ・コンサルティング・グループの現在の配当利回りは約5.11%です(2026年5月時点の予想)。
必要投資額 = 60,000円 ÷ 5.11% = 約1,174,168円
約117万円の投資で、毎月の習い事代一回分を賄える計算になりますね。100株単位での最低購入代金が約41,100円と非常に手頃なので、一括で買うのではなく、毎月の給料から少しずつ買い増していくスタイルにも適しています。新NISAの成長投資枠を使えば、この5%を超える配当が丸々受け取れるのは大きな魅力です。
複数銘柄の比較紹介:コンサル・人材セクターの利回り対決
目標とする「月5,000円」の配当を作るために、ライズ・コンサルティング・グループと同様に高配当で知られる他銘柄と比較してみました。どの子も個性的で、我が家のポートフォリオでの役割が異なります。
| 銘柄名(証券コード) | 株価(目安) | 配当利回り | 配当方針・特徴 |
|---|---|---|---|
| ライズ・コンサルティング・G(9168) | 411円 | 5.11% | ハンズオン型コンサル。高いROEと盤石な財務が強み。 |
| ナレルグループ(9163) | 3,000円前後 | 5.11% | 建設DX・技術者派遣。安定した需要と高い成長性が魅力。 |
| UTグループ(2146) | 2,500円前後 | 5.96% | 製造派遣大手。利回りは非常に高いが、景気敏感な側面も。 |
| コンフィデンス・インターワークス(7374) | 1,600円前後 | 5.00% | ゲーム・IT業界特化の人材支援。ニッチな強み。 |
ライズ・コンサルティング・グループの最大の特徴は、「1株あたりの投資単価の低さ」と「財務の健全性」のバランスです。自己資本比率が75.7%と非常に高く、コンサルという「在庫を持たないビジネス」ゆえの身軽さがあります。一方で、最近は売上の伸びが鈍化しており、かつての急成長ステージから、安定して配当を出す成熟ステージへの過渡期にあるのかなと感じています。
比較対象として挙げた◎(9163)ナレルグループも、同じ5%超の利回りですが、こちらは建設業界というバックボーンがあります。どちらを主軸にするかは、家計のリスク許容度次第ですね。
みずきの「人生設計マッチ度」評価
ライズ・コンサルティング・グループを、私の3つの基準で評価してみました。
A. 配当の持続性・成長性:評価「○」
ROE(自己資本利益率)が18.45%と非常に高く、効率的に稼ぐ力は健在です。ただし、収益性が「悪化」傾向にある点は見逃せません。直近のニュースでも報じられているように、市場環境の変化は激しいものです。日本経済新聞の「市場は一瞬で壊れる 「ゆてガエル」日本、株と国債に試練(https://nikkei.com/article/DGXZQOUB077V90X00C26A5000000)」という記事にあるように、慢心は禁物。コンサル業界も価格競争や人件費高騰の波にさらされています。それでも、5%を超える配当予想を出せるだけの財務基盤(自己資本比率75%超)があるため、急な無配転落のリスクは低いと見ています。
B. 人生設計との適合性:評価「◎」
何より「4万円台で買える」というハードルの低さが、教育費をコツコツ貯めたいママ投資家には嬉しいですね。ジュニアNISAはもう新規で買えませんが、もし残りの非課税期間があるなら、子どもの将来のために少し持たせておくのも面白い銘柄です。特定口座で持つ場合は、配当控除を活用して所得税を取り戻す戦略も有効です。2026年の小学校入学までに、少しずつ株数を増やしていくという時間軸にぴったり合います。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:評価「△」
現在、信用買残が170万株ほど積み上がっており、需給面では少し重たい印象です。株価も年初来安値圏にあるため、含み損を抱えるリスクはあります。私は「配当金がもらえれば、目先の株価の上下は気にしない」というスタンスですが、育休などで一時的に収入が減る時期に、株価が大きく下がり続けると少しハラハラしてしまうかもしれません。あくまで「ポートフォリオのアクセント」として、資産の数パーセントに留めるのが我が家流です。
みずきの総合評価+判断
ライズ・コンサルティング・グループは、我が家の人生設計において「小1の壁を支える高火力なサブエンジン」という位置づけになります。主力として全額を預けるには、最近の業績の勢いの衰えが気になりますが、この配当利回りと財務の固さは捨てがたい魅力です。例えば、投資信託で堅実に土台を作りつつ、この銘柄のような高配当株をスパイス的に加えることで、家計に毎月の「現金」という潤いをもたらしてくれます。4万円という手軽さを活かして、娘の誕生日や節目のたびに「お祝い株」として少しずつ買い足していくのも、将来の子どもへの教育として素敵だなと思っています。
制度活用との組み合わせ
私はこの銘柄を新NISAの成長投資枠で検討しています。つみたて投資枠では全世界株式(オルカン)を淡々と買い続けていますが、それだけだと「今使えるお金」が増えている実感が湧きにくいんですよね。高配当株をNISA枠で持つことで、非課税で受け取った配当金をそのまま娘の習い事の月謝に回す。これこそが、制度を最大限に活用した「出口戦略」だと思っています。また、もし共働きの年収が上がって税率が高くなった場合は、特定口座で保有して配当控除を受ける方が有利になるケースもあります。その時の家計状況に合わせて、箱(口座)を使い分ける知識を持っておきたいですね。
失敗・迷い・懸念も素直に述べます
正直に言うと、株価が年初来高値の870円から半値以下まで下がっているのを見ると、「今買っても大丈夫かな?」と不安になる気持ちもあります。コンサルティングは「人」が全ての商売。優秀な人材が流出したり、案件が受注できなくなったりすれば、この高配当も維持できなくなるかもしれません。投資に「絶対」はありませんし、私もかつて「高利回り」に目がくらんで大失敗したことがあります。だからこそ、一つの銘柄に固執せず、常に「我が家の人生設計に、今この子は必要か?」と問い直すようにしています。今は「小1の壁」という具体的な目標があるからこそ、多少のリスクを取ってでも、この高い利回りに期待してみようかな……と、夜な夜な夫と家計会議をしています。


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