はじめに
本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。あくまで私、みずきの個人的な人生設計と、それに合わせた銘柄選びのプロセスを共有する読み物として楽しんでいただければ幸いです。
1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」と2026年の壁
こんにちは、みずきです。最近は、2020年生まれの娘が少しずつ「お姉さん」らしくなってきて、ランドセルのカタログを眺める日々に驚いています。時が経つのは本当に早いですね。私たちの人生設計において、今もっとも意識しているのが「2026年4月の小学校入学」、いわゆる「小1の壁」への備えです。
小学校に上がると、保育園時代よりも預かり時間が短くなったり、長期休暇の学童費用がかさんだり、あるいは私自身の働き方を少しセーブする必要が出てくるかもしれません。そんな「家計の変化」を柔軟に受け止めるために、今のうちから「月5,000円の配当金(年間60,000円)」を、今の給料とは別の「第2の給料」として確立しておきたいと考えています。
今回注目したのは、卵殻膜(らんかくまく)を活用したビューティ・ヘルスケア事業を展開する(株)アルマード(4176)です。高利回りが魅力的な一方で、子育て世帯としては慎重に見極めたいポイントもいくつかありました。我が家の人生設計にどうフィットするのか、一緒に見ていきましょう。
2. 目標配当額の逆算計算
「月5,000円のゆとり」を作るために、アルマードの利回りを基準にどの程度の投資が必要か計算してみました。アルマードの予想配当利回りは、記事執筆時点で5.12%という非常に高い水準です。
| 項目 | 内容・計算結果 |
|---|---|
| 目標とする月間配当額 | 5,000円 |
| 目標とする年間配当額 | 60,000円 |
| アルマードの予想配当利回り | 5.12% |
| 目標達成に必要な投資額 | 約1,171,875円 |
| 必要な保有株数(100株単位) | 1,500株 |
約120万円の投資で、毎月5,000円分、つまり娘の習い事1つ分や、ちょっとした家族での外食1回分のゆとりが生まれる計算です。120万円という金額は、今の我が家の貯蓄ペースからすると「1年かけてコツコツ積み立てる」のに現実的な目標値だと感じています。
3. 複数銘柄の比較紹介
アルマードは非常に魅力的ですが、一つの銘柄に集中するのはリスクもあります。同じ「月5,000円」を目指す上での比較対象として、過去に検討した銘柄と並べてみました。
| 銘柄名(証券コード) | 予想利回り | 最低投資金額 | 特徴・判断のポイント |
|---|---|---|---|
| アルマード (4176) | 5.12% | 77,800円 | 圧倒的な高利回り。成長期待もあるが、業績の振れに注意が必要。 |
| エーワン精密 (6156) | 5.21% | 約20万円〜 | こちらも高利回り。財務の安定感があり、製造業の底堅さが魅力。 |
| コーセル (6905) | 4.50% | 約13万円〜 | 利回りは少し下がるが、世界展開しており景気耐性が比較的強い。 |
以前紹介した◎(6156)エーワン精密のような製造業の銘柄と比べると、アルマードは「消費者のトレンド」に左右されやすいビューティ業界に身を置いています。その分、ヒット商品が出た時の爆発力はありますが、家計の守り神としては少し「攻め」の姿勢が必要な銘柄だと言えますね。
(株)アルマードの詳細データ
アルマードのビジネスは、卵の殻の内側にある「卵殻膜」の力を活用したサプリメントや化粧品です。女性なら一度は耳にしたことがあるかもしれません。子育てで忙しくても、自分へのケアを忘れたくないママ世代には親しみやすいビジネスモデルですね。
- 直近株価:778円
- 1株配当(予想):40.00円
- ROE(実績):34.60%(非常に高い資本効率です!)
- 自己資本比率:39.7%(少し低下傾向なのが気になります)
- 株主優待:自社製品の割引購入権など、美容に関心があるなら実用的です。
4. 海外ニュースから見る「変化への対応力」
投資を考える際、私はいつも「その会社が時代の波に乗れるか」を考えます。最近、海外の法曹界での興味深いニュースを見つけました。
参照記事:How a Century-Old Swiss Law Firm Catapulted into a Top 20 M&A Ranking – Law.com
この記事では、スイスの老舗法律事務所が、長年の伝統を守りつつも戦略的なM&Aへの注力によって、世界的なランキングで急上昇したことが紹介されています。この記事から学べるのは、「歴史や強みがある組織でも、戦略次第で一気に成長を加速できる」ということです。アルマードも「卵殻膜」という独自の強みを持ちながら、いかにして新しい市場や顧客層にアプローチしていくか、その「戦略のキレ」が今後の配当維持の鍵を握っていると感じます。
5. みずきの「人生設計マッチ度」評価
アルマードを我が家のポートフォリオに加えるべきか、3つの軸で厳しくチェックしてみました。
A. 配当の持続性・成長性:評価 △
ROE(自己資本利益率)が34%を超えており、稼ぐ力は非常に強いです。しかし、EPS(1株あたりの利益)の振れが大きく、業績の波が激しいのが懸念点。また、自己資本比率が低下傾向にあり、有利子負債が増えている点は、不況が来た時の減配リスクとして頭に入れておく必要があります。「10年先も今の配当が続くか」と聞かれると、少し慎重にならざるを得ません。
B. 人生設計との適合性:評価 ○
最低購入代金が8万円以下と、子育て中の家計からでも捻出しやすいサイズ感は素晴らしいです。新NISAの成長投資枠を使ってコツコツ買い足すにはぴったり。2026年の「小1の壁」に向けて、短期〜中期で高い配当金を受け取り、家計のキャッシュフローを改善するという目的には合致しています。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:評価 △
現在、我が家は共働きで比較的リスクを取れる状況ですが、将来的に第二子の育休などに入り、世帯収入が減る時期には、この「業績の振れ」がストレスになるかもしれません。そのため、アルマードだけに頼るのではなく、もっと財務の固い銘柄(自己資本比率70%以上など)と組み合わせるのが「みずき流」のバランスの取り方です。
6. みずきの総合評価+判断
結論として、(株)アルマードは「家計の利回りを引き上げる、強力なブースター役」として評価しました。メインの土台にするには少しハラハラしますが、ポートフォリオの1割〜2割程度に組み込むことで、全体の配当利回りを底上げしてくれる頼もしい存在になりそうです。
我が家では、「新NISAの成長投資枠」で100株ずつ買い増し、配当金は非課税で丸ごと受け取る戦略を考えています。もし将来的に利益が大きく乗るようなことがあれば、先ほどのニュースで紹介されていた老舗事務所のように、会社が次のステージへ進むのを期待して持ち続けるか、あるいは一部を利益確定して、より安定した債券型の資産に振り替えるのも一つの手ですね。
7. 制度活用との組み合わせ
アルマードのような高配当株を保有する際、忘れてはいけないのが税金対策です。
- 新NISA:成長投資枠を活用すれば、5%を超える配当金が非課税になります。これは家計にとって非常に大きいです。
- 配当控除:もし特定口座(課税口座)で保有する場合、確定申告で「総合課税」を選択することで、所得税の一部が還付される可能性があります。ただし、住民税の増額などとの兼ね合いもあるので、慎重なシミュレーションが必要です。
- ジュニアNISA(旧制度):もし既にジュニアNISAで保有している分があれば、18歳までの非課税期間をフルに活用して、子どもの教育費の一部として「配当金の再投資」を続けるのが効率的だと思います。
8. 失敗・迷い・懸念も素直に述べます
正直なところ、自己資本比率が40%を割り込んできている点は、私の中での「アラート」が少し鳴っています。過去に「利回りだけで選んで失敗した」経験があるからです。あの時は、業績が悪化した途端に株価も配当も急落して、立ち直るのに時間がかかりました。
だからこそ、アルマードについては「一度にたくさん買わない」ことを自分に課しています。もし2026年までに業績がさらに不安定になるようなら、目標の1,500株にこだわらず、他の安定銘柄にスライドする柔軟性を持っておきたいです。投資は「一度決めたら絶対」ではなく、家族の状況や企業の健康状態に合わせて、リフォームしていくものだと思っています。
皆さんのご家庭では、どのような「壁」を見据えて投資をされていますか?それぞれの人生のステージに合った、納得感のある銘柄選びができるといいですね。一緒にコツコツ、歩んでいきましょう!


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